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ほまげの設計概要を続けます。今回は回路と結線。結線回路図先に結論を示すとこんな感じ。(なにが何やらという感じかも知れませんが。)最初からこの結論に至れるわけもなく、何度もトライ&エラーを繰り返してここへ着地しています。現在は実装実測値を使わないでの机上シミュレーションですので、最終的なクロスオーバー定数は上図から変化すると思います。ソフトランディングの為の事前Simulationです。図中左端にある3つのジェネレーターはそれぞれパワーアンプ出力を示していま
ここ2日間で、凄い量のモロモロが着弾しています。あれ?6月中旬にならないと、着弾しないはずの商品が・・・次々に到着しています。フシギですね。まあ早い分にはいいか。どのみち、すべての商品が揃わないと制作は本格化できません~。現物を採寸しながらでないと、怖くて加工できないのです。こちらはMX-1000Hベースアンカープレートのスパイクと、そのスパイクの受皿です。これは買い物失敗したなぁ~。一番小さいタイプにしたんだけど、ちょっと細すぎるし小さすぎました。もうワンサ
KENWOODLS-11ESを骨までしゃぶるシリーズ~今回はスピーカー本体側の最後の作業をやっていきます。フックアップワイヤー加工全てのリカバリーができたので、いよいよ「お戻し」をしていきましょう。まずはフックアップワイヤー6本の加工処理からです。途中省略(笑)完成後(笑)あいもかわらず、3way/4wayのワイヤリングは地獄です。終わったんじゃ無かったんかぃ。Andromedaの終焉の次は3way市販品のマルチ化で、結局は同じようなことやってます。
ほまげの設計概要を続けます。ボード加工図面の制作3D-CAD設計が完了したので、それを元に板取りの図面へ転化していきます。実際には、板取りが破綻する→設計を見直す→3Dを修正する→板取りへ反映するのPDCAループを何度も繰り返して、最終的な設計へ辿り着いています。最終的なボードカット図です。1920x910(3"x6")x15mmtのMDF1枚。複雑な構造かつ大型なので、サブロク1枚ではとても収まらないだろうと思っていましたが、分厚いアンカ
以下長岡鉄男氏の長岡スピーカーの問題点指摘のオンパレードです(笑)。彼と彼のスピーカーの信奉者はお読みになられませんように願います。大分前ですが、うちにも長岡鉄男のスピーカーを自作しているのが来ました。コント作家上がりで、何ら音楽関連の履歴もない故長岡鉄男氏。今からは、作家として読み物になるオーディオ評論を書けたという意味では故菅野沖彦氏と似たような人気となった理由の共通性があるように感じます。長岡鉄男派のデリカシーのなさは、うちのウエスタンエレクトリック系の4181ウーハーので、
ほまげの設計概要を記していきます。本日はエンクロージャーの基礎設計。中途の検討プロセスはハショって、設計結果だけを示します。ヘッドブロックの箱設計まずマトリクス心臓部、ヘッドブロックのエンクロージャー設計から。とはいえ、ここの設計は結構いい加減です。エンクロージャーの設計は主に低域特性を欲張ったり整えたりするからこそ重要になるのであり、最低域を他に任せる事ができれば、けっこう柔軟度が増すのです。早い話が手抜きが可能になる。せいぜい、サブウーファーとのアコースティッククロ
KENWOODLS-11ESを骨までしゃぶりつくすシリーズ〜前回に引き続き、新クロスオーバーの回路を組んでいきましょう。クロスオーバーボードの完成前回はウーファー、トゥイーター用のボードが完成しました。今回は、他の1枚使ってミッドレンジ用の回路を組んでいきます。さあて、、、ミッドレンジに左右どちらのインダクタを使うか。悩みます。左はNorthCreekの12AWG、0.48mH。高級品です。右はFOSTEXの、0.5mH。定数
