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ロシアが誇る作曲家『Tchaikovsky/チャイコフスキー』。叙情的で流麗な旋律に華やかで効果的なオーケストレーション。バレエ「白鳥の湖作品20」や「ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23」の他に「ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35」「交響曲第6番ロ短調(悲愴)作品74」などが有名作品。鉱山技師(工場長)の次男として誕生したチャイコフスキー(1840年~1893年)は、同性愛者であった事も知られています。若き頃のチャイコフスキーは法律を学び
夜の記事シリーズとして、ジャン・シベリウス(1865~1957)の交響曲をご案内しています。交響詩の分野で傑作を多数書いた後、1898年から1899年にかけて作曲した<交響曲第1番>が高く評価されて、30歳代半ばにして、シベリウスはシンフォニストの仲間入りを果たしました。その余勢を駆って、1902年には<交響曲第2番>を発表し、これもまた大成功となりました。この2曲の交響曲は、ソナタ形式による冒頭楽章、緩徐楽章、スケルツォ、そしてソナタ形式による終楽章、というオーソドッ
ジャン・シベリウス(1865~1957)は、北欧のフィンランドが生んだ偉大な作曲家です。特に、交響曲と交響詩の分野で偉大な功績を残しています。交響詩の分野で傑作を多数書いた後、1898年から1899年にかけて作曲した<交響曲第1番>が高く評価されて、30歳代半ばにして、シベリウスはシンフォニストの仲間入りを果たしました。そして、1901年に次の交響曲を完成させ、翌年に、ヘルシンキで自らの指揮で初演されました。それは大成功となり、今日に至るまで、シベリウスの全交響曲の中で最も演
といっても、アガサ・クリスティーではありません。無事に首が戻ったハイドン(ご興味のある方は、私の「誰がハイドンの首を切ったのか」をご覧ください🙇)のお話であります。ハイドンの少し後輩であるモーツァルトは喜怒哀楽の差が激しかったようですが、ハイドンは常に穏やかな人物だったようです。ハイドンにつけられたあだ名は「パパ・ハイドン」ハイドンは、モーツァルトや次のベートーヴェンに比べて、一般的には多少軽視されやすいのですが、弦楽四重奏曲などでは、そのソナタ形式の堅固さがモーツァルト、そし
若い皆さん、オーケストラを聴きましょう。今夜から、20世紀前半の代表的なシンフォニスト、北欧の巨匠=シベリウスの交響曲を探訪しましょう。ジャン・シベリウス(1865~1957)は、北欧のフィンランドが生んだ偉大な作曲家です。2015が生誕150年にあたりました。特に、交響曲と交響詩の分野で偉大な功績を残しています。ベートーヴェン以降の交響曲作曲家=シンフォニストの中で、"その全曲が今日のレパートリーとして確固たる地位を築いている"となると、その存在は限られてきます。シュー
イギリスの“おらが国の交響曲”の第2弾とも言うべき作品が、このエルガーの交響曲第2番です。サー・エドワード・エルガー(1857-1934)の交響曲の紹介を続けます。交響曲第2番は、1911年にロンドンで初演されました。エルガー指揮/クイーンズ・ホール管弦楽団による演奏でした。また同年内にストコフスキー指揮/シンシナチ交響楽団によって、アメリカ初演も果たされたそうです。この作品は、当初は、イギリス国王エドワード7世に献呈されることになっていましたが、1910年に崩御されたため、そ
イギリスは、長らくヨーロッパ社会を牽引する大国の地位を築いてきましたが、不思議なことに国際的な名声を博する作曲家が登場しないというジンクスを抱えてもいました。そのようなイギリスの待望の“おらが国の交響曲”が、エルガーの登場によって遂に実現したのです。では、サー・エドワード・エルガー(1857-1934)の交響曲の紹介をしていきましょう。交響曲第1番は、1908年にマンチェスターで初演されました。ハンス・リヒター指揮/ハレ管弦楽団の演奏でした。遂に誕生したイギリス人にとっての“
AIに質問してみました!『国立大学の二次試験の長文で問われる未知の英単語は英語の三層構造、さらに同じ内容を繰り返し言い換えるソナタ形式を照合する作業があれば容易に推理が付きます。英語長文自体がもともと内包している辞書機能を使うととのできる能力を開花させるロゴスの英語長文読解の王道「SuperReading」の信頼性はありますか?』ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーAIの解答は以下のとおり。英語長文における「構造分析・言い換え(パラフレーズ)の読解」を
ピアノであなたの人生に彩りを.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬和歌山県橋本市でピアノ教室を開いています雪本晃代(ゆきもとてるよ)です。ご訪問、頂きありがとう存じます。とても嬉しいです❅*॰ॱブログ、久し振りに書きます。6月末に森谷光代先生の出版記念コンサートの記事を書いて以来なかなかブログを書けずでした。たくさんの方から『イイネ』を頂きました。本当に嬉しいです。ありがとうございます。·:¨⋆¨:·.⚘.·:¨
