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【概要】子の監護者指定や面会交流(親子交流)における調査官調査は、これまでの親子関係についての状況を整理したり、今現状の監護の状況や親、子の心情などを調査することである。連れ去られた別居親は、最初は裁判所において調査官により、質問されることが多い。また調査官は複数の場合もある。調査官は、従前(これまでの)保育園や学校に訪問したり、現在の保育園や学校に訪問するなど監護環境も調査することもある。ここでは、調査官が別居親に対して質問する内容の例を記載しておく。連れ去られたときには放心状態になってしま
概要子の監護者指定及び面会交流(親子交流)の調停や審判においては、主張書面のほかに陳述書の提出が推奨されている。主張書面は、経緯、慣例や法的な根拠などをもとに、立場を裁判所に示すものである。これに対して陳述書は、親としても想いやこれからに向けた姿勢について考え方を示すものである。主張書面は雛形によって作られることが多いことから、個別事案においては陳述書の内容によって、裁判官の心象が変わることがある。しかし、陳述書の作成自体が初めて経験する人が殆どであり、かなりの負担が生じている。
▼概要法律では認められていない婚姻中の通称名(苗字・名字)の変更が、行われているケースがある。子どもにとっては、名前を変えなければならないとすれば、「片方の親に見捨てられたのではないか」、「なぜ大事にしてくれないだろう」と思うこともある。また本心ではなければ、同居親に対しても不信感を持つことがある。子どもの心理的な安定のためにも、まず別居時点では、「氏」を変えないように教育機関などに依頼したほうがよいと思うため、テンプレートを作成した。申請理由のテンプレートポイント:親子が引
概要司法では、父母が協議に応じられる状態ではないときに、離婚訴訟となるケースがまれにある。訴訟のときにおいては、経緯や本人の意思確認として、口頭弁論(尋問・反対尋問)が行われることがある。僅か尋問20分+反対尋問20分の40分程度で、裁判官の心象が大きく変わっていまうことがあることから、予め想定される質問を用意しておくことが望ましい。(目次)1.尋問・反対尋問2.傍聴のすすめ3.尋問のコツ4.反対尋問のコツ詳細1.尋問・反対尋問の目的裁判における尋問とは、証
【概要】子どもの連れ去りが起きている現状としては、多くの連れ去り被害があります。その根拠として説明するために、まずは別居親から多くの人へアンケートを実施しました。二重投稿を防ぐために匿名におけるSurveyMonkeyのシステムを使って調査しました。別居親側からの視点として、どのような傾向になのかということを纏めていきます。【調査手法】●調査期間:2022.7.28~2022.8.14●調査方法:匿名アンケート(SurveyMonkey)●調査告知:別居親(当事者)同士でのアン
共同親権の実現は、地方自治体にありき真の共同親権の実現は、国の方針にしたがって運用される地方自治体の在り方が大変重要であると考えています。生活に密着した内容であるからこそ、明文化されていない部分についてしっかりとルールの定めがなされるべきだと思っています。また市民生活において、柔軟にいかないことがあれば、全国の地方自治体へフィードバックが行えるような仕組みが大切でしょう。おやこハピネスの団体から縁つなぎ文化の醸成として注目すべき点が紹介されています。各項目は当ブログにて、兼ねて
本ページは随時更新していく。民法改正(家族法改正)での意味ある共同親権民法の改正によって、法的見解については依然として解釈の幅があるものの、新民法のなかで広がった点を良い方向で活用しようとすれば、父母にとって円滑になることがある。その視点で改正部分を振り返ったとき、お互いが必ずとも一致していなくとも、足した時に得られる利益があるほうが、建設的ではないかと思う。一筋縄とはいかないが、複数の思考プロセスがあったときに、選択肢をもって最善を尽くすほうが、少しでも有意義な人生を過ごすこと