ブログ記事114件
同じ体育館で、同じ時間、同じ練習をしている。それなのに、着実に強くなっていく子がいる一方で、なかなか成長につながらない子もいる。この違いは、一体どこから生まれるのだろうか。もちろん、運動能力や身体の発達、これまでの経験など、一人ひとり条件は違う。しかし、長く子どもたちを指導していると、それだけではない違いを感じることがある。僕が特に大切だと考えているのは、練習に向き合う姿勢だ。例えば、同じノック練習をしている二人の選手がいる。一人は、指導者に言われた通りにシ
子どもにスポーツを習わせる。最初は、週に何回か練習に通うだけだったはずなのに、いつの間にか生活の中心が習い事になっている。そんな家庭も少なくないのではないだろうか。月謝。ラケットやシューズ。大会の参加費。遠征費や宿泊費。そして、毎日の送迎。一つひとつを見れば、それほど大きな負担ではないと感じることもある。でも、積み重なれば、決して小さな金額ではなくなる。特に競技として本格的に取り組み始めると、県外への遠征や合宿など、さらに費用が必要になるこ
子どもにバドミントンを習わせるとき、保護者は何を基準にチームを選ぶのだろう。大会での成績。指導者の実績。練習環境。全国大会に出場している選手が何人いるのか。どれも、チームを選ぶうえで大切な情報だと思う。特に競技として本格的に取り組もうと考えれば、強い選手が集まる環境に魅力を感じるのは自然なことだ。でも、僕は一つ考えてほしいことがある。強いチームに入ることと、自分の子どもが強くなることは、同じなのだろうか。強いチームには、強い選手がいる。当然
試合に負けた子どもが、体育館から出てくる。そのとき、親は何と声をかけるだろうか。「惜しかったね」「よく頑張ったね」「どうしてあそこでミスしたの?」どれも、子どもを思って出てくる言葉なのだと思う。でも僕は、試合が終わった直後の子どもに、大人がどこまで言葉をかける必要があるのだろうと考えることがある。試合が終わったばかりの子どもは、きっと自分が一番よく分かっている。あの場面でミスをしたこと。思うように動けなかったこと。勝ちたかったのに勝てなかったこ
子どもがバドミントンを始めると、保護者の方からラケットについて相談されることがあります。「最初から良いラケットを買った方がいいですか?」「高いラケットの方が上達しますか?」「選手が使っているモデルを買えばいいのでしょうか?」バドミントンのラケットは、価格も種類もさまざまです。数千円で購入できるものもあれば、2万円を超える競技用モデルもあります。せっかく購入するのであれば、良いものを使わせたい。そう考える保護者の気持ちも分かります。でも、僕は高いラケット
毎週、何時間も練習している。一生懸命シャトルを追いかけている。それなのに、なかなか上達しない。そんな悩みを持つ子どもや保護者の方もいると思います。僕は、練習時間を確保することは大切だと考えています。技術を身につけるためには、繰り返し練習する必要があります。ただ、同じ時間練習していても、成長の仕方には違いがあります。その違いは、どこから生まれるのでしょうか。僕が大切だと思っているのは、自分が何をできるようになろうとしているのかを理解しているかどうかです。
「すごいね!」「よく頑張ったね!」子どもが試合に勝った時や、良い成績を残した時。そんな言葉をかけることがあると思います。もちろん、結果を出したことを褒めるのは悪いことではありません。目標に向かって努力し、その結果が出たのですから、喜んでいいと思います。ただ、僕は時々考えます。僕たちは、結果が出た時だけ、子どもの頑張りに気づいていないだろうか。例えば、試合に勝った子には、「よく頑張ったね」と声をかける。でも、負けた子には、「もっと
「ありがとう」子どもたちには、よく伝える言葉です。何かをしてもらったら、お礼を言う。練習を手伝ってもらったら、感謝する。大会を運営してくれる人たちにも、感謝の気持ちを持つ。スポーツをする以前に、人として身につけてほしいことだと思っています。でも、ふと考えることがあります。僕たち大人は、子どもにどのくらい「ありがとう」と言っているのでしょうか。親が子どものために何かをする。それは、日常の中にたくさんあります。食事を作る。送り迎えをする。
「もうバドミントンを辞めたい」子どもから突然そう言われたら、親はどうするでしょうか。「ここまで頑張ってきたのにもったいない」「もう少し続ければ楽しくなるかもしれない」「嫌なことがあるたびに辞めていたら、何も続かない」そんなふうに考えることもあると思います。反対に、「本人が嫌だと言っているのだから、辞めさせた方がいい」と考える方もいるでしょう。どちらの気持ちも分かります。ただ、僕は「辞めたい」という言葉だけで、すぐに結論を出す必要はないと思っ
