ブログ記事881件
おいらは、ヘッドフォンは使わないので、使用者の話ではないがあるヘッドフォン製造メーカーの技術者を知っている彼は、美しい信州の自然の中で、JENSENのスピーカーで、しかるべき、レコードプレーヤーを用いて古いアナログ・レコード10インチなどのオリジナル盤を、聴いているそんな彼が、ヘッドフォンの音決めをしているというT.K.氏おいらは、幸い、音楽環境に恵まれているので、もっぱら、ヴィンテージ・スピーカーを、用いたレ
BILLEVANSの『WALTZFORDEBBY』が老若男女、ジャズ初心者、ベテランを問わず愛されるのは、中身の音楽が最高なのに加え、魅惑的なジャケットが視覚に訴えかける効果が大きいからと思います。以前に拙ブログでは「ジャケットで損をしている名盤」と題し、中身は素晴らしいけれど、冴えないジャケのせいでイマイチ人気のない盤を紹介しました。『ジャケットで損をしている「名盤」』レコードの魅力の重要な要素にジャケットがあることは、(ジャケットの無い)SP盤を蒐集するようになって、一層感じ
ちょっと前に福岡へ行った時、ハードオフのジャンクで、ルイ・グレーラーの小品集を購入したことを記した。その文末にもう一枚、珍しい盤をゲットしたと、書き込んだが、これはブックオフ、ミーナ天神店でのこと…。このお店は以前には、珍しい盤が安くポロポロ出て、注目する存在だったが、コロナ禍以降は凡庸になった。再オープンしても同じで、ゴミしかない…。それは主にCDだが、LPも同様、期待など出来ない。そして、LPとなると、カビ臭と格闘しながら、探すのも煩わしいものだ。久し
おはようございます2月4日日曜ですプロ野球はキャンプイン今年はどうなるかな〜この時期が一番楽しかったりしますねさて今日の1枚目大ネタを紹介しますPUBLICENEMY1988年リリース彼らの人気を決定づけた2ndアルバムItTakesANationOfMillionsToHoldUsBackオープニングはライブの冒頭かA①"CountdownToArmagedon"煽りまくってA②"BringTheNoise"へ後にANTHRAXと
英国を代表するジャズ・レーベル、Tempo。“英国のブルーノート”と呼ばれるくらい、最高級の評価を受けている。今日はその理由についてのお話。英Tempoは米ブルーノートに似ているか?という問いがあったとすると、筆者の意見ではあまり似ていないと思う。ブルーノートは数百枚のLPを発売したけど、Tempoの大半はSPとEPで、LPはわずかに43枚。11枚の10inch盤と、32枚の12inch盤だけ。しかもTempoはトラッド・ジャズが多くて、モダンジャズのレコードは10吋5枚と12吋21枚。た
西海岸のスターから全米のスターに飛躍すべくPACIFICJAZZからRIVERSIDEに移籍したCHETBAKER、RIVERSIDE時代の足跡をたどります。ITCOULDHAPPENTOYOU/CHETBAKERSINGS(RIVERSIDERLP1120)『CHETBAKERSINGS』(PACIFICJAZZ1222)と対を成す、もう一枚の“CHETBAKERSINGS”。若々しいものの昼下がりの気怠さを感じさせたPACIFIC時代に
(前回からの続き)<br>&
モダンジャズ期のアルト奏者によるブルース集。金管楽器の中ではアルトサックスが最もブルースに向いているように思います。選出に当たってはアルバム・タイトルに“BLUES”が付いているものの中から、タイトル曲だけがブルースでブルース集になっていないCANNONBALLADDERLEYの『THEMDIRTYBLUES』やLOUDONALDSONの『BLUESWALK』等は除外しました。BLOWSTHEBLUES/SONNYSTITT(VERVEMGV8374)レ