下記のソナスファベールの新型、アマティG5の試聴会のブロ友さんの感想に思い当たることがあります。ブロ友さんはリアルオーディオ仲間でもあって、スピーカーの自作を100本以上されてきた自作スピーカーのベテランです。求める音がハッキリしているからこそ、これまでだけのスピーカーを作れたと尊敬しています。創業者の故フランコセルブリン時代の初期の代表作「ミニマ」を迷い、魅力を感じて、中期の代表作「ガルネリ・オマージュ」のオーナーに。10数年使って、現在の「アマティ・トラディション」
ようやく家族の介護も落ち着いてきたので、今回は箱から作ります。メンタル面から言っても、「今出来ることで楽しむ」のは大切ですからね。材料の板材一枚千円の安価なパーチクルボードを使用箱はケルトン方式で容量は約27L、ユニットは前回も使った高偏位ウーファーです。高価な材料を使う余裕も無いので手持ちの材料を使いまわすことにして、追加購入は千円のパーチクルボード1枚だけです。また、全て新規購入したとしても一万円以内に抑えることが可能でしょう。このサブウーファーですが、実は何度か作ったことが有
行きつけの家具や食器を扱う店から引き取ったものです。今回は、とりあえず動作確認だけです。S-Y9パイオニア製3WAYスピーカーこのスピーカーは貴重なベリリウムリボンTWを搭載しています。実は、以前からベリリウムリボンの音を聞いてみたいと思っていました。ところがそのリボンTWを使っているS-180系にしろS-955にしろ、ネットオークションで見ていても価格が吊り上がっていくのを見て手が出ませんでした。それにしても、パイオニアは当時の高級機種のS-955はともかく、それより下のクラスの
KENWOODLS-11ES、お戻しシリーズ~。補修と戻しを続けます。今日は折れてしまったサランネットを直します。サランネットを補修サランネットは埃まみれで(おそらく)ダニまみれなので、気持ち悪いから引っ剥がして全部捨てました。フレームもご覧の有り様で、LRとも同じ場所がばっきり折れています。ムリに引っ張ったか、それとも踏んづけたのか。ということで、まずはフレームの補修をしていきたいと思います。エポキシを溶きます。毎度ですが、エポキシはガスバーナーかホットガンで
サブバッフル元16cm用なので、10cm用にサブバッフルを作るということで、今回は市販の16cmスピーカー用だった箱に10cm径ユニットを取り付けるためにバッフル(ユニットを取り付ける部分の板)を加工する必要があります。色々考えた末に、元箱をいじらずにサブバッフルを作って取り付けることにしました。そのサブバッフルにも色々な形状が有りますが、今回はシンプルに前面全体を覆うようにしています。定在波対策なども考えられた優れた構造の箱ですし、あえて加工しないことで吸音材も少なくて済むと思い
OM-OF101雑誌ONTOMOMOOKの付録ということで雑誌付属のスピーカーユニット「OM-OF101」が届きました。価格も7千円程度ということですし、ローコストDierとしては絶好の素材です。ONKYO製ユニットこれは雑誌付録のクォリティじゃないねあのオンキヨーが開発したバイオミメティクス振動板を使ったもので、トンボの羽に似た模様のコーンや渦巻状エッジが特徴です。そのコーンそのものにも模様が入っているだけではなく、五角形の螺旋形状になっていて複雑な凝った作りです。この作りで雑
NFJの高偏位ウーファーユニットを使った自作スピーカーの試聴編です。★★★動画はこちらから★★★三毛猫リリコの手作り生活箱はブックシェルフタイプのWバスレフで容量は14L。ウーファーは12dB/oct、ツィーターはコンデンサだけで6dB/octと変則的。使う箱は元々CHR70用に作ったダブルバスレフタイプで、バスレフポートが長岡式と逆になっており締まった低音が出るとされています計算上では第一ポートが48Hzで第二が102Hzとなっており、あまりローエンドを欲張らない設計です。でも、
