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今年もあと1か月、1年早いですね。お肌が乾燥するこの時期は、重症なアトピー患者様も増えます。寝ている間に皮膚が痒くなり、黄色い滲出液が出る方も。アトピー性皮膚炎は黄色ブドウ球菌との戦いとも言われる位いかなり厳密に細菌叢対策をしなければいけません。そして、いきなり脱ステロイドをしてボロボロになった状態で来られる方もいらっしゃいます。ステロイドは悪の薬ではありません。容量用法を守って徐々にやめる事がポイントです。何故ならば長期のステロイド使用によって自身のステロイド成分
冬でも紫外線対策は重要なポイントです。紫外線が刺激になって赤みを引き起こすことも多々あります。どんな日焼け止めがいいですか??というご質問も多いです。【日焼け止めとしてのポイント】・紫外線吸収剤が入っていない・べっとりしたテクスチャーは毛穴を目詰まりさせますそこでオムニキュアシリーズの日焼け止めを開発しました!オムニキュアシルクプロテクト特徴は・酸化亜鉛で肌にやさしいUVケア刺激になりにくいミネラル成分で、敏感肌の方にも安心して使えます。・UVA・
冬になったらバチッとレーザーでシミを取ろう!と言う方レーザー治療のPIH(炎症後色素沈着)にご注意下さいレーザー治療でシミをケアしている時に起こるトラブルの1つです。シミを消すつもりが、かえって変な色のシミ?!になったというパターン。治療する医師にとってもストレスになるPIH。レーザー治療の刺激による反応として周囲のメラノサイトが活性化し、色素沈着を引き起こし一過性のシミが発生します。PIHの発症原因は、多くはレーザーの出力が強すぎたり、体質的な問題もあります。予防する
酒さ治療の時に処方しているビタミン・ミネラルって何ですか?そのビタミン剤は飲まないといけないのですか?というお問い合わせも多いです。通常の皮膚科では、ユベラ・シナール・トランサミンなどを処方していると思います。当院では炎症・赤み・ニキビが続く理由は、通常の肌を作る為の“細胞の材料”が不足しているのではないのか?ということをベースに、オーダーメイド処方をしています。肌は“栄養で作り変わる臓器”(いい意味で、生まれかわらせる事ができます)私たちの肌は、28〜45日ほどで新しく生まれ変
寒くなると増える肌の乾燥だけでなく「原因不明の湿疹」や「全身のかゆみ」や「ブツブツ湿疹」ステロイドを塗っても治らない、抗アレルギー薬をやめるとぶり返す…。そんな方に知ってほしい“本当の原因”と、“体の中から整える検査”があります。よくある原因パターン接触性皮膚炎(せっしょくせいひふえん)衣類の繊維、洗剤、柔軟剤、強いクリームなどが肌に合わず炎症を起こすタイプ。一見、乾燥や湿疹のように見えても「触れているもの」が原因のこともあります。皮脂欠乏性湿疹(ひしけつぼうせいしっしん)「
10月から凄い勢いで酒さでお悩みの方が増えました(なんでだろう??)公式のユーチューブでは、酒さ治療の様々なポイントを動画で配信しています。それをしっかり視聴して頂いているいわゆる上級者の方からのご質問も多く頂いております。特に、遠方にお住まいで通院ができない方から、「オムニキュアシリーズの化粧品は何をどう使用したほうがいいのか?」というご質問が多いです。診察していないので、一般的な治療のお勧めです~①ジェントルソープで丁寧に洗顔する②モイスチャーピールを化粧水代わ
ここ最近グッと増えたお悩み「ニキビを治したくてピーリングを受けたのに、逆にニキビが増えた・悪化した」「ハーブピーリングを受けたら、赤みや炎症がひどくなった」SNSで酒さやニキビにピーリングとお勧めしているエステサロンも多いですね。功を奏する場合もありますが、悪化する場合もあります。ではなぜ?ピーリングでニキビが悪化するのでしょう?3つの主な理由「古い角質を落とす=ニキビが良くなる」と考えるのは、「健康な角層バリアがある肌」が前提です。すでに赤みや炎症があるニキビ肌、敏感
もうすぐ11月、気温がぐっと下がりましたね。夏の紫外線や汗のダメージで酒さ症状が悪化していた方もようやく落ち着いてきた印象です。そんな中でも今月は「顔が真っ赤に燃えるように熱い」「かゆくはないけれどヒリヒリする」というご相談がとても増えました。一見、アレルギー?と思ってしまうほどの赤み。そこで注意しなければいけないダニ問題。ダニが赤みを悪化させる理由毛包や皮脂腺に潜むニキビダニ(DemodexfolliculorumやDemodexbrevis)は、毛穴や皮脂腺の