「大丈夫です。できます」疲れているように見える子に聞くと、そう答えることがあります。練習を休みたくない。みんなと同じメニューをやりたい。少し身体が重くても、最後までやりたい。一見すると、とても立派です。実際、競技を続けていくうえで、簡単に諦めないことや、苦しい時にもう一歩頑張ることは必要です。僕も、そこを否定するつもりはありません。でも最近、頑張れることと、休めないことは違うと思うことがあります。以前、子どもたちに自分たちで練習内
試合会場に行くと、たくさんの子どもたちがいます。必死にシャトルを追っている子。ポイントを取って小さくガッツポーズをする子。負けて、なかなかコートから出てこられない子。仲間の試合を大きな声で応援している子。当然、僕も選手を見ています。でも時々、コートではなく、その後ろを見てしまうことがあります。保護者席です。子どもがミスをした時。連続でポイントを取られた時。あと一本で負けた時。そして、試合を終えた子どもが戻ってきた時
強い選手がいる。大会で優勝する選手がいる。全国大会へ出場する選手がいる。そういうチームを見ると、「強いチームだな」と思います。もちろん僕もそう思います。でも、長く選手の育成に関わっていると、それだけでは分からないこともあると感じるようになりました。その選手が卒業したあと、このチームには何が残るのだろう。最近は、そんなところを見るようになっています。ジュニアスポーツでは、親がコーチとなって自分の子どもを指導することも珍しくありません
「もっと本気でやればいいのに」子どもを見ていると、そう思うことがあるかもしれません。練習には行く。バドミントンも好きだと言う。試合にも出たいと言う。でも、家に帰れば普通に遊んでいる。自主練をするわけでもない。負けたのに、思ったほど悔しそうでもない。そんな姿を見ていると、「本当に強くなりたいの?」と聞きたくなることもあると思います。僕も子どもたちを見ながら、「もっとできるのにな」と思うことがあります。でも最近、
「練習ではできているんですけどね」試合が終わったあと、よく聞く言葉です。練習では打てていたスマッシュが入らない。いつもなら取れるシャトルに足が出ない。サーブが浮く。レシーブが急に大きくなる。そして、「緊張していたから」で終わってしまうことがあります。もちろん、緊張もあると思います。でも最近、僕はそれだけではないと思っています。練習で「できる」と、試合で「使える」は違うノックなら打てる。パターン練習でもできる。とこ
勝った日の帰り道は、誰でも機嫌がいい。良いプレーができた日もそうです。褒められた時。メンバーに選ばれた時。自分の思った通りに物事が進んでいる時。そんな時に笑顔でいることは、それほど難しくありません。でも、僕が子どもたちを見ていて、その子のことがよく見えるような気がするのは、むしろ、うまくいかなかった時です。負けた時、どうするか試合に負けた。思うようなプレーができなかった。メンバーに選ばれなかった。注意された。自分
最近、塩尻の練習を見ていて、少し感じていることがあります。僕が子どもたちに指示することが、以前より少なくなってきました。「準備して」「次はこれをやって」「誰か声をかけて」「早く始めよう」以前だったら、こちらから声をかけていたような場面でも、最近は子どもたちが自分たちで動くことが増えてきたように感じます。誰かが動き始める。それを見て、別の子も動く。必要なことがあれば、誰かが声をかける。分からなければ、子ども同士で話している。もち
「あなたは、どうしたいの?」子どもにそう聞くことがあります。自分で考えてほしい。自分で決められる人になってほしい。そんな思いから出てくる言葉なのだと思います。でも、子どもが少し考えて、「今日は休みたい」と言ったら、「でも、休んだらみんなに遅れるよ」と返す。「この学校に行きたい」と言ったら、「でも、こっちの学校の方がいいんじゃない?」と言う。「僕はダブルスをやりたい」と言ったら、「シングルスの方が向いて
最近、大人の世界を見ていて、不思議に思うことがあります。何か問題が起きた時、「あなたのせいじゃないですか」「どうしてこうなったんですか」「きちんと説明してください」「責任を持ってください」と、相手には強く求める。もちろん、本当に相手に原因があるのであれば、説明を求めることは必要だと思います。問題を曖昧にしないことも大切です。でも、同じようなことが自分の側で起きた時はどうでしょう。自分に原因があった。自分の判断が間違っていた。
バドミントンを教えていると、当然ですが、上手になってほしいと思います。スマッシュが速くなる。フットワークが良くなる。試合に勝てるようになる。県大会、北信越、全国。目標が高くなれば、それに必要な技術も体力も求められます。僕自身、そこにはこだわっています。やるからには、本気で上を目指してほしい。でも最近、子どもたちを見ながら、それとは少し違うことを考えることがあります。この子たちは、どんな大人になっていくのだろう。ということです
