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花城と謝憐の会話はとっても心が温まり、好きな人も多いと思います。謝憐には心のわだかまりが幾つかありましたが、それはどれも花城によって解かれています。ネタバレを含むので最後まで読んでいない方はご注意ください。①「万人を救おうとするなんて愚かだ」半月関の後、半月は謝憐が昔、万人を救うことが夢だったと話しました。この時、謝憐は恥ずかしくなっています。昔の謝憐は挫折を知らず、自信に溢れていて、何も怖くないし、何でもできると思っていた時期がありました。しかし度重なる挫折を経て、自分は万能ではないと思い
今日は久しぶりにあらすじ紹介をしたいと思います。多少ネタバレを含むのでご注意ください。花城は小さい頃、赤い瞳の右目が原因で周りから忌み嫌われ、他の子供から虐められたり、家族からも疎まれて、幸せとは程遠い子供時代を過ごしています。国の一大イベントに城壁から飛び降りようとしたことも、生きることが苦しすぎてなぜ生きるのか尋ねたことも、それを物語っています。その心残りを少しでも埋められるような物語を、二人の結婚後の二次創作の物語『紅紅児駕到!』からご紹介したいと思います。少し長いので、二回に
天官賜福の中で「初夜」が描かれてなくて、その後のことは描かれているのですが、初夜だけ飛ばされてしまってるんですねそこで二次創作の作品ですが、二人の初夜について描かれた良き作品があるので、紹介したいと思いますネタバレを含むので、最後まで読んでいない方はご注意ください。(以前お伝えしている通り、ここの二次元にはガイドラインという結界が張られているので、それに抵触しない範囲の紹介になります物足りない...となる可能性が高いですが、あらかじめご了承ください)----本編では謝憐と花城が君吾と対峙して
昨日の続きです!----数日経って、三人で街に遊びに出かけました。道中、謝憐はずっと紅紅児を抱っこしていて、紅紅児も謝憐の首をぎゅっと抱きしめて、時々耳元でひそひそ話をしたり、とても仲睦まじくしていました。花城はそれを見て、甘やかしたくなくて、冷たく「自分で歩け」と言います。「大丈夫だよ。人も多いし、抱っこしてる方が安全だよ。」「じゃあ僕が抱っこするよ。」怖い顔をしながら言うので、紅紅児も抱っこして欲しいとは思いません。でも紅紅児は謝憐が疲れるといけないと思い、自分から降りて「哥哥、自分で歩
前回の記事で、謝憐が持っていた心のわだかまりを全て花城が解いていると書きました。もしかしたら花城が持っていたいろんな''懸念''も、謝憐が払拭しているように思うのです。そんな花城の懸念を取り除いた謝憐の素敵な言葉達と行動を見ていきます!前回は割と真面目な回でしたが、なぜか今日はとっても甘い回になりそうです花城の懸念がほとんど謝憐にまつわるからでしょうか...。後半に、二人の思いが通じ合うシーンのネタバレを含むので、直接小説で読みたい方はご注意ください。①神と鬼、身分の違いまず一つ目は、
天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。完全なネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。花城が謝憐を好きになったのは、人間だった子供の頃、神武大街で城壁から落ちた時に謝憐に助けてもらった瞬間で間違いないのですが、では謝憐はいつから花城が好きになったのか考察していきたいと思います与君山でのエスコート謝憐が初めて花城に会ったのは、与君山の鬼退治で花嫁姿になった謝憐を花城が優しくエスコートする場面(この時点では相手が花城だとは知らず、
今日は天官賜福の最大の謎’’花城の通霊口令’’について考察してみたいと思います。(''謎''とされているだけあって、正式な答えはないので、あくまで考察止まりです!最後まで読んでもスッキリしないのでご注意ください!)まず、他の人の通霊口令を紹介したいと思います。(ちなみに通霊口令はみんな自分で設定するもので、現代で言えば、言葉の電話番号みたいなものです。離れている誰かと話したい時にこれを三回唱えると相手と繋がります。)各神官の通霊口令謝憐は、’’背诵一千遍道德经就是了''(道徳経を千
