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本日も訪問してくださりありがとうございます先日、と言っても11月2日㈰だったのですが、今回も札幌まで足を運びまして、「午前十時の映画祭」にて「七人の侍」を鑑賞してきましたよ207分!!とゆー大スケール。(休憩が10分間ありました。)それぞれの個性が光ります「七人の侍」とは、黒澤明監督による1954年の日本映画です。戦国時代を舞台に野武士の襲撃に悩む農民が七人の侍を雇い、村を守るために戦う物語。。。であります。監督黒澤明出演三船敏郎、志村喬、宮口精二
本日9月7日は、李香蘭/山口淑子の没後11周年です。それを記念して彼女の作品を紹介します。■李香蘭/山口淑子1920年2月12日-2014年9月7日満州・奉天生まれ父は、佐賀県出身。南満洲鉄道で中国語を教えていた。女学校時代にその美貌と北京語が認められ、1938年に李香蘭としてデビュー。映画『白蘭の歌』『支那の夜』などに出演し、日本でも爆発的なヒットとなった。また、歌手としても「夜来香」「何日君再来」、「紅い睡蓮」などをヒットさせた。1946年に帰国し、山口淑子と改めて『
室内劇でも全く飽きさせない前半、そして列車内に場面が移ってから後のダイナミックな映像!<ストーリー>ナショナルシューズの専務権藤(三船敏郎)は会社の株を買い占めて実権を握ろうと画策し、5千万の金を集めた。その時、権藤の息子と間違えて運転手:青木(佐田豊)の息子が誘拐され、犯人から3千万円の身代金を要求される。戸倉警部(仲代達矢)らが権藤邸に張込み犯人との交渉が始まったが、権藤は身代金を払う決断をする。特急こだまの窓から身代金を渡し、子供は無事に戻
「どですかでん」以降の黒澤作品ではもっとも面白かったのだが、何か物足りない・・・。<ストーリー>過酷な戦国時代を生き抜いてきた猛将一文字秀虎(仲代達矢)は七十歳を迎え、家督を三人の息子に譲る決心をした。「一本の矢は折れるが、三本束ねると折れぬ」と秀虎は、長男太郎(寺尾聡)は家督と一の城を、次郎(根津甚八)は二の城を、三郎(隆大介)は三の城をそれぞれ守り協力し合うように命じ、自分は三つの城の客人となって余生を過ごしたいと告げた。突然、家督を譲るこ
いつだったか、奈良へ寺社巡りに行くという知人に、ついでに畝尾都多本(うねおつたもと)神社に参拝して、写真を撮ってきてくれ、と依頼したことがあった。かれは、予定のコースとはかなりかけ離れた場所だったにもかかわらず、快く応じてくれて、早速、写真を送ってくれた。その後、電話で、「どうもよくわからないのですが、社殿らしきは無く、ご神体が井戸みたいです。」と報告してきた。以下は知人の撮った写真
11月12日新入荷情報につき、現在の状況についてはこちらをご参照ください。⇒https://t.co/0w2iJ5yYS1?amp=1または、お電話にて御確認いただければ確実です。お手数をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。別役実戯曲集足のある死体・会議別役実第1版第1刷ヤケシミ少汚れ少傷み¥6,000影武者黒澤明シミ少ヤケ少傷み¥800マッチ売りの少女/象別役実76年10刷カバー傷み・少破れヤケ少傷み少汚れ¥1,000太田省吾戯曲集
黒澤明は1970年に「どですかでん」で初めてカラー作品を撮って、その後ソ連で撮影した「デルス・ウザーラ(1975)」もカラーだった。しかし、当時の多くの黒澤映画ファンはカラーの大型時代劇が見たいと望んでいた。当初、予定されていた「乱」は予算の関係で断念。(「影武者」の次回作となる)代わりの企画が「影武者」だったが、それでも当時の邦画界では予算が組めず、世界に誇る“クロサワ”が日本では映画が撮れないという悲しい状況だった。しかし、「ゴッドファーザー」のフランシス・コッポラと