最近、子どもたちを見ていて、不思議に思うことがあります。どうして大人は、こんなにも子どものやることに関わりたくなるのだろう。練習のこと。試合のこと。友達とのこと。チームのこと。誰と練習するのか。何をするのか。どうすればいいのか。子どもが何かをするたびに、大人が先に考え、先に動き、時には子どもの代わりに話をする。もちろん、心配だからだと思います。失敗してほしくない。嫌な思いをしてほしくない。できればうまくいってほしい。
今日の練習で、1時間ほど子どもたちに時間を渡してみました。ペアになって、「自分たちが今やりたい練習をやっていい」という時間です。僕が全員に同じメニューを出すのではありません。何をするのか。何を意識するのか。どのくらいやるのか。ペアで考える。そして、お互いのプレーを見ながら、アドバイスしたり、教えたりしながら練習する。少し離れたところから、その様子を見ていました。昨日まで3日間の強化合宿をしていたので、何を選ぶのかは僕も少し楽しみで
今日の午後は、体育館ではなく外でトレーニングをしました。ジャンプする。ランジする。身体を操る。物を持ち上げる。普段のようにシャトルを打つ練習とは、少し違う時間です。ラケットもない。ネットもない。当然、スマッシュもヘアピンもありません。それでも子どもたちを見ていると、「こういうところにも、その子らしさが出るんだな」と思いました。同じようにジャンプしていても、みんな同じではありません。地面を強く押せる子もいれば、うまく力を
【2026年8月】野球スクールMVP-Academic&Sportsaca-spo.com
練習を見ていると、「かなりできるようになってきたな」と思うことがあります。スマッシュも打てる。レシーブも返せる。狙ったところにも打てる。ところが、試合になると急にできなくなる。保護者の方から見れば、「練習ではできているのに、なんで試合ではやらないの?」と思うこともあるのではないでしょうか。でも僕は、「やらない」というより、まだ「試合の中で使えるところ」まで身についていないということが多いと思っています。ノックで打てるス
【アスリートA】劣勢の中での試合をどう戦うか-Academic&Sports9月6日(土)アスリートAチームは上賀茂ジュニアーズさんと練習試合を行いました。今回は2試合を実施し、【1aca-spo.com9月6日(土)アスリートAチームは上賀茂ジュニアーズさんと練習試合を行いました。今回は2試合を実施し、【1試合目】0-7【2試合目】1-6という結果となり、どちらも悔しい敗戦となりました。試合では、打線も思うように繋がらず、走塁ミスもあり、守備でのミスから失点してしま
子どもが困っていたら、助けてあげたい。失敗しそうなら、失敗しないようにしてあげたい。これは、親であれば自然なことだと思います。僕も子どもたちを指導していて、「こうすればいいのに」と思うことはたくさんあります。答えを教えてしまった方が早いこともあります。でも最近、改めて思うことがあります。「子どものために」と大人がやっていることが、時には子どもの成長する機会を奪ってしまうこともあるのではないか。ということです。忘れ物をしない子ではなく
今、ミンピーでは子どもたちに、自分の目標をもう一度考えてもらっています。大会で何位になりたいのか。どこまで行きたいのか。そして、最終的にどんなレベルのプレーヤーになりたいのか。県で一番。北信越で勝つ。全国大会に出る。全国で勝つ。日本一になる。日本代表になる。目指す場所は、それぞれ違っていいと思っています。大切なのは、自分が本当に行きたい場所を、自分で決めること。でも、最近子どもたちと話しながら、改めて思うことがあ
日曜日の練習で、とても嬉しい場面がありました。中学生たちが、きつい練習に取り組んでいました。その近くには小学生たちがいました。すると小学生たちが、中学生の練習を見ながら、自然と応援を始めました。中学生から、「応援して」と言われたわけではありません。私たち指導者が、「中学生を応援しなさい」と指示したわけでもありません。それでも小学生たちは、中学生が頑張っている姿を見て、自分たちから声を出して応援していました。私は、その姿がとて
子どもたちを指導していると、同じことを何度も伝えることがあります。「準備を早くしよう」「もっと足を動かそう」「構えが遅いよ」「シャトルを拾おう」「話を聞こう」「今のミスは何が原因だった?」言われれば直す。でも、しばらくすると元に戻る。そして、また言われて直す。これは決して珍しいことではありません。子どもですから、最初から何でも自分でできるわけではありません。だから私たち大人が教えることも必要です。でも、成長していくため
最近、改めて考えさせられることがありました。それは、自分が言ったことに責任を持つこと。そしてもう一つ、みんなで決めたことに、みんなで責任を持つこと。当たり前のようですが、大人になっても簡単なことではないのかもしれません。だからこそ私は、こういうこともスポーツを通して子どもたちに伝えていきたいと思っています。「やります」と言ったなら、行動する子どもたちはよく、「頑張ります」「次からやります」「この課題を直します」「大会まで毎日やり