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団地のど真ん中、道路の上を進み、道路の上に鉄塔が立つ富士電機吹上線。元々この姿では無かったようです。その姿が過去の航空写真より見れましたので、歴史を紐解いてみましょう。まずは最近の姿です。2009年の航空写真になります。1回目で触れた最近建て替えの9号は、このときはまだ昔のままで、10号、11号も残っていました。次はだいぶ昔の写真です。これは半世紀以上昔に戻り、1961年の地図です。線路や工場のおおよその位置関係から立地がわかるかと思います。この時点で、田んぼの中を
今思い出したんだけどさー鉄塔か送電線が向こうからこっちにダダダと並んでてその上を燕がツイーンツイーンとこっちに向かって飛んだり鉄塔にとまったりしてる景色を眺めてる夢'`,、('∀`)'`,、'`,、('∀`)'`,、を観たよ✨🤣🤣いいんだかわるいんだか????知らーん!( ̄^ ̄)夢占い的なのいくつか観たけどようわからーん!記録として~((((ヽ(;^^)/➰👋😃
関東土木保安協会です。鹿浜線のジャックと豆の木鉄塔からから少し進むと、鹿浜線から分岐した送電線があります。この鉄塔もまた賑やかやな鉄塔だったので、見てきました。こちらがその鉄塔です。領家線No.1というようです。66kV2回線の送電線です。下には22kVの大日精化線を併架しています。上から下まで何やら忙しく姿形が変わる鉄塔で楽しいですね。こちらも、環七沿いの公園内に設置されています。▲領家線No.1(1985/2,41m)下段の22kVについてはここで引き下ろしています。こ
昨年、用事で兵庫県へ行ったのですが、GoogleMapにて姫路市に大量の美化鉄塔が並んだ光景があるのが気になって仕方なく、折角の遠征ということで現地を訪れてみました。当初の目的に向かい際に目を奪われたのは、異形の美化鉄塔が並ぶ姿でした。これは立ち寄るしかありませんね。ということで、メインディッシュの前に行ってみることにしたのです。国道2号姫路バイパスの脇に立つ3基の鉄塔。彼らは姫路南姫路線というそうで、77kVの2回線送電線です。標準的な命名規則からすると、姫路変電所と南
マスクをしていると言動全てが完全なる不審者、関東土木保安協会です。道路の真上に送電線が通る。道路の真上に鉄塔がある。意外にあるようでないお話ですが、和歌山のこれ(末尾リンク群)などは2基連続道路跨ぎ鉄塔、交差点直上設置鉄塔として話題になったりしているようです。関西にはこんな門型鉄塔の連続もあるようですね。私も以前こんな例を群馬県太田市にて見ています。なかなか無い場面に出会ったレポートは話題になりますね。所変わって埼玉県は鴻巣市。こちらにも鉄塔の道路跨ぎがあるとのことで、しかも3基
【23年3月5日探索・8月21日公開】現在地はこの辺林道を外れ、1軒の家屋の方角に来てみた。東京電力の支柱が建っているが、この道もまた送電線管理用通路になっているようだ。そんな場所にあったのが・・・見慣れない空き缶が落ちていた。サン&リブというブランド、山形食品という会社のものであるようだ。山形出身者がいたという事か?他にも、いまでは見かけないプルタブ式ドリンクの空き缶がいくつか落ちていた。この家屋にも住人はいないようだ。冷蔵庫が小
関東土木保安協会です。計3回に渡りお伝えしたオラオラ系の邑楽君ですが、太田市内を走っているとこれまた面白い鉄塔を見つけました。東京電力の富士重工大泉線です。邑楽線を追っていくと、途中で分岐する送電線です。6.6kV2回線。その名の通り富士重工の工場向けへの送電線です。スバルの街と言うだけあって、同一の送電線から複数の同一会社の工場へ分岐しているとは、太田はやはりスバルの街ですね。▲鉄塔が道路を跨いでいる鉄塔の道路跨ぎは結構見かけますが、あのオラオラ敷設の邑楽線を見た後でこれを見ると
