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前回に引き続き「謝憐の心が動いた瞬間」パート②です。きっと悶えるの確定です!最後まで見ていくので少し長いです。後半、まだ日本語訳が出ていない範囲のネタバレを沢山含むので、小説で直接読みたい方はご注意ください!①水中キスでは花城と気付いた瞬間、もがくのをやめたし、この後濡れた花城を見て“かっこいい・・’’って見惚れるし、動揺しすぎて意味不明なことを色々言います。(もがくのをやめる時点で、受け入れたということでいいですよね)このキスシーンに関してこちらの記事でも詳しく書いています!『天官賜福11
謝憐と花城の心が通じ合った後の甘いシーンについて見ていきます。まだ日本語訳が出ていない範囲になるので、小説で直接読みたい方や、ネタバレNGの方は飛ばしてください。①二人が気持ちを通じ合わせた後、白無相が追いかけてきて「後で落ち着いたら話そう」と言って謝憐と花城は一緒に逃げるのですが、「落ち着いたら」のタイミングがいざやってくると、二人は少し気まずくなります。心が通じ合ってすぐだし、他に誰もいなくて二人だけなので、急に何を話したらいいかわからなくなります。謝憐は指先で顔を掻きながら、軽く咳払いし
前回の初夜と同じシリーズの中から、謝憐と花城の結婚後すぐの日常生活を紹介したいと思います。二人が再会して結婚した上元節の当日から見ていきます(少々ネタバレを含みますので、最後まで読んでいない方はご注意ください。)----天庭を再建するために毎日忙しく奔走していた神官達は、今年の上元宴で一息つけるのを楽しみにしていました。毎年恒例の上元宴の燈会では、神官達が長明燈の数を競うのが慣わしですが、今年は十名以内の神官が何人もいなくなったし、血雨探花もいないし、もしかしたらきっと自分も十名以内に入れる
天官賜福の新版(2023年5月発売)の、改編されている箇所その②です。このあたりは追加情報が多すぎて、丸々物語が追加されていたりします。ボリュームがあるので、大事そうな部分をかいつまんで紹介します。・半月がなぜ永安国にいたのかの説明が追加されています。謝憐が死んだふりをした時に他の死体とともに川に流されたので、謝憐の死体(正確に言えば踏まれすぎて気を失っているだけなのですが)を追っていたら永安国に着いたとのことです。そこで裴宿の家族に助けられて裴宿と知り合ったことや、裴宿の飛昇前の理不尽な経験
今日は久しぶりにあらすじ紹介をしたいと思います。多少ネタバレを含むのでご注意ください。花城は小さい頃、赤い瞳の右目が原因で周りから忌み嫌われ、他の子供から虐められたり、家族からも疎まれて、幸せとは程遠い子供時代を過ごしています。国の一大イベントに城壁から飛び降りようとしたことも、生きることが苦しすぎてなぜ生きるのか尋ねたことも、それを物語っています。その心残りを少しでも埋められるような物語を、二人の結婚後の二次創作の物語『紅紅児駕到!』からご紹介したいと思います。少し長いので、二回に
風師と黒水沈舟のその後について、前回は本文のあらすじ紹介の最終話でした。当初5話ぐらいで紹介...と思っていたのですが、書いてみたら全12話ぐらいになってしまってすみません素人がまとめたあらすじなので、文章として読みにくい部分も多々あったかと思います。最後までお付き合い下さった方皆様、ありがとうございました初めて読んだ時に沢山泣いて、何度も読み直して、やっぱり二人のその後の解釈として個人的に納得ができたし、天官賜福で語られていない部分が完璧に補完されている感じがして、紹介させて頂きました。
だいぶ前に、細かい考察と伏線①②を書いてから、そのままいろんな記事を挟んでいるうちに時間が経ってしまいました。もちろん③以降もあります!もう日々、書きたいことが渋滞してます...。ネタバレを含むのでご注意下さい。『天官賜福6細かい伏線や考察①』天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。ネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。①謝憐が3回目に飛…ameblo.jp『天官賜福10細かい考察と伏線②』天官賜福には何度か読んで初めて気
