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私が現車を見たのはもう何年も前の10ソアラ、昭和59年車です。まだまだ大切にしているオーナーさまがいます。オーナーズクラブもあるみたいなので、あるところにはあるんでしょうね。この車体はオートマ修理でのご依頼。内部部品の生産終了がそれなりにあって完成できないリスクはあるけど、オーナーさまは調べられるところはすべて調べて、最後がウチだったとの事なのでやるだけやってみるとのこと。話を聞くと、比較的最近純正色で全塗装したばかりとか!?どうりでピカピカな訳だ。40年近く付き合って来た”この子
今日はYouTube番組公開の日。ここのところ分解まで進んだ車体が少なかったので、久しぶりのオートマバラバラ動画です。縦置き、リア駆動ベースのミッションはとってもコンパクト。これが4リッターのトルクを受け止めてるの?って感じ。とっくに10万km過ぎてても、クラッチプレート・ディスクの消耗は見当たらない。では、どこが壊れていたか?分かりやすい損傷だったので、よかったら再生して見てください。
たまに入庫する輸入車はだいたいアメリカからのクルマ。なぜなら、ヨーロッパ車はオートマ修理が出来る工場さんがそれなりにあるから。調べたわけじゃないけど、オートマ修理工場の扱い車種はヨーロッパ車のうちドイツ車が70%くらいかと。で、意外とないのがアメ車のオートマ修理工場。ウチが窓口をしている工場は基本国産車だけど、状況によってはアメ車もやります。今回のエクスプローラーは平成17年初度登録の正規モノで、4リッターのガソリン車。症状としては、前進はまったく問題ないんだけど後退がほぼ動かない。症状
オートマ修理でお預かりしたプレジデントのオーナーさまは、めっちゃ”この子”を愛していました。21年付き合って来たこの車体は人生のパートナー、とのこと。内部部品が生鮮終了で出ないため分解修理は出来ず、何としても、どーしても直したいと強い要望をいただき、普段はしない半持ち込み(オーナーさまが見つけて私が確認、仮に問題があっても諦めていただく条件)の中古ミッション交換となりました。お話をしている中で、オーナーさまから『自分のプレジをYouTubeへ残したい』との要望をいただき、修理完了し
プレジデントのオートマ修理(中古品交換)が完了して、オーナーさまが引き取りに来られました。ウチは茨城県の端っこだけど、じつは都心からのアクセスはいいんです。東京駅八重洲南口からJR鹿島神宮駅行きの高速バスで約2時間。頻度は驚きの1日60本近く!(10~20分に1本)そしてウチから1kmくらいのところにバス停があって、多くのお客さまが高速バスを使って来られます。(JRの鉄道ダイヤは悲惨な状況)週末しか休めないとのことなので、作業終了から少し時間が経っての納車。今回のお客さまは神奈川県から。東
神奈川県へ来ています。ニッサンのお膝元。ニッサン車のオートマ修理依頼が結構多く、やっぱりニッサンは今でもファンが多いな、と実感しています。今年に入ってプレジデントのご依頼がこの車体で3台目。マニアさんのモデルだなーって気がする。約半年お待ちいたくお願いをしていたけど、前にご依頼いただいた車両の部品調達が遅れ、待っている間に作業することになりました。(東関東道幕張PA下りにて)プレジデントはこのモデル(平成2桁へ入っていいても)でも内部部品はほぼ生産終了。(ただし日産部品はなぜか復活す
さすがにマニアさんも少なくなって来た、と思われるホンダ・ラグレイト。このモデルがきっかけでオートマ修理の窓口を始めた、私にとっては特別なクルマ。現在、1台代行販売でお預かり中。欲しい人には《釈迦に説法》だけど、このモデルはすべてオートマが壊れます。早くて6万km、遅くて17万kmくらい。(ストップアンドゴーの頻度による)この車体に載っているオートマは修理後約2万km走行、まだまだこれからのミッション。ただ、塗装が劣化し始めているので、購入いただく際はルーフとボンネットは塗装します。車
8月入ったら暑い日が復活しましたね。夏を楽しみたいところだけど、暑すぎてね・・・今日はいつも見に来ていただけるあなたへ珍しいものをお見せします。これはなんだか分かりますか?これ、トルクコンバーターです。多くのオートマチックトランスミッションに入っている構成部品。(DCTなど、これに代わるものが入っているミッションもあります)クラッチの役割とトルクを増幅する役割を持っているようです。分かりやすく説明している動画を見つけたので貼っておきます。基本的には非分解の部品だけど、この中にも消
本日はYoutube番組更新の日。今回の話題は、オートマ修理の窓口をしていて最近とても多い間違いの話。滑り、ショック、タイムラグなどの違和感が出た後にATFを交換するのはダメですよ!残念ながら、ディーラーも含め一般の工場で当たり前のように勧められるこの間違い。どうしてなのか、滑りが出ているミッションを分解した工場で解説します。説得力あるので、ぜひ見てください!
