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羊皮紙にテンペラ画で竪琴を弾く若者の絵は少しづつ描き込んでいます。6月2日の状態1か月かかって色を重ね、洋服や階段に金を入れ、竪琴の糸を描きました。竪琴の糸は金色ですが、細い線を描くためにペンを使ってみました。細すぎてあまり見えない。絵の描き込みが終わったら、最後にもう少し糸が見えるように太くしたいと考えています。
黄金背景テンペラ画に挑戦しているEちゃん。見本として私もほぼ同じようなものを同時に作っています。絵具を塗り始めるまで以下のような工程があります。1板に麻布を貼る2石膏を塗って磨く3石膏のレリーフを作って磨く4箔下砥の粉を塗る5金箔を貼って磨く6金箔部に刻印をする今回は磨いた石膏にレリーフを作る工程です。板に塗った石膏は真っ白ですが、レリーフをする石膏にはボーロ(イタリアの茶色い粘土)をわずかに混ぜて、薄くピンク色にしてみました。先日何かで読んだので、
お友達に誘われて小さなギャラリーに足を運びました。そこで出会った一枚の絵。こんにちは正食千葉教室おちこちの向後安希子です。自宅でマクロビオティックの料理教室をしています。自然に添う暮らしをつなぎながら、日々の小さな気づきを綴っています。開催されていたのは、テンペラ画を描く画家さんの個展でした。入った時にとても落ち着く色彩感に満たされました。その中で殊に引きつけられた絵がありました。写真ではわかりにくい微妙な色彩と温かみ。手に持つ一枝の小
木製パネルに膠を塗って…布を切って…表裏綺麗に貼って…石膏地パネル作りをしていました。今度は自作のジェッソを作ろうと思います。結構手が痛くなるのですよね。。。だからちょっと怯んでいます。膝とかも今痛くて困っているので、回復したら石膏地の続きをしたいと思います。あと、石膏地塗るのは良いのですが、ヤスリがけがキツイので…これも暑すぎないうちにやろうと思っています。そんな中…今ある石膏地パネルで、キノコ系の絵を描い
数年前に描いた絵ですが、全日本肖像画美術展に応募しました。ローマに行った時見かけたすてきな女性をそっと写真を撮ってきて絵にしたものです。玄関にずっと飾っていたのですが、出してみました。応募の最小サイズは20号です。私の絵は20号。100号とか、大きな絵が多い中でずいぶん小さく見えることでしょう。今日、審査結果通知書が届きナムラ賞を受賞したということです、やった~!賞の一番上が内閣総理大臣賞、そして文部科学大臣賞、衆議院議長賞、参議院議長賞、と続き、特
キノコなどのスケッチで作品に出来そうなものがいくつか出来てきたので、顔の方も合わせてスケッチしていきます。キツイ角度なので何枚も描くと首は痛くなります。。。。目を閉じたバージョンです。目の部分は鏡を片目ずつ閉じて描いているので、目が疲れます。眠っているような…?静かな雰囲気を出して…そんな感じに描いていけたらと思います。目の開いたバージョンです。うーむ。どうでしょうか。。。壁に貼って、組み合わせを考えます。あ、、、ピンボケ
羊皮紙に描いている竪琴を弾く若者の絵。途中経過です。羊皮紙は真っ白でなくベージュ色です。それでもこの画像よりもう少し白いのですが、なぜかうまく写真が撮れません。大きさはA5くらいです。後ろの空間には何かソネットみたいなものをルネッサンス時代の字で書きたいと考えています。あれこれ悩んで、そして楽しんでいます。以前描いていた奏楽の天使は出来上がり、額に入れて壁に飾ってあります。
