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先日、BLRMY'zOPTICAL開業当初から、何度もお世話になっているお客様から、とある双眼鏡のオーバーホールのご依頼を頂いた際に、SVBONYSV2028×32EDをお貸し頂いた。私自身は、最近の双眼鏡事情には、あまりと言うか、まったく詳しくはないのだが、お客様が言われるには、とても良く売れている有名な双眼鏡らしく、気軽に使うには格好の双眼鏡の一つだと思うので、一度試されてみますか?と言う事で、ご依頼品の愛機
以前、CARLZEISS7×50BGAT*マリーンを、双眼鏡界の横綱、と本ブログ上で称えた事があったが、真の横綱は、、、この、CARLZEISS15×60BGAT*かも知れない。(西ドイツ時代の、15×60を含め)否、横綱と言うよりは、「皇帝」だろうか。。。(blc8×60等の軍用機を除いて、あくまで、CARLZEISS機の民生機の中で)これは、実は
先日は、1QデルトリンテムDELTRINTEM8×301Qと、VICTORYFL8×32T*の覗き比べを行ったが、今回は、更にそれらに加え、王者こと7×42BGAT*P*ClassiC、そして、7×50BGAT*Marineを持ち出し、それぞれ、覗き比べて来たので、記事にしてみたいと思う。今回、覗き比べで楽しんで来たのは、こんな感じの川辺の景色である。
デルトリンテムよりも、更にレアで非常に人気のある、幻のポロの名機と言われていたオーバーコッヘンCARLZEISSOberkochen8×30であるが、Bタイプだけでなく、通常の8✕30にも、前期モデルと後期モデルが存在する、という事実を、最近新たに確認したので、記事にしようと思う。(前期の中でも、いくつかの仕様の違いや、前期と後期の中間の中期モデルも存在する。)これは、私も最近まで知らなかった事実である、と
通常、普通の人からすれば、双眼鏡は1つあれば十分なのだろう。高性能な(否、例え高性能じゃなくとも、ZEISSじゃなくとも。)双眼鏡が1台あれば、それで必要十分じゃないか!!それが、一般の人の意見の大半なのかも知れない。例えば、CARLZEISSVictoryHT8×42光学性能的には、殆ど究極である。私がこれまでに所有して来た双眼鏡の中では、否、現在この地球上に存在
私は、途中まで記事を書いて、そのままアップし忘れている記事が、いくつもあったりするのだが、今回の記事もその一つだ。最近は、カメラ関係の記事ばかりだったのだが、久し振りの双眼鏡の記事である。世界で1台!?の、DELTRINTEMリヒターモデルの記事だ。私の大好きな双眼鏡の一つであり、CARLZEISSの双眼鏡マニアの方々からも、非常に評判の良い、デルトリンテムのリヒターモデルだが、
前回に引き続き、双眼鏡の修理依頼例である。デルトリンテム・リヒターモデルディオプター他、フルメンテナンス修理例今回は、F様より依頼頂いた、1930年台半ばの、デルトリンテム・リヒターモデルだ。デルトリンテムリヒターモデルは、非常に人気があり、特に、双眼鏡を何台もお持ちの、ベテランな方ほど、絶賛され、虜になられる方が多いようである。この双眼鏡に行き着いて、やっと理想の双眼鏡に
少し前から、CARLZEISSのデルトリンテムや、シルバレム、またはオーバーコッヘン等、オールド・ツァイスのポロ双眼鏡の修理やメンテナンスの受付を秘かに始めたのであるが、(実は、本ブログでしか告知していないので、ブログ読者しか知らない。)早速、何件か、修理依頼を頂いたので、その中から、ブログに掲載を了承頂いた方々の例を、参考までに、今回と次回に分けて、アップしようと思う。1Qデルトリンテム
私は、suu4312のIDで、デルトリンテム等、CARLZEISSJENAの双眼鏡を中心に、ヤフオクによく出品させて頂いているのだが、当然、私以外にも、色んな方が出品されている。中でも、最近目立って、最も多いのは、カメラ転売等をされている転売屋さんだろう。もっとも、それ自体は、何も問題は無いだろうし、デルトリンテムは欲しいが、私からは買いたくない!!なんて人も、中にはいるだろ
先日、天気の良い晴れた日に、何台か、双眼鏡を持って、また覗き比べに出掛けた。今回は、7×42BGAT*P*、同じくT*P(西ドイツ製)、そして、ビノクテム7×501Q、そして、デルトリンテム・リヒターモデルだ。覗いてきたのは、こんな景色達である。山の頂上には展望台があるのだが、いずれの双眼鏡も、木で造られた展望台の枠組みや、ディテールまで、細かく観ることが出来た。ま
