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次の日学校へ向かおうと家を出るとあの人が同じタイミングでマンションから出てきた「おはようございます」「おはよ〜じゃあまた学校でね」それだけ告げさっさと行ってしまった前まではマンションで会った時は階段下まで一緒に行っていたのに…チクっ‼︎「なんだこれ、胸が痛い…」それからの先生は学校であっても挨拶だけ俺が話しかけてもすぐに終わらせようとする俺も話すのが得意なわけじゃないから
平手side次の日目を覚ませばリサは隣でまだ寝ていた今日はつむぎちゃんが手術する日なのを思い出し私はつむぎちゃんの病室を探した小児病棟にくればすぐにつむぎちゃんは私を見つけ出し走って駆け寄ってきた「てちっ!!どうしたの!?」「今日手術って言ってたから応援しに来たの」「そうなの!?嬉しい!!少し不安になってたけどつむぎ頑張れそう!!」「私、今日退院するの。だから帰る前につむぎちゃんに会っておきたくて」「そっか。てち、病気治ったんだね!!よかった!!つむぎうれしい」「つむぎちゃんが
あの告白からというもの俺はあの人の事がすごく気になっていたでもその一方覚悟してねと言ってきた割に何もしてこないやっぱりからかわれてるだけだったのかな?そう思うとモヤモヤしていた会えば挨拶はするけどそれ以上は何もなくて…「なんで俺ばっか気になってんだよ‼︎」「平手、顔怖いぞ(笑)なんかあったか?」「なんでもない‼︎」でも愛貴ならいいアドバイスくれるかな…
「じゃあ上がって〜」「…」「早くしないと冷凍物溶けちゃうから」手を引かれ部屋に入れられるこの人俺の事男ってわかってやってんのかな?「嫌いな食べ物とかある?」「パクチー」「それは入れないから大丈夫(笑)他わ?」「グリンピースとピーマン」「それは入れないようにするね。オムライスにしようと思うけど好き?」「好きです」
あの日以来保健室には行っていなかったもちろんあの人にも会っていない今日は体育の授業がある「ダルーい。平手サボろうぜ」「バスケだからやる」「マジかよ〜なら俺もやるか〜」俺と愛貴は同じチームだった愛貴にボールをパスされそのままシュートをしようとするとブロックしようとした奴とぶつかり思い切り頭を打ちつけ気を失った気付けばベットの上だった「んん…あれ、俺」
毎年桜が舞うこの季節が今年もやってきた俺は高校生になっただからと言って特別何かが変わるわけでもないし、期待があるわけでもない早く大人になって自由になりたいでも汚い大人にだけはなりたくないなぁ自分の考えを押し付けてくるような勝手な大人にだけはなりたくないなんて考えていたら入学式が終わりクラスのやつは各々帰っていっていた俺は校内の探索をしようと思い校舎をふらついていた
4年前に書いた一つの小説物置の奥から1冊のノートが出てきて久々に読んだてっちゃんが男化しリサが学校の先生設定興味ある方いますか?いらっしゃったら投稿しようと思いますそれとりさぽんの長編も考えていますもしかしたらゆいぽんが男化するかも…
あの出来事があってからリサはアイツと別れた立ち直るのに時間がかかると思っていたら意外とケロッとしていたリサのことだから私達の前では出さないようにしているのかとも思ったがそうゆう訳でもなさそうでホントに吹っ切れたみたいだったあれから数ヶ月が経ったお昼休みの事私とリサとふーちゃんとほのでご飯を食べるようになっていた「リサってもう吹っ切れたの?」「ふーちゃん!!」「大丈夫だよ平手(笑)吹っ切れてるよ(笑)なんか思ったより平気なんだよね(笑)」「そうなんだ…それならよかった」「私ね旅行
平手side目を覚ませばリサはまだ寝ていた頭を撫でれば少し微笑んだ気がした「可愛い…リサが傷つかない結末はなかったのかな…私が口出したから余計に拗れちゃったのかな…」「それは違うよ!!私がちゃんと見てなかったから。平手はちゃんと辞めなって言ってくれた。それでも信じれなかった私の自業自得だから!!だから自分を責めないで」「リサ…」「いつもありがとうね。助けてくれて。見捨てないでくれて」「無事でよかった」「平手寝れなかったよね?ごめんね、ベッド占領しちゃって」「寝れたよ」「ウソだ
