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ソニーのPLLシンセサイザーレシーバーでFM、長波、中波、短波が受信できるラジオです。リサイクルショップで購入されたもので、ご指摘のおもな項目は・AMのファインチューニングのズレ・FMにすると、バンドのあちこちに地元のコミュニティFM局のお化けや、地元FM局が複数混ざり合って聞こえる・スピーカがオリジナルではないといったところです。背面の様子です。単三乾電池4本もしくは6VのACアダプタ(センターマイナスの旧規格のプラグ)で動作する仕様です。この
電解コンデンサと言えば、電子部品の中では一番寿命の短いもの、と考える人が大多数ですが、今回はそれに関する話です。なお、「ケミコン」と呼ばれる事が多いため「電解キャパシタ」と書くのは通称的でなく私も違和感あるので、ここはコンデンサと呼んでおきます。実のところ、40年ぶりに輸出用CB機に通電した話で書いたように、(電圧印加で復活させる必要はありますが)1980年あたりなら「四級塩でない国産の」電解コンは一般認識よりずっと信頼できます。加えて重要なのが容量抜けの可能性への対応で、まともな設計なら
かなり前に来ていたラジオなのですがなかなか手が付けられず、本日になってしまいました。申し訳ございません。届いたのは3台のTR-724です。緑が2台と赤が1台です。2台の緑の724のうちの1台はまともに動作していますが裏蓋(ケース)側面の割れを修理した痕跡が目立ちます。もう一台の724はケースはきれいですが、バッテリー蓋の爪が破損していて、蓋が閉まりません。また、バリコンの軸と羽根に遊びがあるようでうまくチューニングしづらいです。なので、この部分やつまみ等をふくめ、良いとこ取
数日前から取り掛かっていたのですが、どの部品が悪さをしているのか特定できず、場当たり的な対策になってしまいました。平成13年(2001年)5月に税別価格40,000円で発売されたソニーのFMステレオ/SW/MW/LWPLLシンセサイズドレシーバーICF-SW7600GRです。長い名前やね。FMは問題なく受信できるがAM受信時にピー音が出るというご指摘のラジオです。背面の様子です。単三乾電池4本で動作する仕様です。この個体はアメリカ向けのようで機銘板の近くにFCC
先日修理した地球儀ラジオは中波と短波の2バンドでしたがこちらは中波のみのAMラジオです。先日のラジオと並べてみました。左側が今回修理するラジオ、右側が先日修理したラジオです。地球の上半分の金型は流用しているのかと思ったのですが、全く別物でした。2バンドラジオ(右側)の地図には占守島をはじめ、大東亜戦争で日本のため、日本国民のために戦ってくださった兵隊さんの遺骨がまだ収集されずに残っている千島列島が載っていません。小さな島々からなる列島ですが左側の地球儀に
e-Bayで購入したとのことです。液晶パネルのバックライトがムギ球から白色LEDに変更されているようです(青白く見えるのはカメラのせいで、実際はもう少し白っぽいです)。ご指摘内容は1.短波の感度が非常に悪い2.SSBモードにすると・LSBの時にはほぼ453KHzの倍数のところでピー音が出る。・USBの時にはほぼ457KHzの倍数のところでピー音が出る。というものです。背面の様子です。シリアル番号が90万番台となっているモデルです。11万番台のモデルは何台か見たこと
ソニーのワールドバンドレシーバーICF-SW7600です。当時の価格は39,800円(税別)でした。ご指摘の不具合内容は①通電OK(電池)ACアダプターは紛失、②MW、FMともに同様の雑音③音量を最大にしてもJOAKのみがかすかに聞こえる程度。④プリセット記録できてもしばらくするとプリセット消滅150Kヘルツ表示に戻ってしまう。とのことです。背面から見たところです。単三乾電池4本で動作する仕様です。裏蓋を外して内部を見たところです。見えているの