NFJで購入した高偏位ウーファーユニットを使った自作スピーカーの制作編です。★動画はこちらから★https://www.youtube.com/watch?v=Xg2jOBGOT_Q高偏位ウーファーとにかくゴツいユニット10cm口径で重量は1360gある使う箱7年前に作ったものブックシェルフ型ダブルバスレフ締まった低音が出るのが特徴元はCHR70用音質は好評で知り合いから作ってくれないかと頼まれたこともユニットを入れる剛性のある箱なので強力なユニットでも受
NFJで購入したスピーカーユニットの開封動画です。この高偏位ウーハーは、高音質と言われるA社の高級スマートスピーカーであるホーム○ッド用のユニットだそうですね。これは低音マニヤとしては注目せざるを得ないものがありまして、それのユニットが安価に手に入るとなれば、そのオモチャを手に入れたくなるというものです。笑ということで、やってきたユニットは箱からしてズッシリ重くてインパクト大です。またその箱自体も、この手のモノとしては意外なほどしっかりした梱包でした。とにかくゴツい作りで重
KENWOODLS-11ESを骨までしゃぶりつくすシリーズ〜あいかわらず「ネタ」な記事ですみません。。。セットアップ完了ファストン端子も、目の回るくらい/何十個もカシメていると、1個くらいは失敗するものです。・・・と思っていたら、12発、ひとつも歪ませずに取付できました。で、KENWOODLS-11ES、新クロスオーバーと共に結線セットアップ完成~です。音出しできるぞ。マルチアンプでもないのに、周りはケーブルまみれです。Andromedaの結線を
百均で、Xover制作用の有効ボードと支柱を買ってきました。これの上にクロスオーバーパーツを設置していきます。これで、ちょうど税抜き千円。だんだんゴミに対する投資コストが嵩んでいくな~手持ちパーツを全部持ち出してきてひっくり返します。大型のケース4個分。このケースで90%のXoverパーツが網羅されています。まずは、インダクタだけを配置してみます。インダクタが大きいということもありますが、磁束の干渉を避ける配置を優先的に考えて、そのあとにキャパシタやレジスタの配置場所
KENWOODLS-11ESを骨までしゃぶりつくすシリーズ〜XoverSIMのやり方を、AIに尋ねてみよう先日はXoverの調整方法をご紹介しました。Windows11にはCopilot(MS版のchatAI)が搭載されています。これに、XoverSIMの正しいやり方を尋ねてみましたよ。あなたはラウドスピーカー設計の専門家です。VituixCADを使ってクロスオーバーをオプティマイズする過程を細かく教えてください。こんにちは、これはCopilot
はじめにこのシリーズはマニアックな趣味のお話ですので、よろしく。というわけで、10年前に私が初めて作ったスピーカーの記録です。今、見返せば未熟だなと思う部分も多いですが、ほぼそのまま載せます。完成!16cm2WAYダブルバスレフ※横の小さいのは元箱で容量は約5倍まずは気が短い人のために、とりあえず結論から申しますと・・・。(笑)低域は40Hzまでほぼフラットに出ており、映画の爆音以外であればサブウーファー並みと言って良い位なのでダブルバスレフの特徴は十分出せたと思います。
DVC。某所で話題にされていたので(笑)こちらでも自分なりの考察を書いてみたいと思います。DualVoiceCoil。略してDVC。大昔からある構造ですが、これって何ためにあるんでしょうね?...という考察が今回の話題です。現行商品ラインナップとしても、むっちゃくちゃ沢山在りますね。百花繚乱です。だからそれなりにニーズがあるって事なんですが...。先に結論を書いてしまいます。そもそもDVCにする目的とは?を図示してみました。私の知る範囲ではDVCはカーオーディオを
ホームセンターやカー用品店で500円位でゲット出来ます。ゲットだぜ!この動画で紹介されてました。重要な部分は24分~うp主さん「これは買取業者オーナーから聞いた話なのでガセではありません。塗布後の音の仕上がりにメーカーモデルによって多少ばらつきがあります。それと、ウレタンエッジはNGです。」
