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先週の音故知新ですFilms「Misprint」(’80)’79結成のニュー・ウェーブ,テクノ・ポップのバンドの1st。と言っても、細野さんの¥ENレーベルに移籍して2ndをレコーディングしている途中で解散したので唯一のアルバム。曲やボーカルなどの雰囲気からか「日本のTheBuggles」と言われていたようで、さもありなんです。個人的には普段はあまり好きでないはずのペナペナなボーカルと、80年代から見た近未来の妙な世界観がいい。坂本教授のバンドB-2Unitsや「い
ギター・マガジン2024年6月号(特集:証言構成ティン・パン・アレーの真実/小冊子[弾き語り曲集ティン・パン・アレー厳選名曲12選]付き)Amazon(アマゾン)ギターマガジンの来月号がティンパン・アレーの特集で、実はこのあたりの変遷がよくわかっていない。私が音楽に目覚める前の時期に活動がこのバンドは活動が終わったからだ。はっぴいえんどを開催して、細野晴臣と鈴木茂は林立夫、松任谷正隆とキャラメルママ結成する。彼らはバンド&プロデュース集団として数多くのアーティストをプロデュ
三年前NHKで放送された『細野晴臣ファミリーヒストリー』。この番組の再放送が先月あり、以下はその「文字起こし」となります。ファミリーヒストリーはいつも、最後のクライマックスで盛り上げます。この細野晴臣の場合も、父方の祖父の、タイタニックからの生還にまつわる、いわれなき中傷が払拭されたシーンがラストでした。歳のせいか涙腺がゆるくなっている自分は、ここで感極まり涙をこぼしてしまった。妻の前での、思わぬ不覚でした。しかしこの文字化は、効果的な音楽も抑揚のきいたナレーションもありません。拙い
Hieveryone!お元気ですか?この1年はずいぶんノリちゃんにお世話になったので、サンクスギビングに来てくれることになった時、ルクソールホテル内で開催中のタイタニック号の展示にご招待しようと思いつきました。そこで長男に割引チケットを頼んでいたら、サンクスギビングの日に、「これは僕から」と思いがけないプレゼント。それでノリちゃんと昨日行ってきました。中は撮影禁止ですが、映画で有名なグランドステアケースで記念撮影してくれます。(有料)帽子は撮影用の小道具。新聞の一面にも登場。
好きな本ほど終わってほしくなくて一頁ずつ、一字ずつ、大切に読んでしまう。「おわり」の文字が見えないように。「あとがき」の頁にならないように。永遠にこの本の世界にいられるように願いながら、今日も日々というページをめくる。もう一週間もしないうちに一月も終わってしまう。暮れに紅白で佐野元春が見られた!と喜んでいたのが遠い昔のようだ。大好きだった本の続きが突然消え、いつの間にか「あとがき」の頁に辿り着いてしまった。あれから幾つかの「あとがき」を自分なりに書いてきた。しかし、それもこれも、
東風作曲:坂本龍一YMOの楽曲で、坂本龍一さんのピアノソロアレンジが秀逸です。この曲は坂本龍一さんが北京交響楽団をイメージして書いた曲であり、曲のタイトルはJean-LucGodardの映画『東風』からとられているそうです。この曲を聞くと、YMOらしいアジア的な雰囲気のメロディとエレクトリックな演奏が合わさって独特の世界観を感じ取ることができます。坂本龍一さんは昨年の3月に残念ながらお亡くなりになりましたが、数々の名曲をこれからも演奏していきたいと思います。カバー画像:やまさん
「中島みゆき『ばいばいどくほぶざべい』に思うこと~中島みゆき作品解説24~」S3575・松山千春DATABESE総合TOPPAGENF・アーティスト別LIVEDATABESE総合TOPPAGENF◇更新履歴V1.0:2016.02.26初稿V1.1:2021.12.10是正V1.2:2024.01.30是正『「●随時更新~最新記事リンク・文章番号&記事タイトル一覧」A1319』「最新記事リンク・文章番号&記事タイトル一覧」S11319・
総勢25組、30曲!風街史上、最大のコンサート!!第2夜は、終盤の吉田美奈子の聖子カバーが圧巻!1.A面で恋をして/伊藤銀次・杉真理・鈴木茂2.DoYouFeelMe?/伊藤銀次・杉真理3.CAFEFLAMINGO/安部恭弘4.STILTILLILOVEYOU/安部恭弘5.バチェラー・ガール/稲垣潤一6.恋するカレン/稲垣潤一7.スローなブギにしてくれ(Iwantyou)/南佳孝8.スタンダード・ナンバー/南佳孝
