ブログ記事4件
タラレバの空しい仮定でしかありませんが、2026年現在、Yさんが、脳死肺移植手術を、受けていたとしたら、こんなに短期間で、人生の幕引きが行われることは、なかったでしょう。私の夫は、Yさんが移植手術を受けてから、14年後の2014年に、生体肝移植手術を受け、続いて翌年に、生体腎移植手術を受けました。臓器の差はありますが、移植環境は整っていて、「症例のない移植だから」と、一度は断られた肝移植手術でしたが、その後、12年近く経った現在、夫も、ドナーになった私も、
〈2000年3月24日Yさんが肺移植手術を受けることになる5日前〉「昨日、O先生が来てくれた。話しているうちに、涙がこぼれてきた。少しずつ身近になっていく死への恐怖、というより、このままもっと苦しくなることへの恐れだろうか。最期の時を、ここで迎えたくないことを、O先生に告げた。先生は、理解してくれたようだ」「あとは、日本人が何故、移植をなかなか進めないかについて、話し合った。先生は、日本人の死生観や宗教と言っていたが、私は少し違うと思う」「アメリカやヨ
…Yさんの日本人考察は続きます。「移植についてもそうだ。移植は完全に、個人の考えのもとに、行われたり、拒絶されたりすべきことだと思う。しかし、周囲を見渡せば、曖昧な態度の人の、なんと多いことか。それは、どちらが大勢か、分からないからではないか。だから、その分進み方は遅い。でも、身近に移植をした人が、増えることによって、急速に、広まっていくのだろう」「昨年、国内で初めて行われた、脳死ドナーからの移植では、(移植臓器は心臓・肝臓・腎臓・角膜)賛否両論が多すぎて