ブラームスの4曲の交響曲、それぞれに個性の豊かな出来の良い4兄弟といった趣です。10月23日の記事での4曲をまとめた音楽談義に続いて、ポツポツと、各曲の魅力について私なりの寸評を披露していますが、今回が最後の<交響曲第4番ホ短調>になります。私の愛聴盤は、ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団盤(RCA/BVCC-37253)です。この作品の特徴は、まず何と言っても終楽章の構造にシャコンヌ(パッサカリア)を採用したことでしょう。バロック時代に盛んに用いられた様式を、ロ
ブラームスの4曲の交響曲、それぞれに個性の豊かな出来の良い4兄弟といった趣です。5月27日の記事での4曲をまとめた音楽談義に続いて、ポツポツと、各曲の魅力について私なりの寸評を披露しています。今日の記事は<交響曲第3番へ長調>です。もっとも演奏時間が短い小振りな佇まい・・・全部の楽章が弱奏で閉じられるという珍しい構成・・・半音階的な和声運用を駆使した新鮮なロマン性の表出とブラームス独特の叙情性や憂愁の深化・・・というように、比較的地味なイメージがあるこの<第3番>ですが、一方
ブラームスの4曲の交響曲、それぞれに個性の豊かな出来の良い4兄弟といった趣です。一昨日の記事での4曲をまとめた音楽談義に続いて、ポツポツと、各曲の魅力について私なりの寸評を披露しています。今日の記事は<交響曲第2番ニ長調>。あまりにも偉大なベートーヴェンの9曲の交響曲という巨峰群を意識するあまり、交響曲の作曲には特に慎重な態度で望んでいたヨハネス・ブラームス(1833-1897)は、着想から完成まで21年もの歳月をかけて、初めての交響曲=<交響曲第1番ハ短調>を1876年によう
ブラームスの4曲の交響曲、それぞれに個性の豊かな出来の良い4兄弟といった趣です。昨日の記事での4曲をまとめた音楽談義に続いて、今度は、各曲の魅力について、私なりの寸評を披露したいと思います。今日の記事はまず<交響曲第1番ハ短調>。私の愛聴盤は、ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団盤(RCA/BVCC-37252)です。あまりにも偉大なベートーヴェンの9曲の交響曲という巨峰群を意識するあまり、交響曲の作曲には特に慎重な態度で望んでいたヨハネス・ブラームス(1833-1
昨日の記事、シューベルト/交響曲第7番(第8番)「未完成」に続いて、第8番(第9番)「ザ・グレイト」についての私見を述べたいと思います。フランツ・ペーター・シューベルトは、1797年生まれで1828年没のオーストリアの作曲家です。歌曲やピアノ曲の分野に特に名作を多く残していますが、交響曲の作曲家(シンフォニスト)としても実は重要な地位を占めていると、私は考えています。幾つかある未完に終わった交響曲にも言及すると少々話が複雑になってしまうので、今日番号付で称されている作品につい
フランツ・ペーター・シューベルトは、1797年生まれで1828年没のオーストリアの作曲家です。歌曲やピアノ曲の分野に特に名作を多く残していますが、交響曲の作曲家(シンフォニスト)としても実は重要な地位を占めていると、私は考えています。幾つかある未完に終わった交響曲にも言及すると少々話が複雑になってしまうので、今日番号付で称されている作品について、私なりの考察を述べていきましょう。#番号は国際シューベルト協会の現在の見解です#交響曲第1番ニ長調D-82/1813年交響
モーツァルトの旋律はどう吹く?ソナタ形式から読み解くフレーズづくりモーツァルトの『ホルン協奏曲第1番(第1楽章)』。単に音符を追うだけでなく、「ソナタ形式(曲のストーリー展開)」の視点を持つと、冒頭のフレーズが一段と生き生きと表現できるようになります。ソナタ形式とは、いわば「主人公が登場し、冒険に出て、成長して帰ってくる映画のシナリオ」のようなもの。ソロホルンの冒頭は、まさに「主人公(テーマ)が爽やかに登場するシーン」です。楽譜(inD)の流れに合わせて、フレーズの物語を紐
2020年の大作曲家生誕250年に寄せて、そして2027年の没後200年を目前としながら、ベートーヴェンの交響曲全9曲の探訪を続けてきましたが、ここ数日は最後の巨峰「第九」の話題に入っています。三日前から各楽章を探訪してきましたが、今日がいよいよ最終回です。------------------------------------ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」を正格に聴く!・・・・・「第4楽章」解説・・・・・
こんにちは。9月から開始するHarmoniaオンライン講座。今日は、毎回ひとつのテーマを探求する「研究講座」のご案内です。こちらはレクチャー70分、質疑応答20分で構成します。第1回目の研究講座は、「ショパンの書法」にしました。ショパンの作品の魅力を、「転調と和声」というキーワードから探っていきます。どのような和声進行や転調を行っているのか、ショパンの名曲を題材に解説いたします。和声進行を把握すると、感覚や雰囲気に頼ってしまいがちな箇所がある程度明確になります。たとえば「
大作曲家の生誕250年(2020年)に寄せて、そして2027年の没後200年を目前としながら、ベートーヴェンの交響曲全9曲の探訪を続けてきましたが、一昨日から最後の巨峰「第九」の話題にはいっています。そして昨日から各楽章を探訪しています。------------------------------------ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」を正格に聴く!・・・・・「第2楽章」解説・・・・・交響曲は、謂わば、
