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ロシアが誇る作曲家『Tchaikovsky/チャイコフスキー』。叙情的で流麗な旋律に華やかで効果的なオーケストレーション。バレエ「白鳥の湖作品20」や「ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23」の他に「ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35」「交響曲第6番ロ短調(悲愴)作品74」などが有名作品。鉱山技師(工場長)の次男として誕生し、1840年から1893年の時代を生きた。Tchaikovskyが同性愛者であった事も知られている。若き頃のTchaikovs
ヴァイオリニストの黒田印南です。公益社団法人日本演奏連盟会員今日のレッスンは…「ソナタ第1番」ヘンデル作曲(1685-1759)イ短調1楽章Andante2楽章Allegro3楽章Adagio4楽章Allegro1楽章は、なんとか合格して、現在2楽章と3楽章絶賛レッスン中です(笑)この1番のソナタは、バロック時代の重要な2つのソナタ形式の内の教会ソナタ形式。因みに、もう1つの形式は、室内ソナタ。見分けるのは、舞曲が入っていなければ、教会ソナタ、入っていれば、
🎹兵庫県赤穂市ピアノ教室クララ♪ピアノ教室主宰の誉田です。ホームページはこちらからホームページ無料体験レッスンはこちらからお問い合わせ*************************************昨年より当教室に来られた生徒さんがソナチネアルバム1に入りました♪楽譜が届くのをとっても楽しみにしてくれていた様子私もすごく嬉しいですソナチネアルバムに入るまでには、「導入教本」「ツェルニー」「ブルグミュラー」他と、沢山の曲を習わなくてはいけま
アナリーゼのやり方上巻、中巻に引き続き下巻を今書いているのですが、ちゃんと整理して書くためにベートーヴェンのソナタ形式をしっかり見直しています。勉強というか娯楽というか、趣味でベートーヴェン(だけではありませんが)が大好きなので今でもよく彼の楽譜を研究したりするのですが、これがかなり面白く、普通にベートーヴェンの32のピアノソナタを作曲年代順に見ていくだけでも彼のそれぞれの時期におけるソナタに対する考え方や技法の発達などが見えてきて相当楽しめます。また彼の残したそれぞれの作品がロ
今日4月15日は、プロコフィエフの「ピアノソナタ第3番」イ短調作品28が初演された日である。■エミール・ギレリス(Pf)ーーーーーーーーーーーーー■2019/04/142:03ーーーーーーーーーーーーーーーーセルゲイ・プロコフィエフ(1891~1953)の本「第3番」と「第4番」のピアノソナタには、副題として《古いノートから》と記されているが、いずれも旧作(サンクトペテエルブルグ音楽院作曲科に在籍していた学生時代の習作)の改訂という意
フランツ・ペーター・シューベルトは、1797年生まれで1828年没のオーストリアの作曲家です。歌曲やピアノ曲の分野に特に名作を多く残していますが、交響曲の作曲家(シンフォニスト)としても実は重要な地位を占めていると、私は考えています。幾つかある未完に終わった交響曲にも言及すると少々話が複雑になってしまうので、今日番号付で称されている作品について、私なりの考察を述べていきましょう。#番号は国際シューベルト協会の現在の見解です#交響曲第1番ニ長調D-82/1813年交響
2020年の大作曲家生誕250年に寄せて、ベートーヴェンの交響曲全9曲の探訪を続けてきましたが、ここ数日は最後の巨峰「第九」の話題に入っています。三日前から各楽章を探訪してきましたが、今日がいよいよ最終回です。------------------------------------ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」を正格に聴く!・・・・・「第4楽章」解説・・・・・いよいよ合唱(と独唱)が登場する、終楽章に進みま
更新に長い間が空いてしまいました。この夏は、どこか夏らしくない気候が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。関東はこのところ雨が続き、気温的にはしのぎやすいそうですが、こちら近畿地方はずっと連日の猛暑です。さて、牛田智大さんが、10月からのリサイタルで新しく披露されます、ショパンピアノソナタ第2番変ロ短調op35この曲はショパン29歳ごろの1839年に作曲されました。ショパンには3曲のピアノソナタがあり、うち、この第2番変ロ短調、最高傑作とされる第3番ロ短調は、こん
Tchaikovsky-SymphonyNo.4/ManuelLópez-Gómez-SimónBolívarSymphonyグスタボ・ドゥダメルが振っていた頃の勢いはなくなっているものの、音楽に向かう姿は真摯でとても好感が持てます。ラテン系のオーケストラがチャイコフスキーをガツガツと演奏する姿は感動的ですらあります。1877年にヴェネツィアを訪れたチャイコフスキーは、当地の風光明媚なスキャヴォーニ河岸にあるホテル・ロンドラ・パレスでこの曲を
Schubert:2.Sinfonie∙hr-Sinfonieorchester∙AndrésOrozco-Estrada今日は、久々にシューベルトを聴きたいと思います。交響曲第2番変ロ長調D125は、フランツ・シューベルトが18歳の時に完成した初期の交響曲です。以前に書いた記事と多少重複しますが、1813年にコンヴィクトを除したシューベルトは、兵役を免れるため師範学校に入り、2年後には父の学校で代理教員として働くことになりました。交