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オンを生んでそろそろ2ヶ月。タムとミスに構われて、昼間しっかり起きているオンは、朝までぐっすり眠るようになっていた。(おかげて私も眠れる。有り難いわ…)ただ、冷え込む夜中の授乳は、やっぱり大変……ソニもスンオクも居ないこの家で、出産に子育て……不安は大いにあったけれど、オクヒやサンイ、それから、マンボ姐さんの所から手伝いに来てくれるアジュンマ達に、助けてもらってなんとかやっている。そんな時、往診に来てくれたトギからの助言——(そろそろ母乳はやめて、前の薬に戻そう)私は毎日、トギ特製
※『永遠に凪ぐ』本編ではなく、ドラマの隙間を妄想するシリーズです。前回の続き…『シンイ』17話より。▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎深夜。徳興君を見張っていたはずのテマンが、慌てふためきながら駆け込んで来た。“医仙が怪しい動きをしている”と——「分かった。俺が行く」「テジャン、お、おれは?」「近くに控えてろ」「イェ!テジャン」予想通りのイムジャの行動に、俺は半ば呆れつつ急ぎ足で向かった。行ってみると、灯りも無い中、手探りであっちの引き
※『永遠に凪ぐ』本編ではなく、ドラマの隙間を妄想するシリーズです。(勝手にシリーズ化😅)今回は『シンイ』17話より。ウンスが徳と結婚すると知ったヨンの苛立ちから……🙇♀️▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎▪︎——あの方が結婚?しかも相手は徳興君だと?!馬鹿らしい。そんな事があるものか。ある訳がない。王様達を追い出し、皇宮にのさばる悪鬼。そもそも、己れに毒を盛り苦しませた張本人と、結婚などあるものか。無い。断じて。……それなのに、何
王妃様のご懐妊が分かってより、イムジャの口を借りるなら、一番“浮かれている”のは王様だ。(コモに聞かれたら、このバチ当たりめが!とゲンコツが飛んできそうだが)俺でさえも思ってしまう程、危機感が無さすぎるのだ。“国中から名だたる僧を興王寺(フンワンサ)へ招き、安産の為の祈祷をさせよ”そう出された王命により、続々と都入りする者達の数といったら……僧だけではない。それに仕える下男や下女……ひとりふたりではないのだ。各門での出入りはもちろん、当の興王寺でも、しっかりと身元確認はしている。だ
王妃様のご懐妊に続いて、医仙様のご出産——私…スンギョンにとっても、それはまさに慶事の重なり。ああ、なんておめでたいの!でも、医仙様のご出仕は、しばらくないわね……お目にかかれない淋しさはもちろん、王妃様のお身体を思うと、少し心配もあるけれど、典医寺には頼もしい“ちーむ”とやらがいるし……きっと大丈夫よね。王妃様のご懐妊が分かってすぐ、医仙様にはご指導を仰ぐ事が出来たし。王妃様の為に、私に出来る事を……いろいろ教えていただけたのだから。これから、もしかしたらお具合が優れなくなるかも
トッキオンニから、何となく匂わされたその夜。お風呂上がり。ヨンがいつものように、浮腫みがちな私の足を、マッサージしてくれている。反り気味で痛む腰は撫でるように、頭から首、肩にかけては、ツボを押さえながらのもみほぐし……あああ。極楽。贅沢。本当にプロだわ、私の夫は。けどね〜……こんなにしてもらってて、ちょっと聞きにくいけど、やっぱり気になる……私は、じぃっ…と視線を送り、ヨンが何事かと気づくのを待った。「?どうしました?」案の定、気づいたヨンが、私の手をマッサージしながら、
「——ねぇ。スンギョン様、元気?」振る舞い酒で賑わうマンボさんのお店の隅っこ。護衛のテマンを追い払われて、何故かトッキオンニと、膝を突き合わせている私……意味深な顔で、何を聞かれるのかと思ったら——「スンギョン様?オンニ、恵妃(ヘビ)様を知ってるの?」私が、意外と言う顔で返すと、フン、と鼻で答えつつ、オンニが続ける。「ウチの貸本屋のお得意様だったから、まぁまぁ知ってるわ」「そうだったの。お元気よ。王妃様の懐妊をもの凄く喜んでらっしゃるわ。恵妃様は、王妃様贔屓だから」頑張って普通を