(前回からの続き)<br>ROCK廃盤セール棚から3枚も確保でき、ニヤニヤする徘徊掘り師(笑)。その後、反対側の壁際に広がるJAZZ&SOUL棚を丁寧にペラペラめくるも、目当てのオルガン系ジャズ&自分でも分かるようなディープ・ソウルは見つからず探索終了…。取り合えず検盤せねばとレジに向えば、レジ前に3桁ROCKエサ箱が4つ並んでいるではないか!しかも4箱ともレ
みんな大好きBILLEVANS。私も亡くなった後に発売されたレコードを除けば、ほとんど聴いていますが、50年近くなるジャズ歴のなかで最も聴いた回数が多いベスト3は・・・。1.『WALTZFORDEBBY』2.『EXPLORATIONS』3.『PORTRAITINJAZZ』とRIVERSIDEのSCOTTLAFARO在籍中の作品になりますが、実は最近はあまり聴いていなくて・・・・ここ数年、割とコンスタントに聴いているのがコレ。NEWJAZZCONCEPTI
ザ・シーン・チェンジズ+1(SHM-CD)Amazon(アマゾン)ジ・アメイジング・バド・パウエルVol.1+8Amazon(アマゾン)TheSceneChanges:TheAmazingBudPowellVol.5(Remastered)Amazon(アマゾン)ザ・タイム・ウェイツ:ジ・アメイジング・バド・パウエルVol.4(限定盤)(UHQCD)Amazon(アマゾン)コンプリート・ジ・アメイジング・バド・パウエル
忘れない内に書こうということで、以下は昨年末のセール掘りのお話。町田の友人と年末に会おうという事になり、会う前にレコ屋へGO!と計画を立てる。実はその前日(土)に町田D店で年末60-70'sROCK廃盤セールがあり、それをついでに覗いてやろうと(ハァハァ…)。普通ならこの手のセールは行かないのですが(=高額ゆえ、行ったところで買えるわけなしw)、事前に町田D店のSNSを見たら自分のターゲット・レコが出ており、値段も何とかすれば何とかなるくらいの値段だったので、それ狙いで(ハァハァ…)。
ジャズ喫茶に通っていた頃、良くリクエストされていたのが、当時新譜だったMcCOYTYNERの『SAHARA』でした。折からのピアノブームもあって「COLTRANEの後を継ぐのはMcCOYTYNER」との世評もありましたが『SAHARA』については何とも壮大な音楽ながら、これってジャズなの?既成概念に囚われない音楽なら発売時期が重なったSANTANAの『CARAVANSERAI』の方が・・・と感じていました。McCOYTYNERが最もTYNERらしかったIMPULSE時代を検証します。
MILESDAVIS、SONNYROLLINS、ARTBLAKEY&JAZZMESSENGERS、MODERNJAZZQUARTET等、モダンジャズの世界で功成り名遂げたアーティストは、何故“サウンドトラック”を作りたがるのでしょうか?一つのステータスなのかもしれません。HERBIEHANCOCKもその一人です。BLOWUP/HERBIEHANCOCK(MGM665072)英米盤とは異なる仏盤のジャケット“ヌーベルヴァーグ”と呼ばれる1960年前
アナログならともかくCDでオリジナル盤というのも何か妙だが、時系列的に見れば最初に発売されたものはオリジナル盤だ。百花繚乱のリマスター盤だが、リスナーの多くが若いときに聞いた音楽に一生を拘束される傾向があるから、リマスター盤のニーズがあるのでしょう。まあ、リマスターすると権利が延長されるというやましい話もあるようだ。よく言われるのが、音を変えないでそのままにしてほしいというのだが、レコード会社はこのような言い分を聞いてくれることは少ない。で、大抵は改悪される。パッと聴きはよく聞こえるの
ご訪問ありがとうございます。女性ヴォーカル「ドリス・デイ」のレコード紹介です。「LoveMeorLeaveMe」!大物ギャングに、娼婦が「たんかを切る」!強さのヘレン・ヒュームス、どう唄うドリス!一句“恋の歌生きざま魅せるジャズシンガー”②『デイ・イン・ハリウッド』(55)《DayInHollywood/DorisDay》ドリス・デイ(vo)。《DorisDayBlog紹介》①『TeaForTwo』(50)№1'50年!咲き香るア