昨日の続きです。下の写真はリアカバーを外して内部を見たところです。先日修理した基板はフレキケーブルがスピーカの磁石の真上を通っていましたが本機は磁石を迂回するような構造になっています。本体ケースからシャーシを取り出したところです。フロント面を見ています。信号基板を取り外しました。上の写真ではわかりづらいですが、結構電解液が漏れ出ているのです。パワーアンプIC周辺には液漏れのする大きなケミコンがたくさん付いています。拡大写真です。
先日の続きです。マイコン基板とキーボード基板間の接続がうまく行ったので信号基板の修理に取り掛かります。下の写真はシャーシーフレームに取り付けられていたマイコン基板(左側の基板)を分離したところです。(この写真は先日作成したクランプを取り付ける前に撮った写真です)さらにシャーシフレームから信号基板を取り外しました。シャーシフレーム側にスピーカーと中波のバーアンテナが取り付けられています。この個体(SW55)はケミコンからの液漏れが想像以上
各バンドとも受信はしているが音声が非常に小さいというソニーの小型受信機ICF-SW55です。シリアル番号が若かったのでケミコンからの液漏れが相当ありそうだということはわかっていたのですが。。。外観は結構きれいです。背面の様子です。背面には本体を斜めにたてかけられるようスタンドが付いているのですが、本機はそのスタンドがとれてしまっています。シリアル番号:31845です。リアカバーを外して内部を見たところです。フラットケーブルを基板に固定している黒色のスポンジもは
音声が小さいということでやってきました。各バンド(中波・FM)とも受信はしているようです。背面の様子です。シリアル番号は193769です。かなり後期のモデルでしょうか。初期のモデルはケミコンからの液漏れが多いです。単三乾電池2本で動作する仕様です。裏蓋を外して内部を見たところです。基板はきれいな状態を保っています。ケース(フロントパネル)からシャーシを取り出したところです。スピーカはフロント面にネジ止め、スピーカ端子は基板側からのスプリング経由
電源を入れるとボコボコという音がしたりノイズが出たりしてうまく受信できないという松下のミッキーマウスラジオR-81です。本来、放送を受信していないと片方の目(LED)は点灯しないのですが、本機はどこを回しても常に点灯しています。単四乾電池3本で動作する仕様です。電池ボックスのスプリングが少し錆びていますが、接触はしているようです。このモデルは電池ボックスのスプリングが錆びているか腐食してボロボロになっているものが多いです。裏蓋を
先日の続きです。FMはなんとか受信できるようになったのですが、AM(中波・短波)がノイズは出るものの全く受信できない状態です。どこがおかしいのか信号を当たって行きます。フロント側から信号を入れても全く反応がないので、出力側の方から見て行きました。復調ICに455kHzの変調波を入れるとちゃんと復調するのでICは問題なさそう。その前段の2ndローカルはどうかとみると、周波数が合っているかどうかは別にして、一応発振は確認できました。ならば、1stローカルは、、、、あれっ?発振し
修理歴のないワンオーナーのSW1です。ご指摘内容は電源を入れるとボリューム位置関係なくブツブツと連続的なノイズというか発振音がする。マイコンが正常動作みたいでバンド切り替えなどは全部可能。時刻設定も可能。ラジオ受信は確認できない(TUNEのLEDが点灯しない)。といったところです。電池ボックスのマイナス電極(スプリング)に緑青が発生しています。シリアル番号は11950です。裏蓋を外して内部を見たところです。この写真ではわかりづらいですが、電
ソニーの小型受信機ICF-SW55です。まともに動作すれば結構感度がよく、使い勝手も良いので人気がある受信機です。シリアル番号が2万番台と、かなり初期の個体です。電池ボックス内にはソニーサービスが修理したことを示すシールが貼付されています。依頼人のご指摘と当方で確認した結果をまとめると不具合はだいたい以下のようです。・周波数が高い帯域でスキャンができず、パワーオフしてしまいます。AMだと、だいたい2~3MHzあたりより上の方でスキャンする(チューニン
