ブログ記事236件
2024年2月23日午後2時東京芸術劇場池袋東京都交響楽団第995回定期演奏会Cシリ-ズ【インバル・都響第3次マ-ラ-シリ-ズ1】指揮/エリアフ・インバルコンサートマスター:矢部達哉マ-ラ-:交響曲第10番クック第3稿補筆版第1楽章と第3楽章はほぼ演奏可能なほどスコアが完成していたが第2、4、5楽章は4段、5段の略式スコアのみ。第2楽章から第5楽章までの補筆はショスタ-コ-ヴィッチ、シェ-ンベルクに依頼したが断られている。補筆完成版でよく演奏されているのはイギリスの音
2024年2月17日午後2時サントリ-ホ-ル赤坂東京都交響楽団第994回定期演奏会Bシリ-ズ【マエストロ・インバル88歳記念】指揮/エリアフ・インバルコンサートマスター:山本友重・ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調op.70・バーンスタイン:交響曲第3番《カディッシュ》ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調op.70プロコフィエフの古典交響曲(1917年作)を思わせるような第1楽章で始まり第4楽章のトロンボ-ンとチュ-バはワーグナ-楽劇「神々の黄昏」の「
今日の午後はサントリーで、群響の東京公演を聴きます。飯森さん指揮で、モツPf協20KV466(w/チャクムル)とブル9。ブル9は完成された3楽章のコールス校訂版(2000)。大野さんの解説動画が面白い(ノーヴァク版)。コールス(Benjamin-GunnarCohrs)は、未完に終わった第4楽章の補完も行ってます。SPCM補筆完成版(SMCP版とも呼ばれる)のCはコールスの頭文字。SPCM版での演奏は、昨年8月のダウスゴーPMF東京公演で聴きました
インバル88歳。88歳とは思えない立ち居振る舞いにこちらの背筋も正したくなる。歩き方が老人ではなく颯爽としている。自分もかくありたいものだと感じさせる。さらに、驚くことに都響とこれからマーラーツィクルスを開始するという。しかも、1番からではなく、10番から開始するという。今回がその初めの演奏会。しかし、来年はマーラーツィクルスではなく、バビ・ヤールなどをやるらしく、その意志に驚かされる。間違いなく90代になっているであろう。その気力に驚かされる。自分はインバルのマーラーツィクルスは2回目の
一昨日の夜、フェスティバルホールに聴きに行った大阪フィルハーモニー交響楽団第576回定期演奏会のことを記載します。指揮は、エリアフ・インバル、プログラムはマーラーの交響曲第10番(デリック・クック補筆版)でした。僕がインバルを観るのは、2019年7月のベルリンコンチェルトハウス管・名古屋公演(★)以来、今回で2度目。その後、タイミングが合わなかっりでしたが、久しぶりに聴くことが出来るのを楽しみにしていました。出演指揮:エリアフ・インバル管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
先月からインバル指揮の第3次マーラー・シリーズが始まりましたが、2024年度はインパルはマーラーを指揮しないので、2025年度以降から再開されますが、88歳のインバルがどのようなペースでマーラー・チクルスを敢行するのか気になっていまして、当ブログでも憶測を書きました。『2/22インバル指揮東京都交響楽団』今日はインバル指揮による第3次マーラー・シリーズの1回目で交響曲10番を聴きに行きました。インバルは先週、88歳になりましたが、来年度はマーラー公演はなく、次…ameblo.jpこの件
みなさんこんにちは😃2024年のブルックナー生誕200年におけるアニバーサリー企画として毎月1種類ブルックナーの交響曲全集を取り上げています。1月はヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるブルックナー交響曲全集を取り上げました。2月はつい先日に誕生日を迎えて88歳となったエリアフ・インバル&フランクフルト放送管弦楽団によるブルックナー交響曲全集を取り上げていきます。注目すべきなのは、交響曲ヘ短調、第0番、第9番補筆版が収録されているということ。安価で手に入る全集の
