ブログ記事421件
]国宝狩野永徳作『唐獅子図屛風』(皇居三の丸尚蔵館蔵)皆様、お今日は。うっかりしていて「2024年度首都圏にて開催される美術展一覧」の残り一週間にも漏らしてしまいましたが皇居三の丸尚蔵館にて今週末の6月23日で閉幕してしまう「皇室のみやび受け継ぐ美」の第四期である「三の丸尚蔵館の名品」が物凄いので慌てて御紹介。国宝伊藤若冲作『動植綵絵』の内『老松鳳凰図』(皇居三の丸尚蔵館蔵)国宝伊藤若冲作『動植綵絵』の内『芙蓉双鶏図』(皇居三の丸尚蔵館蔵)国宝
さてさて炎上の件である。莫迦莫迦しい。確かに遊郭は性の搾取かもしれない。人権の侵害かもしれない。遊女は皆借金で縛られていたし、下級遊女が悲惨だったのも事実だ。けれど、最高格の遊女が美と知性と教養の頂点にいたことも、吉原や新町や島原が当時の日本文化の到達点であったことも、遊女の髪型や着こなしが女性たちに取って憧れの対象であったことも、厳然たる事実だ。遊女でありながら、簡単には枕を交わすこともできなかったのもまた事実だ。彼女たちを哀れみ遊郭の正の側面を否定することは、たとえ
東京黎明アートルームで開催中の「江戸琳派と磁州窯」展へ行って来ました。桃山時代後期に京都で興った美意識の系譜、琳派。その約100年後、琳派に感銘を受けた酒井抱一によって江戸で花開いた優美な作品・江戸琳派。主に民間用の器を生産したことで知られ、多彩な装飾技法で独自の美を創造したことでも有名な磁州窯。本展は、酒井抱一を中心に、鈴木其一、酒井鶯蒲、酒井道一などの作品、陶磁器は、白釉・白地黒掻落・白地練上など18作品を展示するものです。まず目を引くのは《五彩花鳥文輪花盤》(中国・景
葛飾北斎の個性的な西瓜の図。80歳のときの肉筆画。実は七夕の儀式を描いたもの、だったらしい・・・葛飾北斎『西瓜図(すいかず)』天保10年(1839)1幅絹本着色86.7×29.7cm三の丸尚蔵館画像出典宮内庁http://www.kunaicho.go.jp/culture/sannomaru/syuzou-13.html◆◆8月9日が旧暦7月7日ということで七夕の記事、続きます。
箱根にある岡田美術館ってご存じですか。私はポーラ美術館に行く!という目的を持って調べている最中に偶然知り、「お!近くに大きめの美術館!む・・・日本美術かぁ。。日本美術っていまいちぴんとこないんだよなぁ・・・でも勉強だと思って行ってみるか!」と訪れてみることにしました。ずどーんと待ち構えていたのは風神雷神!すっごい!大きい~!しかもゆっくり眺められるようになのか、目の前に足湯が!笑足湯につかりながらこんなかっこいい風神雷神が眺められるなんて素敵!!タイトルは:大壁画「風・刻」―天駆け