久しぶりにPRO70の修理をすることになりました。ご指摘の症状は・電源が入る・周波数表示はする・受信不可・ボリュームが効かないということですが、チェックしてみたところ、・周波数は表示しますがスキャンは周波数が低い帯域のほんの一部分だけです。例えばFMの場合は76MHzから78MHzあたりまではスキャンしますが途中で止まってしまいます。これはDDコンが働いていないからです。・周波数をメモリーする際、ピッという音が出るのですが、この音が非常に小さいです。これは低周波アンプのケミコ
動作することもあるICF-SW77です。周囲の環境(温度、湿度)により、機嫌が良いと電源が入り、一部機能が復活します。シリアル番号が2万番台なので初期のロットです。電池ボックス内にソニーサービスが修理したことを示すシールが貼付されています。リアカバーを外して内部を見たところです。なお、リアカバーを外そうとしたとき、カバーを止めているネジ(右上の箇所)を受けるボスがネジ馬鹿になっていました。何度も開け閉めしたのでしょう。上の
先日の続きです。動作確認をするにもバンド切り替えスイッチの接触が悪く、また、トリマーコンデンサが壊れていて容量が変動するため、これらの部品が載っているスイッチ基板を取り出し、状態を確認すことにしました。取り出したスイッチ基板(手前のバーアンテナが付いている基板)です。いろいろ検討した結果、トリマコンデンサは修理不能なので、代替品を探す必要があるのですが、容量が不明なため、何種類かのトリマーを試す必要があるのと、バンド切り替えスイッチの分解は結構大変、ということで、何とか
かなり前に届いていたソニーのスカイセンサーです。やっと修理に着手できました。前面に「2」のシールが貼付されています。依頼者のご指摘はAM放送受信時にバリ音が出るというものです。シリアル番号は57116です。初期の5800ですね。裏蓋を外して内部を見たところです。メイン基板右下に基板(版下)の部品番号が載っていますが末尾が「-11」となっており、初版の版下パターンですね。基板に貼り付けられていたスポンジは両面テープだけが残り、スポンジ部分はなくなっ
1987年に34,800円で発売されたソニーの小型マルチバンドラジオです。ご指摘症状は「長年船で愛用していたラジオですが、今年の6月初に突然チューニングが出来なくなり、以後受信できないままとなっております。裏ブタを開けた時に、テレスコピックアンテナの配線が外れてしまっています」というものです。動作確認をしてみたところ、確かにうまくチューニングが行えません。つまみを回しても反応しなかったり、周波数が上がる方向に回しても周波数が下がったりします。これでは満足に選局できません。ただし、選ん
体調が少し回復し、椅子に腰かけての作業であれば少しはできるようになってきました。体を動かすとふらつくのであまり外出はできません。というわけで、数日前からICF-PRO70の修理を始めていました。症状としては、受信はしているが音が小さい、ENTERキーのキートップがない、ショルダーベルトの金具が片方だけなくなっている、アンテナが根元部分しかないというものです。液晶バックライトの交換も希望されています。音が小さい原因はボリュームの不良でしょう。下の写真は外した裏カバーの電池ボ
先日の続きです。今回のSW55、動作確認しているといろいろ問題が出てきました。FMにすると電源が落ちたり短波の周波数が高い帯域でも電源が落ちることがある件、症状が出たりでなかったりで原因がつかみにくかったのだけど、このところ天候が良くなくて湿度が高くなったおかげで症状が出やすくなりました。本機、湿度が低い(40%前後)と症状が出にくいが今日は60%以上あり、連続して症状が出ました。先ず、周波数が高いところで電源が落ちる件はDDコンの動作が不安定なのが原因でした。DDコンは16V前後