明日25日から「ギャラリーコンセプト21」で田﨑裕子テンペラ画教室展が始まります。テンペラ画は絵の具の使い方が難しいのですが、古典作品の模写を繰り返してマスターしていきます。描いた絵は摸写ですが、金箔貼りの額縁はすべてオリジナルとなります。私は「農家の4月」というタイトルで素朴な農民と羊の群れを描きました。額縁は盛上げた模様の上に金泥を塗って磨きました。小作品の3点はテンペラ画とオリジナル創作の額縁です。ここに我が家の4代目のワンちゃんが初登場します。
1年間で簡単なテンペラ画を描いただけの大学生のEちゃん、本格的な黄金背景テンペラ画製作にとりかかっています。卒業まであと何年?と尋ねると2年とのこと。うちに来ていただいて、作品について相談。初めはフラアンジェリコの模写をしていただきます。私が沢山持っている画集や、写真から絵を選んでもらいました。この絵をもとに作成することになりました。ボスコ・アイ・フラーティ祭壇画の一部(1450年頃)フラアンジェリコ彼女のための下絵を作りました。周囲は金色で、アーチ形のレリ
国立新美術館で開催中の「メトロポリタン美術館展西洋絵画の500年」展に行ってきました。(メトロポリタン美術館展西洋絵画の500年|企画展|展覧会|国立新美術館THENATIONALARTCENTER,TOKYO(nact.jp))(メトロポリタン美術館展西洋絵画の500年|2022年2月9日(水)〜5月30日(月)国立新美術館(exhn.jp))今年は特に眞子さんで話題の、あのニューヨークのメトロポリタン美術館です。この美術館、今回初めて知ったのが「ニューヨー
羊皮紙は全部使ってしまったかと思っていましたが、1枚、板に貼ったのが出てきました。たまに来る人のためにとっておいたのです。貴女のためにも用意してありますもう1年も前にメールしたのに、使いたいという返事がありません。時効でしょう。ということで、私が使うことにしました。下絵をセピアのインクで描いたところです。神殿の石の段に座って竪琴を弾く青年。バチカン美術館にあるフレスコ画をアレンジしたものです。どんな色に塗ろうか楽しみです。
(原画/ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ東方三博士の礼拝(部分)松澤周子)茅ヶ崎市美術館で開催されている「ヨーロッパ古典絵画の輝き-模写に見る技法と表現展」に行ってきました。今日は祝日なので妻と一緒に。(ヨーロッパ古典絵画の輝き-模写に見る技法と表現|茅ヶ崎市美術館(chigasaki-museum.jp))実はこの展覧会は「模写」ばかりでオリジナルのものが無いということらしいのでずっと行こうかどうしようかと迷っていましたが、妻にちょろっと「こういうのがあるけど、行
富士市在住テンペラ画家匂坂祐子さんの個展『拈華微笑(ねんげみしょう)』が2022年5月5日(木・祝)まで富士市永田町松坂屋富士ギフトショップ2階で開催中です。拈華微笑とは「言葉を使わず、心から心へ伝えること。」写真は釈迦三尊像「釈迦如来」。文殊菩薩。普賢菩薩。釈迦三尊像はメイン作品。3月はドバイのアートフェスに出展されたそうです。6月はニューヨークのギャラリーでジャパンセレクトアーティスト展に参加。ドバイにも出展された「暁-夜明けの時」。新作28点を含む108点が展
手とタマキクラゲで作品を…!やはりキノコは可愛いですね。色々な質感、形、生き方で、面白いので、イメージが色々と湧いてきます。以前スケッチしたものを組み合わせ…タマキクラゲが生えていた枝と腕のイメージを重ねてみました。まだ前半の作業です。木の枝は短く切って描きやすいようにして見比べながら描きます。まだ色の層が薄いので、ここから描き込みをしていきたいと思います。以前スケッチの記事↓↓↓『サクッとスケッチ。(手とタマキクラゲ)・
