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イタリア映画は日本人受け否、日本人の琴線に触れさえする。というのは、以前、デ・シーカ監督の「鉄道員」を観たとき、もうほぼ日本映画をそのままイタリア人が演じているように思ったことがある。今回の「ニューシネマパラダイス」1988年の作品。戦後直後のイタリアシチリア島、古びた映画館を毎日訪れる少年トト。そこには、映写技師アルフレードがいて、既に中年にさしかかった男と少年の間には、年齢差を越えた友情が成立していた。そして、映写技師の仕事も、アルフレードに師事して覚えていく。最初の方から、「どん底」や
なにかと倫理的に問題が多いイタリア映画の監督のなかでは、国葬になるまで敬愛されているフェデリコフェリーニが妻である女優ジュリエッタマシーナを主演に据えて、フェリーニ初のカラー映画として撮られたのが「魂のジュリエッタ」です。ジュリエッタマシーナと言う女優さんは小柄で幼児体型、若くも美人でもありません。フェリーニの初期作品「道」の知的障害の道化師ジェルソミーナを演じていましたね。「魂のジュリエッタ」ではジュリエッタはサレ妻設定です。自分は巨漢フェチなのに、妻には貞淑で慎ましくあっ
マカロニウェスタンが流行する前のイタリア映画界は、ヘラクレス物のローマ史劇が主流でした。が、米国西部劇のマンネリ、黒澤明監督の『用心棒』のイタリア国内でのヒットに刺激を受け、なんとイタリア製の西部劇を作り始めました。数ある中で、決定版は何と言っても『荒野の用心棒』でした。
最近みたポスター、フライヤーの中で1番のお気に入り。オクチいっぱいポスター。可愛いー。裏面の皆さまの表情も良き〜。1976年のイタリアンホラー映画。めちゃ可愛いオクチも頂きました♪想像を絶する衝撃で観る者すべてを絶望へ…ってあったし観なきゃ感↑↑していたのだけど皆さまShiんでいかれて…お前やったんかーい!!のサイゴは想定範囲内で、絶望は出来なかった。
この道を行けばどうなるものか?危ぶむなかれ、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。この一枚は福岡空港付近で撮影した。雨上がりの冬のアスファルトは沈んで見える。「もうすぐ雨のハイウェイ輝いた季節はキミの瞳に何を映すのかそして僕は途方に暮れる」(作詞・銀色夏生/歌・大沢誉志幸)という歌の一節が思い出される。そう言えば、あの曲がヒットしたのも、この季節だった。この地点は、インドネシアのガルーダ航空の旅客機がオーバーランしたところである。この道を思いっきり横切って空き地で止まった。奇跡
オレの色は甘い絵画修復師のステファノは教会のフレスコ画の修復を依頼され、北イタリアの田舎町を訪れる。その絵は「死に際を描く画家」と言われ20年前に狂死したブオノ・レニャーニによる、「聖セバスティアヌスの殉教」を模した不気味なフレスコ画だった。ステファノの友人アントニオは、町で禁忌とされるレニャーニとフレスコ画の関係をひそかに調査していたが、何者かに殺害されてしまう。すべての謎を解く鍵は、アントニオが殺される前に口にした「笑む窓のある家」に隠されていた。(「作品資料」より)1976
10月22日のカトリーヌ・ドヌーヴの82歳の誕生日を記念して、ドヌーヴの映画を最初期から、たどり返しています。■今日は、1980年代に戻ります。ドヌーヴは、1980年の『終電車』により大きな興行的な成功を収めました。作品的にも充実した内容であったため、1970年代のスランプから復活したかのように見えました。しかしながら、"LechoixdesArmes"(1981)以降、「疲れや倦怠感、疑問を感じることもあり、映画の製作に回ろうかと思うほど、面白くないものを提供され」、引退
