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犬の病気として前庭疾患というものがあります。急に以下のような症状になりました。・眼球が横一定方向に連続して揺れる(眼振)・頭が傾いたままになる(捻転斜頸:ねんてんしゃけい)・同じ方向にグルグル回りながら歩く(旋回)・真っすぐ歩けず、ふらふらしてしまう・食欲不振・元気がない・嘔吐するすぐにMRIやCTを撮ることができないので、血液検査をしました。血液検査の結果は、肝臓、腎臓、貧血などはないですが、CRPが高値でした。そこで、以下の治療をしました。・輸液・ステロ
↑『はたらく細胞』のマクロファージより猫さまは、ワンコさまに比べてウイルス性疾患が多いです。・猫ウイルス性鼻気管炎・FIV・FeLV・猫カリシウイルス感染症などがあります。これらは、ウイルス性疾患なので、抗生剤などには反応しません。抗生剤が効くのは、細菌感染だけです。しかし、ウイルス感染した子が有機ゲルマニウムを飲むと、マクロファージが活性化します。ヘルパーT細胞が活性し、以下の細胞も動き出すのです。・B細胞→プラズマ細胞・NK細胞・キラーT細胞
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上、寛解しているいちごちゃん私たちの動物病院は、がんの子を多く診察しています。今日は、メラノーマで下顎を取った子の例を紹介します。他院で、下顎を取りました。しかし、メラノーマなので予後は160日ぐらいしかないと言われて、覚悟したそうです。そのため、私たちの動物病院に来られています。1月の手術をしています。いまでは約1月半がたっていますが、日に日に元気になっています。飼い主さんが「家の中でもよく動くようになった」ということです。【
イメージ写真↑高齢の犬の上顎の腫瘍歯石が蓄積高齢の犬が、前歯が落ちて、何か赤いものができているということで、来院しました。口腔内のケアをしたことがないようで、歯石はたくさん付いています。口腔内を見せてくれず、飼い主さんの動画でなんとなく把握。上顎の前歯だったので、奥まで見えず、鎮静をかけて以下のことをしました。・組織を取り病理検査へ・歯石の除去・レーザーで患部を蒸散・レーザーで歯肉内の細菌の処置病理検査はエプリスでした。良性の腫瘍でした。【口
2月7日、群馬県伊勢崎市で四国犬が小学生を含む12人を噛みました。その犬は、狂犬病の予防注射を打っていなかったので、狂犬病検査を3回しましたが、陰性だったと群馬テレビは伝えています。この犬の飼い主は、あわせて7頭の四国犬を飼育していて、2月27日までに7頭すべての狂犬病の予防接種も実施しました。その上で、飼い主の意向により7頭すべてが県外の個人に譲渡されたということです。SNSで炎上してしまう時代であり、この前の犬は殺処分をされませんでしたが、もうこの飼い主は、犬を飼えない状態に
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃん他院からの紹介で、猫の扁平上皮がんの治療をしています。【猫の顔などの扁平上皮がんの特徴】・白い毛の子紫外線の影響と言われています。・外の子耳や顔が扁平上皮がんになる猫さまは、上記のような子が多いです。いま、治療をしている猫さまも外の子を保護して飼われています。【経緯】15歳ぐらいで、腎臓も悪いので手術は難しいということで、他院から紹介【私たちの治療】・食事療法・丸山ワクチン・高濃度ビタミ
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年以上になるいちごちゃん私たちの動物病院は、食事療法をしています。血液検査をしながら、体の中を観察しています。水分不足になると、脱水などにもなりますし、BUNが高値にもなります。それは、わかっているのだけれど、水をあまり飲まないので、どうしたらいいのか?悩むところです。・カツオ出しを混ぜて、フードに入れる(いちごちゃんは、こうされています)。・がんでない子は、鳥の骨で出しを取って、それをフードにませる・葛や片栗粉などでとろみをつける・
以下の文章から引用しています。アメリカでの調査〜乳歯遺残が多い犬種と体のサイズ-Yahoo!JAPAN一般的に子犬の歯は、6ヵ月齢くらいで抜けて永久歯に生え変わります。しかし中には抜けるはずの乳歯が残ったままで、永久歯が生えてしまう場合があります。このような状態をpersistentdeciduousteeth(PDT)、日本語では乳歯遺残(にゅうしいざん)と呼びます。上の画像は犬の乳歯遺残の一例です。本来なら1本の歯のためのスペースに2本の歯が存在するわけですから
私たちは、多くのがんの子を診察しています。肺の子は、噴霧をすると、鼻腔→気管支→肺→血流と流れるので、噴霧は効果があります。飼い主さんから、スプレーボトルでシュシュとやっていましたと、メールが届きました。噴霧器は、粒子の大きさが小さいです。手に噴霧器から出ている霧を当てると、水滴などは使ないです。つまり、それほど粒子が細かいのです。噴霧器を使ってくださいね。有機ゲルマニウムを使っています。1月には、浅井ゲルマニウムの中村宜司さんが、まねき猫ホ