キノコが生えているのか…?気になるところでは有りますが、描き込みをしていきましょう。ツチグリ…!(はい、相変わらずのiPad撮影は色が…。)可愛く描きたいのですが。。。顔は前回と違い…似過ぎてしまったかも知れません。。。あまり似てしまっても面白くないので、出来るだけ顔は似過ぎないように描いていきたいのですが、今回は仕方なしです。目のあたりの部分を拡大です。黒目の大きさは、実際よりも大きくしています。絵的な印象ですね
黄揚羽の背景に関しては、とっても悩んで試行錯誤しました。初め背景に白を塗ってみて、→背景だけ絵具を洗って淡い茜色に塗り直し→絵具を洗って緑に塗り直し→もう一度洗って水色。絵だけ見ると、それぞれいい感じだったのですが、頂いた額縁に入れるとどれもしっくりこなくて。春瑠シークレットガーデンさんからいただいたコメントに従って、背景を黒にしてみました。・・・ようやく落ち着きました。白々と夜が明けてきた白、淡い朝焼けの茜色草原の緑青空の水色夜の黒
昨年のお誕生日プレゼントに手作りの小さな額縁いただきました。金箔を貼って、細かく刻印してあります。中に入れる絵を、何か描かなくてはいけません。面白いかと思って、先ず描いたのが蝶、黄揚羽キアゲハ。羊皮紙のあまり切れに、もちろんテンペラ画で描きました。絵の大きさは6×6cm、小さいです。細かいところは、2倍の拡大鏡を使って描いています。友人に見せると、ノーコメントでさらりとスルー。・・・だめか?自分でもそんな気がします。そこでクラシックな女性を描いてみま
おととし2020年の12月にあった「小さい小さい絵」展に出品しましたテンペラ画模写2点は、嫁ぎ先(お客様)が見つからず出戻りまして、我が家でノンキにしております。がっかりしているわたしの後ろで家族がぼそりと言いました。「売れ筋を作れば良いんじゃないのぉ・・・男の顔より、かわいい天使とか・・・」まぁ、そうですね。そうかもね。でもお花は悪くないと思うのだけどなぁ。▲フィリッポ・リッピ作「アレッサンドリ祭壇画」より部分模写黄金背景卵黄テンペラ画額縁外側寸法:170×
3月8日はミモザの日(国際女性デー)ですね。20年前、2月に行ったシチリアのタオルミーナ。ギリシャ劇場遺跡周囲では、もうたくさんミモザが咲いていたのが印象的でした。ミモザのイメージで描いた絵で、F10号。私にしては大きい絵です。背景は全面金箔を貼っています。もう10年くらい前、ある画廊のオーナーにこの絵が気に入ったから預からせて欲しいといわれ、渡したのですが、そのまま。手元には画像だけが残っています。今見ると修正したいところがいろいろあるので、返してく
お得意様である銀座の青木画廊さんより展覧会の招待状をいただいておりましたので先週土曜日に訪問してきました。東京・銀座青木画廊伺ったのが展覧会の初日作家さんも画廊にいらしていて少しお話もできました。その展覧会が次の通りです。藤原舞子展MAIKOFUJIWARAEXHIBITION探求者たち-夜の訪れとともに少年少女は目を覚ます-2022.02.26SAT▶03.11FRI平日12:00-19:00/日曜・最終日17:00まで3月
絵になるかならないか…?不明な物も有りますが、気になるものはスケッチしておきます。(ササクレヒトヨタケ)(謎の実)(謎の実2)(顔)(首が痛くなる…)(キノコ探しで良く見つけるカタツムリの死骸)(何とか絵にしたい)そこからエスキースして、構図を決めて下絵を作ります。果たしてどうなるのでしょうか…?