天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。完全なネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。今回は黒水沈舟(賀玄)と水師(師無渡)と風師(師青玄)にまつわる伏線です。①黒水沈舟(賀玄)が師青玄達を風水殿に呼び寄せた時に、風師(師青玄)の像は腕と脚が取れていて、水師(師無渡)の像は頭が取れていた描写があるが、これは後の風師と水師の結末を示している。しかし風師の腕と脚は、黒水沈舟によるものではない。②賀玄(明儀になりすましている)は何度
天官賜福にはいくつか謎とされている部分があります。ネタバレを含むので、最後まで読んでいない方はご注意ください。与君山で謝憐を導いた子供の歌声が、胎霊だったことが後に判明します。そして、その胎霊の母親は蘭菖であることも判明します。でも誰が、当時妊婦だった剣蘭(蘭菖)のお腹を引き裂いて、胎霊を作ったかについては本編の中では語られていません。今回は胎霊を作った犯人について考えてみたいと思います。(確証はないので、あくまで可能性が高いとされる一つの仮説としてお楽しみください。)胎霊の父親は風信なの
「花城」の名前の由来や解釈謝憐が初めて飛昇した時に「花冠武神」と呼ばれ、神像も片手には花、もう片手には剣で、信徒も謝憐が花好きということを知って、神廟には常にたくさんの花が供えられていたことから、花城は「花」を名前に取り入れたと言われています。また作者は、謝憐が初めて神官から落とされた時に「花」を司る神をした経歴があることを明かしています。(←今回初めて知りました)「城」というのは、花城が文中で"他幾百年來,欠謝憐的花足夠開滿一座城了。"(花城はこの数百年間を経て、謝憐には城一杯の花の借
殿下への熱い思いを心に秘めたまま犠牲になってしまった黒武者''無名''が、時を超えて殿下と心を通わせます。''無名''の死を悼む全ての人に届きますように。(ネタバレを含むので、最後まで読んでいない方はご注意ください。)謝憐の代わりに全ての呪いを一身に受けて消えてしまった''無名''という黒武者の少年。自分のせいで死なせてしまったと、謝憐はその後八百年間にわたって罪悪感を引きずりながら放浪しました。謝憐と花城の日常生活の中から、時を超えて殿下と''無名''が心を通わせる部分をご紹介したいと思
鎏金宴の事件に関して、色々思うことが出てきたので記事にしてみたいと思います。鎏金宴の事件の真相仙楽皇室の遺民が安楽王に据えられますが、安楽王は鎏金宴で永安皇室を虐殺し、謝憐がそれを発見します。謝憐は平和のために自分の祖国の最後の血筋である安楽王を殺します。しかし永安国主はもう両民族が融合できることを信じることができず、仙楽人を滅ぼそうと考えたため、謝憐は安楽王によって重傷を負った永安国主(郎千秋の父)にとどめを刺します。最後、郎千秋がその一幕だけを見て、謝憐を虐殺の犯人と思い、謝憐も認めたた
天界からも鬼界からも恐れられる無敵の花城でさえ、謝憐の前では自信がなく臆病になることがあります。好きな人の前ではそんなもんですよね。今回はそんな二人の甘いやりとりを見ていきたいと思います花城「千燈觀」天界で神官の「長明燈」の数を競うイベントで、当たり前のように、どうせ誰も一つも上げてくれてないんだろうな、って思っていた謝憐にとって、三千灯も上げてくれた「千燈觀」はもうビッグサプライズなわけですよ。もう驚きと感動しかない。それなのに、花城は、「本当は言いたくなかったんだ。・・こんな鬼市のご
天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。ネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。①謝憐が3回目に飛昇した時、霊文が’’風信はよく人間界に行っている’’と言ったが、それは800年の間、風信がずっと謝憐を探していたことを示している可能性が高い。②扶搖が初めて登場した時に「你是人间正道,你是世界中心」と謝憐に言ったが、謝憐が初めて天庭から追放されて悲惨な生活を送っている時に、慕情から同じことを皮肉として言われている。なので扶搖が初
天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。今回はその一部を紹介したいと思います!①半月関で謝憐が毒蛇に咬まれてしまった後、花城はそばにいたのに謝憐をしっかり守れなかったことを気にして、謝憐との体の接触を避けることで、自分自身を罰しています。この後も、謝憐のそばにいるのに怪我をさせてしまった時は、同じようにして自分を罰しています。②温柔郷で女妖がどんな姿に化けたか明記されていないが、前後の文章から察するに謝憐の姿に化けています。女妖はそれまでいろんな女性の姿に化け