ティアメイカー映画の…紹介か…お勧めか…迷う…2024年のイタリア映画ジャンルは…ラブロマンスやね…※ネタバレ注意※何でもOKならどうぞ■監督アレッサンドロ・ジェノヴェージ■脚本アレッサンドロ・ジェノヴェージエレオノーラ・フィオリーニ■出演者シモーネ・バルダッセローニカテリーナ・フェリオリサブリナ・パラヴィチーニアレッサンドロ・ベデッティロベルタ・ロヴェッリオルランド・チンクェエーコ・アンドリオーロ・ランツィニッキー・パッサレッラスヴェヴァ・ロマーナ・カン
アンニョンハセヨ?今回は「夕陽のガンマン」観ました。1965年イタリア映画セルジオ・レオーネ監督出演クリント・イーストウッドリー・ヴァン・クリーフジャン・マリア・ヴォロンテ賞金額10000ドルの悪党、エル・インディオ(ジャン・マリア・ヴォロンテ)を賞金稼ぎモンコ(クリント・イーストウッド)とダグラス・モーティマー大佐(リー・ヴァン・クリーフ)が狙う二人は一時的に手を組むことに。クリント・イーストウッドとセルジオ・レオーネ監督の傑作西部劇
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今日こそは面会にくると思ったけどママだけだった。8歳のボクは血液抗体欠落症。ガラスに囲まれた無菌室で黒いゴム手袋越しにママと握手。ハグもキスもガラス越し。犬の毛並み、触り心地ってどんなだろう?動物園のシロクマはどんな風に動くの?暖炉の炎もみたことがない。だけど一番のお願いは…クリスマスを家族ですごすこと。ラスト・クリスマス1978年フィリップ・オットーニ監督スヴェン・ヴェルサッチクリストファー・ジョージゲイ・ハミルトンラウラ・トロッター70年代に次
死の世界から戻ってこられる小説家のステファノは、妻アレッサンドラから中古のタイプライターを贈られる。中に残されたインクリボンには、「Kゾーン」という謎の言葉が刻印されていた。専門家のケージ教授によると、Kゾーンとは一見すると普通の土地だが、死者と接触できる場所と信じられていたという。その地を発見したパオロ・ゼダーはバチカン市国・秘密文書保管所に出入りする謎の人物だったが、失踪して行方がわからなくなっていた。やがてステファノは、Kゾーンとゼダーをめぐる国際的な陰謀に巻き込まれていく。(
1週間に6日間着物を着ているいっちゃんです。Iwearkimono6daysaweek.“櫛”イタリア映画続きを見ていたら主役の女優さんが今度は漆の櫛をしています。この映画のヘアースタイルの担当の人はもしかして日本人?"Comb"IwascontinuingtowatchtheItalianmoviefromyesterday,andthistimetheleadactresswaswearingalacquer
本日お休み素敵なチーズを頂き🍷を飲みながら🇮🇹イタリア映画を見る夜あー、イタリアの映画って本当になんでこんなに優しいんだろう。って幸せな気分の夜です。やっと、教育実習の教案が出来て提出してホッとしてるからかな。。でも、今日の昼は母がコロナで入院してCTをしたら肺炎が見つかった。と父から連絡。命に別状はないし何しろ早くみつかったから1週間で治るでしょう。とどうしよう?どうしよう?と心配したけど看護師さんからは「とりあえず、ご飯はしっかり食べてます」と
日本人妻×インド人年下夫との国際結婚ライフをゆるっと綴っているゆうみんです昨日のブログはこちら♡『【サイゼリヤ】お得すぎるランチと絶品スイーツで母も私も大満足』日本人妻×インド人年下夫との国際結婚ライフをゆるっと綴っているゆうみんです昨日のブログはこちら♡『インド人のお嫁さんチャレンジ!初チャパティは予想外に…ameblo.jpいいねやコメント、フォローもありがとうございます昨日は今月2回目アメトピに掲載していただきありがとうございました『『冬のおうち時間』を彩る