もわっとした赤みに、フォトフェイシャルを何度もやってもなかなか良くならなかったと言う方に、是非一度お試しして頂きたい治療がボトックスを入れた水光注射治療ボトックスと言えば、シワ??と思いきや赤ら顔にも効果的ですちなみに、ヨーロッパや欧米ではメジャーな治療ですでは、どうしてボトックスなの??作用機序は分かられていませんが、血管が拡張しにくくなるので温度変化に対する赤みの程度が減ります。これから冬にかけて、暖かい部屋に行くと、一気に顔が赤くなると言う方は、これです!当院
渋谷セントラルクリニックは、治りにくい酒さ(しゅさ)や難治性ニキビ、そして敏感肌の専門的な治療に力を入れています。ここ最近は定期的に通院治療をされている方が増えて、新規の患者様は予約が取れないとの事で、、、申し訳ありません。と、言うことで今月末の敏感肌セミナーで色々とご質問にお答えします。奮ってご参加ください!「色々試したけど、なかなか治らない...」「赤みが引かない...」とお悩みの方こそ、基本に戻って洗顔剤の見直しをお勧めします。酒さや難治性ニキビは、一見すると「肌の炎
少しずつ秋めいてきましたね。そして、、日差しもやわらいできました。この季節になると、夏の紫外線でダメージを受けたお肌が「なんとなく赤い?黒い?」「血管が浮いて見える」と感じる方が増えてきます。そんな時期にこそおすすめしたいのが、フォトフェイシャルM22治療です。酒さは、頬や鼻まわりの赤み・ほてりが続く皮膚の状態で、医学的には「紅斑毛細血管拡張型」とも呼ばれます。通常は見えない毛細血管が拡張してしまい、気温の変化やストレス、食事などの刺激で顔が赤くなってしまいます。フォトフェイ
季節の変わり目ファイスパウダーを新調しました!診療中はマスクをしているのでベトベトな感じは嫌〜と言う事で、オムニキュアのシルクプロテクト日焼け止めの後にパウダーでをしてさらさら感を出しています。資生堂エッセンススキンセッティングパウダー今だけの限定色という言葉についついこのパウダーにしました。「美容液仕立てのパウダー」のようで、一粒一粒の超微粒子パウダーを美容成分で包み込み、ヒアルロン酸やナイアシンアミドの潤いがぎゅっと閉じ込められているようです。つけた瞬間から
この時期は「血流を整えて、乾燥とたるみを一気にリセット」そんな気分の方は絶対テノールがお勧めです!ローラー機能もプラスされたリフトアップテノール。なんとなく血流が悪いような気がする、フェイスラインが重く見える、乾燥が強くなって小じわが気になる……そんな時に治療すると一気に若返ります。高周波エネルギー(RF)を肌の奥(真皮層や皮下組織)に届け、コラーゲン線維をじんわり温める治療。温熱効果によって血流が改善され、むくみが取れてすっきりするだけでなく、線維芽細胞が刺激されることで新
今月末の敏感肌セミナーのテーマは最新の腸内フローラ検査「SYMGRAM」これまで「腸内フローラの検査」というと、善玉菌と悪玉菌の比率を見て、どちらが多いかを判断する~そんなシンプルなものが多かったと思います。この新しい検査は一歩進んでいて、腸内細菌の種類や数だけでなく、メンタルや睡眠との関連、代謝物の産生傾向、さらには疾患リスクまでわかる!美肌作りに欠かせない腸内環境腸内フローラには乳酸菌や酪酸産生菌といった“良い働きをする菌”は一定数ありますが、ヨーグルトだけでなく野
「顎ニキビ=思春期だけの悩み」と思っていませんか?実は大人になってからも繰り返すことが多く、更年期や体調不良が関わっていることも。生活の中で気づかない原因を見直すと、お肌はグッと変わります。ここ最近の外来である顎ニキビの種類と原因をまとめてみました!ホルモンバランス(性ホルモン)に問題あり・思春期だけでなく、大人女性も「生理前」「更年期前後」に悪化しやすい・エストロゲンやプロゲステロンの変動、テストステロン優位が関与・特徴:顎〜口周りに繰り返し赤いニキビ甲状腺機能異常・甲