好きすぎる天官賜福について♡簡潔に言うと、仙楽国の太子である「謝憐♂」と謎の少年「三郎♂」の愛のお話です。(ネタバレありです。)謎の少年「三郎♂」は、800年前の幼い頃にまだ仙楽国の太子だった「謝憐♂」に助けられ、そこからずっと「謝憐♂」のためだけに生き続けてきた一途すぎる「鬼」なのです。三郎は助けられた当初は人間の子供だったのが、太子と共に戦って命を落とし、その後「この世にまだ愛する人がいるから守りたい...」ということで転生せず、鬼になってこの世に残ります。800年間、
天官賜福は、お話の中の伏線も面白くて考察しがいがあって、まだまだ書き足りないのですが、今日は少し別の視点で書いてみたいと思います。花城はなぜ城壁から落ちたのか?花城が子供の時に城の壁から落ちて、それを謝憐が救ったことで全ての物語が始まるのですが、それではなぜ花城が城の上にいたのか、気になった方はいませんか?作者である墨香銅臭さんが明かしている部分を見ていきたいと思います。花城は生まれつき右目が赤い瞳だったことから、子供の頃から不吉として周りから忌み嫌われていました。嫌がらせを受けたり、いじ
天官賜福、伏線シリーズ第4回です。(伏線の過去記事をまとめて採番したので今回④です。)最近気がついた伏線をまとめてみたいと思います。ネタバレを含むので、ご注意ください。①謝憐の占い牛車で謝憐が花城に占う場面がありました。この時、謝憐は花城の手相について割と適当に言っているように見えますが、その内容に今一度、注目してみます。「物事に動じず、忍耐強く、苦しくても絶対に信念を貫く。禍転じて福となし、運を味方につけ幸運が長く続く。君の未来は明るく華やかなはず」と占っています。これはまさに花城の運命を
以前こちらの記事で、もしかしたら花城は謝憐に自分のことに気付いてほしかったのでは、と少し書きました。書いた当初はふと思った程度なのですが、今日は考察を含め、詳しく見ていきたいと思います。(ネタバレを含みます。)『天官賜福37細かい考察(2)』だいぶ前に、細かい考察(1)を書いてから、そのままいろんな記事を挟んでいるうちに時間が経ってしまいました。(1)ということは、もちろん(2)以降もあります!も…ameblo.jp上の記事でも書きましたが、八百年前、謝憐は牛車を使って子供の花城を皇極觀に
天官賜福の新版(2023年5月発売)の、改編されている箇所その③です。・極楽坊で地師を救ってから、花城と郎千秋が戦って武器庫が燃える話があったと思います。新版では、燃える前の戦う描写が増えていました。武器庫の壁には絵画がたくさん掛かっていて、絵の中の子供が弓矢で攻撃してきたり、謝憐が血で絵の中の弓の部分を塗りつぶすと、横の絵の中の木こりのお爺さんが即席で弓を作って子供に渡してあげたり、絵画の中の滝の水が武器庫に流れ込んだり。作者の遊び心が垣間見れました。・謝憐は地師を助け出した後、そのま
天官賜福小説3巻のツボ語りその5ですとうとう今日の語りは謝憐と花城のエモーショナルな場面や台詞が乱れ飛ぶ3巻の山場のシーンついて語りたいと思います周りにワラワラと色々な登場人物がいても必ず何故が2人っきりのシーンが登場しますいえ天が2人だけの世界にしてしまうのでしょうではクライマックスの二人のすれ違いの気持ちの吐露について語りたいと思います。始まりはさんらんが溺れたと思って躊躇いながらも人工呼吸という名の口づけを殿下が花城にする所から語りたいと思いますこの時花城は17、18歳の
天官賜福にははっきりと書かれていなくて「謎」とされている部分がいくつかあります。今日は万神窟の最後の絵について考察していきます。割と大事な場面のネタバレを含むので、まだ最後まで読んでいない方はお気をつけください。万神窟の神像の素顔が明らかになった後、慕情と風信は壁の絵を見て、花城が当時謝憐が救った子供だと気付きます。謝憐が最後の絵を見る前に、慕情と風信に止められて、見ることができていません。二人の反応や前後の文章から、以下の条件を満たすことがわかります。①花城は謝憐との思い出を絵にしてい