【23年9月24日探索・24年4月2日公開】現在地はこの辺埼玉県日高市横手西武飯能日高分譲地のたぶん商業的な中心地、西武不動産営業所バス停で降車した。バスは1時間に2本、少なくはないが微妙な本数かも。回れ右、反対側を見た。コンビニがあるが、元は別のストアだったようだ。私が見た限りこの地区唯一の店舗(イタリア料理の飲食店はあるようだが)っぽい。そんな一応の中心地から、南側へと向かっていこう。先の方には左側にグラウンド、右側にテニスコートがある。この地区の198
旧国鉄の送電網、黒磯変電所の次は西那須野変電所へ来ました。こちらは既にGoogleMapのストリートビュー機能で受電の東電化が確認されているところになります。変電所外観です。既に鉄構でジャンパ開放されているのがわかります。もう送電線から送っていない状態なんですね。宇都宮以北の区間では真っ先に工事がされた変電所なのでしょう。構内を見てみると、他の変電所で設けられたようなクリーム色の受変電設備が新設されていました。すっきりして見映えはいいです。所謂国鉄感は皆無で昭和のインフラ臭がな
宇都宮~黒磯のJR変電所を巡ってきましたが、途中他社送電線を潜るための設計がされている箇所が何ヵ所かあります。他社というのも東電の猪苗代旧幹線(栃那線、栃山線)や猪苗代新幹線のところなのですが、ここの鉄塔達も特徴があって面白いので、撤去が間近とわかった今、立ち寄ってみました。南から、まずは矢板西那須野線のNo.27です。大田原市の薄葉にあります。栃那線の直下を通っていて、当時の猪苗代旧幹線を潜るようにできていたのではないでしょうか。鉄塔は長方形の矩形鉄塔で、腕金が左右に伸びている、真一
賑やかだった領家線No.1鉄塔。領家線は領家変電所までを結ぶ比較的短い送電線です。追っていくと、No.7鉄塔が最終鉄塔で、ここで地中引き込みされてしまいます。この鉄塔が3回線を引き下ろす、また面白い引留鉄塔でした。▲領家線No.7(2011/7,59m)3回線の鉄塔自体が少数派なのですが、ここはその3回線の専用として建てられ、3回線を地中引き込みしています。結構希少な鉄塔かなと思います。▲見慣れない形状だ航空法を意識してかしっかり60m未満で抑えています。すらりとしていて、結構
埼玉県は杉戸町。大柄な鉄塔が続くなか、遠目で形が違う鉄塔が一基あったので行ってきました。場所は前に載せた鷲宮線のすぐ北になります。『#576【マニアな一基】東電PG鷲宮線64,65号~高さ対策の異形兄弟~』関東土木保安協会です。前回は宮代線の3-5号鉄塔を取り上げました。『#575【マニアな一基】東電PG宮代線3,4,5号~頭は小さく離隔は広く、見た目は…ameblo.jpこちらの送電線は、東電PGの河北線3,4L/猪苗代新幹線になり、275kV河北線の3,4番線2回線の
↑↑↑どれかクリックしていただけると元気が出ますw!(^^)!2024年2月10日(土)の記録です。建国記念日の3連休は毎年冬恒例の一畑薬師詣でから、出雲路・吉備路を縦断して、日生の牡蠣で締める、という旅に行ってまいりました。高速を使用し、米子道の江府ICで流出し、最初に訪れたのが江尾発電所跡でした。【江尾発電所とは・・・】江府町の江尾(えび)駅を過ぎて間もなく、日野川の対岸に石造の建物が見えてくる。山陰電気
たかだか数基の鉄塔で盛り上がっています、関東土木保安協会です。道路跨ぎ鉄塔の富士電機吹上線は、堂々と住宅街を突き進みます。その道路跨ぎ2基目の13号に行ってみます。こちらが13号鉄塔です。1974年5月に完成した、43mの鉄塔です。基本的な容姿は12号そっくりですね。13号は交差点の中央に佇んでいます。一つ手前の交差点などは、信号がありもっと大きいのですが、同時に脚の開きがもっと必要で、設計的にここら辺の細かい街路を選んで立てているのだと思います。各道路は一方通行で道幅も広くはあ
