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久しぶりに外に出てみると風の匂いが気持ちいい。少し離れた家の庭先に桜が咲いていて、もう季節は春なんだと知った。“サクラキレイだね“懐かしい声が耳の中で蘇る。あの人は今も元気だろうか?自宅で仕事をするようになってから、外に出る機会を逃すようになっていた。買い物も宅配してくれる。必要な物はポチッ、ポチッとするだけで届いてしまう。指定したBOXに入れてもらえば、誰に会わずとも生活用品が手に入る。仕事に集中しやすい環境になればなるほど、外とも人間関係とも疎遠になっていた。仕事で使う資
ガバッ!!布団から勢いよく体起こした「夢か…いや、夢でもないか…」リサが業界を離れてから1週間が経った別に離れ離れになったわけじゃないのにでもなんか寂しいが強すぎて「何してる?…せっかくゆっくりしたいのに嫌だよね…やめておこう」書いた文章を書いては消しての繰り返し会いたい…ピンポーン「誰だろう。面倒だから居留守しよう」ピンポンピンポンピンポーン怖い怖い(笑)でもこのおふざけ感はメンバーの誰かだ(笑)ふ〜ちゃん辺りかな(笑)「は〜い、怖いからやめて…よね…」「よ
最近は自分時間を有効に使えるようになった今までは暇さえあれば外に出たり、友達と遊んだりと自分時間があまりないことに気がついた布団に入った時あれ、ここ最近1日を振り返る事なかったかもなにも考えないように無理矢理予定を詰め込んんでいた訳じゃないけど前は毎日振り返っていたここの自分嫌だったなとかあの時こうしてればよかったとか振り返って寝て次の日を迎えると今日も1日頑張ろって思えていたからまた習慣付けよう朝早起きをして買い物に
少しまったりしてから温泉に向かうそんな温泉での会話「それで平手どうした?」「今日もそうなんだけど、リサを前にすると自制が効かなくなってる…」「平手も男なんだな(笑)」「そりゃそうだよ。前も寝てる時にしちゃったし…」「えぇ‼︎平手って結構やり手だなっ‼︎」「茶化すなよ…困ってんだから…」「でも俺らの歳ならそれは普通だろ?」
それからお昼ご飯を作るリサの後ろにベッタリくっついていると子供をあやすように話しかけられる「どうしたの?火使ってるから危ないよ?あっち座ってて?」「…いやです…リサともっと一緒にいたい」「あはは、友梨人可愛…やめた///」「なんで辞めるんですか?(笑)言ってもいいですよ?(笑)」「言わないよ///後が怖いから///」ご飯を作り終え2人で食べるその時も俺はリサのそばを離
ふぁぁぁ目が覚めて時計を見ると、朝の4時早く目が覚めちゃったなトイレに入り、もう一度布団に入る目を閉じてみるけど、目がさえてしまい眠れないしゃーない起きるか…テレビを付けてみる特に見たいと思えるものもやっていないさぁ、どうしたもんか…考えながらふと思い出す「朝、目が覚めて友梨奈が目の前にいたら幸せだよね」そんな恋人の理佐の言葉を思い出すサプライズしてみようかな…身支度を整え部屋を出るまだ外は真っ暗だ冷え込んでいるけどなんか気持ちいい理佐の家まで歩いて1時間くらいか
もうこんな時間かぁ残業続きで毎日帰宅がこの時間になる疲れで身体もクタクタだ疲れのせいと、しばらく大好きな人に会えていない寂しさで夜もあまり眠れていないバタバタしてしまうから電話で話す事も出来てないから余計寂しさもつのっている会いたいなぁ声が聞きたいなあ車を運転しながら音楽を流すたまたまタイミング良く流れた曲は2人の思い出の曲LINでBGMにしている曲◯猫の唄やっぱり会いたいなぁ会いに行きたいけど…こんな時間だし諦めて家に帰るとドアノブに袋がぶら下がっている中を確認す
「リサ?」そうやって言うのは彼女自身はカワウソに似ているみなさんご存知平手友梨奈お兄ちゃんが旅行に行っていて数日間、子犬を預かることになった平手がどんな反応をするか見たくて子犬と平手を2人にして私は影で動画を回している私の予想とは反して子犬に話しかける平手私の予想は可愛い〜って見ているだけかなって思ったんだけどなぜか私の名前を呼び出した(笑)「リサに似てる。もしかしてリサ犬になっちゃった?家中探してもリサいないし」「可愛いんだけど♡ピュアすぎでしょ(笑)」ボソッとバレないくらいの