リサside部屋を出て外の木の影に隠れるどうしよう…靴も履かずに出てきちゃった鞄も服も部屋だし…携帯だけは浴衣のポケットに入ってるけど誰にも心配かけたくないし…誰か助けて「見つけた〜部屋戻るぞ。こんなとこいたら変に思われるだろ!!」「嫌だ!!助けて、平手!!」「いるわけねーだろ。ばーか(笑)」私は目を疑った少し目をつぶっただけのはずだったのに目の前にいた先輩がなぜか奥の方に吹っ飛んでいる「え…なんで」「お前の言葉なんか信じるかよばーか(笑)あんたにリサはもったいない」
リサside待ちに待った温泉旅行の日になった平手とのこともあって楽しみと不安が入り交じりながらも先輩と来れた事が何よりも嬉しかった朝は観光をして色んなものを食べたり綺麗な景色を見たりと楽しんだやっぱり先輩は優しくて平手が言っていることがいまいちピンとこなかった「やっぱり平手の勘違いだよ…」「ん?なんか言った?」「なんでもない。次あれ食べたい」「OK〜行こう」日も落ちてチェックインの時間も迫ってきていたので旅館に向かった「わぁ〜広〜い!!」「そりゃ初めての旅行で奮発したからな
DVD収録で私はひかるちゃんと対談する事になっていたいざ話すとひかるちゃんの事全然見てあげれてなかったなぁと少しだけ反省楽屋では2期生とワイワイ楽しくやっているから大丈夫と思っていたけどそれはきっとその時は考えないように考えないように必死だったんだと思う収録が終わるけどひかるちゃんの事を放っておけなくてお家に呼んだずっと謝るひかるちゃん「そんなに謝らないでいいよ〜私が話したいだけだから。もしかしたら少し気持ちが楽になるかもしれないし」「ありがとうございます…」家の鍵をあけてひかる
平手side病室に戻れば先生と看護師さんにこっぴどく叱られた歩くのもやっとなのに走るなんて、命を大事にしなさいと怒られた怒られている私を見てゆっか〜とリサは苦笑いだった「今日だけは安静にね!!酷いと傷口開くからね!!」「…はい」先生達は病室を出ていった「怒られちゃったね(笑)」「怒られるのは慣れてるから」「そんなに?(笑)」「色んな大人に怒られるよ(笑)私問題児だから(笑)」「てち元気そうだね?」「え?なんで?(笑)」「いや、明るくなったというか」私はリサの方を見る
リサside目を覚ますと平手がいてまだ目を覚ましていなかった「おはようございます。平手さん目覚ましました?」「覚ましてないです」「じゃあ薬が効きやすいタイプかもしれないね。あなたはちゃんと寝れた?」「はい」「ホントに?目の下くま出来てるわよ?」「あははは(笑)心配でそんなに寝てないです(笑)」「そうよね。でもあたなが倒れちゃ元も子もないからちゃんと睡眠はとってね」「はい。あの平手が起きたらなんて声掛けたらいいですかね…」今日初めて会った看護師さんに訊ねてしまった困るのわか
リサside私がスタッフさんと話していると平手がうずくまっていたほんの少しだけ目を離してしまったまた心のどこかで大丈夫と思ってしまったからだ近くにいるから大丈夫って…甘かったすぐに平手のもとに駆けつけた過呼吸を起こしていたのでとりあえずテーブルにあった紙袋をもち平手を楽な体制にさせ口元に紙袋を押し当てる平手はしばらくしたら落ち着いてそのまま眠りについてしまった私は後悔に押し潰された私が誘ったのに…まだ完全体じゃないのわかってたのに…私はその場で泣き崩れた「りっちゃん大丈
教室に戻るとリサと目が合うでもすぐ逸らされ、ふーちゃんに苦笑いを返して私は自分の席に戻るお昼をまだ食べていないこともあったので1人で食べることにした【どうだった?】【リサと本気で付き合うって言ってたよ】【ほんとに!?】【多分…リサはどこの温泉に行くとか言ってた?】【自分で聞いたら?】【出来ないからふーちゃんに聞いてる…朝のあの感じ見たでしょ(笑)】【リサも頑固だからなぁ(笑)】しばらくしてお昼が終わった午後からの授業は覚えていない後ろからリサをボーッと眺めて終わってたや
