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ハリネズミちゃんがごはんを食べなくなってしまった時には、シリンジやスポイトなどを使って強制給餌を行わなければならない時があります。今回は、ハリネズミちゃんの強制給餌について書いていきたいと思います。ハリネズミちゃんに限らず、シリンジなどで強制給餌をする時に気をつけなければならないことが誤嚥になります。ハリネズミちゃんの場合、誤嚥してしまうと命の危険性があります。だいたい、強制給餌をしなければならない時は、病気である、弱っているなど、十分にごはんを食べるだけの体力がない場合が多いです。た
ハリネズミちゃんの飼育方法が、ネットやInstagramなどのSNSで色々と投稿されるようになったことから、一時期言われていた3歳の壁というのは簡単に乗り越えられるようになってきた感じがします。今回は3歳を超えたハリネズミちゃんたちにはどのようなケアをすれば良いのかについて書いていきたいと思います。ハリネズミちゃんは、3歳を超えるとシニアと呼ばれる時期に突入します。高齢のハリネズミちゃんで気をつけなければならないことが、①運動量が低下する②免疫力が低下する③与えるフードに気をつける
ごはんを食べなくなった時…ハリネズミちゃんは急にごはんを食べなくなる時があります。当店で飼養しているハリネズミちゃんでごはんを食べなくなるのは、腎臓や肝臓などの内臓の病気の時や腫瘍が大きくなり過ぎて内臓を圧迫している時や女の子の子宮の病気の時やもうすぐ寿命を迎える時です。よく、ハリネズミちゃんは偏食するのでごはんを食べなくなるといった話を聞くことがありますが、当店ではこういった偏食によるごはんを食べないという症状が見られるということはありません。当店の経験では、ごはんを食べなくなっているの
ふらつき症候群を発症されたハリネズミちゃんのほとんどが、回し車を使われていたというのが当店の調査でわかってきました。今回は回し車の使用の有無についての私見を書いていきたいと思います。自然界に生息するハリネズミちゃんは、当然回し車を使用しておりません。ペットとして飼育していく中で、ケージという大きさの制限がある中、最大限の運動ができる道具として使用されるのが回し車になります。ケージが大きくなればなるほど運動できるスペースが広くなるため、回し車を設置しなくてもよい反面、空間が広くなることで温
ハリネズミちゃんに限らず、爪のある動物たちは爪切りが必要になります。今回は爪切りについて書いていきます。ハリネズミちゃんの爪切りは、健康を維持していく上でも非常に大切になってきます。爪切りを放置した場合①巻き爪になり皮膚に爪が食い込む恐れがある②爪の中に排泄物が溜まり炎症を引き起こすことがある③爪真菌になる可能性がある④歩くバランスが崩れる可能性があるなどがあります①巻き爪になり皮膚に爪が食い込む恐れがあるお写真のように爪が伸びすぎると、ぐるっと一周回り、爪の先が足裏に刺さっ
年に数件ご相談があるハリネズミちゃんの男の子の問題行動について書いていきます。ケージの中を見ると床材などが血まみれになっていることがあります。点々と血の跡がついているので、足の裏を何かで傷つけて歩いた跡と考え、足裏をチェックしても傷がない場合があります。ハリネズミちゃんの女の子の場合だと、子宮の炎症による出血などを考えるのですが、今回は男の子の場合ですので、この予想は大きく異なります。足裏からの出血ではないとすれば一体どこから出血しているのだろうか?口の中や腹部など見ても傷口らしい箇所