待ちに待ったインバル/都響のマーラーである。心臓をやられて斃れたマーラーは、自身の最後の曲、交響曲10番の第1楽章しか仕上げることができなかった。しかし、この楽章をわずかでも聴けば、マーラーが己の死期の近いことを悟って書いていることがよく分かる。透明な抒情とでも言うのか、もはや諦念と蘇りとの間を行き来するようなその音楽は、ひとりマーラーの命の終末を歌うのみではない。19世紀末、ヨーロッパの文化が爛熟を極め、沒落の様相がはっきりしてきたその姿を、マーラーは陶酔的な旋律にすくい取って、あまりに
2024年02月22日(木)14:00-東京芸術劇場池袋□マーラー/交響曲第10番嬰ヘ長調(デリック・クック補筆版)指揮:エリアフ・インバル東京都交響楽団インバルのマーラーを初めて聴く。インバル/都響のマーラー演奏が素晴らしいものであるということは知っていたが、残念ながら今まで聴く機会が無かった。今回初めて聴き、その素晴らしさに感嘆した。いままで熱演、力演のマーラー演奏を何回も聴いてきたが、どこかマーラーの音楽にふさわしい響きとは少し違うのではないかといつも感じてきたが、これ
2月23日14時サントリーホール指揮/エリアフ・インバルマーラー:交響曲第10番嬰へ長調(デリック・クック補筆版)88歳のインバル、都響で3度目のマーラー交響曲全曲演奏に取り組むという、マジかと言いたくなるが、ステージに上るインバルの堂々たる歩みを見ると、増税メガネの虚言より、余程実現性があると感じられる10番の全曲の実演は聴いたことが無かったので、今日の予習を兼ねて年頭に新響で聴いた、アダージョはいい曲だが、それ以外はどうもしっくり来ないという感想だったが、それは私にも責任があ
2月23日エリアフ・インバル✕東京都交響楽団14:00東京芸術劇場コンサートホール【プログラム】マーラー:交響曲第10番嬰ヘ長調(デリック・クック補筆版)Ⅰ.Adagio:Andante-AdagioⅡ.Scherzo:AchnelleViertelnⅢ.Purgatorio:AllgrettomoderatoⅣ.Scherzo:Allegropesante.Nichtzuschnell
【インバル/都響第3次マーラー・シリーズ①】都響スペシャル(2/23)(2/22定期Cと同演目)2024年2月23日(金)14:00開演(13:00開場)東京芸術劇場コンサートホール[出演]指揮:エリアフ・インバル東京都交響楽団[曲目]マーラー:交響曲第10番嬰へ長調(デリック・クック補筆版)16型、チェロが手前にくる通常配置でチェロバスが右手、Hrは左手。1番Tim最奥中央、その右手に2番Tim、大太鼓。左手に打楽器。Timの前に左からTp、Trb、Tub。
ドイツ後期ロマン派交響楽の幕を引いた大作曲家マーラー、その未完に終わった大作の交響曲第10番補筆全曲版を、マーラーには定評あるエリアフ・インバル指揮の東京都交響楽団か演奏する公演「都響スペシャル」で聴きました。この第10番は、マーラーが最後の交響曲のつもりで書いた第9番が、第1楽章冒頭から息も絶え絶えで、最後の第4楽章は息が消え入るように終わる、まるで辞世の曲のようで、交響曲はもうやり尽くしたと思われるのに、それを浄書して程なく着手した曲です。あの第9の後にまだ表現したいことがあったとは⁉️
都響スペシャル【インバル/都響第3次マーラー・シリーズ①】を、東京芸術劇場コンサートホールにて。指揮/エリアフ・インバルマーラー:交響曲第10番嬰へ長調(デリック・クック補筆版)インバル/都響第3次マーラー・シリーズが、インバルさん88歳の2024年にやったスタート。しかし来シーズン(2024年度楽季)のプログラムにインバルのマーラーはない…さてシリーズ初回はデリック・クック補筆完成版による10番。ちょうど10年前、第2次マーラー・シリーズの掉尾はこの10番で、これが超名
昨日(2月22日木曜日)、東京芸術劇場でエリアフ・インバル指揮都響(コンサートマスター:矢部達哉)でマーラー交響曲第10番(デリック・クック補筆版)を聞く。当日の午前10時に当日販売があって、雨降りの平日だからか良席が買えたので行くことにした。翌日金曜日(祝日)にも同じプログラムのコンサートがあって、こちらも当日10時から最終販売があるが、これの当日券は僅少だろうし殺到しそうだ。それはともかく、このコンビは1994年4月〜1996年11月まで第1回のマーラーサイクル、2012年9月〜2014年