私はその夜リサを近くの公園に呼び出した「平手〜ごめん、お待たせ。電話してたら長引いちゃって(笑)」「全然いいよ〜遅くにごめんね」「ちょっと肌寒いね(笑)」私は黙って自分の羽織っているパーカーをリサにかけた「え、ありがとう。平手寒くないの?」「私暑がりだから大丈夫だよ」「平手って昔から優しいよね(笑)覚えてる?私がお母さんと喧嘩してここの公園で1人でいたら靴も履かずに走ってきてくれて(笑)」「あったねそんな事(笑)」「でもあの時よくわかったね。私がいる場所」「たまたまだよ(笑)
あの後私達は各々家に帰った家に着くと同時になる携帯送ってくれてありがとうそれはリサからだったリサと私は家が近い私はリサと長く一緒にいたい為家まで送ってから帰った私は部屋に入りベッドへダイブする「久々にリサと帰った気がするなぁ」リサに彼氏が出来てからというものリサは彼氏彼氏で私と帰る事がなくなっていた口を開けば彼氏がそう嬉しそうに話すリサは可愛く、そんな話やめてなんて言えない「はぁ…どうしたもんか」「なになに?なんの話し?(笑)」「うわっ!!ビックリした!!勝手に入ってこ
ずっと暗い話しで気分も落ちるのでちょっと気分転換で違う話し差し込みます(笑)ではどうぞいつだって私は味方だよ出来る限り力になりたいそう思っているのはホントででもキミはなかなか頼ってくれなかったもう少し早く気づけていたら傷つかなくて済んだかもしれないのに私には大好きな親友がいるこの大好きは友達としてでもあり恋愛感情でもあるでも親友には彼氏がいるからこの気持ちは伝えずに墓場まで待っていくと決めている彼氏の話をする時の彼女はとても幸せそうで、なにより笑顔で話すもんだから可愛いさが割
リサside撮影当日になった私は準備をしながら平手の様子を横目で見る今のところ黙々と準備をしているん?あのデカいサメのぬいぐるみは持っていく気なのかな荷物の隣に用意されてるけど(笑)体調は良さそうに見えるけど平手の事だから我慢とか無理してるのかもだからよく見てないとそれにしてもサメが気になる(笑)「平手そのサメ持っていくの?」「うん。ダメ?」「全然いいよ」「リサいない時このサメといる」「いないことないよ(笑)」「打ち合わせとかありそうだから」こうゆうとこホント末っ子感
平手side明日リサとの対談が決まった正直自分が1番ビックリしているあんなに仕事をするのが怖いと思っていたのにリサと、の言葉を聞いた瞬間やりたいと思った1人だったらきっとやっていないだろうと思ったいや、出来ない「平手ホントに大丈夫?」「リサがいてくれるなら」「私はずっといるよ。なにがあっても」ほんとになにがあってもずっとそばにいてくれる気がして嬉しかったその言葉に安心したのと久々の仕事モードの緊張でか私はウトウト眠くなってきた「平手、眠い?」「うーん」「少し寝ようか」
平手sideあれからリサからは私に気を遣う素振りを感じなくなった私はそれが心底嬉しかったなので私もほとんど素でいられるような気がした「平手〜ご飯食べたら洗濯するから着替えてね〜」「うん、わかった。リサ食べたらお茶碗洗うよ」「ほんとに?ありがとう」「お仕事わ?あるよね?」「…あぁ今日はリモートで参加みたいな感じだからあとでやるよ〜」「そうなんだ〜私邪魔だと思うから1回自分の家帰るよ」「ダメ〜平手も参加するんだから」「え…なんで…」動悸が激しい苦しい私、今、仕事が出来ない
平手sideリサの家にきて1ヶ月が経とうとしていた1週間という話だったのだが思っていたよりも居心地が良くてリサがいい人すぎてそんなリサをこの1ヶ月で傷つけてしまった精神的にも身体的にも…あれはリサの家に来て1日目の話私は慣れない環境ということもありリサの家でソワソワしたり不安になったりしていたきっと他の人からしたらそんな事でと思われるだろう今の私からしたらそれは結構大きい出来事ででもリサの好意を無駄にはしたくなかった「平手?ソファおいで〜一緒になんか観よう〜」「うん」「どし