「それじゃぁ、ハンバーグを作ろうとしよう!」気合い入りまくりの友梨奈は積極的に準備を始める「博士、私は何を手伝えば?」「理佐君はそこで見守っていてくれればいいいよ」「大丈夫ですか?」不安しかない私は確認の為に聞いてみる「大丈夫なはず」はず?自信があるわけじゃないなら…でも友梨奈なりに一生懸命作ろうとしてるならそれを尊重してあげるのも大切だよね「何か手伝いが必要な時は言ってくださいね」「わかった」真剣な顔をしてスマホのレシピを見ながらハンバーグを作っていく普段そこまで料理を
一件のLINEが入る『もうすぐ着くぞ〜なんか飲み物とかいるか?』『俺の家なんもないから欲しいかも。お菓子とかも食べたいなら買ってきて〜』それだけ送り掃除を続け、掃除が終わる頃にインターフォンが鳴るピンポーン「は〜い、空いてるから入って〜」玄関に迎えに行けばねるさんもいた「わっ‼︎ねるさんもいたんだ‼︎いらっしゃい」「さっきぶりです(笑)お邪魔
うぅぅ、さぶいなぁ〜風が冷たすぎる駅からの道は電車の中の暖かさとは違ってかなり極寒だった向かい風で吹いてくる風が冷たすぎてさらに寒さを感じてしまうこうも寒いと嫌でも思い出してしまう恋人だった理佐を理佐は寒さに弱かった寒がりなクセに防寒対策に甘い所があってこっちが気にしないとすぐ風邪を引く私はちょっとしたお節介だとしても理佐の世話を焼くのが好きだった首元が寒そうなら巻いているマフラーを理佐に巻いてあげたり持っていたカイロを理佐の手に握らせたりと細々世話を焼くのが好きだったでも
はぁぁぁ息を吹きかけて手を温める今日は冷えるなぁ手袋…しないと手が冷える新しい手袋買おうかな仕事からの帰り、電車を降りて駅から自宅までの道のりはとても冷え込んでいる"理佐、首元冷やすとまた風邪引くよ"そう言って私の首にマフラーを巻いてくれる人はもういない意地を張って、言うつもりも無かった言葉を吐き散らかして私は大切な人を捨てた今になるとなんであんなに腹が立っていたんだろう…答えはわかっているそれだけ好きだった、愛していたから自分から捨ててしまった時間は早く過ぎていくようで
焼肉屋さんに入るとそれなりに混み合っていて、少しだけ待たされた待っている間、メニューを渡され2人で目を通す「理佐、どうせなら1番高い食べ放題コースがいいよね」「高そうなのを食べればあんまり食べれなくても元は取れるかもだけど、食べれる?」「食べれるよ!色んな種類のお肉があるね、色々食べたてみたいな」「普段頼まないようなのを頼んでみてもいいね」あれやこれやと話していると順番が回ってきて席へと案内されるここの焼肉屋さんは個室になっていて、周りに気兼ねなく食べたり、話したり出来るから私のお
モールの中に入ると意気揚揚と友梨奈が「さぁて、理佐君、どこから拝見していこうか?」「食材を買いに来たんですよね?ならば食材売り場のみを見ればよいのじゃないですか、ねっ、博士」私はちょっと意地悪く言って友梨奈を見ると…あ~そう来るかぁ〜頬をめいいっぱい膨らましている私はツンと頬を突くとぶ〜と言ってプイされてしまうこれ以上、ご機嫌を損ねさせて喧嘩になりたくないから、友梨奈が待っているであろう言葉を投げかける「博士は、どこかみたい所がありますか?」膨らました頬が戻り、待ってましたと言わ
今日は黒い羊のMV撮影の日平手はこの曲のイメージに合わせて髪の毛をバッサリ切ったその平手は男の子みたいですごくカッコイイみんなそんなイケメンな平手を囲っている私はと言うとそんなイケメンな平手を直視できずに距離をとっていたそんな私を見かねてかねるが近づいてきた「てっちゃん人気者やね〜リサは行かんの?」「私はいいよ」「また〜素直じゃないな〜このままやと誰かにてっちゃんとられるよ〜」「