牛乳は、子牛の急成長を促すための「成長因子」を豊富に含んでいます。その中でも、インスリン様成長因子-1(IGF-1)やインスリン自体が特に重要です。人が牛乳を摂取すると、これらの成分が体内で吸収され、血中のIGF-1レベルが上昇することが知られています。特に、脱脂粉乳(スキムミルク)はカゼインというタンパク質が濃縮されていて、これが体内でIGF-1の作用を強める可能性があるため、ニキビとの関連性が特に強く指摘されています。乳製品の摂取は、特にニキビや酒さ様皮膚炎の症状を悪化させる一因
先日の謎のぶつぶつ診察時に、患者様には脂腺が増殖してますね~と言っていますが、そんな感じのぶつぶつでした。これ、ダニ??と思って薬を内服、、、2週間くらいで完治しました自然になくなりました。ニキビダニは、「毛包虫」「顔ダニ」などと呼ばれています。主に皮脂をエサとし、顔や首などの皮脂腺、マイボーム腺に住みついています。ニキビダニがいることは異常ではありません。なんらかの原因で、皮膚の微生物のバランスが崩れ大量に発生した場合、酒さ、脂漏性皮膚炎、マイボーム線機能不全、眼瞼炎な
8月24日15時30分から、今月も恒例の「敏感肌ステップアップセミナー」を開催いたします!今回の記念すべき第40回のテーマは「祝40回記念!“赤い・ブツブツ・ごわごわ”タイプ別診断と治療戦略」毎回、酒さや敏感肌はもちろんのこと、思春期から大人まで幅広く悩まれる「ニキビ」についても、多くのご質問を頂きます。更に、、、ここ最近は治療のことはもちろん、美容施術との組み合わせ、アンチエイジング、ライフスタイルのご相談まで酒さ・赤ら顔と一言にいっても、「赤い炎症型」「ブツブツとした面
残暑厳しく、まだまだ蒸し暑さと強い日差しが残るこの季節。自分のすっぴんを見て、、、驚きのシミパラパラした色の薄いシミが異常発生していました。夏でもシミケアしたいと思う方も多いのではないでしょうか。と、言うことで今日は、レーザートーニングを受けました!トーニングは、肝斑のようなデリケートなシミにも使える“マイルドだけれど頼もしい”治療。続けることで全体のトーンアップや肌ツル効果を感じられるのが魅力です。そして照射治療と必ず塗布しているオムニキュアジェル。主成分のクルクミンは、炎
お盆休み中は少し涼しかったものの、そろそろまた猛暑の予感季節の変動に伴い悪化する肌症状。ここ最近感じることは、ロスのヘン教授の患者様との違いはカビやダニ今となっては高温多湿の日本の気候「カビとダニを制する者は美肌を制する」といっても過言ではありません。ではそれらがどの様に悪さをするのでしょうか?【マラセチア(Malassezia)】皮膚常在菌の一種(真菌)で、誰の皮膚にも存在します。皮脂を栄養源にして増殖するため、皮脂分泌の多い部位(顔・胸・背中)に多い。・肌荒れに関
年間を通じてお悩みの多いニキビのお悩み当院にお越しになる方たちは一通り保険診療内での治療を終えて、、、でも治らない方が多いです。よく処方されるお薬としては1過酸化ベンゾイル製剤(BPO)–商品例:ベピオゲル、デュアック配合ゲル(BPO+クリンダマイシン)2アダパレン(レチノイド外用)–商品例:ディフェリンゲル3外用抗菌薬–商品例:クリンダマイシン(ダラシンTゲル・ローション)、ナジフロキサシン(アクアチムクリーム・ローション)4固定配合剤–商品
夏休みシーズン、遠方からの患者様も多く「敏感肌セミナーを欠かさず観てますが、検査とプラズマをしてもらいたいです」「鏡を見るたびに気になる、ほほの赤みやポツポツ。スキンケアを見直しても、薬を塗っても、なかなか引かない…。」「オムニキュア化粧品を実際に手に取ってみたかったんです。」という声を頂戴します。当院にお越し頂く患者様は様々な病院を経て「軟膏だけでなくしっかり検査や治療をして欲しい」という方がほとんどです。50歳前後の敏感肌に悩まれてる方の中には、ホルモン補充治療もして欲しいと
当院で酒さ治療する時に必ずお伺いする事・胃のピロリ菌・痔・副鼻腔炎これらがある場合にはしかるべき検査や病院をご紹介して治療を御提案します。何故ならば、カラダに炎症があるとその部分から炎症物質が出るからです。最近多いのは、副鼻腔炎に悩まれている方。花粉の時期は勿論のこと年中鼻の調子の悪い方は要注意です。更に追加すると、肝機能障害胆石があったり、胆嚢炎の方でも酒さは悪化します。意外な原因として是非一度確認してみましょう!