天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。(ネタバレを含むのでまだ最後まで読んでいない方はご注意ください。)今回は、花城がどれだけ謝憐のことが好きか、について色々あるのですが、その一部を紹介したいと思います花城の刺青謝憐が初めて花城に会った際に、花城の左腕に刺青があることが描写されています。この時謝憐は、少数民族の何かの記号かな、ぐらいにしか思っていませんでした。終盤に謝憐はこれが自分の名前「謝憐」の文字だと知ります。知った瞬間の謝憐はきっと驚きと嬉しさで一杯
だいぶ前に、細かい考察と伏線①②を書いてから、そのままいろんな記事を挟んでいるうちに時間が経ってしまいました。もちろん③以降もあります!もう日々、書きたいことが渋滞してます...。ネタバレを含むのでご注意下さい。『天官賜福6細かい伏線や考察①』天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。ネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。①謝憐が3回目に飛…ameblo.jp『天官賜福10細かい考察と伏線②』天官賜福には何度か読んで初めて気
二人が雪山の上で叫んだことは「謎」とされていて、いろんな考察がされています。ネタバレを含むのでご注意ください。経緯慕情に''胎霊を作った犯人''という嫌疑がかけられて、慕情はその嫌疑を晴らすために雪山まで胎霊を探しに来たら、胎霊を追ってきた風信とばったり会って喧嘩が始まる。雪山で慕情が「あの子(胎霊)は俺が殺したんじゃないって言ってるじゃないか、俺も探してるんだよ!」と風信に叫び、少し離れた場所でそれを聞いた謝憐と花城が、雪山で大声を出すと雪崩が起きるからやめるように伝えようと銀蝶を遣
天界からも鬼界からも恐れられる無敵の花城でさえ、謝憐の前では自信がなく臆病になることがあります。好きな人の前ではそんなもんですよね。今回はそんな二人の甘いやりとりを見ていきたいと思います花城「千燈觀」天界で神官の「長明燈」の数を競うイベントで、当たり前のように、どうせ誰も一つも上げてくれてないんだろうな、って思っていた謝憐にとって、三千灯も上げてくれた「千燈觀」はもうビッグサプライズなわけですよ。もう驚きと感動しかない。それなのに、花城は、「本当は言いたくなかったんだ。・・こんな鬼市のご
以前こちらの記事で、もしかしたら花城は謝憐に自分のことに気付いてほしかったのでは、と少し書きました。書いた当初はふと思った程度なのですが、今日は考察を含め、詳しく見ていきたいと思います。(ネタバレを含みます。)『天官賜福37細かい考察(2)』だいぶ前に、細かい考察(1)を書いてから、そのままいろんな記事を挟んでいるうちに時間が経ってしまいました。(1)ということは、もちろん(2)以降もあります!も…ameblo.jp上の記事でも書きましたが、八百年前、謝憐は牛車を使って子供の花城を皇極觀に
天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。今回はその一部を紹介したいと思います!①半月関で謝憐が毒蛇に咬まれてしまった後、花城はそばにいたのに謝憐をしっかり守れなかったことを気にして、謝憐との体の接触を避けることで、自分自身を罰しています。この後も、謝憐のそばにいるのに怪我をさせてしまった時は、同じようにして自分を罰しています。②温柔郷で女妖がどんな姿に化けたか明記されていないが、前後の文章から察するに謝憐の姿に化けています。女妖はそれまでいろんな女性の姿に化け
前回の初夜と同じシリーズの中から、謝憐と花城の結婚後すぐの日常生活を紹介したいと思います。二人が再会して結婚した上元節の当日から見ていきます(少々ネタバレを含みますので、最後まで読んでいない方はご注意ください。)----天庭を再建するために毎日忙しく奔走していた神官達は、今年の上元宴で一息つけるのを楽しみにしていました。毎年恒例の上元宴の燈会では、神官達が長明燈の数を競うのが慣わしですが、今年は十名以内の神官が何人もいなくなったし、血雨探花もいないし、もしかしたらきっと自分も十名以内に入れる
好きすぎる天官賜福について♡簡潔に言うと、仙楽国の太子である「謝憐♂」と謎の少年「三郎♂」の愛のお話です。(ネタバレありです。)謎の少年「三郎♂」は、800年前の幼い頃にまだ仙楽国の太子だった「謝憐♂」に助けられ、そこからずっと「謝憐♂」のためだけに生き続けてきた一途すぎる「鬼」なのです。三郎は助けられた当初は人間の子供だったのが、太子と共に戦って命を落とし、その後「この世にまだ愛する人がいるから守りたい...」ということで転生せず、鬼になってこの世に残ります。800年間、