「質問です!」あ…始まった…友梨奈のよくわからない茶番劇「なぁに?」付き合わないと機嫌損ねるからお付き合いしますか「ハンバーグは煮込むか、煮込まないか」どっちでも美味しければいいと思うけど…何かに影響されて気になってるんだろうな「うん。煮込むか煮込まないかどっちが美味しいかってこと?」かなりノリノリだから最後までお付き合いしますか「うむ。今宵、どちらが美味しいか実験しようと思うんだけど、どうだい?理佐君」なんかのキャラ降臨させちゃってる笑こうなったら誰も友梨奈を止められな
今夜は冷えるなぁ寒い、寒いのになぜかアイスが食べたくなるこれが不思議帰りの電車の中でアイスを買って帰るか迷う理佐はどうだろう?寒いのにって言われるだろうか?でも食べたいなぁ駅に着いて、行きつけのスーパーに寄るか迷っているとスマホが鳴る「もしもし」「友梨奈、今どこにいる」「駅に着いて歩いてる」「買ってきて欲しいのがあるんだけど」「いいよ、買って帰るよ。何が欲しいの?」「アイス買ってきてくれる」「いいよ」「寒いんだけどアイスが食べたくなっちゃって」「わかる!私も食べた
それはまるで2人の間だけの合言葉のように送っていた言葉があるあれは理佐だけへの愛言葉のようなもの理佐にしか使わない言葉理佐にしかわからない意味の言葉その言葉を送ると言うと理佐は「うん。待ってる」そう言っていつも待ってくれていたその言葉を言えていた事がどれだけ幸せだったのか、理佐を失ってから私は気づく「すぐ気付けないのは友梨奈の悪い癖だよ」理佐の声が聞こえてきそうだ何かをした時、考えた時必ず理佐の声が私の心に響く「だから友梨奈はダメなんだよ」「友梨奈なら出来るよ」「友梨
友梨奈から想いを告げられて私達は恋人になった恋人になって変わったのは、部屋をちょっとだけ変えた事今まで空いた部屋を友梨奈の寝室にしていたけど、私の仕事部屋兼友梨奈の勉強部屋にして、寝室を一緒にした少しずつではあるけど、友梨奈は実家に帰ったりしている完全に帰る気はないらしい笑私との生活を守る為だからと実家に泊まったりもしてくるようになった実際は1人で留守番するのが寂しいだけなんだろうけど笑実家に泊まりに行くのは決まって私が泊まりでの出張の時だけだから笑「友梨奈、水曜日から金曜日まで
思わずキレて部屋にこもっちゃった…理佐姉が悪いんだもん…確かに、確かにさ、理佐姉って呼んではいるけどさ、だからって姉のように思って見てるなんて…私の想いは伝わってなかったんだ…でも普通にそういうものなのかな?理佐姉って呼んでたり、甘えてたら姉妹のようにしか思わないよね…一緒に買い物してると私達を仲のいい姉妹ねって言われる方が多いしこんなに、こんなに好きなのに伝わってなかったなんて理佐姉は私を妹としか見てないのかな?どうすれば、どうすれば私を恋愛対象として見てくれるだろう…ベッ
仕事帰りに買いたいものがあったからドラッグストアに寄る買いたいものをカゴに入れブラブラと店内を歩いていると後ろから声をかけられる「友梨奈?」私は呼ばれた方を振り返るそこには昔、好きだった人が立っている「理佐」「やっぱり友梨奈だ」「久しぶり」「久しぶりだね。元気だった?」「うん。理佐は?」「元気だったよ。後ろ姿で友梨奈だってすぐわかったよ」久しぶりに見た好きだった人は変わらずに可愛い笑顔で笑ってくれるずっと好きだったわけじゃない他にも好きになった人もいたし、付き合った人も
友梨奈に勉強を教えるようになってから少しずつ、友梨奈の成績も伸びてきた友梨奈は基礎とコツを掴むのが苦手らしく、基礎をしっかり理解してコツを掴むとそこからは上手く問題を解いていく毎日、毎日同じ事に一緒に取り組んで行く度に絆が深まったように思えるその分、遠慮も減ってきたわけで…「友梨奈、ちゃんと出したら片付けて」「あとでやる」「そう言って昨日も勉強終わったら眠いって寝ちゃったじゃない」「ちゃんとやったもん」「踏まないように脇に避けたのはやった事になりません」「ぶー」「ぶーじゃない
夕飯の片付けをして、テーブルにノートや教科書を並べる「理佐姉、準備出来たよ」「じゃぁ、始めようか」一緒に1つ、1つ問題をこなしていくけど、1つ、1つに時間が掛かってしまう「よくわからない」「どうわからないかわかる?」「それもわからない」「友梨奈は基礎からもう1度復習した方がいいかも」「基礎から?」「うん。基礎の部分でつまづいたままずっときちゃったからわからなくなっちゃうのかも」「わからない問題をそのままにしてきたのは確かかも」「だから上手く解けないだけかもしれないから」