明けましておめでとうございます2024年!反省を込めて、2023年のレコ掘り活動を振り返ろうと思います。♦昨年のレコ掘りの特徴特徴も何も…と言ったところですが:①仕事が上手く行かずイライラする⇩②ストレス発散の為、レコ掘り@ハードなオフ(我が街にはレコ屋はない)⇩③年を追うごとに不作@ハードなオフが深刻化し、更にイライラが募る⇩④円安なので海外から買うわけにもいかず、さりとてヤフオクで太刀打ちできる資金もなし⇩⑤仕方がないので、都内&近郊のレコ屋へ出撃する⇩
RVG録音については星の数ほどの評論(多くは賞賛)がありますが、本当に凄いのは録音ではなくてマスタリング(含むラッカー・カッティング)というお話です。(そんなこと、とっくに知ってるよ、という方も多いと思いますが・・・)一般的にRVG録音が凄いという場合、対象のレコードは録音+マスタリング(含むラッカー・カッティング)をRVGが手掛け、デッドワックス(内周の無音部)に手書きのRVG、もしくはマシンスタンプのRVGやVANGELDER刻印があるものを指します。オリジナル、もしくは初期のRVG
スィンギーなウエストコーストのビッグバンド物だ。アートペッパーや、あのスコット・ラファロなんかが参加している。ジャズっていいなあ、と本作なんかを聴くと思う。最初はわけも分からず、本作と同じマーティ・ペイチの「おふろ」がカップリングされたCDを買った。次第にこの様な扱いもどうかと思い始め、「踊り子」「おふろ」ともオリジナル盤を探しあてた。盤質はまあまあなのだが、この二枚ジャケットが大分やられている。こんな良いレコードを手荒に扱う輩は洋の東西問わずいる。私などには信じられな
(前回からの続き)stereo盤で安いとも言えないが、好きなアルバムのオリジナル極美品(上のリンクのJohnMayall盤)を入手してほくそ笑む堀り師。帰宅後『Wの悲劇』に見舞われるとも知らず…(上のリンクを参照して下さい)。レコ屋巡り最初の一件目の序盤で資金という名の戦力の大部分を失い、後は流してサクッと次なる店に行こうか…とRock~Soulコーナーを華麗に横移動。基本的にオリジナル盤より、圧倒的に国内盤の方が多いんですよ、この秋葉原R店。国内盤も皆が欲しがる初回のレア盤ともな
今年の収穫は長い間、探していたYOUNGBLOODSの『RIDETHEWIND』(RCA回収盤)でキマリなのですが、あまりの嬉しさに入手時にブログで紹介してしまったので別の盤を・・・。『WITHDRAWN(回収盤)?』コロナ過も一段落したこともあり、また後輩の定年退職の送別会に呼ばれたため、3年半ぶりに上京しました。新幹線の車窓から見る久しぶりの東京は、あのゴミゴミした狭い…ameblo.jpコロナ禍が落ち着いて上京する機会も増えましたが、今年も相変わらず主力はeBayで
単独アーティストが”クリスマス“を題材にアルバム一枚を作り上げることは至難の業だと思います。それでも星の数ほど”クリスマス・アルバム“は作られてきました。圧倒的に多いのはヴォーカリストによるもの。功成り名遂げたアーティストはクリスマス・アルバムを作ることが一つのステータスのようになっていたのかもしれません。でも、はっきり言ってクリスマスを題材にした一枚のLPの両面を飽きずに聴かせるアーティストがどれだけいたでしょうか。ジャズでもDUKEPEARSONの『MERRYOLESOUL』を筆
12月に入って、都内D店がセールに燃えています。以下は、12/4@御茶ノ水D店のセール告知:★60's~70’sROCK"UKORIGINALvol.1"★60's~70’sROCK"UKORIGINALvol.2"★60's~70’sROCK"USORIGINAL"★UKPROG/FOLK/PSYCHEDELIC★EUROPROG/USPSYCH/GARAGE~FREAKBEAT/FRENCHPO