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃんキャットフードを入れてと催促している!私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察をしています。がんにならないようにするためには、がんになりやすい性質を知っていることです。「がんの性質」は以下の6つになります。1、がんは慢性炎症を引き金として発生する2、がんは解糖系を使ってブドウ糖をエネルギーに変える3、がんは塩分を取り組んで周囲細胞を酸性化する4、インスリンやIGF-1の過剰ががんを勢いづかせる
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年以上寛解しているいちごちゃん昨日、以下の記事を書きました。【がん】健康診断を受けていたけれど、がんになったがんになると血液の「顔つき」が変化#がん|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし(ameblo.jp)以下のような質問をいただきました。好中球数とリンパ球数の値への注視が必要との記事を度々書かれていらっしゃるので、我が愛犬にも当てはめて見ました。2月の検査結果では(好中球数が4510)(リンパ球数が12
私たちのところでは、他院で健康診断を受けていたけれど、がんになっていたという言葉をよく耳にします。こおブログの読者は、「がんになると血液の【顔つき】が変化する」ということを覚えておいてほしい。和田洋巳先生の『がんとエントロピー』によりますと、ページ51好中球とリンパ球の比は、1.5倍。つまり好中球÷リンパ球が、1,5であれば問題ではないといわれています。犬や猫は、この比が2から3になれば、まずまずだと思っています。しかし、がんになってくると
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年以上にいちごちゃん他院で、メラノーマの手術をしてワンコさまを診察しています。下顎と下顎のリンパ節を切除して、他の治療をしてほしいと来院されました。【私たちの治療】・高濃度ビタミンンC点滴・有機ゲルマニウムの内服・有機ゲルマニウムの噴霧・丸山ワクチン・食事療法・アリカリ化のサプリメント【手術をした動物病院】・ルペオールなどそれで、2週間が過ぎました。ワンコさまは、たいへん元気で家の中で走り回っているそうです
川上麻衣子さんのインタビューにコメントをしました。後ろの方に私のコメントがあります。「飼い主がずっと元気という保証はないから」愛猫家・川上麻衣子が語る、ペットへの責任と向き合い方(Yahoo!ニュースオリジナルVoice)
明日2月22日は「猫の日」です。猫の獣医療から猫の未来をのぞいてみましょう。一般社団法人日本ペットフード協会の調べによりますと、2023年の猫の平均寿命は15.79歳です。この猫の寿命がさらに延びて、未来には30歳になる日が来るかもしれないのです。愛猫家にとって、愛しいわが猫が元気で長生きしてくれることは願いです。その一方で、猫が長寿になると闇の部分もあるのです。猫の獣医療について、何が起こりつつあるのかを見ていきましょう。「猫が30年生きる未来」獣医療の光と闇飼い主の高齢化
2月7日に、群馬県伊勢崎市の公園などで、四国犬が12人(子どもを含む)に次々に襲いかかり咬むという事故が起こりました。それ以外にも小型犬に襲いかかり、その後、小型犬が死んだとされています。愛犬がこのようなことを起こすと、SNS全盛期の時代に、どのような展開になるのかを見ていきましょう。SNS全盛期の時代犬が人を次々に襲い咬んだ後、何が起こる?(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
私たちは、主にがんのもふもふちゃんに有機ゲルマニウムを使っています。使い方は・内服・噴霧・浣腸です。有機ゲルマニウムって何って思われる人は、中村篤史先生が書かれた著書を読んでみてください。作用機序がよくわかります。奇跡の有機ゲルマニウムAmazon(アマゾン)
私のところで、FIV(いわゆる猫エイズ)FelV(猫白血病ウイルス感染症)の子がいます。外の猫さまなので、なかなか治療はできません。注射なども難しいのです。フードは食べてくれていました。FIVとFeLVで、よくもっても1カ月といわれていました。貧血をしていたからです。浅井ゲルマニウムの研究所の中村宜市博士に「ダブルキャリアの子」に有機ゲルマニウムは効果があると教えてもらっていたので、早速、使ってもらいました。するとHTが、17%→35%まで回復しま
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年以上になるいちごちゃんフルボ酸の働きについてたくさん、問い合わせがありました。【何にいいの?】・がんの子がんの治療をしていて、すぐに治療効果がある子とそうではない子がいます。それは、体の中のミネラル分が不足しているのではないか、ということで、フルボ酸を出したところ、寛解する子が増えています。このブログでお馴染みのいちごちゃんも毎日、フルボ酸を飲んでいます。・口内炎の予防フルボ酸をつけて歯茎を拭くと口内炎予防になります。