天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。完全なネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。①花城の告白花城は謝憐に何度か告白めいたことをしています謝憐の反応を見たいのか、思い余って口に出してしまったのか、冗談を装って告白してる花城が愛おしすぎる1回目は、黄金の馬車の上の「哥哥,成亲吧」(兄さん、結婚しよう)2回目は、謝憐の菩荠観が倒壊しそうになった時に、「要不然搬我那里去算了」(うちに引越しておいでよ)3回目は、山の妖怪のお腹にい
花城は度々自分のことを“良い人ではない“と言っています。(少しネタバレを含むので、お気をつけください。)牛車で謝憐と話していた時に、血雨探花は生きている時はどんな人だったか?と尋ねられて「良い人ではなかった」と答えているし、のちに戚容が憑依した青年の子供、“穀子“に会った時も、自分のことを「悪い人だよ」と言っています。実は、花城が牛車で血雨探花(自分)のことを“良い人ではなかった”と言ったことが私の中ではずっと引っ掛かっていました。後に、彼が銅爐山に迷い込んだ人間達を救ったことも記載され
天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。完全なネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。今回は黒水沈舟(賀玄)と水師(師無渡)と風師(師青玄)にまつわる伏線です。①黒水沈舟(賀玄)が師青玄達を風水殿に呼び寄せた時に、風師(師青玄)の像は腕と脚が取れていて、水師(師無渡)の像は頭が取れていた描写があるが、これは後の風師と水師の結末を示している。しかし風師の腕と脚は、黒水沈舟によるものではない。②賀玄(明儀になりすましている)は何度
少しばかりのネタバレを含みますので、最後まで読んでいない方はご注意ください。銅炉山が開いた時、花城は法力の暴走を防ぐために、本来の姿ではなく、子供の姿になりました。この時、郎蛍に化けて謝憐のそばにいるくだりが描かれています。謝憐の作る食事を顔色も変えずに食べたり、普段はほとんど何も喋らないのに自分から謝憐に話しかけたり、落ち葉の集め方が花城と同じだったり、姿勢もいつもと違うので、謝憐も気が付きます。(ヒントになる描写も複数あり、とてもわかりやすいです。)一つの可能性ですが、もしかした
天官賜福の時系列と簡単なあらすじをまとめてみました。大いにネタバレを含むのでご注意ください。天官賜福の原作小説には旧版と新版があり、アニメは新版の内容も反映されています。この記事も、いつも書いている記事も、原作小説の旧版(ネット版)を元にしているので、もしかしたらアニメや翻訳された小説と異なるかもしれません。各巻の時間軸原作小説の構成は、第一巻〜第五巻まであり、以下のような時系列となっています。①第一巻:現在②第二巻:過去③第三巻:現在④第四巻:過去⑤第五巻:現在+番外編つま
今日は2期12話のレビューです。2期最終回ですねー。リュウ金宴のこともいったんは解決を迎えたものの、千秋や謝憐には跡を残すものとなりました。それにしても、神官たちよ!なんやかんやと詮索して!謝憐のこと、悪く言わないで!ほんと、神様だけどみんな人間らしいよねぇ(笑)そこが「天官賜福」の魅力のひとつですが。謝憐だって花城だって、ひとりの人間なんだなとここまで観てきて感じます。謝憐は2期後半からは自分を責めてばっかりですが、彼の中に「正しいことをなすべき」という思いがきっと
天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。今回は、天官賜福に散りばめられた「三」という数字について天官賜福に限らず、魔道祖師にも「三」が散りばめられているのですが、今回は天官賜福の中の「三」について紹介したいと思います①三郎(名前に三)昔の中国では女性が恋人を「〇〇郎」と呼ぶこともあったので、それを意識してかどうかはわからないけど②三毒瘤(霊文・裴茗・水師)③花城が謝憐の為に上げた三千灯④花城が決闘し後に神廟を燃やした神官33名⑤
