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特別機動捜査隊(略して、特捜隊)の歴史とでもいうべき立石主任(演・波島進)は、○#001最後の犯人(ホシ)を追え【スペシャルセレクション】(本放送・1961年10月11日)で初登場。そして、○#498女の縮図(立石班最終話)(本放送・1971年5月19日)が最後の登場回となり、初登場以来ほとんどのエピソードで行動を共にした橘部長刑事(演・南川直、当初の役柄は「刑事」、(第24回)狂った時刻表から「部長刑事」との情報有り)も最後の登場回となり、満10年を迎えることはありませんで
特別機動捜査隊の【第4回再放送】が終わり、気になったところを分析した項目です。テレビ番組、映画、脚本、監督、出演者など、さまざまなジャンルを含みます。そこで***特別機動捜査隊の各捜査班メンバー最終出演回について、考えてみました。以前検証本について触れましたが、著者である羊崎文移は東映chでの再放送作品を実見せずに、新聞・雑誌記事だけで執筆された可能性が高く、さまざまな誤謬が認められます。これまで特捜隊を題材にした書籍が無かったこと、特捜隊の存在すら脳裏から消え失せていたこと
東映ニューフェイス第2期(高倉健、丘さとみなど)出身の今井健二(1932~)当初は今井俊二と名乗り、二枚目を演じていた。62年東映を退社、66年今井健二と改名して古巣の東映で『続・女番外地』の悪役を演じて以降、二枚目系悪役として映画、テレビで活躍することになる。強烈な悪役芝居も印象に残るが、『地獄の掟に明日はない』(東映66)では主人公のやくざ役に扮した高倉健の友人である新聞記者役。NET(後のテレビ朝日)で放送された最長寿の刑事ドラマ『特別機動捜査隊』(61~77)では三船主任(青
新劇で鍛えた演技力で、役者の良心を感じさせる芝居に定評があった内藤武敏(1926~2012)は、戦時中陸軍船舶兵の特攻隊員として原爆投下直後の広島に入市するが、まもなく終戦。復員後の46年、日本大学予科文科に入学。在学中の48年民衆芸術劇場(第一次民芸)の養成所に入所。当初は文芸部ないし、演出部志望であったが、指導者の勧めで演技コースに入る。50年12月の劇団民芸創立に研究生として参加(70年末退団)数多くの舞台に出演、堅実な演技をみせる。映画初出演は『暴力』(東映52)独立プ
『ウルトラセブン』の主役モロボシ・ダン隊員を演じて一躍年少ファンから絶大な人気を得た森次晃嗣(1943~)その後は時代劇、刑事ドラマのゲスト出演が多く、安定感ある演技力には定評があり、特撮俳優だけで終わらない実力派俳優と云える。映画も『夕陽の恋人』(松竹69)でデビューして以降、『怒れ毒蛇・目撃者を消せ』(松竹74)『続・人間革命』(東宝76)『あゝ野麦峠』(東宝79)『最後の博徒』(東映85)など、特撮だけでなく様々なジャンルの作品に出演している。森次氏はモデル系の二