「ざ瘡」って何?と言う方も多いと思いますが、身近にいうと「ニキビ」です。夏休みシーズン中学生のニキビのお悩みが急上昇当院にお越しになる前には、既に皮膚科の保健診療を経てくる方たちがほとんどですが、どうにもこうにも治らないとお母さんと一緒に診察にお越しになります。ではその原因は?v閉塞した毛包:面皰/毛穴の脂、黒ずみv皮脂腺過形成v皮脂、アクネ菌の蓄積(プロスタグランジン、ロイコトリエン、好中球走化性を刺激)v膿疱形成/毛包炎/膿瘍形成/嚢胞形成v炎症と瘢痕
最近ご質問の多いオムニュアシリーズのモイスチャーピールとキセキの使い分け!外来では以下のポイントでお勧めをしております。例えば、毛穴が詰まっている感じ・ぶつぶつしている方には、モイスチャーピールをお勧めしております。化粧水状態なのでシャバシャバで使いやすいです。特にこの暑い時期の旅行中でも、日焼け止めを塗り直すよりも、このモイスチャーピールを頻繁に塗る方が明らかに水ぶくれのリスクは下がります。一方でキセキです。こちらはモワッとしたような赤みのある方にお勧めです。品質改良されてきてい
赤ら顔、ヒリヒリ、ポツポツとした膿疱。「色々な病院に行って酒さだと言われたけど、なかなか良くならない」そんなご相談をよくいただきます。実は、酒さの背景には“複数の微生物感染”が重なっているケースが少なくありません。単なる「敏感肌」や「毛細血管の問題」では説明がつかない慢性的な赤みその正体は、肌の常在菌バランスの乱れによる“重複感染”かもしれません。ここで代表的な関与微生物を3つご紹介します。●デモデックス(顔ダニ)+バチルス・オレロニウス酒さと深い関係があるのが「デモ
毎日殺人的な暑さが続いております。しかも、湿度を感じるのは日本ならではですよね酒さ・ニキビ外来も男性から子供さんまで連日お問合わせが多いです。ではこの気候なぜお肌によくないのでしょうか??【1】汗・皮脂の過剰分泌→汗と皮脂が混ざると、毛穴詰まりや雑菌繁殖の温床に。→特にTゾーンやフェイスラインにニキビ・ざらつきが出やすくなります。【2】湿度による常在菌バランスの乱れ→高湿度環境では、マラセチア(真菌)やデモデックス(ニキビダニ)が増殖しやすく、かゆみや赤み、
日差しが強いですね~紫外線対策も肌育には重要なテーマ「どんな日焼け止めクリームがお勧めですか?」「日焼け止めを塗ると、肌がピリピリする」「クリームが重たくて、かえって毛穴が詰まる気がする」そんなご質問が多いです。特に更年期前後の肌は、乾燥や赤み、ちょっとした刺激も大きな負担になります。いま当院で大ブレイク中のオムニケアシリーズから誕生した「シルクプロテクト」構想から3年、敏感肌医療と皮膚科学の知見を集結して開発された、朝・晩使える肌育セラムです。サラッとしているけど、しっ
顔にニキビができやすい。皮脂が多くてベタつきやすい。毛穴の目詰まりと共に赤みも悪化。日々、酒さでお困りの方が増えているように感じます。実は、その不調の原因が「カビ」であること、ご存じですか?カビと聞くと、梅雨の黒ずみや水回りのイメージが強いですが、皮膚にも常在菌として存在する「真菌(カビの一種)」がいます。中でも「マラセチア菌」と呼ばれるタイプは、皮脂が大好物。脂性肌の方にとっては、増殖しやすい環境がそろってしまっているのです。マラセチアが関与する肌トラブルには、以下のようなも
酒さ治療において最も重要な乳糖フリー分解できない乳糖が腸で炎症反応を起こして、赤ら顔どころか様々な病気を引き出す原因となります。それに加えて、時々グルテン不耐症の方もいらっしゃいます。酒さの方全員にグルテンフリーをお勧めするわけではありません。グルテン不耐症の方には、グルテンを避けることをお勧めします。これはグルテンを食べてお腹が張る、おならが臭い、腸が浮腫んだような感じがするなどが怪しいです。全身の倦怠感などに影響する場合もあります。消化器系:腹痛、膨満感、下痢または