少しばかりのネタバレを含みますので、最後まで読んでいない方はご注意ください。銅炉山が開いた時、花城は法力の暴走を防ぐために、本来の姿ではなく、子供の姿になりました。この時、郎蛍に化けて謝憐のそばにいるくだりが描かれています。謝憐の作る食事を顔色も変えずに食べたり、普段はほとんど何も喋らないのに自分から謝憐に話しかけたり、落ち葉の集め方が花城と同じだったり、姿勢もいつもと違うので、謝憐も気が付きます。(ヒントになる描写も複数あり、とてもわかりやすいです。)一つの可能性ですが、もしかした
今日は好きな場面の紹介ですネタバレを含むのでご注意ください。まだ謝憐と花城が思いを通い合わせていない段階の話です。黒水沈舟の復讐の過程で、訳あって花城と謝憐が口移しで法力をお互いに移し合うシーンがあるのですが、その時のあまりの緊急事態に、謝憐が思わず花城を押し倒して、法力を吸い取る場面があるのです!!(もう出だしから十分破壊力ありますね)しかも、なんとその瞬間を、戚容が入ってきて見てしまうんですね!!!菩荠観の木の戸がギーギー音を立てながら、巨大な青色の毛虫のような姿の戚容が現れ、
天官賜福の新版(2023年5月発売)の、改編されている箇所その④です。今回は過去編の部分です。・旧版では、悦神武者に扮した謝憐が、演出で少し遅れて華麗に登場するという設定でしたが、新版では与君山で鬼退治をしていたために、遅れて登場する設定になっていました。そのため、前日に慕情が国師に報告した、してないのやりとりがなくなっています。・謝憐が両親に結婚を急かされる描写もありました。悦神武者に扮した祭天遊の時に、名家のお嬢様一同を呼び寄せて、謝憐に妃候補を選ぶように言いますが、謝憐は修行に邁進
今回は、謝憐の心が動いた瞬間を、時系列で見ていきたいと思います幾つか、かい摘んで書く予定でしたが、書き出したら止まらなくて、結局最初から追いたくなってしまいました①牛車で、物知りな少年に出会った時、謝憐は割とすぐに’’花城''について尋ねています。他の鬼のことも既に天界で聞いたはずなのに、どうして他の鬼ではなく’’花城’’なのか?それは、与君山で花嫁の姿をした時に、案内してくれた青年があまりにも印象に残っていて、他の神官から’’それは花城だ’’と聞いたからですよね。与君山で案内されている時
天官賜福の時系列と簡単なあらすじをまとめてみました。大いにネタバレを含むのでご注意ください。天官賜福の原作小説には旧版と新版があり、日本語訳の小説・アニメには新版の内容も少しだけ反映されています。各巻の時間軸原作小説(ネット版)の構成は、第一巻〜第五巻まであり、以下のような時系列となっています。①第一巻:現在②第二巻:過去③第三巻:現在④第四巻:過去⑤第五巻:現在+番外編つまり、物語は第一巻→第三巻→第五巻の順に進みます。間に挟まっている第二巻と第四巻は八百年前の話で、二巻と四巻
花城は半月関の時に、罪人坑の下で本来の姿に戻っています。謝憐の性格をよく知っていて、謝憐が飛び降りる前に、率先して飛び降りた花城。謝憐はこの時すでに、何となく’’三郎’’が強いことを知っていますが、それでも心配して飛び降りた花城に向かって叫ぶ姿は、見る人の心を揺さぶります。どうして、花城はその時本来の姿に戻ったのか?見ていきたいと思います。①半月兵士の鬼達を始末するため絶等級の鬼王である花城がどれだけ強くても、仮の姿は本来の姿に比べて実力がやや劣ります。少年姿でも強いことに変わりはありません
謝憐が三度目の飛昇をしてから、(花城が謝憐を見つけてから)花城が謝憐のそばにいなかった時間をまとめてみました。①謝憐が三度目の飛昇をした後、与君山まで歩いて向かった時(「相逢小店」で花城の銀蝶に逢っているので、途中から花城は見つけています。)②天界から降りて菩薺村着いてから掃除して、ガラクタを集めに出掛けた帰りに三郎に出逢っているので、ガラクタ集めの間③半月関から戻ってから花城は七日間離れている(この間に地師のことを処理しに行った)④太蒼山の皇陵に行って戚容を捕まえた数日
Gwの中の平日ですね☺さて、今日も天官倶楽部からです、というか3巻のツボが溢れる泉のように出てきてしまって頭の中が洪水状態です(笑)気がすむまで書きたいと思います大丈夫かしら〜こうなると私は止まらなくなるんですよね(笑)深い深い沼の住人になったのでしょうねこの3巻のツボ語りも何処までいくのか見ものですねさて、今日はちょっと少しページを戻ります!急にこちらを書きたくなりましたそれは小説での題名を頂きますとこちらになります白夜、麗人が寄り添い書をしたためるです☺100Pくらい目の描