最終調整の終わった6chMOS-FETアンプ。閉腹して、元の場所へ収納します。早く音を聴いてみたいですもんね、KENWOODも仕舞いです。Andromedaの裏側へ回って、スピーカーケーブルの再配線をしました。なんとか裏へ回りこんで配線できましたが、あとほんの少しデッドスペースが無ければ難しいレベルでした。というわけで、Gamma再起動~です。なぜかWiiMのTOSLINK出力の調子が悪く(たぶんケーブルの経年劣化要因)とりあえずの対策として、miniDSP
DaytonAudioDSP-408を購入しましたが、海外ではフォーラムなど有るものの、日本ではまだまだナレッジが無い状況です。そこで、少しずつではありますが、日本語で記事紹介していこうかなと思っています。Andromedaの調整とは別に。■DSP-408とはどんな商品かDSP-408は、4x8まで対応したオーディオ用DSPです。・・・と言っても、この領域を知らない方にはチンプンカンプンだと思います。ざっくりと出来る事を書いてみると、ホームオーディオとカーオーディオの音
無指向性スピーカー製作リベンジ完了前回の失敗作は上のリフレクターの積層面の流れが本体と逆方向左側下の支柱の位置が上の支柱とあってませんユニットは謎のスピーカーPM-M0841CK今回はちょっと容積UPでリベンジユニットはONTOMOMOOKこれならできる特選スピーカーユニット2023年板ウェブコー編FR085CU03今日のレコードドナルド・フェイゲンナイトフライ1982年発売
yummyaudioチャンネルこの方はオーディオいじりを20年以上やってます。こーいちとは全く違う観点からオーディオいじりをしているのでとても参考になりました。主要な動画はだいたい全部観ました。驚きの連続!パンドラの箱を開けてしまいました。まだ、全部試してませんが特に面白かった効果が高かったので紹介します。yummyさんの秘技は継承されました。オーディオアクセサリがホーマックで売ってるのが驚きました。700
8cmフルの自作オーディオ前回の自作スピーカーを変更しました。・当初予定⇒tangbangSW1053・変更ユニット⇒マークオーディオCHN519前回は「ネオジムマグネット」につられて、ユニットを選定したまでをお知らせしました。ネオジムマグネット使用ユニットこのユニット、評判「口コミ」が少ないんです。磁力が強力なら、音もいいはず、、との思い込みで
先日、自作プリ計画のお話をしましたが、タイムリーに共立電子さんからこんなチップが載ったキットの取り扱いが開始されました。https://www.rohm.co.jp/news-detail?news-title=2018-03-13_news_audio&defaultGroupId=falseオーディオ用電源ICってあるのですね。しかも、メーカーのデータシートを確認するとスペックを見てみると業界初レベルのローノイズを補償されていながら出力電流は1Aまで確保できます。もう、ディスクリ
MX-1000用のサブウーファーのブロック、=UltimateMicroSubのディテールを練り直しています。オリジナルのUltimateMicroSubは7Litterきっかりのウルトラ小容量でしたが、今回のは練り直しをして、8.5Lと、ほんのちょっぴりだけボリュームUPしています。これによって周波数レスポンスはほとんど変わらないんだけれども、能率UPと耐入力UPを狙っています。今回は、前回設計と違って、VituixCAD内にあるToolのEnclosureを使って計算をしまし
超小型なのに20Hzまでフラットに出るサブウーファーだって??んなアホな。なんでこんなものを作ろうと思い立ったか?元凶はコレ。コイツ。TEAC君。過日、TV用スピーカーの、センタースピーカーの左サイドに設置されてた、コレ。TEACのサブウーファー。元々はミニミニコンポのウーファーとして作られたものかな?型番はなんていうんだろう、MC-DX32i?新しく製作・設置したTV専用のTVスタンド兼スピーカー。音質はなかなか絶好調。でも、このセットのなかでサブウーフ