もし、私が山間の静かな湖畔のほとりに、別荘を所有していたとする。そして、その別荘の広いリビングの窓からは、湖や、その向こうの山々の美しい景色が見える・・・これは、今からもう20年程前に、アメリカのロッキー山脈の麓にある、とある元大リーガーの別荘に招待された時のもので、私の別荘では無いのだが、ちょうど、こんな景色のイメージだ。もし私も、こんな別荘を持っていたとすると、こんな感じで、その窓辺に、いつも
今回も、前回に引き続き、再びデルトリンテムの登場である。子猫とデルトリンテム(笑)今回は、これまでには書かなかった、初登場のデルトリンテム軽量モデルの話題だ。このモデルも、リヒター同様謎が多い。。。過去記事等で、デルトリンテムに関しては、語り尽くしてきた感が、無きにしも非ずだが、何せ、戦前~戦後を得て、約70年もの長きに渡る、製造期間を誇る、超ロングセラーのデルトリンテムな
去年の暮れに、デルトリンテムを、メンテした様子を記事にしていたのだが、アップするのをすっかり忘れてたので、忘れない内に、アップしておこうと思う。今回、メンテしたのは、1925年製のデルトリンテムだ。レンズやプリズムには、カビは無かったが、全体的に、かなり汚れ、曇っていた。何せ、100年近くも、昔の双眼鏡である。それでも、グッタペルカ等は、全くビクトもしていないので、この時代の、ツァイス・イエナが、いかに丁寧で、
巷では、インスタグラムが大人気なようである。「インスタ映え」なんて言葉が大流行するくらいだ。正直、50才を過ぎたオッサンには、(私の事です!)ここまで、インスタグラムが流行るなんて、全く予想も出来なかったし、自分自身も、どうも、インスタには馴染めないでいたが、この度、インスタグラムを始めることにした。元々、カメラも写真を撮るのも、大好きなので、もしかしたら、FACEBOOKよりも、私には、向
世間では、相も変わらず、相撲界のゴタゴタのニュースが、日々執拗に流れているが、ハッキリ言って、私にはどうでも良い事だ。あまりの執拗さに、いい加減うんざりしているが、そんな事より、今回は双眼鏡界の横綱の話である。前回のHENSOLDTWETZLAR8×56BGANichtDialytに引き続き、今回も重量級、スーパーヘビー級の双眼鏡である。正月と言うことで、ここは一つ、縁起良く景気良く、ド迫力の双眼鏡を、連続
私は、CARLZEISSDialyt7×42BGATClassiCを、「絶対王者」と呼んでいる訳だが、それは、双眼鏡としての素晴らしいパフォーマンスだけでなく、人々に与えた影響の大きさや、製品としての佇まい、醸し出すオーラ、使い易さ、製品としての完成度、知名度・・・そういった事を、総合的に評価しての事だ。しかし、もし双眼鏡としてのパフォーマンスだけで言うなら、CARLZEISSDialyt8×5
謹賀新年2018皆さん明けましておめでとうございます。本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。さて、2018年最初の記事を何にしようか・・・!?あれこれ考えた末、前々回の記事に引き続き、絶対王者7×42BGATDialytの記事にしようと決めた。前々回の記事(まだの方は、こちらも是非お読み下さいませ。)↓~絶対王者~CARLZEISSDialyt7×42BGA
世間はクリスマスです。という事で、皆さんメリークリスマス2017年も、あと少しで終わりですね・・・皆さんに取って、2017年は良い1年だったでしょうか?人生、本当に色々有りますが、私は全ては必然必要で、全ての出来事は、パーフェクトなタイミングで、起こるべきことが起こるのだと、そう、信じています。そして、例え今が、どれだけ暗いトンネルの中にいたとしても、暗闇のその先には、必ず光が射しているのだと、そ
何度か、ヘンゾルトの双眼鏡の記事を書いたが、今回も、その続編のようなものである。前回、前々回は、こちらをご覧下さいませ。↓ヘンゾルト双眼鏡の過去記事ZEISS沼から、這い上がる間もないままに、引続き、ヘンゾルト沼へと、溺れ続けた私は、ヘンゾルトの双眼鏡も、色々と入手したのだった。もう殆ど、溺死状態である。ヘンゾルトの、DIALYT、そしてDIENSTGLASも、思いの外、想像以上に
デルトリンテム、そして以前紹介した、10×40BGAT*P*と共に、私の大好きな、そして、生涯決して手放さないであろう双眼鏡がある。王者と呼ばれる、カールツアイスの名機中の名機、7×42BGAT*P*DialytClassiCである。多くの方々を、双眼鏡のドロ沼に引き摺り込み、魔性の名機とも呼ばれる、あまりにも有名な機種だ。私は、この双眼鏡を尊敬と賞賛の意を込めて、「絶対王
