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「中島みゆき『ばいばいどくほぶざべい』に思うこと~中島みゆき作品解説24~」S3575・松山千春DATABESE総合TOPPAGENF・アーティスト別LIVEDATABESE総合TOPPAGENF◇更新履歴V1.0:2016.02.26初稿V1.1:2021.12.10是正V1.2:2024.01.30是正『「●随時更新~最新記事リンク・文章番号&記事タイトル一覧」A1319』「最新記事リンク・文章番号&記事タイトル一覧」S11319・
~~~細野ベース特別編“夏に聴きたい細野ベース楽曲”ベスト20選プラス解説1~~~M1「夏なんです」(はっぴいえんど)作詞:松本隆作曲:細野晴臣1971年11月20日発売アルバム『風街ろまん』。(シングル「花いちもんめ」B面)「夏なんです」(はっぴいえんど)何回も取り上げてるから以前と同じような事を書いていたら、お許し下さい。夏の細野さん楽曲といえば、これを外せません。まずは松本隆さんの歌詞。“田舎の白い畦道”“鎮守の森はふかみどり”“埃っぽい風が立ち止る”
細野晴臣さんのドキュメンタリー映画が本日公開された。残念ながら東京のシネスイッチ銀座、ユーロスペース、京都の公開はまだまだ先になるが、待ち遠しいのでつい...細野晴臣のプロフィールをざっと紐解くと、1947年生まれの東京出身の音楽家。漫画家を目指した事もあったが、高校時代からフォークの洗礼を受け、1969年に立教大学在学中にエイプリル・フールのベーシストとしてメジャーデビュー。1970年に大瀧詠一、松本隆、鈴木茂とはっぴいえんどを結成。1973年よりソロ活動を開始。同時に
NHK『細野晴臣ファミリーヒストリー』再現(1/3)より続く晴臣の曾祖父にあたる卓二は、幕末の安政四年、現在の静岡県浜松市の河島家に、二男として生まれた。河島家は江戸初期まで遡れる神職の家系で、幕末の騒乱では勤皇を掲げる新政府軍に加わった。戊辰戦争には勝利したものの、田畑を売り払ってまで加勢していた河島家は困窮することになる。ちょうどその頃生まれた卓二は、近くの中谷家に養子に出されることになった。中谷家は、現在の浜松市大平の農家だった。しかし卓二は農作業が好きになれなかった。
前回に続いてYMOから。本日はYellowMagicOrchestra「中国女(ちゅうごくおんな・LaFemmeChinoise)」(1978年リリース、アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』収録)です。YMOメンバーの一人、高橋幸宏さんは高校在学時にはスタジオ・ミュージシャンとしてプロの世界に入りました。「東風」でも述べましたが、その正確なリズムとタイトなドラムで多くのミュージシャンのドラムを叩いてきました。そんな中で1972年に、加藤和彦さんの誘いを受けて、脱退したつのだ
「ボ・ガンボス」クレイジーな天才が火花を散らし、一瞬の明るさを醸し出してパッと消えた。ボーカルのどんとは不思議な人である。京都大学工学部石油化学科を卒業している。ただ石油を掘らずに彼は音楽家という破廉恥な人生を選んだ。どんとの人生は1人テロリストに近い。テロリストなんていったら怒られるかな。一人革命家とでも言っておこう。「京大卒で1人ぐらいこんなんがいても罰当らんやろ?」と生きていたら笑って言っただろうが(もしくは散々言っていたかもしれない)どんとはまさにアバンギャルドな短い一生
この稿は、あの伝説のロックバンド、はっぴいえんどの全曲解説集です。いろんな本や雑誌に書かれていた、各曲の評論やコメントをあつめてみました。音楽評論家やライターの方たちの表現は、ときに難解な面があります。しかし一方で、ストンと腑に落ちる言葉も多々あります。自分の好きな音楽と、想いを共有する人たちがいることは、とてもうれしいことです。この歓びが、本稿作成の動機です。引用させていただいた、執筆者のみなさまに感謝します。さてまずは、ファースト・アルバム、通称『ゆでめん』です。ご存
春の香りが押し寄せる。3月になって、いつのまにか季節は手を伸ばせばすぐにでも届きそうなほど春に近づいていた。いつも、こうして文章を書く時に思うことがある。遠くの街にいるたった1人の誰かの心に、ここにあるぼくの言葉が届いたらこれ以上の幸せはないと。今読んでくれているあなたがもしそうだったら幸せです。月頭の手作りデイジーを聴くと、月が変わったのだと実感する。日曜の深夜。午前1時、細野晴臣と自分との間にだけ流れる30分間が、心に沁み渡る。細野さんのように生きられたなら、と思う。手作りデイジ
