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皆さん、鳥山検校が怖い怖いとおっしゃりますが。私は今回、えっ、検校じつは、いい人?って意外だったんですよ。最初に蔦重たちが「面長太夫に口を利いてくれ」と言って訪ねてきた時、けんもほろろに断りましたよね。奥さまと一緒に、一度、太夫の芸を聞きに行ってください、って言われても、「人の多いところは嫌いだ」とか、とりつく島もない。自分の妻のはずの瀬以(瀬川)が、この蔦重と「ただならぬ関係」であることは、とっくに気づいてますよ、検校は。このひと人一倍、鋭いんだから。先週の瀬川引退パレ
吉原の花魁:瀬川を1,400両で身請けした鳥山検校。検校というのは江戸時代の特殊な階級で、室町時代以降盲官(盲人の役職)の最高位の名称として定着したとWikiにあります。以下、Wikiから引用仁明天皇の子である人康親王が若くして失明し、そのため出家して山科(現在京都市山科区)に隠遁した。その時に人康親王が盲人を集め、琵琶や管絃、詩歌を教えた。人康親王の死後、側に仕えていた盲人に検校と勾当の2官が与えられた。これが検校と呼ばれる盲官の始まりといわれている。また、人康親王が坐って琵琶を
大河ドラマ「べらぼう」第11回「富本、仁義の馬面」。浄瑠璃の世界が描かれ、特殊ですね。浄瑠璃の解説的なシーンだけまとめておいたほうがつながりが分かりやすいと思ったので、ここにまとめておきます。蔦重、次郎兵衛、大黒屋・りつの三人は芝居町へ出かけます。浄瑠璃の正本。パンフレットのようなものなんですね。中に書かれているのは浄瑠璃の語り。「直伝」があるのとないのと何が違うか。「直伝」浄瑠璃の本元に太夫の許しを得て出してい
こんばんは、アナログです。今週の「べらぼう」見ました。豪華絢爛な瀬川の最後の花魁道中の先にいたのは鳥山検校。演じている市原隼人さん、「おんな城主直虎」でも坊主姿でしたが、頭の形が良い方ですね私が市原さんを初めて見たドラマは「あいくるしい」での少年役でしたが、「べらぼう」で語りをしている綾瀬はるかさんとこの時、姉弟役で共演しているんですねぇ〜あれから20年、ふたりとも大物の俳優さんになりましたねセリフがなくても存在感のある役ですけど、この後の鳥山検校の行末を思うと、何だか諸行無常の感あ