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本日は、午後一番から閉眼法要・ご遺骨のお取り上げ、そしてご納骨までを一貫して執り行わせていただきました。今回のお墓じまいのお墓には、おばあ様がお眠りになっておられ、ご参列されたのはご姉妹とそのご主人様でした。雨の中での法要となりましたが、墓地という場所はもともと非日常的な空気があります。特に雨の日の墓地は、音が吸い込まれるように静けさが際立ち、自然と背筋が伸びるような雰囲気になります。そのような中でご住職様の読経が響き渡り、場は一層荘厳なものとなりました。普段は、お
お墓じまいについて、「いつかは考えないといけないとは思っているけれど、何から手を付ければいいのか分からない」というご相談を、日々多くいただきます。先日行ったお墓じまいのセミナーでも、参加された方のほとんどが「今すぐお墓じまいをしたい」という方ではありませんでした。ただ、・このままでいいのか不安・先のことを考えると気になっている・早めに知識だけは持っておきたいそうしたお気持ちをお持ちの方ばかりでした。実は、これは私のホームページからお問い合わせをくださる方にも共通し
お墓のことについて、特別なきっかけがあったわけではないけれど、ふとした瞬間に「このままでいいのだろうか」と不安になることはありませんか。誰かに相談するほどではない。でも、何もしないままでいるのも、どこか落ち着かない。今日は、そうしたお気持ちを抱えた方に向けて、お墓じまいの現場に立ち会ってきた中で、実際によくお話ししていることを整理してお伝えしたいと思います。すぐに決めなくていいことお墓のことが気になり始めると、「早く何か決めなければならないのではないか」と感じ
近年、お墓じまいを希望される方が増え、インターネット上でも「墓石撤去工事」を前面に出したホームページを多く見かけるようになりました。安さを売りにする業者早さを強調する業者改葬許可から墓石撤去まで一貫対応とうたう業者選択肢が増えること自体は悪いことではありませんが、実務の現場では「思っていた内容と違った」「結局、自分たちでやらなければならなかった」というご相談も少なくありません。今日は、墓石撤去費用について特に誤解されやすいポイントを、実務の視点からお伝えします。
月曜日は、「そろそろ具体的に動かないといけないかもしれない」そう考え始める方が多い曜日です。今日は、これまでお墓じまいのご相談を数多くお受けしてきた中で、実際に“相談前”に確認しておいていただけると話がスムーズに進むことを、実務の視点から整理してみたいと思います。①お墓の名義(使用者)は誰になっているかまず最初に確認していただきたいのが、**お墓の使用者(名義人)**です。多くのケースで、先代の名義のままになっているすでに亡くなられた方の名義のままになっているとい
お墓じまいのご相談を受けていると、「そこまで確認が必要だとは思いませんでした」と驚かれることが少なくありません。墓石の撤去や改葬許可申請など、目に見える手続きに意識が向きがちですが、実際の現場では事前に確認しておかないと、後から問題になる点がいくつもあります。今回は、**関西のお墓じまいの現場で実際にあった「見落とされがちなポイント」**を、実務を通じて感じた視点からお伝えします。①墓石の撤去方法は「一律」ではありません多くの方が「墓石を撤去して更地にすれば終わり
お墓じまいのご相談の中で特に多い不安が、「お墓の中にご遺骨がどれだけ入っているのか分からない…」というお声です。そして関西地域には、独特の埋葬文化があるため、取り残しが起きるリスクが他地域より高いことをご存じでしょうか。■なぜ関西は“取り残し”が起きやすいのか?関西では昔から、お墓のサイズが比較的小さい「できるだけ早く土に還す」という価値観が強いお骨壺からご遺骨を取り出し、直にお納めされるケースが多いといった風習があります。そのためカロート(納骨室)の中には、細かい
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまいは人生で何度も経験するものではありません。そのため、多くの方が「初めての手続き」で不安を抱えながら進められます。今回ご紹介するのは、**実際に私がご相談を受けた“お墓じまいの失敗事例”
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.com→▼LINE公式はこちら(24時間いつでも相談OK)https://lin.ee/VcmtbFo「お墓じまい」「ご遺骨」「名義変更」など文章で伝えにくい内容もLINEなら気軽にご相談いただけます。
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまいのご相談でとても多いのが、「何を聞けばいいのか、そもそも分からないんです…」というお声です。お墓じまいは一生のうち何度も経験するものではありません。何から準備すればいいか分からないのは
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまいのご相談を受けていると、「もっと早く動いておけば良かった」「ここだけは確認しておくべきだった」と、後になって気づかれる方が少なくありません。一方で、同じように悩まれながらも、“後悔せ