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年のいちごちゃんいちごちゃんは、2カ月に1度、血液検査で来院します。この5年間、再発も転移もありませんでした。私は「いちごちゃんが、なぜ5年も寛解しているのか?」のスライドを作っています。それでひとつわかったことは、いちごちゃんは、毎日、「フルボ酸」を飲んでいるということです。私は観葉植物を育ています。それに少しフルボ酸を入れると、こんなに大きな葉をつけるようになりました。いちごちゃんだけでなくて、植物にも効果があります。
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年のいちごちゃん私は「いちごちゃんが、なぜ5年も寛解しているのか?」のスライドを作っています。それでひとつわかったことは、いちごちゃんは、毎日、「フルボ酸」を飲んでいるということです。私は観葉植物を育ています。それに少しフルボ酸を入れると、こんなに大きな葉をつけるようになりました。いちごちゃんだけでなくて、植物にも効果があります。【フルボ酸とは】フルボ酸は、植物などが土中の微生物により分解された
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↑『人体のふしぎ』講談社より2月11日で沖縄の恩納村で開催された「レーザー獣医学シンポジウム」に参加してきました。永岡先生は、リンパ節の流れが悪いと病気が治りにくいという話をされていました。つまり、小腸の十二指腸、空腸にあるバイエル板にレーザーをあてるといいということです、【バイエル板とは】?1677年、スイスの医師パイエル(JosephConradHansPeyer)は、この絨毛が小腸内部に均一に生えているのではなく、ところどころに絨毛が未発達の領域がパ
2月11日沖縄の恩納村で「日本レーザー獣医学研究会」のシンポジウムがありました。「みなとよこはま動物病院」永岡勝好先生の講義を受けました。咳のひとつの原因は、リンパ節が詰まっているらしいです。それで、ワルダイエル咽頭輪※にあてるといいということです。ワルダイエル咽頭輪には、舌扁桃、咽頭扁桃、耳管扁桃、口蓋桃などがあり食道、気道の入り口です。そこは、リンパ球の産生、抗体の産生、免疫の獲得、そして、そこだけに感染をさせて全身に回らないようにしています。こ
猫さまが、毎日、目ヤニや涙が出るという症状がある子はいると思います。ステロイや抗生剤の目薬をもらってもどうもすっきりしないという症状があります。飼い主の中には、もう諦めている人もいるようです。【なぜ、なかなか治らないか?】全部の症例ではないですが、多くは猫ウイルス性鼻気管炎を罹患している子多いです。この病気は、ヘルペスウイルスなので、一度、罹患するとウイルスは体から排泄されないのです。【私たちの治療】・丸山ワクチンの目薬・インターキャットの目薬・有機ゲルマニウムの目薬
昨日、群馬県で起きた犬が、12人にもかみついた事件について書いたら、ヤフーオーサーの中で、トップに踊りでました。犬は、悪くないです。飼い主は、しっかり管理してあげてね。犬にかまれた人は、傷を負って怖い思いをしているので。
↑眼窩鼻腔内リンパ腫で5年以上寛解しているいちごちゃん2月10日は、日本レーザー獣医学研究会のセミナーがあるため休診です。モフモフちゃんのがんを寛解するために、勉強してきます。よろしくお願いいたします。
7日夕方、群馬県伊勢崎市の公園で、学童保育の小学生から大人まで合わせて12人が次々と、犬にかまれました。かんだ犬は体長約130センチの「四国犬」で、すでに確保され、動物愛護センターに保護され、飼い犬だったことが明らかになったと、日テレNEWSは伝えています。四国犬が12人にかみつく人を襲った犬はどうなる?凶暴な犬に遭遇したときの対策(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
能登半島地震で行方不明になっていた飼い猫が、34日ぶりに石川県珠洲市内で無事保護されました。見つかったのは、金沢市の公務員松田絵里子さん(44)が飼う11歳の雄猫・コタロウくんで、正月は珠洲市宝立町にある松田さんの実家に家族4人と一緒に帰省していたときに、地震になり、コタロウくんは、行方不明になったと時事通信社は伝えています。能登半島地震で愛猫、34日ぶり再会帰省先で被災『帰巣本能』がポイント(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
私たちは、多くのがんの子を診察しています。去年の暮れから有機ゲルマニウムを使っています。1月には、浅井ゲルマニウムの中村宜司さんが、まねき猫ホスピタルにいらして、有機ゲルマニウムの説明をしてくださいました。有機ゲルマニウムの特徴として、体にそれほど残らず排泄されるので、患部に近いところに塗布したりするのがいいということを教えてくださいました。たとえば、以前のブログで書きましたが、自壊している乳がんだとカプセルを開けて、患部に塗布するのがいいのです。その理論から行くと