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鷲田清一先生、偶然地下鉄の中で見かけたポスターだって。それが某私立大学だって。そんなバカな話があるわけないじゃないですか。臨床哲学から、いえば某私立大学からのメッセージではなくて、委託をされた広告会社のメッセージです。それに哲学者なんだから言葉をちゃんと使いましょうね広告じゃなくて広報ですよ。自分が教授をしている大谷大学じゃないですか?地下鉄で見かけたなんて不自然ですよ。大谷大学大学院在学中に鷲田清一先生が大谷大学に来られるという噂があった。どういうわけかその前に大谷大学の学生が大阪大学
先日、この拙ブログがレギュラーで紹介している朝日新聞の鷲田清一「折々のことば」に素敵な随筆が紹介されていた。いわゆる銭湯、街のお風呂屋さんで、見知らぬ若い女性から「衿を剃ってください」と声をかけられる。その若い女性は明日お嫁に行くという。結婚前夜に街のお風呂屋さんで見知らぬ人に声をかけ、「衿を剃ってください」と言わねばならないその若い女性のいる環境、経済的状況………なんとも言えないものがこのお風呂屋さんのやりとりから読み手のこちら側に伝わっ
朝日新聞一面の鷲田清一の折々のことば。素敵な短歌も時々紹介される。私はなんだかんだ言っても短歌はやっぱり好きである🎵折々のことばに与謝野晶子の晩年の歌が紹介されていた。…………………「いづくへか帰る日近きここちしてこの世のもののなつかしきころ」…………………確か僅か二十歳で不倫をしてそして略奪愛、その男との間に12人の子どもをもうけた与謝野晶子。与謝野晶子は63歳でその波瀾万丈の人生を閉じている。この一首は彼女の晩年の歌集「白桜集