【23年7月2日探索・10月11日公開】現在地はこの辺車道だが未舗装、およそ県道、しかも主要地方道とは思えない道だ。そんな場所でいやに左側がこんもりとしているが・・・その、こんもりに隠れていたのがこの車・・・マイクロバスか。藪がすごかったので近づいて中を覗くことはやめておいた。見てはいけないものがあったりしたらイヤだし。また左側がこんもり・・・今度は元・冷蔵庫が転がっていた。先に進もう。今度は木の下に何かが建っていた。
関東土木保安協会です。東京都町田市は成瀬。とても奇妙な形状の鉄塔達が立っています。東京電力パワーグリッドの成瀬線です。成瀬線は154kVの2回線送電線で、成瀬変電所までを10基で結ぶ比較的短い送電線です。橋本線から丘の上で分岐され、三ツ又川沿いに南下し、恩田川に沿って東へ向かっていきます。このうち、三ツ又川上に建てられた4基がかなり凝った形状になっています。▲街中に現れる4基の珍しい鉄塔こちらは3号鉄塔です。足が4本ある美化鉄塔です。川の上に建てるとい
関東土木保安協会です。東京電力パワーグリッドの送電線、小北線。154kV級の基幹的送電線で、小山変電所と北東京変電所を結ぶことからその名がつけられています。その昔は猪苗代幹線(旧幹線)として福島から水力発電の電力を都内に運んだ歴史ある送電線で、現在もほぼそのルートを辿り各区間毎に名称を変え電力供給の重責を担います。そんな小北線。歴史ある送電線の建て替えの電線路ということもあり、道中には様々な鉄塔が存在します。茨城県古河市にあるこの80号も、面白い鉄塔の一つです。▲古河市内を通過する小
前回からの続きです。道路跨ぎ送電線の富士電機吹上線です。ここから道路直上区間となります。なぜ道路を跨いでいるのか、という疑問は後に回して、まずはその不思議な魅力に飛び付いてみましょう。9号の次の鉄塔です。道路に出て真ん前から撮影してみました。道路跨ぎの分、主材の脚がかさ上げされており、下段にも2回線を架設できる設計のため、背が高いです。奥に2基目の道路跨ぎ君も見えますね。足下に来ました。道路跨ぎ部の基礎は前に見た富士重工大泉線と似ており、四隅に建つ円柱型のコンクリート製の柱を同
男達の血と汗と涙の結晶を少しでも多くの人に伝えたい、関東土木保安協会です。このブログもウダウダと記しながら9年目を迎え、通番上は500回目の記事となりました。記念すべき節目のところで、今回は私の送電鉄塔への愛を高めた参考書があれば、間違いなく数ページを飾るであろう「西群馬幹線」にフォーカスを当ててみましょう。大都市、東京。そして周囲に広がる首都圏。その活動の源となっているのが、東京電力の送電網です。架空送電線路ではこう長15,000km弱、鉄塔などの支持物数は50,
関東土木保安協会です。「鉄塔カード」が話題になっています。東京電力パワーグリッド株式会社が、2019年に栃木県版を発表して以降、他の電力会社にもその流れは浸透し、全国の送電事業者らが作成しています。2020年6月2日には最新版となる群馬県版も発表され、今週末の8/29にはありがとうラインマンということで、送電線の電気工事士ら職人への感謝のイベントとあわせて、鉄塔カードの一般販売の抽選も行われます。鉄塔カードは元々、送電工事会社のリクルート活動の一環として、送電線の魅力を知らせ
こんにちは。関東土木保安協会です。先日の沖縄のネタです。鉄塔サイトをネットサーフィンしていたら、那須電機鉄工株式会社のサイトで、施行例として面白い鉄塔があるのを見つけました。沖縄への取材、これは盛り込むしかありません。現地へ行くことができましたので、その写真を載せましょう。▲那須電機鉄工(株)のホームページに掲載されている写真そもそもこの鉄塔、場所など詳細な情報が掲載されていません。いくら沖縄とはいえ、島のどこにあるんだという話になるのですが、運良く線路名は掲
おひさしぶりです築古セキスイ物件に住んではや4年目住めば都、古い家ですが問題なく満足ですどこに住むか?ではなく誰と住むか?おかげさまでこのブログの趣旨である・・・・中古で買った家で本当に住宅ローン減税を受けることが出来るのか?・・・・というテーマですが、お陰様で年末調整時毎年減税を享受させて頂いてますそして部分リフォームも順調に進んでますやったこと一覧↓・TOTOトイレ一式(床・クロス含)・洗面台取り替え・脱衣所床張り替え
