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しばらく書いていなかったら、また出てきました。(書いていても出て来るけど)「2-3速の変速時に滑りが出たのでATF交換したところ・・・」「変速時にガツンとショックがあったのでATFを替えてみました」ダメです!そして、お問い合わせの中で【トルコン太郎】が頻繁に出て来る・・・ワコーズで出している、圧送交換が売り物の【トルコン太郎】は内部にあるほとんどのATFが新品に替わるようだけど、これはむしろ悪い方向へ行きます。(もちろん、正常な状態のオートマでトルコン太郎を使ってのATF交換なら意味が
オートマ修理の窓口をしていて、たまに『全損』という個体があります。”全損”でイメージするのは、横転したクルマとかサンドイッチされたクルマとか、元の形にするのは困難なもの。オートマの場合は見た目普通だけど、内部の部品を全部交換しないと正常に戻らない状態のものを言います。タイトルに書いたように、水が回った内部がそれ。なぜ水が回るのか?(水が回って鉄の部品が錆びてしまった内部)考えられるのは車体が水に浸かる【水没】か、ラジエーターの一部をオイルクーラーとして使っている場合は、その隔壁が何
オートマ修理、次の車両はパジェロ。平成27年、型式はV93W。現在11.7万Kmの車体。パジェロ最終のモデルらしい。数か月お待ちいただくお願いをしていたけど、前の2台がすぐに作業へ掛かれず前倒しでお預かりとなりました。(こういうケースは珍しいです)症状はオートマ修理では定番の変速時の滑り、シフトダウン時の違和感など。また、オートマの故障とは違う可能性が高いけど、他にも困った症状が出ているみたい。工場では、まず試走からスタート。症状を確認したうえリフトに上げて車輪を浮かせ、Dレンジで駆動