家に患者さんが渋滞してるのでサクサク修理していかないとほんまのジャンク品であふれたゴミ屋敷に昨日はスーパーファミコンを初めての修理なんかファミコンと違っていろんなところにネジが隠れてたりしますがまあまあホコリが溜まってますとりあえず基盤だけの状態に今回は真ん中にある4つ並んだ映像に関するコンデンサーを撤去交換ハンダでやるとパターン剥がれを起こすのでラジオペンチでぐり
依頼者のご指摘によると1.電源を入れるとAMの受信はできるが離調した状態で受信している2.FMはノイズは出ているが放送局は受信できず3.音量ボリュームを最大にしても音量が小さい4.液晶表示パネルを斜めから見ると染みのようなものがあり全体が黒っぽく見えるというものです。状態を確認してみると、確かにご指摘の症状が確認できました。その他、LSBは何とか復調しているがUSBは音が非常に小さいこともわかりました。このモデルもケミコンからの液漏れで不具合を発生していること
不具合症状は、電源を入れても音が出ない。放送局があるところでRECEIVEのランプが赤く光るので受信はしているようだ。というものです。修理以外にバックライトの交換も希望されています。受信はしているようなのでボリュームの不具合を手直しすれば直るだろうと思っていたのですが、、、、、シリアル番号は329163です。外観は比較的きれいです。さっそく開腹して状態の確認です。裏蓋を取り外すにはシャーシと電池ボックスの電極間に接続されているセラコンのリードの半田を外す
昭和35年、と言ってもピンとこない方もおられるかもしれないので皇紀に言い換えると皇紀2620年の4月に発売された中波、短波(SW1-SW3)受信機です。ご指摘症状の主なものは・メモリが少しずれている。・ダイアル指針が傾いている。・入出力端子板の交換・その他といったところです。ラジオを後ろから見たところです。当時のものはDCジャックが付いていません。また、このモデルは外部アンテナ端子も付いていません。裏蓋を外して内部を見たところで
TS-690S修理でお預かりしました。受信音が出ません、AFOUTのケミコン液漏れの為、交換します。基板が腐食していますね。清掃し交換、FMモードの感度が悪く、音も小さいです。IFICのケミコンこちらは容量抜けの為でした、交換。送信パワーが出ず、異常電流が流れます。HFと50MHzのアンテナを切り替えるリレーが内部で固着していました。7MHzのパワーが異常です。BPFのリレー溶けた跡がありますね、HiVSWRで長時間使用したようです、
受信はしているようだけどバリバリという音がします。たいていの場合、ケミコンからの液漏れが影響しています。液晶パネルのバックライトが非常に暗く、視認性が悪いです。背面の様子です。シリアル番号は41072です。リアカバーを外して内部を見たところです。この写真ではわかりづらいですが、部品面に付いているケミコンから漏れ出た電解液がスルーホールを経由してこちらの面にも広がっているのが確認できました。シャーシをケースから取り出したところです。
こんばんは。あいぺんです。一昨日がっちりつかんだナイフですが、米国の地合いも手伝って結構上がりました。がアイロムは2278円(昨日より-60円)エムスリは4108円(昨日より-38円)とダメなところで売りました。まぁ1万円位リカクできたので良しと思う事にします。昨日つかんだナイフは・・・・イルグルム+9円綜研化学±0新電元+50円ケーズ持ち越し今回も負けなしでした。今日つかんだナイフは・・・5銘柄YKTと日ケミコンはお昼休みに買いたくなって買っちゃ
今日はICF-SW55の修理。少し前に届いていたラジオです。いまのところ問題なく動作しているが長く使いたいので内部チェック、それとパネル照明をLEDに変更してほしいというリクエストです。確かに各バンドとも問題なく受信しています。シリアル番号は88070となっており、かなり後期のモデルのようです。裏蓋を外して内部を見たところです。確かに新しい基板ですね。初期のものはフレキケーブルがスピーカの磁石を迂回していますが、これは磁石の真上を横切っています。