久しぶりにホンダ・ラグレイトのオートマ修理をご依頼いただきました。工場の担当者は『目をつぶってでも作業出来る』と言うくらい台数をこなしている車種。ウチのチャンネルにもたくさん登場しています。ってことは、マニアさんのクルマで根強い人気がある証拠。今でもこよなく愛するオーナーさまが一定数いるんです。オートマ内部の状態は、いつものウイークポイントがやっぱりダメ。数回しか滑りが出ていなかったにもかかわらず、何かのきっかけで変速しなくなる寸前の状態に見える。そんな部分を解説しているので、よ
オートマ修理の窓口をしていて、たまに『全損』という個体があります。”全損”でイメージするのは、横転したクルマとかサンドイッチされたクルマとか、元の形にするのは困難なもの。オートマの場合は見た目普通だけど、内部の部品を全部交換しないと正常に戻らない状態のものを言います。タイトルに書いたように、水が回った内部がそれ。なぜ水が回るのか?(水が回って鉄の部品が錆びてしまった内部)考えられるのは車体が水に浸かる【水没】か、ラジエーターの一部をオイルクーラーとして使っている場合は、その隔壁が何
オートマ修理工場へ来ています。今回は久しぶりのホンダ・ラグレイト。ラグレイトオーナーさまもさすがに減って来たと思われ、オートマ修理のご依頼が無くなって来ました。(オートマ修理窓口をするきっかけは、10年以上前頻発したラグレイトのAT修理から)今回の車体は後期の5速。なぜかこのミッションは3速が弱く、開けてみたら”やっぱり”の状態。オーナーさまも滑りの症状は2・3回、テストでは一度も出なかったのでちょっと意外。すごくひどい消耗で、もう少ししたら生産終了で手に入らない(かもしれない)部
ウチでは縁が深いラグレイト/USオデッセイ(RL1)オートマ修理をきっかけにお付き合いいただいているオーナーさまから、悩ましい修理依頼を受けました。『信号待ちをしていた時、気が付いたらエンジンが止まっていて再始動出来ず、修理をしてほしい』とのこと。動けなくなった時はレッカーで自宅まで帰って来て、そのあと試しにエンジンを掛けてみたら始動。とりあえず走れるので様子を見ていたものの、また止まってしまい、広いところでしばらく様子を見ていたら再始動。もう怖くて乗れないので、修理をしたいとのこと。
現在オートマ修理でお預かりしているパジェロさん。最終モデルで平成27年車、希少ですね。3.4リッターガソリン、現在10万Kmちょっと。滑り、変速時ショックでディーラーにて対応してもらったものの、不可解な変速、振動が取れず新品ミッション交換を勧められたとのこと。値段は80万円くらいと提示され予算間に合わず、当方へ相談されました。車体をお預かりして工場の担当者がテスト走行したところ、変速になんか違和感・・・あまりにもシフトアップが早い感じ。あっという間に5速に入っちゃう。電子制御のオート
オートマ修理を検討しているお客さまへ。現在5カ月くらいお待ちいただいていおります。オートマ修理は車体からミッションを降ろして修理している間、多くのクルマはリフトから車体を降ろせないため、お待ちいただく期間が長くなります。ご理解いただけるとありがたいです。今日、お預かりしたのはニッサン・プレジデントのリムジン!見るからに長いボディ!6mくらい?ここまで長いと一般的な積載車には乗りません。運良く?比較的近くの方だったので自走で来られたけど、本当に動かなくなってレッカー搬送になったら自動車
しばらく書いていなかったら、また出てきました。(書いていても出て来るけど)「2-3速の変速時に滑りが出たのでATF交換したところ・・・」「変速時にガツンとショックがあったのでATFを替えてみました」ダメです!そして、お問い合わせの中で【トルコン太郎】が頻繁に出て来る・・・ワコーズで出している、圧送交換が売り物の【トルコン太郎】は内部にあるほとんどのATFが新品に替わるようだけど、これはむしろ悪い方向へ行きます。(もちろん、正常な状態のオートマでトルコン太郎を使ってのATF交換なら意味が