雪が降る前に、スンオクはソンゲに連れられて安州へ発った。(縫い上げた綿入れを持って)ソニに続いてスンオクまで、居なくなってしまった……淋しい。もちろん痛手だし。スンオクが居ない事に慣れるまで、私もヨンも、子ども達も大変ね……でも…良かったわ。そうしているうちに、もうひとつ、待ち侘びていたビッグニュースが——!その日、私はせり出たお腹を抱えて、久しぶりに典医寺へ出仕していた。王妃様の回診に行こうか…と腰を上げた時、「医仙様、医仙様っ」ユン先生が、こそこそと…でも、必死の形相で私
「——と、いう訳です。スンオクの事は、私が責任を持って……双城から先は、信頼のおける部下に送らせますので、ご心配は要りません!大護軍、医仙様」俺とイムジャは、目の前で起きている……この状況を、直ぐには受け止められずにいた。非番だった俺は、家で家族と寛いでいた所。買い物に出ていたスンオクを伴って、(半ば無理矢理にも見え)突然やって来たソンゲが、「スンオクを安州へ連れて行く」と言う——どうだ良い考えだろう、と、言わんばかりの笑みで立つソンゲの後ろで、スンオク自身は、色の無い顔で、言葉なく俯い
『アメンバー募集について』✨当ブログのアメンバーについて✨アメンバーになっていただいても、限定記事を書く予定は未定、内容は不透明です´д`;ごめんなさい🙇♀️それでも申請いただけ…ameblo.jp皆さま、アンニョン!暑かったり寒かったり、落ち着かないお天気が続いていますが、お変わりありませんでしょうか?✨いつも貴重な時間を割いて、拙作を読みに来てくださり、ありがとうございます‼️次のお話は、『永遠に凪ぐ』の続きではなく、ドラマの隙間を辻褄合わせて覗き見るお話…として以前書いた『秘
遠方へ嫁いだ娘が身籠った。本当に良かった——以前(まえ)の嫁ぎ先では、子宝に恵まれなかったから……あちらの家族に、石女(うまずめ)と言われ、辛い思いをしていた娘。不憫でならなかった。でも、悔しくても、当時は一緒に嘆くことしか出来なかった。今は、ヒジェと縁があったのだから、かえって良かったと思っているけれど……私はチェ家に大恩ある身だ。イファ様が、チェ家にお輿入れされたあの日からずっと。イファ様がお亡くなりになった後も、旦那様とヨン坊っちゃまにお仕えすることが叶い、主人と娘ともど
秋も終わろうかという、ある日の夕刻。思いがけない知らせは、突然やってきた。「ヒジェヒョンとソニヌナに、子どもが出来たって!!!!!」息を切らしたドンジュが、文字通り我が家の玄関へ飛び込んできて、大声で叫んだ。その手に握りしめた手紙は2通。ヒジェからのそれは、1通はドンジュ宛て。もう1通は俺宛てだった。「ソニが??ホント?やった!」「うん、来年の夏頃生まれるって!」「わぁ〜!おめでとう、スンオク!今夜はお祝いね!ね!」イムジャとドンジュは小躍りする勢いで。ギチョンら用人の仲間
賑やかな客間から戻り、タムを寝かしつけ、居間でひと息ついていると、眠ってしまったミスを抱いた乳母のオクヒが、いつもは弧を描いている眉根を下げて、「奥様。お疲れのご様子です。お嬢様にはオクヒが付いておりますから、どうぞお休みください」「ありがとう、オクヒャ。悪いわね、今夜は泊まり込みで。家のほうは大丈夫?」「はい。我が家のことはお気になさらずに。今夜は久しぶりのお客様ですから、旦那様は遅くなられましょう」「ええ。あの人が楽しそうで何よりよ」オクヒはミスを連れて子ども部屋へ。私はひとりで
——お前は俺を裏切るか?俺の問いに、目の前の若者は、ほろ酔いの様子から一転、若干震えながら口を開いた。「裏切るも何も……今宵、初めてお会いしたばかり。そのような事、考えてもおりません、大護軍……」いかさまな……自分でも、唐突な問いだとは思っている。が——「お前の言う通りだ。だが、俺の噂は聞いているだろう?どのような人間か、想定して来たはずだ。俺とて同じ。お前が左政丞らに真っ向から刃向かった事。ソンゲの知人だとも聞いて、会ってみたいと思った」「お待ちください。イ将軍とは、先日会ったば
「あらあら、賑やかね。お酒は足りてるかしら?」「あっ、ははうえ〜!」奥方様がにこやかに客間においでになり、後に続いて酒やら料理やら、女中達が追加を運んで来た。若様が奥方様の側へ寄られ、手を取り、お顔をにこにこと見上げているのが、本当に愛らしい……「はい、十分いただいております、奥方様」「お料理はお口に合うかしら?うちの料理人の腕はなかなかだと思うけど」「ありがとうございます。大層美味しゅうございます」「良かった。チョン先生はお酒がお好きとか。主人も好きなの。今日は存分に相手をしてあ