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comご両親がご逝去された後、否応なく向き合うことになるのが「お墓のこれから」です。しかし現実には、葬儀・役所の手続き・相続関係などが重なり、お墓のことまで気が回らないという方がほとんどです。私の事
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまいのご相談では、ご家庭によって事情はさまざまです。名義のこと、寺院との関係、遺骨のこと……。けれど、その中でも最も多い理由の一つが「距離」です。「実家のお墓が遠くて、もう行けないんで
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.com~関東に眠るご家族を、もう一度見つけるまで~関東にお墓がある――そう聞いたとき、私は少しだけ胸がざわつきました。「小さかった頃に、一度だけお墓参りに行った記憶があるんです」「でも、その場所がどこ
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまいのお手伝いをしていると、さまざまなご家族の“決断の瞬間”に立ち会います。ただ、今日は少し趣向を変えて、私自身が「墓じまいをしよう」と心に決めた、ある出来事のことを書いてみようと思います
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまいのお話が出た時に、意外と多いのが「使用許可証が見つからないのですが…」というご相談です。公営墓地でも民営墓地でも、お墓を建立した際に「使用許可証」という書類が発行されますが、実際に
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.com公営墓地のお墓じまいでは、「名義」が原因で手続きが止まってしまうケースが思った以上に多くあります。先日も第1弾の記事を投稿しましたが、実務では“名義が古い”以外にもいくつか“つまずきやす
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.com「実家のお墓が遠方にあり、なかなか行けない」「高齢になり、お墓の維持が難しくなってきた」近年、このような理由で“遠方のお墓じまい”を考える方が増えています。しかし、距離がある分、現地とのやり取りや
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまいのご相談の中で、意外と多いのが「家族が遠くに住んでいて、どう進めたらいいのか分からない」というお悩みです。ご兄弟が全国に散らばっていたり、お子さんが仕事で県外に住んでいたりと、集ま
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまいの現場には、こちらが言葉を失うほど静かで深い時間が流れる瞬間があります。今日お伝えするのは、私が10年以上お墓じまいの現場に立ち続けてきた中で、今でも心に残り続けている“再会”のお話で
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまいのご相談の中には、「公営墓地(市営・町営)で名義が古いまま」というケースがしばしばあります。公営墓地は民間や地区墓地と違い、書類の管理が厳格で、手続きも明確です。そのため名義が正しく
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまいのご相談の中で、ほぼ毎回出てくるのが「見積りの見方が分からない」というお悩みです。見積書は一見わかりやすそうに見えて、“入っているように見えて実は入っていない項目”がいくつもあります
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまいのご相談は年末にかけて増えますが、実はこの時期は“手続きそのものが思うように進まない季節”でもあります。今日は、現場で実際に起きている年末特有の実務的な停滞ポイントを3つにまとめてご紹
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.com年末が近づくこの時期になると、「来年こそはお墓じまいを進めたい」そう考えはじめる方が少しずつ増えてきます。とはいえ、実際にはすぐ動き出すわけではなく、なんとなく気になったまま年を越してしまう
この記事を書いた人|お墓じまい専門行政書士久保昌秀]お墓じまい実務10年・関西を中心に全国のお墓じまいをサポート・NPO終活講師/Kindle著者→お問合せはこちら:info@ohaka-tetuduki.com→HP:https://ohaka-tetuduki.comお墓じまい専門で10年、現場を歩いてきた久保です。今日は、ご相談の中でも特に誤解が多いテーマ「離檀料」について、やさしく・正確にまとめます。「払うのが当たり前?」「いくら包めばいいの?」「そ