受験に関係のない話題です。私が好きなアーティストの一人に細野晴臣さんがいます。先日NHKで細野晴臣さんの番組を見たので、思わず勢いで書いてみます。興味のある方はお付き合いください。今は昔、仏教美術×東南アジア×バックパッカー×民族音楽が好きだった私(どんな奴…?)は、NHKでやっていた『美の回廊をゆく南アジア・至宝の旅』(1992年以降に放送)という番組が大好きでした。オープニング映像で流れるアジア各地の仏教寺院や仏教美術・彫刻などと共に流れる郷愁と異国情緒溢れる繊細
以下の一文は、ミュージシャン・大瀧詠一の、その生涯をたどったものです。いわば評伝の類いです。このようなものを書くぐらいですから、自分は大瀧のファンなのですが、よく聴く作品ははっぴいえんど期とソロ初期のみで、あとはロンバケの数曲ぐらいです。よって下の記述も、いささか偏ったものであることをお断りしておきます。構成としては、大瀧詠一と細野晴臣の関係性を骨子としました。大瀧が世に出るには細野との邂逅が必須でしたが、そこに至るには数人の方たちが介在していました。彼らが大瀧を音楽の世界に導いたといえま
ここまで多くのミュージシャンと忌野清志郎との交流を書かせてもらいました。主に清志郎より年上のミュージシャンとの話題が多かったのですが、さすがに大滝詠一さんは、普通に考えても清志郎とは絶対接点なさそうです。というか、清志郎に限らず、お会いしたことのあるミュージシャンって限られた方しかいないんじゃないかな。大滝さんも群れることが好きそうではないし、全く社交的なイメージは沸いてきません😅。しかしです。清志郎と大滝さんの間に、細野晴臣さんを置いて考えてみましょう。あれあれ!とてもとても清志郎と
「松山千春『待たせたね』に思うこと~松山千春全作品解説345~」S3180・松山千春DATABESE総合TOPPAGENF・アーティスト別LIVEDATABESE総合TOPPAGENF◇更新履歴V1.0:2015.8.10初稿V1.1:2019.9.29最新エディタにて記事を作成し旧記事と差し替えおよび所有のアルバム画像、歌詞を掲載V1.2:2023.12.21レビューに吉田拓郎と坂本龍一、細野晴臣に関する記事をリンク及びオフィシャル動画
Moonlight天女のように舞う風に身体を浮かべてデビュー5年目。二十歳。曲は大人っぽくなったけど、中身は変わらない伊代ちゃん。月下美人松本伊代1985/10/25カックラキン大放送!!月下美人松本伊代(レコード音源)伊代ちゃんの声がフルに生かされたいい曲。だが、この曲は伊代ちゃんのために書き下ろされたものではなかった。元はNHKのFM番組の企画で作られた曲。1981年1月のNHK-FM「細野晴臣の作曲講座」。司会でシンガーソングライターの
~~~細野晴臣さん。7月9日で72歳になられまして、Twitterでは書いたのですが、アメブロに書いてなかったので、こちらにも。おめでとうございます。“細野さんの関わった音楽”底なし沼にハマったかのように抜け出せません。これほど長年に渡ってハマっているとは、最初は思わなかったです。というのは、細野さんの音楽を最初に聴いた時に感じた。“暗さと不気味さと不思議さ”簡単に言えば“変な曲”wわからなかったんです。つまり、いきなり細野さんの曲にハマったわけではなかったんです。例
はあい!庶民派セレブになりたいカイルです。昭和歌謡ブームがきているということで、とてもSparklingな日々。さて、第一弾が聖子ちゃんだったので、次はやっぱり明菜でしょう!年末のディナーショーもいけるといいな。聖子のシングルは固定された作家が目立っていた(松本隆、三浦徳子、ユーミン、細野晴臣、財津和夫、小田裕一郎)のに対して、バラエティに富んだ作家を起用していると思います。特に後半期はマイナーな作家さんが多く、「Fin」以前は大御所の起用が多かったけど、それ以降は挑戦的
Today'sSong🌟🌟🌟YMOイエロー・マジック・オーケストラ🌟🌟🌟🛸💫🛸💫🛸COSMICSURFIN'コズミック・サーフィン🛸💫🛸💫🛸(1978/1980)【COSMICSURFIN'/コズミック・サーフィン】は1980年6月21日に発売されたシングル「RYDEEN/ライディーン」のB面。作曲は細野晴臣さん。1978年11月25日発売のアルバム【イエロー・マジック・オーケストラ】収録曲である。また1980年2月21日に発売されたライブ・アルバム