「よろしいですか?大護軍は、過度な差し上げものがお嫌いです。故に、手土産は簡素にしなければなりません。でないと、門前払いにあいます」と、私の目の前で力説されているのは——先の戦でも武功をあげられた、東北面兵馬史のイ・ソンゲ将軍だ。とりあえず大人しく拝聴してから、私は思ったままを口にする。「それは、ご自身の経験からですか?将軍」「う……まぁ、そうです。清廉潔白な方だから、世辞やごますりもお嫌いで……あ!それと、何より気をつけねばならないのは、夫人のお姿に見惚れない事です」「医仙様…華陀
そろそろ妊娠5ヶ月目。目立ち始めたお腹を抱え、私のマタニティライフは順調に続いていた。王宮への出仕は月に2回ほど…王妃様の事は、ユン先生とトギがいてくれるから安心。毎朝の超苦い青汁はルーティン。タムとまだ手のかかるミスの世話には、人手を増やしてもらっている。悪阻(つわり)は軽めで収まり、今は食欲との闘い……太り過ぎないように気をつけながら過ごす毎日だ。そんな中、ヨンはというと、毎度ながら心配性に拍車がかかっていて、子ども達の目も気にせず、必要以上に私にべったり……ある日なんかは、ベッ
イムジャの懐妊が分かり、喜んだのも束の間——キム•ヨンらの策略で囚われていた功臣達が、次々と命を落とした。功臣達…チョン•セウンらは、取り調べという名の拷問で、あるいは、蟄居中に賊に襲われて…おそらくは刺客の仕業…など、真実が明らかになる前に、みな酷(むご)い最期を迎えてしまった。王様へ進言するも届かず、謀反の疑いを覆す証(あかし)も見つけらず……己れの不甲斐なさに苛立ちを隠せず、俺はあちこちで荒ぶっていた。家ではそんな姿は見せまいと、務めてきたつもりだったのだが——ある日、どこから
「——チェ尚宮様!こちらにいらっしゃったとは、なんという偶然……これはもう、やはりそうか……」呼ばれて顔を向けてみると、興奮気味のアン•ドチが、何やら口ごもりながら、早足でこちらへやって来る所だった。ここは王宮の片隅。塀の向こうはもう市井だ。ひとけの無いここは、かつて慶昌君様が、独りになりたい時によく隠れておられた場所。ヨンを伴にして、よう過ごされていたもの……あの頃、アン内官は王様と共に元国に——それ故、慶昌君様のご様子は知らぬだろうな……私はあれこれへ思いを寄せつつ、さわさわと落
「ユン侍医!ユン侍医は居るかッ?!」鬼神の悲鳴にも似た怒号——これは大事(おおごと)だ。絶対、医仙様絡みだ。血相を変えたどころでは済まない、身震いするほどの鬼の形相……その様子が容易に頭に浮かんで、一気に全身の血の気が引く。それでも、俺は勇気を持って迎え出て——「大護軍様、どうされ……!医仙様!!」大護軍様が抱き抱えているのは、真っ白な顔でぐったりと沈み込んでいる医仙様——!!予想以上に恐ろしい光景に、急いで診察台へ医仙様を寝かせてもらうと、俺は大護
康安殿(カンアンデン)を後にし、俺の足は真っ直ぐ典医寺へ……行きたかったが、そうは出来なかった。濡れ衣を着せられた武功の将達を、このままにはしておけない——アン•ジェに禁軍の内側からの情報、セクらには朝廷の動き……手裏房にも繋ぎをつけ、キム•ヨンらの腹を明かす為、俺はあちこちへ顔を出して回った。そして、“王宮の事情ならチェ尚宮に聞け”……訪ねて部屋へ行ってみると、いつも以上に渋い顔をした叔母が、「ご苦労だったな。まぁ、座れ」と、俺が来ると分かっていたように——俺は、小さな卓を挟んで
「——お寺へ懐妊祈願に?」回診終わりのいつもの女子会。今日は坤成殿(コンソンデン)の東屋で、王妃様と恵妃様との3人会になっている。王妃様が、柔らかな笑みを湛えながら、「はい。このところ体調が良いので、行ってみたいのです。もちろん、遠くまでは行きませぬ。ほど近く良い寺がありますので……行ってもよろしいですか?医仙」ずっと体質改善に取り組んでこられた王妃様。私が高麗へ戻って来てから一度は懐妊されたけど、残念ながら流れてしまって……そのあとだったわ。王様に側室を、と、いじらしいほど頑なに