花城は半月関の時に、罪人坑の下で本来の姿に戻っています。謝憐の性格をよく知っていて、謝憐が飛び降りる前に、率先して飛び降りた花城。謝憐はこの時すでに、何となく’’三郎’’が強いことを知っていますが、それでも心配して飛び降りた花城に向かって叫ぶ姿は、見る人の心を揺さぶります。どうして、花城はその時本来の姿に戻ったのか?見ていきたいと思います。①半月兵士の鬼達を始末するため絶等級の鬼王である花城がどれだけ強くても、仮の姿は本来の姿に比べて実力がやや劣ります。少年姿でも強いことに変わりはありません
今日は花城の言葉の中で、好きな言葉を一つ、ご紹介したいと思います。少々ネタバレを含むので、ご注意ください。謝憐が自分のせいで、風信がかつて好きだった女性と別れてしまったかもしれないと、罪悪感を持った時に花城がかけた言葉です。花城:「もし好きでも、最後結局別れたのなら、それは、ただ好きだっただけだ。」謝憐:「三郎、道が歩きやすいかどうかは、自分で決められることじゃない。」花城:「道が歩きやすいかどうかは、確かに自分で決められない。でも、それでも進むかどうかは、自分で決められる。」--
天官賜福にははっきりと書かれていなくて「謎」とされている部分がいくつかあります。今日は万神窟の最後の絵について考察していきます。割と大事な場面のネタバレを含むので、まだ最後まで読んでいない方はお気をつけください。万神窟の神像の素顔が明らかになった後、慕情と風信は壁の絵を見て、花城が当時謝憐が救った子供だと気付きます。謝憐が最後の絵を見る前に、慕情と風信に止められて、見ることができていません。二人の反応や前後の文章から、以下の条件を満たすことがわかります。①花城は謝憐との思い出を絵にしてい
殿下への熱い思いを心に秘めたまま犠牲になってしまった黒武者''無名''が、時を超えて殿下と心を通わせます。''無名''の死を悼む全ての人に届きますように。(ネタバレを含むので、最後まで読んでいない方はご注意ください。)謝憐の代わりに全ての呪いを一身に受けて消えてしまった''無名''という黒武者の少年。自分のせいで死なせてしまったと、謝憐はその後八百年間にわたって罪悪感を引きずりながら放浪しました。謝憐と花城の日常生活の中から、時を超えて殿下と''無名''が心を通わせる部分をご紹介したいと思
天官賜福にはいくつか謎とされている部分があります。ネタバレを含むので、最後まで読んでいない方はご注意ください。与君山で謝憐を導いた子供の歌声が、胎霊だったことが後に判明します。そして、その胎霊の母親は蘭菖であることも判明します。でも誰が、当時妊婦だった剣蘭(蘭菖)のお腹を引き裂いて、胎霊を作ったかについては本編の中では語られていません。今回は胎霊を作った犯人について考えてみたいと思います。(確証はないので、あくまで可能性が高いとされる一つの仮説としてお楽しみください。)胎霊の父親は風信なの
黒幕と対峙する時、花城は自らが黒幕を倒すのではなく、謝憐にありったけの法力を注ぎ込んで、謝憐が黒幕を倒すのですが、花城はなぜ自分で黒幕を倒さなかったのか。理由は大きく分けて三つあると思います。大いにネタバレを含むので、未視聴の方はご注意ください。理由①謝憐の咒枷を解く為謝憐が二回目に天界から追放された時に、自ら君吾に頼んで二つの咒枷を付けてもらっています。そのために謝憐は法力が封印され、不老不死である以外は人間と何も変わらなくなります。この咒枷には法力を封印する機能以外にも、後半引玉のくだ
未だ解決していない『魔道祖師』藍湛の満月問題…。←まだ言うか。しつこいか(笑)解決する気など、欠片もないかもな『『陳情令』『山河令』『鎮魂』~満月にほえろ!とか。』先日のこちらの記事にて――『アニメ『クズ悪役の自己救済システム』⑨「俺の最高の弟子に5000点」とか。』相も変わらず、【昭和】風を吹かせるゆかんじぇ…。二択…ameblo.jpつい最近、【満月】について語ったばかりなのだけれども…。画像引用元:©bilibili『天官賜福貮』第十一話ラストにて――花城&謝憐まで
花城が罪人坑に飛び降りた時に何と言ったのか?アニメを観て気になった方はいませんか?アニメでは罪人坑に飛び降りた後、空中で花城が口を開いて何か言っています。この部分は音声がなく、何を言ったのか分かりません。そして、謝憐にその声が届いているかどうかも不明です。(ちなみに旧版の原作小説にはないので、アニメ特有の演出だと思います。この部分は音声がないので答えは分かりません。そのため、この記事は考察止まりなので、あらかじめご了承ください。)追記:アニメの最終回で答えが明かされていました。以下