東京都交響楽団第995回定期演奏会Cシリーズを聴いてきました。第995回定期演奏会Cシリーズ(平日昼)東京都交響楽団公式サイト。コンサートスケジュール、チケット、オーケストラの紹介や第995回定期演奏会Cシリーズ(平日昼)のご案内。www.tmso.or.jpインバル/都響第3次マーラー・シリーズ①Inbal/TMSOThe3rdMahlerSeries:12024年2月22日(木)14時開演東京芸術劇場コンサートホール【指揮】エリアフ・インバルEliahuInba
【インバル/都響第3次マーラー・シリーズ①】エリアフ・インバル指揮東京都交響楽団マーラー:交響曲第10番嬰へ長調(デリック・クック補筆版)2014年7月20日に聴いた同じ曲目のコンサート。10年前の感動は、しかし今日は感じられなかった。インバル都響マーラー:交響曲第10番|ベイのコンサート日記(ameblo.jp)都響の演奏は、2月17日に聴いたショスタコーヴィチの交響曲第9番と変わらず、完璧であり、集中度は破格のものだった。にもかかわらず、今日のマーラーはシ
今日はインバル指揮による第3次マーラー・シリーズの1回目で交響曲10番を聴きに行きました。インバルは先週、88歳になりましたが、来年度はマーラー公演はなく、次回は再来年度以降にマーラー・シリーズの2回目をやる予定(詳細未定)ですが、どんなペースでインバルはマーラー・シリーズを指揮する予定どうかは、楽団関係者によると未定のようです。インバルが都響のために来日する回数は年1-2回のペースですが、100歳の時に「巨人」で終えることになるならば、奇跡的な真の「巨人」になります。インバルは寄稿文で「第10
土曜のマチネを聴いた。前回も書いたように、指揮のインバルは、来日中に88歳の誕生日を迎えた。一般に指揮者というものは高齢になるとテンポが遅くなる。原因はいろいろと語られているけれど、それが音楽にプラスに働くのでなければ仕方がない。一例だが、チェリビダッケなどは超スローテンポで壮大な和声の響きを生み出し、ブルックナー演奏に歴史的成果を挙げた。インバルは不思議な指揮者で、歳をとるごとにテンポが早くなった。急速なテンポでアンサンブルが崩壊する寸前までオケを追い込んで、異様な興奮状態を作り出す。
指揮のインバルは今回の来日中に88歳の米寿を迎えた。私が初めて彼の演奏を聴いたのは、たぶん1994年。いまから30年前のことだから、インバル58歳、私は34歳だった。数えてみると、以来50回、インバルのコンサートを聴いていることになる。30代の半ば、人生の危機にあった私は、演奏会場の孤独な座席にあって、インバルの、なかんずくそのマーラーの圧倒的な名演の数々によって救われたと言って間違いない。今回のインバルもその高齢をものともしない快演を聴かせた。ブラームスでのふくよかな音色と、生命感に
1月16日19時サントリーホールエリアフ・インバル指揮/エリアフ・インバル語り/ジェイ・レディモア*ソプラノ/冨平安希子*合唱/新国立劇場合唱団*児童合唱/東京少年少女合唱隊*ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調op.70バーンスタイン:交響曲第3番《カディッシュ》*インバルももう米寿N響の長老指揮者の来日中止が続いたので心配だったが、元気よく来日会場は満席とはいかないがインバルファンが集結した感じ最初はこの数年積極的に取り上げているショスタコーヴィチ
(2月17日・サントリーホール)昨日2月16日に88歳の誕生日を迎えたインバル。年齢を全く感じさせないエネルギッシュな演奏は驚異的だ。その内容も凄い。ショスタコーヴィチ「交響曲第9番」は超弩級の名演!30分という短い曲だが、インバル都響はその中にショスタコーヴィチの全てを濃厚に凝縮した。底知れない闇、死の行進と恐怖、そして狂騒の空虚。都響の集中力は尋常ではなかった。恐るべきショスタコーヴィチ、そして演奏。バーンスタイン「交響曲第3番《カディッシュ》」は語り手として出演予定だったジ
昨夜はサントリーホールに行ってきました。詳しい出演者はこちらをご覧ください。ショスタコーヴィッチ作曲交響曲第9番この曲はソ連が第二次世界大戦で勝利したあとに作曲され、第9番ということでみんなが、ベートーヴェンの第九のような曲を想像していたようです。しかし冒頭からスケルツォのような軽快な曲であり、ベートーヴェンのそれとはだいぶイメージが違います。何度も出てくるトロンボーンの「パオーン」という音は人を揶揄している感じもします。昨日の演奏は管楽器群の活躍が素晴らしくて聴き惚れました。休憩