はあい!庶民派セレブ代表のカイルです。最近すっかり昭和歌謡にハマってるんだけど、その流れで、昭和歌謡の職業作家さんたち(作詞家や作曲家)が高学歴の人が多いということに気づいてしまった…!作詞家さんはもちろんその傾向が強いんだけど、なんと編曲家も!作曲家はケースバイケースかな。ということで、ちょっとシリーズで綴っていきたい第一弾は、やっぱり永遠のアイドル、聖子ちゃんです!(タイトル、作詞家、作曲家、編曲家の順)1裸足の季節三浦徳子小田裕一郎信田か
市川実和子『PINUPGIRL』1.ポップスター(作詞:小野小福作曲:大瀧詠一編曲:多羅尾判内)2.DoYouWannaPlayGame(作詞:小野小福作曲:鈴木慶一編曲:井上鑑)3.ガラスの林檎(作詞:小野小福作曲:平松愛理編曲:井上鑑)4.四回目の卒業式(作詞:小野小福作曲:杉真理編曲:井上鑑)5.遠い夜空の打ち上げ花火(作詞:小野小福作曲:井上
気分を切り替えないといけないと思いつつも、なかなか気持ちが付いてこないというか、カラダもなんだか重く…。とはいえ、やらなきゃいけないんで、やろう‼︎とは思うのですが…の繰り返しで昨日、今日と浮かぬ気分。なら、いっそちょっとサボって、しっかり気分転換を‼︎とも思うのですが、差し当たってコレってしたいコトもなく、出来るコトも限られているので。基本音楽を聴くのが気分転換なんですが、こんな時ってあまり聴く気にもならず、iPodからスピーカーに流してみても、イマイチ聴きたい曲が浮かばないんですよね。
https://youtu.be/8VglEdCY--Y「ろっか・ばい・まい・べいびい@HYDEPARKMUSICFESTIVAL2005」1973年のソロ1枚目『HOSONOHOUSE』A面の1曲目の曲だ。この時のライブも映画で使われていました(ネタバレの範囲外かな)狭山は米軍払下げのハウスに住み。自宅に簡易スタジオを作って録音をしたのです。「とにかく安くて広かった」って言ってました♬「イエローマジックショー、松尾芭蕉、おねしょ」細野
ボーイ・ジョージの1986年頃の曲。邦題「恋のファイヤーボーイ」。ボーイ・ジョージ出演の「タカラCANチューハイ」CMソング。残念ながらシングル未リリース、販売予定はあったはずで・・・作詞:クリス・モズデル、作曲:細野晴臣、歌:ボーイ・ジョージと超豪華。これが話題にならないはずがないで、リリースしていたら売れたと思います。CMオンエアー期間中にボーイ・ジョージがドラッグで逮捕、CMは急遽打ち切り(新規の映像、同曲を別アーチストがカバーしたVerに差し替え放映)。この時点で
拙稿は、下記リストの本や雑誌から、はっぴいえんどのアルバムへの、音楽評論家たちの言葉を引用させていただいたものです。今回は『風街ろまん』編となります。2nd風街は、不世出の傑作とされます。発表からほぼ半世紀、多くの評論が活字になってきました。しかし各曲ごとの評論を、ひとつにまとめたものはないはずです。以下をお読みいただければ、風街の世界を、また新たな視点でとらえていただけるはずです。引用元リスト『定本はっぴいえんど』『音楽社会学でJ‐POP!!!』福屋利
皆さん、ばこんち!晩プロ―!こにゃにゃちハロー!最近は、プログレ特集の続きとハードロックの回に移った時の準備などで、録音とその後の選曲やYouTube曲探しで忙しい。汗NWOBHMの録音作業では、取りあえず録音した曲数は軽く600曲を超えて、選考に残った曲は約80曲。そこからまた違うCDで同じ曲やテイクがダブった曲があるので、削除してたら残ったのが50曲位。さらにその後にまたウィッチ・ファインドなどのBoxCD3枚組などを録音して選定したらまた80曲位に…←この人バカ
坂本龍一、YMO、イエロー・マジック・オーケストラ、こいのぼり、端午の節句、細野晴臣、高橋幸宏、テクノポップ、歌謡曲、洋楽、ロック、クラシック音楽。トップページ・プロフィールこれまでの曲目リスト歴音35.鯉は龍をめざす・前編~坂本龍一の音楽~今回は、昨年書きましたコラムを加筆修正して掲載させていただきます。気がついたら、今年も、5月5日の「端午の節句(たんごのせっく)」がやってきますね。「菖蒲(しょうぶ)の節句」という古い呼称もあります。近所で「こいのぼり」を見ること