音楽が好き!そして音楽が秀逸な映画!↑の写真はイメージです。著作権保護で映像使えないから。古いモノクロの映画で、父の膝の上で、再放送になったロードショーを見た記憶。その中で流れたギターのメロディ。ストーリーはその頃うろ覚えだった。少年が走り回るのと、初老の男性が出演していた記憶のみ。なんでよかったか?とにかく音楽。(すぐ削除されちゃうかも!消さないで!)「鉄道員」限りなく切ないメロディはひとりのストーリーテラーのように映画の随所に流れる。ひとつの仕事に生涯を捧げ、家族を
『狼の挽歌』(1970)音楽:エンニオ・モリコーネチャールズ・ブロンソン主演『狼の挽歌』です。ブロンソン…大好きですねー。やっぱり、強烈な男臭さにやられたのでしょう、例え超B級のアクション映画でもブロンソンが主演なら見たい!と思わせる俳優さんです。そんなブロンソン主演『狼の挽歌』は、ブロンソンと奥様のジル・アイランドの共演作品です。ブロンソン演じる殺し屋ジェフが、自分を裏切った女・ヴァネッサを追うアクション映画です。ブロンソン&ジルの夫婦共演作品では、この作品が
netflixで映画「幸せの列車に乗せられた少年」を見ました。「1940年代後半のイタリアで、1人の母親が苦渋の決断を下す。貧しさとは無縁の新しい生活を少しでも送ってほしい、そんな思いで彼女は息子を北部の地に送り出すのだった。」監督クリスチナ・コメンチーニ2024年イタリア映画106分(内容)「最初、現代の著名なバイオリニストが演奏会の始まる前、母親が亡くなったという電話がありました。それから、過去の回想シーンが始まります。第二次世界大戦直後のイタリア南部・ナポリで、母のアント
私史上No1映画『Lifeisbeautiful』★あらすじ★1939年、北イタリア。ユダヤ系イタリア人の青年は小学校教師と恋に落ち、やがて結婚し子どもを授かる。しかしその後、彼と5歳の息子は強制収容所への収監命令によってナチスに連行されてしまう。悲惨な状況の中、陽気な彼は愛息のために優しい嘘をつく。監督兼主役のロベルト・ベニーニなんといってもこのロベルト・ベニーニが最高&天才。『笑い』って素晴らしいなと思わせてくれる作品。笑いたい人、泣きたい
昨夜、NHKのEテレで放送されてる「地球ドラマチック」という番組を見ていたらヒョウの交尾シーンが出てきてすると解説で<ヒョウは妊娠しにくいので発情期中、1時間に一回くらいの頻度で交尾する>なんて言ってそんな解説を聞きなが何度かの交尾シーンを見ていたらオスヒョウが交尾のフィニッシュ時に絶頂感からだろうか、メスの耳を噛んだり体を叩いたりする場面があって、見ながら思った人間でも、そんな事する人いるよねって。それで何となく別の
『あの海を越えて』L'ULTIMAISOLA2024年イタリア映画74分監督:ダヴィデ・ロンマ撮影監督:エマヌエーレ・パスケ編集:ヤコポ・レアーレプロデューサー:ラファエッロ・サラゴ音楽:エマニュエル・ジェイコブ"TheRiverofHope"、リチャード・ファレル"MoonMother"出演:ヴィート・フィオリーノ(ガマル号船長)グラツィア・ミリョジーニカルミネ・メンナロサリア・ラチョッピマルチェッロ・ニッツァコスタンティーノ・バラッタシ
私を殺さないで映画の…紹介です…マジモンのゴミだよ!見なくて良いよ!2021年のイタリア映画ジャンルは…ロマンスホラーか?※ネタバレ注意※何でもOKならどうぞ■監督アンドレア・デ・シーカ■脚本アンドレア・デ・シーカジャンニ・ロモーリ■原作キアラ・パラッツォーロ■出演者アリーチェ・パガーニロッコ・ファサーノシルヴィア・カルデローニファブリツィオ・フェラカーネセルジョ・アルベッリジャコモ・フェラーラアニタ・カプリオーリ■あらすじ薬物の過剰摂取によって恋