東京都交響楽団第994回定期演奏会Bシリーズを、サントリーホールにて。指揮/エリアフ・インバル語り/ジェイ・レディモア*ソプラノ/冨平安希子*合唱/新国立劇場合唱団*児童合唱/東京少年少女合唱隊*ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調op.70バーンスタイン:交響曲第3番《カディッシュ》*(日本語字幕付き)インバルが全集を録音しているショスタコーヴィチの交響曲のなかでも、最も軽い9番と、後半はユダヤ人であるインバルのアイデンティティを確認するかのような、バーン
日時:2024年2月16日会場:サントリーホール指揮:エリアフ・インバル語り:ジェイ・レディモア*ソプラノ:冨平安希子*合唱:新国立劇場合唱団*児童合唱:東京少年少女合唱隊*東京都交響楽団(コンマス:山本友重)A席5,000円(割引後・2FLB-8-10番台)<木管トップ>フルート:柳原佑介オーボエ:鷹栖美恵子クラリネット:サトーミチヨファゴット:長哲也<金管トップ>ホルン:西條貴人トランペット:高橋敦トロンボーン:高瀬新太郎東京都交響楽団第994回定
まもなく88歳を迎える桂冠名誉指揮者、エリアフ・インバルを迎えてのプロムナードコンサート。ブラームス「大学祝典序曲」、ベートーヴェン交響曲第8番、ドヴォルザーク交響曲第8番。16型通常配置、チェロを客席に近い上手に置くのは近年めっきり減っています。インバルの規律はそのままに弦楽器の迫力と厚みが凄まじく、木管、金管、ティンパニーどのパートも良く、都響の高い演奏能力との相乗効果で燃焼度と満足度の高い演奏会となりました。前半から一貫して一直線のテンポで揺れたりブレたりしない。メイン後半のドヴォ
エリアフ・インバル指揮東京都交響楽団プロムナードコンサートNo.406を、サントリーホールにて。ブラームス:大学祝典序曲op.80ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調op.93ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調op.8888歳の巨匠、都響桂冠指揮者エリアフ・インバルが2022年12月の第九以来都響に客演。超名曲プログラムであるということもあって完売である。ステージで出てくるときは今でも小走りだし、指揮姿も非常に元気で腕も上がっているし、8
先週月曜日(2/6)に88歳で小澤征爾さんが他界されましたが、インバルは今週金曜日(2/16)に88歳になり、2/16の定期演奏会はインバルの88歳記念となってます。今日のコンサートは88歳記念のプレ・イベント的なコンサートで、祝典序曲に加えて、交響曲の「8番」と「8番」と洒落た企画になってあります。交響曲第8番を2つ選曲するとするなら、ハイドンやモーツァルトでは物足りないですし、ブルックナー、マーラー、ショスタコーヴィッチの8番ですと、1回の演奏会で2つの交響曲は入りません。そうなると、ベート
今月インバルが都響と演奏する、バーンスタイン3《カディッシュ》。語り手はジュディス・ピサールとリア・ピサールから、ジェイ・レディモアに変更。これに伴い、使用テキストもサミュエル・ピサール版(サミュエルの死後、ジュディスとリアのみ朗読を認められている)から、バーンスタイン自身が書いたオリジナル版(1963)に変更。《カディッシュ》は1955年にクーセヴィツキー財団の委嘱を受け、BSOが初演する予定でした。曲が完成したのは1963年8月。バーンスタインは世界初演をイスラ
今月の都響はインバル月間。B定期はバーンスタイン3《カディッシュ》、C定期はマラ10(クック版)。1月のオール・アダムズに続き、今月もチャレンジングなプロだ。プロムの米寿(88)プロ(ベト8+ドヴォ8)で一息つく感じ?3月の都響は更に過酷。3/14から、新国ワーグナー《トリイゾ》(指揮は大野さん)が始まります。上演時間5時間45分(45分休憩2回を含む)を中2日で6公演(3/14、3/17、3/20、3/23、3/26、3/29)。楽日公演を終える頃には