【悪魔のように細心に!天使のように大胆に!】黒澤明監督の有名な言葉である映画「天国と地獄」公開前のインタヴューにて、映画を演出する際にモットーとしている事を問われた時にそう返答したとされる言葉であるほとんどの人が「???逆じゃないのか?」と一瞬考えてしまうようだが悪魔は緻密な計算の元に完全犯罪を遂行するそして天使は何のためらいや企みもなく、正々堂々と大胆にハートを射抜くことが出来るのである黒澤明監督がアカデミー賞☆名誉賞受賞されたシーン-YouTubeYouTubeでお気に入
黒澤明にしては珍しく小市民的な題材だが傑作。<ストーリー>市役所の市民課長渡邊勘治(志村喬)は三十年無欠勤という恐ろしく勤勉な経歴を持った男だったが、その日初めて欠勤をした。彼は病院へ行って診察の結果、医師(清水将夫)からは胃潰瘍と告げられたが、胃ガンで余命いくばくもないと悟った。夜、家へ帰って二階の息子たち夫婦の居間に電気もつけずに座っていた時、外出から帰ってきた二人の声が聞こえた。父親の退職金や恩給を抵当に金を借りて家を建て、父とは別居をしようとい
「ママを誘って良かった。黒澤映画を大画面で味わう幸せ。今回、私が一番見たかったのはごうごう燃える炎と仲代さんの顔のアップ。1つの画面に収まっているカットがすごく好きなんだ」「用心棒」4Kデジタルリマスター版娘の映画レビューです。※2018年6月の記事を再投稿以前、TV鑑賞したときはセリフが聞き取れないシーンがあり、何度も何度も巻き戻して耳をすませたけどダメでした午前十時の映画祭2018年では4Kデジタル修復版!サウンドと声が聞き取りやすい!映像もキレイ。「
ながながと、お付き合い、ありがとうございます。今回は、今さら、あらすじということではないと思いますので、勝手ながら、私の好きなシーンの話しを時系列で、しようと思います。引き続き、お付き合いください。【タイトルバック】●不気味な野武士のテーマが流れます。「志村喬三船敏郎」のクレジット次が、現在ならば、他の侍たちのクレジットになると思うのですが、「津島恵子島崎雪子」なんですね。【プロローグ】●野武士たちが、村を見下ろします。麦の刈り入れが終わる頃に村を襲おうと話をします。ちょ
12月11日新入荷情報につき、現在の状況についてはこちらをご参照ください。⇒https://t.co/0w2iJ5yYS1?amp=1または、お電話にて御確認いただければ確実です。お手数をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。リブロ・シネマテーク小津安二郎東京物語初版ヤケシミ少傷み少汚れ帯欠¥4,000映画パンフレット恋人たちの予感監督=ロブ・ライナー少汚れ少傷み¥500映画パンフレットスペースボール監督:メル・ブルックス少汚れ
「七人の侍」を映画館で観てきました。今回は、『午前10時の映画祭』の上映作品の1本としての3週間限定の上映です。(10月17日から11月6月まで)今回の上映の大きなことは、【新4Kリマスター版】だということなんですね。これまでも、何度目かリマスターされてきて、画面も、かなり、キレイになっていたのですが、今回の大きなリマスターは、音声だということだそうです。たしかに、これまで観てきた「七人の侍」は、正直、セリフが聞き取りにくいシーンがありましたものね。特に、三船敏郎さんの菊千代のセリフ
『羅生門』は変な映画である。『羅生門』は看板倒れである。それというのもタイトルは『羅生門』だが主なストーリーは同じ芥川龍之介の『藪の中』だからだ。こんなことは、少しでも昭和の邦画をかじった者ならば、誰でも知っている話である。確かに、冒頭は「羅生門(羅城門?)」から始まるし、ラストも「羅生門」で締めくくられる。しかしメインキャストの「老婆」は登場しないし、「下人」らしき人物は登場するものの、そのキャラクターは原作の『羅生門』とは似て非なる存在だ。そもそも本作は、当初脚本家の橋本忍が『藪の