オートマ修理、次の車両はパジェロ。平成27年、型式はV93W。現在11.7万Kmの車体。パジェロ最終のモデルらしい。数か月お待ちいただくお願いをしていたけど、前の2台がすぐに作業へ掛かれず前倒しでお預かりとなりました。(こういうケースは珍しいです)症状はオートマ修理では定番の変速時の滑り、シフトダウン時の違和感など。また、オートマの故障とは違う可能性が高いけど、他にも困った症状が出ているみたい。工場では、まず試走からスタート。症状を確認したうえリフトに上げて車輪を浮かせ、Dレンジで駆動
四国出張ですっかり紹介を忘れてた・・・汗今回の番組はオートマ修理。先週の木曜日(13日)に公開しました!平成14年、ニッサン・プレジデント(ソブリン)。東京都のオーナーさまからディーラー経由でご依頼。いろいろあってすごく時間かかったけど、無事に納車となりました。なぜか同じようなタイミングで、この車体の他に2台プレジのお問い合わせが。ホント、なんにでも波があります。滅多に見られない(と思う)4.5リッターのトルクコンバーターも見てください!
.....SweetBabyDoll.....ほ..........................................................東京横浜アメ車修理FiXtheRIGHTWAY.....OnDUTYTheBestWaytoGettheJOBDONE□□-ThanksforL@@King-☆☆■FORDAutomaticTransmissionRepair■-TheE
当店が運営しているオートマ修理サイトがあります。国産オートマ修理専門店国産車のオートマ修理工場って本当に少なく、知っている限りでは当店が窓口をしている工場の他2社だけ。西の方は分からないけど、おそらく国内に10社は無いです。(なぜか外車のオートマ修理工場はもう少し多い)で、ウチのように専門ホームページを作っている工場は無いので、地元の工場やディーラーで直せず困った方は、ネットでヒットするウチへなだれ込みます。笑昭和のクルマから平成20年代初めくらいまでが多く、車種も軽自動車からランクル、
先日オートマ修理でお預かりして来たランクル70。少し前に購入したばかりだそう。(数か月お待ちいただいていたので、購入してすぐ動かなくなった?)すごい改造をしていて、カッコよく仕上がっているんだけど・・・ちっちゃいバンパーからマフラーが大きく出っ張っていて、これじゃ車検が通らないです。車検証と実車を比べると、全長が記載されている数値より25cm短い。(許容差は±3cm)オートマ修理工場は国の認証を受けている指定工場(民間車検場)なので、車検の通らないいわゆる違法改造車の修理(整備)は行えませ
現在約4ヶ月待ちのオートマ修理。(以前より少し短くなったけど、また延びそう)お待ちいただいているオーナーさま、申し訳ございません。何としてでも愛車を復活させたい気持ちが伝わってきます。今日はずっとお待ちいただいていた次の車両を引き取りに埼玉県へ。(圏央道菖蒲PAにて)車両は平成5年の70系ランクル。(お客さまの許可を取っていないので詳細はなしです)トヨタのRV(SUVとは言わなかった時代)は世界中でニーズがあるので、完全ではないけどある程度オートマ内部部品の供給があるみたい。でも、な
AE92トレノがオートマ不調の診断で入庫しました。先日のマークⅡワゴンに続き、種別が二桁ナンバー!オートマ修理の窓口をしていると、長く大切にするオーナーさまと出会えます。トレノのオーナーさまは新車から乗っているのとのこと。まだ92のオートマが残っているとは驚きでした。(この年代で23万3千kmは驚くほどの距離ではない)不調の症状は「走り出しでもたつくことがある」とのこと。ディーラーでも診断してもらっていて、ソレノイドバルブがダメな様。流通を調べてみると3個使っているうちの2個は手に入り