押し入れの整理をしていたら、数年前にケンを描いた絵が出てきました。なっつかしいな〜💕今日はこれを載せちゃお🎶(22、7cm×15、8cm)確か、ケンの一歳頃の写真を見て描いたのです。シュンと同じ頃か…。こちら、ワイルドシュン君ね。😆
最後の1枚の羊皮紙に描いているテンペラ画。昨年12月から始め、時間があれば描いています。羊皮紙に描くのも4枚目となれば、かなり慣れてきました。金箔を貼って、磨いたあと刻印をしてみました。刻印は金の表面に凸凹で模様を作る方法です。板に石膏を塗った上に金箔を貼った時は、金箔部分に刻印をします。羊皮紙ではあまり刻印をしないかもしれませんが、試しに天使の後光や羽根に貼った金箔に刻印をしてみました。やはりくっきりきれいにはできませんが、なんとなくできました。平坦な表面よ
オミクロン株の新型コロナウイルス感染症…増えていますね。。。身近な人で感染者は居ませんが、この人数だとこの先どうなるのか、、、?なので、こんなアイデアの感染症対策はどうでしょうか?シンプルに…「コロナに感染せずに年を越せた人は、国からボーナスが貰える!」というものです。今はどちらかというと、感染者の方にお金をかけていますが…感染せずにいられた人の方がスゴイ!のでは!?ということで、感染しなかった人に賞金が出る…!となる
中間の描き込み…数時間でどの程度変化が有るのか?以前も別の絵で記事をあげましたが、今回も一応比較で載せてみます。じわりと大まかに…ここから少し描き込みます。写真の写りがちょっと2枚で違ってしまいましたが、少し緻密になってきました。ここからさらに整えながら描き込みをしていきます。ちょっとミステリアスな雰囲気を出しつつ、進めていきたいですね。どうなるでしょうか?
新しくパネルを買って、膠塗り→布貼り→ジェッソ作って塗り→ヤスリ→下塗りをしていたので、しばらく描画が止まっていました。パネルから下塗りまでは、暑い時期にすると腐るので、今のうちに…。と、いう事で最近の描画…部分です。まだまだ途中です。人間と植物…くっついています。いつもとちょっと違うファンタジーな雰囲気に?普段私が目指しているのは、リアルとファンタジーの間の感じです。有りそうで無い、無さそうで有るかも?みたい
羊皮紙を貼った板が1枚残っていました。年末からそれに絵を描き始めています。描くのはフラアンジェリコの奏楽の天使ですが、羊皮紙ですから、背景はやはり時祷書風な模様を描いてみました。今日は天使の羽根や光輪、そしてトランペットに金箔を貼りました。金箔は大きめに、そして重ねて貼っていきます。左の羽根の部はまだ金箔を貼っていなくてアシーゾのピンク(赤い顔料で着色しています)が見えています。全部金箔を貼り終えたところ乾いてから余分な金箔を払い落とします。余分な
絵を描いたりなど、作品を制作していると…絵の具が飛んだり、膠や石膏が床に落ちたりして、部屋が汚れますよね。そういうのが嫌で、あまりダイナミックに作業できない…という方もいるかもしれません。そんな時にはコレ!「コロナ養生シート」です♬私は、厚み0.01mm×幅180cm×長さ100mのコレを愛用しています♪カインズホームで一本1,000円程度で購入出来ます!このように床に絵の具が落ちでも大丈夫!コロナ養生シートを貼り替えて…
テンペラ画の古典技法では板に絵を描きます。そしてその板を自分で準備するところから始めます。でも絵を描くまでの道のりが遠いので、初めての人には、私が板に石膏を塗って磨いたものをお渡しして絵を描くところから始めていただいています。それでも最後まで描き終わらず、途中でフェードアウトする人もいました。2年前にテンペラ画のサークルに入って、すでに作品を1つ仕上げたSさんが、「絵を描くための板を準備するところから始めたい」と。では1からお教えしますと、張り切る私。1月
月1回のテンペラ画のサークル、昨日の出席は5人でした(1人欠席)。Sさんは羊皮紙に金箔を貼った後、じっくり花束の絵に色を塗っています。Shさんは石膏を塗った板に金箔を貼り、その上にアネモネの絵を彩色中、Gさんは3枚の抽象画っぽいシリーズを作成中で、今日は金箔貼り、Yさんは新しい額縁に塗った石膏のレリーフを磨いています。そしてもちろんこの後、金箔を貼ります。私は新しい作品のために下描き作り。みんなそれぞれの作品に金箔を貼ります。こうして考えると、金箔の魅力にはまった人