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こんばんは。適応障害専門カウンセラーの森川由美子です。「元気だったころの私に戻りたい」「前はもっとちゃんとできていたのに」適応障害と向き合いはじめたころ、私も何度もこう思っていました。何もできなくなってしまったような気がして、毎日が停滞しているように感じて、自分を責める気持ちばかりが大きくなっていったのを覚えています。あの頃の私と同じように、「元の自分に戻りたい」と感じている方に、今の私の視点からお話したいと思います。「戻れない」のではなく「戻る必要がない」の
こんばんは。適応障害専門カウンセラーの森川由美子です。周りの人から頼まれごとが続き、気づけばぐったりしてしまった経験はありませんか?そしてそんな時、「どうして私ばかりに頼むのだろう?」と相手に怒りが湧いてきたことはないでしょうか。また、適応障害の方の中には「どうして断れないんだろう」と自分を責めてしまう人もいます。でもその背景には、“いい人でいようとする自分”や“役割を演じる自分”が存在していることがあります。今日は、そんなお話です。「いい人」でいようとするほど
こんばんは。適応障害専門カウンセラーの森川由美子です。適応障害になる方の多くが、「人の目が気になる」「周囲からどう思われているかが怖い」といった悩みを抱えています。それは決して“気にしすぎ”でも“性格の問題”でもありません。自分の認知のフィルター(思い込み)を通して世の中を見ているからです。今日はそんな「人の目」が気になる時に、自分の心を守るための“フィルター(思い込み)”のお話をします。フィルターを知ると、感じ方やストレスの受け取り方が少し変わってくるかもしれません。
こんばんは、適応障害専門カウンセラーの森川由美子です。他人を優先し、自分のことを主張しないことがよいことであると思い込んでいる人が多いのではないでしょうか?でもそれは実は自分を大切にしないことになる場合があります。そしてそういう態度につけ込んで、何でも押しつけられることもあるのです。今日は自己主張と自己中についてお話します。「自己中」は他人を無視する、「自己主張」は自分を大切にする「自己中」と聞くと、他人の気持ちを考えず、自分の都合ばかりを押し通すイメージを持つ
こんばんは、適応障害専門カウンセラーの森川由美子です。適応障害になる理由は人それぞれです。職場や学校のストレスがきっかけになることが多いですが、家族関係が深く影響している方も少なくありません。今日は「適応障害と家族」の関係について、子どもの立場からお話しします。「家族の言葉」がつらいときがあるある適応障害で休職中の女性は、実家に戻らず一人暮らしを続けていると話しておられました。理由を尋ねると、「なぜ休職したの?」「あなたの我慢が足りないんじゃない?」と親に言わ