冬が大好き。関東土木保安協会です。紅白が青空に映える秋も過ぎ、冬になりました。空気は冷たくなっても、送電線ファンの界隈はだいぶ熱いですね!各送電事業者が出し始めた鉄塔カードに続き、今度は本が登場しました。「送電鉄塔ガイドブック」と言って、「中の人」が書いたガチの鉄塔ファンブックです!(文末リンク参照)鉄塔の基礎から応用まで様々な知識が学べるほか、珍しい鉄塔も掲載されていてマニア心をくすぐる熱い本になっています!そんな送電鉄塔ガイドブックに掲載されている鉄塔に行ってきました。
映画「ゴジラ-1.0」アメリカのアカデミー賞視覚効果賞を受賞日本初ということでおめでとうございますさてゴジラと聞くといい思い出が無い子供の頃初めてゴジラの映画を観てあまりの怖さに衝撃を受けそれ以来アタシのトラウマ対象はゴジラ一筋昔から夢を見ることが多いそれも楽しい夢なんかじゃなくいっつも怖い夢特に怖かったのはゴジラが出てくる夢夢の中のゴジラはいっぱい人がいるのに必ずアタシめがけて追いかけてくる逃げても隠れてもずっと追いかけてくるそれ
跨ぎ鉄塔大好き。関東土木保安協会です。朝がはっじーまるー♪朝がはじーまるー♪神奈川県は藤沢市、いすゞ藤沢工場付近に、すらりと脚を広げた紳士がいらっしゃるとのことで、ある理由により特殊な造形となっているようです。さあ、行ってみましょう。キラリーン。彼の名は東京電力パワーグリッドの用田線15号。近くに来るとその不思議な容姿がちらりと見え始めました。66kV4回線級のオーソドックスなスペックながら、台形のとんでもない末広がりなユニークなシルエットが現れます。末広がりなんて幸ありそうかと
引き続き、関東土木保安協会、関西支部です。以前、#35~ハープみたいに~本田線の記事で取り上げた「関電落とし」こと四角鉄塔間の鉄構接続と縦ブス線引き通しによる地上引き込み手法ですが、この方法は「架空送電線の話」さん内の「ワンポイント特殊設計箇所」のページに、別事例が紹介されています。こちらもかなり魅力的ですね。新寝屋川変電所を後にして、鳥飼に来てみました。多回線鉄塔があるのは、新鳥飼変電所です。下写真は、新鳥飼付近にある5回線鉄塔の淀川西線で、これは51号鉄塔になります。下段に2回
関東土木保安協会です。大好きな跨ぎ鉄塔シリーズですが、今回は道路跨ぎ鉄塔を見に来ました。江東線のドナウの前に見に来たんです。この子はどんな鉄塔なのでしょう。千葉県船橋市。海神駅から近いこの地にも名の知れた道路跨ぎ鉄塔があるんです。私は新船橋駅から伺いましたので、東から近づいてみましょう。275kV江東線の鉄塔のすぐ隣にあるようです。▲迫力ある江東線と並ぶ今回の主役見えてきました。彼の名は船橋線18号です。下段に藤崎線を併架する、66kVの4回線鉄塔です。
関東土木保安協会です。佐波線と上越幹線の合流地点からすぐ北西の平野の中に、鉄塔カードにも掲載された有名な小人がいます。DOWAハイテック線4号です。行ってみましょう。DOWAハイテック線は、DOWAハイテック株式会社を需要家とする66kV2回線の送電線です。DOWAハイテック(株)は、DOWAホールディングスの一社であるDOWAエレクトロニクスのグループ会社です。DOWAグループの歴史は、100年以上も前から鉱山の運営を行っていたところまで遡ります。各地の鉱山を開発
その1の続きです。うーん、やっぱり当時の矩形鉄塔は架空地線支持用の腕金が長かったんだなそして、腕金上では特別高圧ピンがいしを2個ずつ並べていたらしい。それと、ここは川の中ということもあり、鉄塔の周囲には建物が全くない。あるのは橋ぐらいである。そういったことで、この区間の建て替えは見送られたのかと思われる。(しかし、山の方にも残っていた原型は2014年ぐらいに建て替えられたようであるから、こちらも今後はどうなるかはわからないので、そこは注意願いたい。)この通り9号の原型による矩