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こんにちはリハビリテーション部ですさて、本日は、リハビリテーション部のキャリア研修についてご紹介いたします。リハビリテーション部では、知識や実技に関する研修とは別に、キャリア研修を実施しています。それぞれがどのようなキャリアを経て当施設で働いているのか。現在、どんな思いで、どんなvisionをもって当施設で働いているのか。そして、当施設で、どんなことを経験して、何を得ることができるのか。少人数の心理的安全性を保障された安心できる雰囲気のなかで、ともに働いてい
こんにちはリハビリテーション部ですさて、12月3日に続き、第2回となる装具勉強会を開催しました今回も川村義肢の山崎義肢装具士(PO)をお迎えし、下肢装具について理解を深める機会となりました。前回の勉強会を踏まえ、今回はより具体的な装具の考え方や、臨床でよく遭遇するポイントを整理する内容となりました。📘今回の勉強会内容今回の勉強会では、以下のテーマについて学びました。屈曲制動と屈曲制限の違い〜GS継手の紹介〜よく出るAFOの紹介下肢装具の基本設定(前額面
こんにちはリハビリテーション部です令和7年11月20日〜21日に開催された、リハビリテーション・ケア合同研究大会大阪2025にて、リハ部門、看護部門が演題発表、そして酒向院長が教育講演として発表しました学会は全国から様々な職種の方が参加していて、大盛況でした!改めてリハビリテーションケアには非常に多くの職種が連携して成り立っているのだと実感しました。企業展示ブースではTYOTA自動車の福祉車両の展示や、WHILLの電動車いすの展示があり、とても賑わっていました!
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第105回~新型コロナ感染で体と筋肉が弱っていくのを実感した~油断は怖いものです。先日、日帰りで関西に講演に行きました。立ち見が出る会場で気持ちよく講演を終えました。すると、5、6人の方が追っかけ質問に来られました。唾を飛ばしつつ、熱心に質問や相談をされる参加者に対し、うかつにも講演後のままの雰囲気で、マスクをせずに答えてしまいました。その48時間後、喉に違和感が出てきま
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第104回~攻めのリハビリで人間回復を実現させるための根拠は?(2)~患者さんの「人間力」を回復させる人間回復の医療には4つの視点と評価が必要です。これらを評価すると、攻めのリハビリ治療で「どこまで回復できるか」が予測できるのです。前回は、①脳画像による残存脳機能の評価、②年齢による到達度の評価について説明しました。今回は残る2つを取り上げます。③は発症前の
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第103回~攻めのリハビリで人間回復を実現させるための根拠は?(1)~病気やケガによって機能や能力に障害が生じた患者さんや、認知症など慢性疾患や高齢虚弱を抱えていたり、年齢は問わず全身状態が衰えている要介護者の「人間力」を回復させる人間回復の医療には、簡単に言うと4つの視点と評価が必要です。①脳画像による残存脳機能の評価②年齢による到達度の評価③発症前の身体状態や認知
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第102回~寝たきりになった男性はどのように人間力を回復したのか(3)~くも膜下出血で一命を取りとめたものの、寝たきり状態になってしまった男性患者さん(当時61歳)の奥さまのお話の続きです。◇◇◇一縷の望みをかけて、酒向正春先生が院長代理をされていたリハビリ病院に転院してから4カ月後、食事を口からのみ込み、ひとりで身の回りの簡単な用事ができるまでに回復しました。
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第101回~寝たきりになった男性はどのように人間力を回復したのか(2)~前回紹介したある患者さんの奥さまの経験談の続きです。◇◇◇「もう、これ以上はよくならない。あきらめてください」くも膜下出血で一命を取りとめた後、寝たきりになって医師からそう告げられた当時61歳の夫が、酒向正春先生が院長代理をされていたリハビリ病院に転院したのは、手術から7カ月がたった頃でした。
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第100回~寝たきりになった男性はどのように人間力を回復したのか(1)~深刻な病気に見舞われ、急性期病院で治療を受けて一命は取りとめたものの、重い後遺症が残ったり寝たきりになってしまって、「これ以上の回復は難しい」と告げられるケースも少なくありません。ただ、それでも回復を諦めずに懸命にリハビリに取り組み、“人間力”を取り戻して日常生活を送れるようになった患者さんもたくさん