偶然レコード棚から今はクラシックの指揮者として高名も、昔はジャズピアニストでもあったアンドレ・プレビンのレコードが出てきました。どこで買ったことも、持っていることも忘れている風。自分のレコードコレクションでは珍しいから裏を見ると1957年プレスでRIAAカーブとあります。しかも通称プロモ盤というプロモーション用に放送局などに配ったものとされるもので、オリジナル盤より貴重とされているもの。売り物ではないとありますね。自分はオリジナル盤至上主義ではなく、なるべく値段が同じならCDより
KENNYDORHAMは晩年になると、その“しょぼさ”が全開になります。また共演者の魅力を引き出す能力にも磨きがかかります。EASTWARDHO!/HAROLDLANDINNEWYORKWITHKENNYDORHAM(JAZZLANDJLP33)CONTEMPORARYやHI-FIJAZZの吹き込み等、西海岸で活躍していたHAROLDLAND、残念ながら彼のCOMTEMPORAYのレコーディングには一度も感心したことがなかったのに、東海岸に移ってか
『初盤道』なる本を手にした男は、「やっぱオリジナル盤やで!」と洗脳され、11月某日都内秋葉原へと向かった。JR秋葉原駅電気街口を出て歩くこと3分、最初の店R店へ到着。なぜか来るたびに店の形が変わっているような?渋谷スクランブル交差点真ん前のビルに構えたR店には、どうも相性が悪くて行きにくくなりましたが、何となくこの秋葉原店なら…という意味不明の直感に襲われ行ってみた次第。入店して左側にレジと新入荷コーナーがあるんですが、壁レコを含めて本当にヤフオク同様の異様な価格
以前にKENNYDORHAMのリーダー作を取上げましたが、サイドマンとして参加したアルバムでも個性は十分発揮されていて、雰囲気づくりにDORHAMは大きく貢献しています。THEJAZZMESSENGERSATTHECAFÉBOHEMIAVOL.2(BLUENOTEBLP1508)オリジナルはLEXINGTONレーベル、所有盤はサードプレス。初代のMESSENGERSのフロント陣(CLIFFORDBROWN、LOUDONALDSON)の変更で雰囲気は一変、KEN
ビクター国内盤(VDJ-1527)も(中略)適切なマスタリングがされていて、オリジナル盤に近い。スコット・ラファロのベースから一音一音が弾き出されるごとに音楽は深く沈んでいき、あたり一面がデリケートなムードに包まれる。ダイナミックレンジはマスターテープのまま広く保たれている。(嶋護「ジャズの秘境」DUBOOKS)BillEvansTrio-BeautifulLoveBillEvansTrio-BeautifulLove(1961)Personnel:BillEva
初盤道究極のアナログレコード攻略ガイド2023年真保安一郎(著)2,750円やっぱねぇ、オリジナルなんだよオリジナル!初盤なんだよレコは初盤!再発?CD?配信?オリジナル・レコ以外は全てF**********CK!こんな意味のないレコ・ブログを見ているそこの君!持っているCD&再発レコを全て捨てよ!Spotify?AmasonMusic?今すぐ解約せよ!オリジナル盤以外はレコではない!断じてない!オリジナル盤以外は全てF*CKだ!!(ハァハァ…)。…というような過
ROCKのレコードを蒐集しているコレクターの間では”英国盤神話”が存在します。英国盤のジャケットはフリップバック仕様で米盤のように底が抜けることもなく、またコーティングが効いていて、一部の米盤のように年月の経過とともにリングウェアが発生することもありません。また英国盤は盤質も良好でプレスミスも圧倒的に少なく安心して入手できます。そして肝心の「音」も英国盤の方が良いのは定説で、特に英国盤がオリジナルの場合は迷う理由はないと思っています。ただ中には例外も・・。『英国盤神話』このブログでは過去に