今日のスケッチ。フランスのヒマワリ畑。「ひまわり」1970年イタリア映画。戦争が終わっても戻らない夫を捜して異国の地を訪れた女性が、そこで悲しい愛の結末を知る…。タイトルにもなった『ひまわり』が一面に映し出される場面が印象的だった。それをイメージしたが画力不足。私はこの手の映画は嫌いで、見たことがないのだが、予告編などは見ているが、たぶん全部見たら泣くな。なおさら見たくない。ヒマワリの原産地は北アメリカ大陸西部であると考えられている。1510年、
善き生徒たち映画の紹介なんだけども…見なくて良いよ!2021年のイタリア映画ジャンルは…不快!不愉快!胸糞!※ネタバレ注意※何でもOKならどうぞ■監督ステファノ・モルディーニ■脚本ステファノ・モルディーニマッシモ・ガウディオソルカ・インファシェーリ■原作エドゥアルド・アルビナティ■出演者ベネデッタ・ポルカローリエマヌエーレ・マリア・ディ・ステファノジュリオ・プランノヴァレリア・ゴリノリッカルド・スカマルチョジャスミン・トリンカヴァレンティナ・チェルヴィ
<エンニオ・モリコーネ作品雑記>ティント・ブラス秘蜜SENSO'452003年公開!知ってる人は知ってる(笑)、あの「カリギュラ」(1979)の監督ティント・ブラスの官能映画!この人、この手の映画をいっぱい撮ってるけど、自分、今までまともに見たことがない!(笑)←でも男の子なんで、ちょっと興味があり?(笑)、数合わせでDVDをおまけ程度に何本かレンタルしたことはあった。(笑)←何枚以上借りれば安くなるシステムを適用。でも、結局、見る意欲が湧かず時間がなくなって大急ぎ
ひまわり1970年のイタリア映画の主題歌。結婚直後の夫が、WW2で招集され、彼は気が狂ったふりをするが、かまわず兵にされ、出征する。でもウクライナで遭難し、現地の女性に助けられ、結婚する。のちに、愛する夫を追ってウクライナに来たイタリアの妻は、咲き誇るひまわりの中、夫の幸せな姿を目撃する・・・ヘンリー・マンシーニの切ない音楽の中、彼女は・・・Sunflower(HenryMancini:cinemamusic)https://youtu.be/s
まいどおおきに!Hola¿Que’tal?!こんばんは¿調子どうですか?今朝は冷えたわインナーのロンTも夏物やったから失敗したわ仲代達也さんが亡くなった生涯現役とおっしゃてて衝撃を受けた映画を思い出す野獣暁に死すなんと仲代達矢が悪人役で最後は死ぬのですがかなりの極悪人の役でイタリア映画のマカロニウエスタンやった当時はマカロニウエスタンが流行っててクリント・イーストウ
懐かし映画新・黄金の七人7×7SEVENTIMESSEVEN上映時間:100分/製作:1968年(伊)解説7人組の金塊強盗グループをコミカルに描いた、イタリア映画のヒット作「黄金の七人」のシリーズ第3作。ニセ札ならぬ本物の札を造幣局で印刷する奇想天外なアイデアは果たして成功するか?好調なテンポで笑いとスリルを見事に混ぜ合わせた娯楽作だ。情報提供:ぴあスタッフ監督:ミケーレ・ルーポ音楽:アルマンド・トロヴァヨーリキャストガストーネ・モスキンアドル
『白い酋長(Losceiccobianco)』は、初めての単独監督作品としてフェデリコ・フェリーニ監督が1952年に撮ったロマンティック・コメディになります。本作のタイトルは、『シーク』(監督:ジョージ・メルフォード1921)でルドルフ・ヴァレンチノが演じた’白い酋長’のオマージュとのことです(※)。家柄の良いレオポルド・トリエステ(役名:イヴァン・カヴァッリ)とブルネッラ・ボーヴォ(役名:ワンダ・ジャルディーノ・カヴァッリ)は、親族と共に教皇に謁見することを目的としてローマに新
死にたくないことの何が狂っていますか?死にたくありません、認めます。それで?彼らに狂人扱いされる。だが行きたくないほうが狂ってる。