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第99回~「筋肉革命95」による筋肉増進で医療費を削減できるのはなぜか~今年8月末、厚労省が病気やケガなどの受診で医療機関に支払われた2024年度の医療費の概算を公表しました。その総額は48.0兆円で、4年連続で過去最高を更新したそうです。このままいくと、2040年には医療費が80兆円に到達すると厚労省は試算しています。病気やケガで後遺症が残ってしまった人や、加齢で身体機能
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第98回~自力でのみ込めない患者の嚥下訓練はどんなトレーニングを行うのか~口から飲食ができなくなってしまっている患者さんや高齢者は、まずのみ込む力=嚥下機能が残っているかどうかをしっかり評価したうえで、回復のための「嚥下訓練」を実施します。前回は、嚥下機能があると診断できた患者さんに行う訓練についてお話ししました。今回は、自力ではのみ込めない=嚥下機能が重度に低下して
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第97回~のみ込む能力が残っている患者の嚥下訓練はどう進めるのか~病気やケガにより障害が生じた患者さんや要介護の高齢者が、口から飲食ができなくなってしまっている場合、回復のためには「嚥下訓練」が欠かせません。うまくのみ込めないと食べ物が気管に入って誤嚥性肺炎を起こしやすくなるうえ、食べることが難しくなると絶食で体重が減少して、筋力や体力、認知機能の低下につながってしまうので
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第96回~迅速なサポートのために「支援相談員」が欠かせないのはなぜか~「ソーシャルワーカー」と「ケアマネジャー」は、いずれも障害が残った患者さんや要介護の高齢者の回復、在宅復帰後の生活を支援する専門職で、医療機関に勤務するのがソーシャルワーカー、介護老人保健施設(老健)などの介護施設や患者さんの自宅で対応するのがケアマネです。私たちの回復期リハビリ病院では、100人の患者
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第95回~ソーシャルワーカーが病院の「品格」であるのはなぜか~これまでお話ししてきたように「ケアマネジャー」と「ソーシャルワーカー」は、病気やケガによって障害が生じた患者さんや要介護の高齢者の回復、在宅復帰後の生活を支援する役割を担っています。どちらも福祉・介護分野の専門職で、患者さんや家族の相談やサポートを行うのですが、とくに勤務場所に大きな違いがあるといえます。ケ
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第94回~ソーシャルワーカーの“つなぎ役”の役割が重要なのはなぜか~病気やケガにより障害が生じた患者さんや要介護の高齢者の回復、在宅復帰後の生活を支援する役割を担っているのは、ケアマネジャーだけではありません。「ソーシャルワーカー」も同様です。ソーシャルワーカーは、一般的に社会福祉士や精神保健福祉士の国家資格を取得していて、子供から高齢者まで生活に援護を必要としてい
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第93回~ケアマネジャーに「勉強」が求められるのはどうしてか~介護を必要とする高齢者が回復したり、快適な生活を維持するためには、力量のあるケアマネジャーに担当してもらえるかにかかっている。そう、前回お話ししました。病気や介護に対する知識が豊富で、自身の担当施設だけでなく、ほかにどんな施設があるかを把握していて、患者さんの状況に最適な施設やサービスを紹介することができ
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第92回~力量ある「ケアマネ」を選ぶためにはどうすればいいのか~前回お話ししたように、機能障害などを抱えた患者さんや要介護の高齢者の回復や生活には「ケアマネジャー」の力量が重要です。ケアマネは、介護サービスを利用したい方の相談に乗り、利用者の希望や状態に合わせてケアプランを作成したり、医療機関や介護事業者などと連携して必要な介護サービスを調整する専門職です。老健
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第91回~ケアマネやソーシャルワーカーの力量が重要なのはなぜか~病気やケガによって機能や能力に障害が生じた患者さんや、認知症など慢性疾患を抱えていたり全身状態が衰えている要介護の高齢者の回復、また在宅復帰後の生活で困らないように計画するためには、「ケアマネジャー」や「ソーシャルワーカー」の力量が重要になります。どちらも福祉・介護分野の専門職で、患者さんや家族の相談やサ
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第90回~退院に合わせて車いすを購入する際に大切なポイントは?~前回お話ししたように、麻痺などがある患者さんがリハビリのために入院する際は、車いす業者に入院前に依頼した車いすをレンタルして、患者さんに提供します。そして、退院時にすべての車いすは業者に返却します。入院後には、患者さんの身体計測をしっかり行ったうえで、その患者さんにフィットした最適な車いすになるようパーツ