70系マークⅡワゴン、平成7年車です。今回は神奈川県からのご依頼。今回はオーバーホールではなくリビルト品の交換。まだ社外リビルトATがあったのには驚き。(おまけに純正足回り部品も)トヨタ車の部品って純正、社外品も含めてやっぱりすごい。ご相談後、注文になったタイミングで1台あった在庫が買われてしまい、次の製作待ちで約ひと月。幸い乗っていられる状況だったので大きな問題にならず。周りに邪魔なフレームとか無いので、FR(フロントエンジンリアドライブ)のミッションはFFに比べると比較的楽な交換作
当店でお預かりするオートマ修理の車両は、分解した後オーナーさまへ説明のため動画を撮ります。参考までに、ミッションを降ろした車体側も見てもらうため、時間は15分くらいになっちゃう、結構な詳細説明です。ミッションとは別なところにもダメージがあったりするので、これは完全にプライベートなものとして編集、限定公開でオーナーさまだけに見てもらうことにしています。それとは別に、許可をいただければ一般の方へも見てもらえるよう、もう一本製作。今回もオーナーさまから許可をいただけたので、エボのオーナーさまへも
マニュアルミッションしか興味が無かった当時、エボのATはちょっとどうかな?って思った。でも、現在オートマ修理の窓口をするようになって、ここにもマニアさん(大切にしている方)がいることを知りました。この車体で3台目。オーバーホールしてでも乗り続ける意識のオーナーさま、うれしいです。今回のエボはまだ7万Km台、内部の状態はきれいだけど、唯一のウイークポイントであるお約束の部品が破損。それは【ウェーブスプリング】といいます。この部品は見るからに華奢(きゃしゃ)。長い期間では劣化する材質かもしれ
私がオートマ修理窓口になってから、エボのオートマはこれで3台目。特にセダンが弱いみたい。今回の車両もまだ7万Km台。お約束?のウェーブスプリングが欠損。ATF交換したら欠片が出て来たそう。なぜかこうなっても(すぐに)変速に問題が出ないし異音もしない・・・このまま乗っていると、いつか欠片が歯車に噛んでもっと大変なことに。まだ乗り続けるなら、そうならないうちに分解修理しかありません。オートマのエボ乗りさんは大変ですが、まだ走る続けられるよう出来るだけお手伝いいたします!以前オートマ修理し
ホンダ・ストリーム(RN6)をオートマ修理でお預かりしました。寒い時期に若干の滑りを感じ、同じタイミングでシフトインジケーターランプが点灯したとのこと。あまり頻度はなかったものの、走行距離が25万Km過ぎているので心配で修理のご相談をいただきました。試走や異音確認で異常は見受けられなかったものの、オーナーさまの希望により分解修理(どちらかというと整備)をお受けしました。分解した中身はどうなっているか?劣化した部品はみつかるか?動画にしたのでよかったら見てください。
オートマ修理でお預かりしたストリーム(RN6)車体から降りて分解したので、お客さまへ知らせる動画を撮りに来ました。私は初めてみるストリームのミッション内部。でも、どっかで見たことあるような・・・これはラグレイトと同じ景色。まあ、同じホンダのミッションなので当たり前といえば当たり前だけど、として実感として小っちゃい。(これも当たり前w)今回はオーナーさまの申告を元に分解したものの、機械的な故障個所は見つかりませんでした。電子制御なのでセンサー類の不安定な動作によっては違和感が出るかもしれな
オートマ修理のHPへご相談いただく中で、「買ったばかりなんです」という文言が多くなって来た気がします。当店が得意なインサイトやラグレイトにも通じる話で、メーカーはみなさんが思っているよりずっと早く部品供給を終了していて、日本ではユーザーにとっても厳しい環境なんです。『最近のクルマはつまらない、昔の特徴があるクルマに魅かれるんです』そんな方へ、まずやって欲しいことを動画で一本作りました。昔のクルマを探している方、よかったら見てください!