宮野真守は幼稚園時代から人前で表現することを好み、テレビが好きであったこともあり「この世界に行きたい」と夢見る。幼稚園のお遊戯会で忍者役を演じた際、周囲の子は皆普通にでんぐり返しをしている中、宮野だけ「忍者としてやらなくては」と印を結んだまま手を使わずにでんぐり返しをした。その翌年の猫役においても皆は猫の衣装を着るだけで普通に立って芝居をしていたが、宮野だけは舞台が終わるまで四つん這いで猫になりきって演じていたという。3、4歳の頃から「演じる」ということは「突き詰めることだ」と、どこかで思ってい