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第89回~患者にフィットした「車いす」が回復のために重要なのはなぜか~理学療法士(PT)は、麻痺などがあって車いすを必要とする患者さんの「座る」「立つ」「歩く」といった能力の回復をサポートする役割を担っています。そのための身体機能の評価をはじめ、車いすの調整や使用方法の指導も行います。日常生活でも車いすが必要な患者さんの場合は、退院時にひとりひとりオーダーメードで作製し
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第88回~歩行リハビリで優れた下肢装具と理学療法士が重要なのはなぜか~片麻痺で歩けなくなった患者さんのリハビリでは、オーダーメードで作製する「下肢装具」が欠かせません。麻痺が重度な患者さんの場合は、退院後も装具をずっと使い続けるケースがほとんどで、生活必需品ともいえます。以前にも触れたように、下肢装具には「長下肢装具(KAFO)」と「短下肢装具(AFO)」の2種類があ
こんにちは、ねりま健育会病院事務部です今週も当院のお花をご紹介させていただきます使用したお花フジバカマ藤の花のように見えることと、花の形が袴に似ているそうですトルコキキョウフリルのような花びらがカワイイアジサイ「マッチャ」という品種で、濃い緑でその名の通りきれいな抹茶色アセビ光沢がある葉で力強い印象ですまた、次回もお楽しみに
こんにちはねりま健育会病院事務部です毎日酷暑が続いてますね!うだるような暑さに負けないよう、元気に夏を乗り切ろう~と当院では7/27(日)に納涼祭を開催いたしました数日前から院内をお祭り一色に飾り付けをしてフォトスポットも作り、気分上昇ですまずは、お祭りといえば定番のヨーヨー釣りヨーヨーは竿を釣りやすくしてます中には一回に3つも釣り上げた方もいましたもちろん、射的もあります当たったら倒れる的なので、早い銃が当たったら分かりやすい!なので、倒れると大歓喜です景品はかわい
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第87回~下肢装具は「メンテナンス」が重要なのはなぜか~歩行リハビリのためにオーダーメードで作製した「下肢装具」は、麻痺が重度な患者さんの場合、退院後もずっと使い続けるケースがほとんどです。生活に欠かせない必需品といえるので、「メンテナンス」が重要です。そのため当院では、退院後も下肢装具を使って生活している患者さんが、定期的にメンテナンスや修理を行えるよう、「装具
こんにちは、ねりま健育会病院事務部です今週も当院のお花をご紹介させていただきます使用したお花ユリ存在感があって、甘い香りですトルコキキョウフリルのような花びらが、可愛らしくて上品ですねカスミソウピンクに色づくカスミソウは珍しいですねキイチゴキイチゴの花言葉は、『愛情』もみじの葉のようですねアレカヤシアジアンテイストで南国の雰囲気ですまた、次回もお楽しみに
こんにちは栄養科です本日は、病院・老健で納涼祭が行われました栄養科では患者様にお祭り気分を味わっていただきたく、以下のメニューをご提供しました。~メニュー~焼きとうもろこしご飯鶏の塩麴から揚げふんわりお好み焼き枝豆フルーツポンチどのお料理も厨房で一つ一つ丁寧に調理していますフルーツポンチにはスイカ🍉・キウイ🥝・メロン🍈・パイナップル🍍・アップル🍎・桃🍑・りんご寒天が入っています!くり抜いたスイカ・メロン・パイナップルに盛り付け、病棟にて患
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第86回~下肢装具の製作で義肢装具士の技術力が重要なのはなぜか~歩行できなくなった重症の患者さんのリハビリを行う際、「下肢装具」を積極的に使用します。立位や歩行訓練を行うと、患者さんは覚醒度や意欲が向上して、人間力を回復できる可能性があります。自分では立ったり歩いたりできない重症の患者さんでも、足首と膝を固定する長下肢装具(KAFO)を使い、理学療法士が介助すること
梅雨があけて本格的な夏がやってきました。皆さまこんにちは。ねりま健育会病院の歯科衛生士です。毎年恒例の納涼祭今年は7月27日(日)に開催いたします。いましがた病棟談話室を通りがかったところ、当日の飾り付け用の提灯を作っておられました。開催がたのしみです。
日刊ゲンダイにて毎週火曜日夕刊で掲載されています酒向院長の記事をブログでも毎週お知らせいたします。第85回~歩行リハビリで「下肢装具」が欠かせないのはどうしてか~当院では、患者さんの歩行リハビリを行う際、歩くための「装具」を積極的に使用すると、以前にお話ししました。立って歩くことで、意識状態が清明になり、活気や認知機能も向上して、人間力を回復する意欲が高まるためです。当院には、片麻痺や高次脳機能障害、廃用症候群などで歩行できなくなった重症の患者さんが多く来院さ
こんにちは、ねりま健育会病院事務部です今週も当院のお花をご紹介させていただきます使用したお花ヒマワリ明るく鮮やかな黄色い花が元気をくれますリアトリスふさふさとした花が穂状や長い茎の先に咲き、色も鮮やかですソリダコ黄色い小花がギッシリと咲き、涼しげで爽やかゴールドエンジェルとも呼ばれるようですヒバ森林を思わせる香が、すがすがしさが感じられますまた、次回もお楽しみに