「——今のところ、元や女真、紅巾に大きな動きはない、と。じゃあ引き続き、何かあったら連絡頼むよ、ジホャ」「ああ、分かった」「忙しいだろうけど、手裏房に勝る情報元はないから。ね、ヒョ…大護軍」隣りへ顔を向けると、「ああ。そうだな」と、ヨンヒョンが口端を上げている。ジホが帰ろうかと立ち上がって、「にしても、わざわざ他所の屋敷で会合なんてよ。ウチの店じゃダメなのか?あ、姐さん達が五月蝿いからか?」「五月蝿いのは前からだろう。あれはあれだ。両班の屋敷筋に隠れ家があるのもいいだろう」「あっ、
夫婦の閨。夕餉と湯浴みを終え、タムは扉ひとつ隔てた奥の寝台で、ミスはイムジャの腕の中で眠っている。タムが弟が欲しいと言ったのを思い出したイムジャが、「子どもって、本当にあんな事言うのね」と、くすくす笑う。「俺は何人でも欲しいですが……出産は女子(おなご)の命を削ります。そこだけが心配で」「ふふ、あと1人くらい大丈夫よ」「……もしや、俺達の子の事も天の書に?」「んー、まぁね。知りたい?」「知りたいような……」「何人か。男が女か」「う……いえ、結構です」「いいの?流石に覚えてるわ
ジェヒョンの庵からの帰り道。馬車に揺られて、私はジェヒョンの言葉を思い返していた。紅巾がまた攻めてくる可能性はある。でも来年じゃないかも……となると、歴史は確実に変わっている。私のとった行動で、この先の歴史はどう変わるんだろう——変わった未来で、私はちゃんと存在してる?2012年のソウルで、ちゃんとヨンに拐ってもらえるの?……私は、自分の手を見つめて、握ったり開いたりしてみた。……今は大丈夫そうね。実体はあるし、記憶もあるわ。♪黄金を石のごとく見よ〜……ほら、チェ・ヨン将
ジェヒョンに勧められ、私は冷めてしまったお茶を一気に飲み干して、大きく息を吐いた。……そうね、落ち着こう。酸いも甘いも噛み分けたご老体は、どうやら、いろいろお見通しらしい。思い切って打ち明けてみる?私の天の書の事……ヨンと私だけの秘密だけど、左政丞ではない今のこの老人になら……いやいや、やっぱりそれはダメでしょ……思い悩んでいる私より先に、ジェヒョンが口を開いた。「はて……何を言い淀んでおるのやら。まぁ、どんなに出来が良かろうが、裏の無い人間など居らぬものだ。其方も其方の夫も、信に
「お久しぶりです。大監(テガム)。突然すみません」「おお…ユ夫人ではないか」開け放たれた部屋の縁側近く、本を読んでいたイ・ジェヒョンは、私の突然の訪問に驚きつつも、懐かしげな目を向けてくれた。王宮からの帰り道。私はヨンに内緒で、前の左政丞(チャジョンスン)…イ・ジェヒョンの家を訪れていた。今お住まいなのは、王宮に近いお屋敷ではなく、かなり街外れの、葦の垣根に囲まれた庶民的な平屋。隣近所は一般市民たち……本来、両班(ヤンバン)のお偉いさんが住むような所ではないんだろうけど。ジェヒョン
医仙様が、5日に1度程、私——スンギョンの身体を気にかけてくださっている。今日も私の部屋へお寄りになり、私の手を取って“みゃくしん”というのを、してくださっている。あぁ……今日もお綺麗だわ。見惚れちゃう……「……恵妃(ヘビ)様は、いつも脈が早めですね。でも、他に不調も見当たらないので、元々の体質かもしれません。うん、大丈夫。とてもお健やかですよ」「…ありがとうございます、医仙様」「お食事はちゃんと召し上がってますか?夜はしっかり眠れてます?」「はい。美味しくいただいて、よく寝ておりま
……この人は心配しすぎるきらいがある。タムと共にミスをあやしている俺を、長椅子に座って静かに眺めているイムジャ。笑顔を向けた俺に、イムジャも同じように返してくれるのだが……これはいつもの……時折イムジャが見せる、心配事を隠す時の笑みだ。今までに何度も騙されてきた微笑みだ。此度、紅巾共を早々に追い払い、高麗を守る事が出来たのは、イムジャが俺に、天の書を見せてくれた事が大きい。だがその為に、これから先の未来が変わってしまったと……故に、先読みが出来なくなった自分では、俺を守れないと——
『1361年再び紅巾が10万の大軍で高麗へ侵入。開京を占領される』『恭愍王、福州へ避難』ノートの続きにはそう書いてある。私の記憶も霞んでないわ。だけど……私は意を決して、口を開いた。「来年…また紅巾が攻めてくるわ。開京が占領される」「開京が??」「うん。兵は10万」「10万?!………」ヨンは言葉なく考え込んで……やがて、静かに首を振った。「いやそれは……いくら何でも難しいと思います」「え?」「此度、4万の軍勢を壊滅的に叩き潰しました。故に、あの状態で来年また10万とは……