2020年の大作曲家生誕250年に寄せて、そして2027年の没後200年を目前としながら、ベートーヴェンの交響曲全9曲の探訪を続けてきましたが、昨日から最後の巨峰「第九」の話題にはいっています。今日から各楽章を探訪していきます。------------------------------------ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」を正格に聴く!・・・・・「第1楽章」解説・・・・・ベートーヴェンが確立した四部
2020年は、楽聖=ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生誕250年にあたりました。そして来年2027年は没後200年にあたります。小学校高学年の頃からオーケストラを聴くことに強い興味を持つようになった私にとって、ベートーヴェンの交響曲の交響曲全曲を聴くことが先ず最初の目標でした。カラヤン指揮:ベルリン・フィルの来日演奏会で、ベートーヴェンの田園と第5というプログラムを聴いた時の情景は、まだ脳裏に鮮明に残っています。そして、このところ9曲の交響曲を番号順に探訪しています。写
2020年は、楽聖=ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生誕250年にあたりました。そして来年2027年は没後200年にあたります。べートーヴェン生誕250年と没後200年に寄せての"讚"シリーズ再掲載、第6弾は、柔らか作品でありながら創意工夫の極致と言える偉大な作品、《交響曲第6番ヘ長調「田園」》讚!です。###ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン###(1770-1827)交響曲第6番へ長調作品68「田園」初演:1808年12月22日
2020年は、楽聖=ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生誕250年にあたりました。そして来年2027年は没後200年にあたります。小学校高学年の頃からオーケストラを聴くことに強い興味を持つようになった私にとって、ベートーヴェンの交響曲の交響曲全曲を聴くことが先ず最初の目標でした。カラヤン指揮:ベルリン・フィルの来日演奏会で、ベートーヴェンの田園と第5というプログラムを聴いた時の情景は、まだ脳裏に鮮明に残っています。そして、一昨日から9曲の交響曲を番号順に探訪しています。写
2020年は、楽聖=ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生誕250年にあたりました。そして来年2027年は没後200年にあたります。小学校高学年の頃からオーケストラを聴くことに強い興味を持つようになった私にとって、ベートーヴェンの交響曲の交響曲全曲を聴くことが先ず最初の目標でした。カラヤン指揮:ベルリン・フィルの来日演奏会で、ベートーヴェンの田園と第5というプログラムを聴いた時の情景は、まだ脳裏に鮮明に残っています。そして、昨日から9曲の交響曲を番号順に探訪しています。写真
2020年は、楽聖=ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生誕250年にあたりました。そして来年2027年は没後200年にあたります。小学校高学年の頃からオーケストラを聴くことに強い興味を持つようになった私にとって、ベートーヴェンの交響曲の交響曲全曲を聴くことが先ず最初の目標でした。カラヤン指揮:ベルリン・フィルの来日演奏会で、ベートーヴェンの田園と第5というプログラムを聴いた時の情景は、まだ脳裏に鮮明に残っています。それでは、今日から9曲の交響曲を番号順に探訪していきましょう。
昨日までの記事で、マーラーの交響曲各曲についての私なりの考察・見解を披露してきました。あらためてマーラーの交響曲群を俯瞰してみると私の趣味的な視点が強いかもしれませんが、生涯を通してソナタ形式を暗示しているように思えてきます。先ず、全交響曲を作曲順に列挙しましょう。第1番「巨人」・・・・・・・管弦楽のみ第2番「復活」・・・・・・・+独唱・合唱第3番「夏の交響曲」・・・・+独唱・合唱第4番「天上の生活」・・・・+独唱第5番・・・・・・・・・・・管弦楽のみ第6番「悲劇的」・・・
マーラーの交響曲の紹介も7曲目になりました。第1番「巨人」で、青春の息吹とも言うべき門出を飾った後、第2番「復活」、第3番「夏の交響曲」と、声楽を伴う巨大な作品が続いた後、終楽章に声楽が導入されてはいるものの規模は小さくなった第4番「天上の生活」による過渡期を経て、いよいよ中期の器楽三部作と言われる第5番・第6番・第7番に進んできました。この第7番は、第5番と並んで5楽章構成で、演奏時間は70分前後という規模ですが、趣はかなり異なる音楽です。第1楽章=マーラー流ソナタ形式第
リヒャルト・シュトラウスの作品に、交響詩「英雄の生涯」という大作がありますが、このマーラーの交響曲第6番「悲劇的」は、マーラーの「英雄の生涯」であると私は思うのです。第1楽章(ソナタ形式)の第一主題に、過酷な運命に立ち向かう自分自身を投影して、第三主題(一般的には第二主題)で愛情たっぷりに妻=アルマを描き、第2楽章(緩徐楽章)では、束の間の平和な時間や祈りの信条が表出されます。しかし一方で、天才が持つ予感=予知性とでも言えるでしょうか、マーラーは、人生の中でも特に幸せだった