いつもより早く目が覚めた私朝早く目が覚めたからって特に何をするわけでもないんだけどねベッドから起きてトイレに行き、軽くうがいをしてからキッチンで水を飲むこのまま起きるか…それとも2度寝しようか…LINをチェックするが、来ていない来るわけないか…期待はしてないけど笑私は元恋人だった人にまだ未練がある別れた後もずっと好きなままでいる振られたのは私の方だからこの想いがまた叶う事はないのに、今もまだLINをが来るかもと思うのをやめられずにいる私はいつも上手に恋が出来ない性分で…好き
御守り入れを見つめる一生懸命に作ってくれたんだろうな丁寧な裁縫とは言い難いけど、一生懸命に心が込められているのが伝わる私はそれをぎゅっと抱きしめた友梨奈の母親にテストの点数を報告すると赤点じゃなければと言っていた今は元気で過ごしてくれていればいいとだからといってこのままにしておくわけにはいかない進級すら危ぶまれてしまうどんな風に教えたら楽しく覚えられるかなぁ?私は仕事の合間に友梨奈が楽しく勉強出来る方法を検索したりするこれといっていいのも見つからずに帰宅時間になり帰宅する「
待ち合わせの時間より少し早く待つ今日こそは来てくれるだろうか?少し待っているとこっちに向かって歩いてくる姿「会長、おはよう」「おはようございます友梨奈」ちゃんと来てくれたのが嬉しい「少し待った?」「そんなに待ってないですよ」「それなら良かった。あのさ、もう敬語で話すのやめない?なんか距離を感じるんだよね」そう言われて確かにそうかもしれない「なら、普通に話す。その代わり友梨奈も私を会長と呼ぶのをやめなさい」「敬語無くすと命令系になるんだね笑」「命令してるわけじゃないけど」
今日はテストが返ってきたずっと御守り入れを作るのに集中しすぎてほとんど勉強が出来てなかったそれに理佐姉に恋人がって思ったけど違うとわかってさらに御守り作りに集中しちゃったからな…もちろん点数は散々な状態なんとか赤点は免れているけど…ヤバいよねこれは…理佐姉が見たらどう思うだろう実家に帰らされてしまうかも…お母さんにも帰ってこいって言われかねないマズイぞ…マズイぞ…どうしたもんか…いい知恵なんか浮かぶはずもなく、トボトボと家に帰る家に着くと玄関の鍵は開いていた理佐姉はこんな
荷物を取りに行った友梨奈が戻って来る「会長、お待たせ。見回りに行こう」「今日はこのまま帰りましょう」「見回らなくても大丈夫なの?」「もう下校時刻は過ぎているので。見回りをしてしまうと私は大丈夫ですが、友梨奈はまだ下校してないとなると問題になってしまうので」「そういうもんなのか。わかった。じゃぁ帰ろう」「はい」2人で並んで歩いて行く校舎を振り返ると、どの教室も真っ暗だちゃんとみんな下校したようで安心する何を話すわけでもなく、暗い道を歩いて行くこんな時に私はどう会
「友梨奈?」言うからねと言いながらも言葉が出てこないようで私が声を掛けてみると「会長、名前なんて言うの?」と突然名前を聞かれる「渡邉だけど」「それは知ってる。下の名前」「理佐だけど」「じゃぁ、理佐先輩」かしこまった感じで友梨奈に呼ばれる「はい」「私は…」かなり緊張しているのが伝わってくる何を言われるんだろう…また友梨奈は黙ってしまう「友梨奈?」「好きです」スキデス…?「好きですとは?」「とは?とはで返されるとは…伝わらないかな?」「何が伝わらない?」「あぁ
「どうして私がスランプの原因なんですか?」「どうして?わからない?」友梨奈は完全に私に非があるような言い方をする「わからないです。平手さんとそこまで仲良くないので」「友梨奈って呼んでって言ったのに」「お友達としてここに招いてる理由ではありませんから」「あっそ」不機嫌そうな態度を見せてくる「私が原因だと言う理由をのべてくれませんか?」「無視してんじゃん」「無視?」「私の事避けて無視してんじゃん」私から避けた?は?避けられるような事をしたのは友梨奈なのになぜ私があたかも悪