出来る限り生々しい表現はさけていますが残酷な描写があるので苦手な方はご注意ください平手sideリサの部屋にお試しで1週間住むことになり今は部屋に荷物を取りに来ている「はぁ…」「やっぱり」「え?なに?」「ここの部屋もあんまりよくないよ」「そうなの?」「平手この部屋にいると余計に気分落ちない?」「あぁ、気分はめちゃくちゃ落ちるし最近夜中にやたら足音聞こえたりドア叩かれる音したりする。でもなんで?」「なんでだろうそんな気がしたから。さっ!!早いところ荷物まとめて戻ろ~」「うん」
リサside少しだけ寝て起きれば平手はまだスヤスヤと寝ていた平手の異変には前々から気付いていた私が問いただしても大丈夫しか言わないと思ってたから陰ながら見ていた今日だってそう事務所に来るかなと思いながら外を見れば平手が入口で足を止め、かと思えば帰って行ったのが見えただから私は急いで追いかけたメンバーには少し抜けるとだけ伝え部屋を後にした私は全速力で平手を追いかけた公園で平手をみつけ呼吸を整えるために自販機で飲み物を買った平手に声をかけそこで気付くここまでボロボロだったなんて
平手side気持ちが落ちて何をしていても楽しくない何を食べても美味しくない、味がしない誰といても楽しくない生きてて楽しいことなんて何も無い仕事があるから事務所がある会社に向かう会社に入る1歩手前で立ち止まる入れない動悸が激しいなにかあるわけじゃない誰が嫌いとか苦手とかある訳じゃないなぜか入っていくことが出来ない1歩が踏み出せないよしっ!!と気持ちを切り替え入ろうとすれば、途端に吐き気に襲われる踵を返し来た道を帰る近くの公園に足を運びベンチに座り1人で泣く「なんで…
次の日目を覚ますとリサが目の前にいるまだ寝ているようだ昨日の事が夢か現実かわからないまま私はボーっとしていた「夢だったのかな…リサ〜早く起きてよ〜」顔をツンツンすれば反対側を向いてしまったいつからこんなにリサの事好きだったんだろう寂しくなりリサの背中にくっつくリサの匂い落ち着く匂いフェチの私からしたら程よい甘さの匂いでずっと嗅いでいたいくらいそんなことを考えていたから再び睡魔に襲われウトウトしだした「あ、平手〜おはよう。おいで〜」「平手〜これ食べる?美味しいよ」「平手どう
仕事終わり私はリサに会いたくなり電話をかけてみる最近異様にリサに会いたくなるなんでだろうプルルルル「はーい、平手?どうしたの?」「リサいま何してる?」「今は友達とご飯してるよ〜」「そっか、ごめんね、邪魔して。かけ直すや」「え?いいよ?」すると後ろから色んな声が聞こえる「えっ!!平手ちゃん!?会いたい!!」「生てちちゃんみたい!!」「てちちゃんもきたらいいよ!!」「うるさいなぁ〜(笑)勝手に話進めないで!!」「あははは(笑)友達の前でもリサはリサだね(笑)」「ごめんね
あるLIVEのリハの最中リサの様子がおかしいことに気がつく「リサ体調悪い?」「え?そんな事ないよ〜全然元気」「私にはそうは見えないけど」「なんかおかしい?」「顔色があんまりよくないしいつもと違う気がする」「ホント?気のせいだよ(笑)大丈夫大丈夫(笑)」「これ私のだけど飲んで。見てる限り飲み物も飲んでないから」「喉乾いてないからいい」「お願い飲んで!!汗かいてるのに飲まないのは危ないから!!」「わかったよ」リサに無理やりスポドリを飲ませるその後私はリサの大丈夫を信じてリハに
1219609237さんからリクエストいただきました心地よさの番外編になりますよかったら読んでみてください𖦹'‐'𖦹あれからというもの平手と頻繁に会うようになっていたというのも私が弱音を吐いたせいだ気を使って会うようにしてくれているんだと思う平手は優しいから口では言わないけどきっと私が心配で毎日のようにお家にきてくれている「平手?毎日大変じゃない?私ならもう大丈夫だよ?」「ん?なんのこと?リサの大丈夫って大丈夫じゃないんだよね〜昔からそうだったからね〜」「え?そうだっけ?