先日、ヘンゾルトHENSOLDWETZLARの記事を書いたが、その続編である。まだの方は、まずは先にこちらをご覧下さいませ。もう一つのCARLZEISS、HENSOLDTWETZLAR~ヘンゾルトの双眼鏡前回の記事の通り、Dialytダイアリートは、ヘンゾルトが、今から100年以上も前の、1905年に、アッベ・ケーニッヒプリズムを搭載し、世界で初めて、世に出した訳であるが、
カールツァイスは、日本では非常に有名だが、ヘンゾルト=HENSOLDTWETZLARに関しては、殆ど認知度も無く、情報も極めて少ない。皆無に近いと言っても良いくらいに情報が無い。ヘンゾルトHENSOLDTを知っているような人は、かなりディープな双眼鏡マニアだと思う。しかし、長い間、ヘンゾルトHENSOLDWETZLARは、CARLZEISSの軍事用の製品のブランド名であった・・・
デルトリンテムは、1920年に世に出された訳だが、私の手元には、その1920年代初期のデルトリンテムが、数台ある。いわゆる、創生期のデルトリンテムである。デルトリンテム・ジェネシスだ。1925年製DELTRINTEMGENESIS私が所有している、この時代のデルトリンテムは、1924年~1927年くらいまでのデルトリンテムである。(1930年以降は、別扱いとする。)
ヨーロッパの双眼鏡文化は、本当に奥が深いと感じる。ヨーロッパでは、日本とは比較にならないくらい、昔から、オペラ鑑賞が盛んである。そんな、オペラ鑑賞が目的で作られた双眼鏡が、この、カールツァイスイエナのテアティス、オペラグラスの歴史に残る、不世出の大傑作だ。CARLZEISSJENATHEATIS3.5×15GOLD1929年から、1980年の長きに渡って作られ、このテアティスに限っては、19
私は、単なる一人の双眼鏡好きに過ぎず、軍モノマニアでも何でもないので、軍用双眼鏡のことは、特に、意識もしていなかった。そんな中、ある日読者の方から、「Dienstglasと言う大戦時代に作られた双眼鏡を探して欲しい。予算は○○円まででお願いします。」と言うリクエストを頂いた。極一部の方は、知っているのだが、私は、そういったリクエストにお応えして、リクエストに合う双眼鏡やオーディオを探
双眼鏡対決いよいよ、最終の第3弾!!「山や川の風景編」「海辺の風景編」に続き、今回は、「月編」です。私は特に、星見をする人では無いのですが、単純に、月を見て比べてみよう!!と、思った訳です。前回が、まだの方はまずは前回の記事をご覧下さいませ。双眼鏡対決!!ZEISS、LEICA、VIXEN~山や川の風景編~双眼鏡対決!!ZEISS、LEICA、VIXEN~海辺の風景
双眼鏡対決第2弾!!前回の「山や川の風景編」に引き続き、今回は、「海辺の風景編」です。前回が、まだの方はまずは前回の記事をご覧下さいませ。双眼鏡対決!!ZEISS、LEICA、VIXEN~山や川の風景編~では、今回もまずは、双眼鏡対決企画にエントリーした双眼鏡達をご紹介したいと思います。(前回と同じ機種達です。)左上から順に、CARLZEI
ここ最近、双眼鏡を数台持って、徹底的に覗き比べて来たので、参考になれば、、、と、忘れない内に、記事をアップしておこうと思います。最近、年齢のせいか忘れっぽいので・・・笑「山や川の風景編」「海辺の風景編」「月編」と、3部作の予定です。もっとも、私の場合は専門的な分析ではなく、より一般的な感想や、感覚的な感想が多くなると思います。コーティング、色収差等、光学的な分析、そう言った、
元々は、LEICAが好きだった私は、デルトリンテムとの出逢いがキッカケで、ZEISSに再度、注目するようになり、(以前は、あまり好きでは無かった。)更に、デルトリンテムに興味を持ってから、その後オーバーコッヘンとも出会った。そして、次第にLEICA派から、ZEISS派となっていった。私をZEISS好きにさせるキッカケが、デルトリンテムであった。左=CARLZEISSOBERKO
以前、デルトリンテムのリヒタータイプについて、記事を書いたが、※前回の記事は、こちら↓ツァイスイエナデルトリンテム謎多きリヒターCARLZEISSJENA※リヒターと、王者などとの覗き比べの記事今回は、見え味を中心に、このリヒターモデルの、続編を書いてみたいと思う。CARLZEISSJENADELTRINTEM1935Richterこの非球面リヒターレンズを使