以下の一文は、ミュージシャン・大瀧詠一の、その生涯をたどったものです。いわば評伝の類いです。このようなものを書くぐらいですから、自分は大瀧のファンなのですが、よく聴く作品ははっぴいえんど期とソロ初期のみで、あとはロンバケの数曲ぐらいです。よって下の記述も、いささか偏ったものであることをお断りしておきます。構成としては、大瀧詠一と細野晴臣の関係性を骨子としました。大瀧が世に出るには細野との邂逅が必須でしたが、そこに至るには数人の方たちが介在していました。彼らが大瀧を音楽の世界に導いたといえま
はあい!庶民派セレブ代表のカイルです。最近すっかり昭和歌謡にハマってるんだけど、その流れで、昭和歌謡の職業作家さんたち(作詞家や作曲家)が高学歴の人が多いということに気づいてしまった…!作詞家さんはもちろんその傾向が強いんだけど、なんと編曲家も!作曲家はケースバイケースかな。ということで、ちょっとシリーズで綴っていきたい第一弾は、やっぱり永遠のアイドル、聖子ちゃんです!(タイトル、作詞家、作曲家、編曲家の順)1裸足の季節三浦徳子小田裕一郎信田か
読者の皆さまこんばんは、アッキーです春の夜のひと時を、いかがお過ごしでしょうか?今晩は、昨日の夜中にテレビで放送していました番組『ファミリーヒストリー"坂本龍一父との葛藤福岡藩黒田家に仕えた先祖"』についてお送りしたいと思います♪見逃した方のために、全内容を詳細に解説していきます!坂本教授は昭和27年1月17日、東京都の中野区にて、父"坂本一亀(かずき)"さんと、母"下村敬子"さんの間に長男として誕生しましたそして、その御両親の家系図がこのようになって
気分を切り替えないといけないと思いつつも、なかなか気持ちが付いてこないというか、カラダもなんだか重く…。とはいえ、やらなきゃいけないんで、やろう‼︎とは思うのですが…の繰り返しで昨日、今日と浮かぬ気分。なら、いっそちょっとサボって、しっかり気分転換を‼︎とも思うのですが、差し当たってコレってしたいコトもなく、出来るコトも限られているので。基本音楽を聴くのが気分転換なんですが、こんな時ってあまり聴く気にもならず、iPodからスピーカーに流してみても、イマイチ聴きたい曲が浮かばないんですよね。
1983年11月21日CBSソニーからポスト松田聖子として松本隆作詞の「ひとりぼっちは嫌い」でデビューしたのが高橋美枝です。カップリングの「ピンクの鞄(トランク)」なんて、作詞:松本隆作曲:細野晴臣編曲:大村雅朗という松田聖子の楽曲制作でおなじみのメンバーで作られた名曲なのです。2曲目の「エンジェル•フィッシュ」とカップリング「ダブル•デート」も同じく聖子スタッフでの強力シングルとなったのですが…2枚のシングル共にオリコンチャート100位にも入らず…惨敗。当時、『レッツゴー•ヤ
愛とか、勇気とか、見えないものも乗せている1993年、JR九州のコマーシャルです。このコピーを作ったのは、仲畑貴司さん。曲はHIS(ヒズ)。細野晴臣・忌野清志郎・坂本冬美の3人ユニットです。コピーライターの仲畑貴司さんの広告制作会社の入社試験が変わっています。宣伝会議の「アドタイ」に紹介されていました。実際の入社試験をアメリカの難関大学から日本に来ているインターン生に課してみたそうです。試験会場には、テーブルと布巾が用意されています。そこで出された課題は、「ここにあるテーブ
追記します。大滝詠一我々の世代以降は、ビートルズを(近代)と受けとめている人が多いんです。(全てはビートルズから始まった)というような。55年、或いは56年の(ロックンロールの誕生)の時も同じような構造でしたが、あれは(アメリカの国内)で起きたことでした。64年は(英国からの改革)というのが、(アメリカンポピュラーミュージック史)としては全く新たな現象でした。私の役目は(63年と64年の間がどう繋がっているかを明らかにすること)ではないかと、そう思っておりま
はあい!庶民派セレブになりたいカイルです。昭和歌謡ブームがきているということで、とてもSparklingな日々。さて、第一弾が聖子ちゃんだったので、次はやっぱり明菜でしょう!年末のディナーショーもいけるといいな。聖子のシングルは固定された作家が目立っていた(松本隆、三浦徳子、ユーミン、細野晴臣、財津和夫、小田裕一郎)のに対して、バラエティに富んだ作家を起用していると思います。特に後半期はマイナーな作家さんが多く、「Fin」以前は大御所の起用が多かったけど、それ以降は挑戦的
この稿は、あの伝説のロックバンド、はっぴいえんどの全曲解説集です。いろんな本や雑誌に書かれていた、各曲の評論やコメントをあつめてみました。音楽評論家やライターの方たちの表現は、ときに難解な面があります。しかし一方で、ストンと腑に落ちる言葉も多々あります。自分の好きな音楽と、想いを共有する人たちがいることは、とてもうれしいことです。この歓びが、本稿作成の動機です。引用させていただいた、執筆者のみなさまに感謝します。さてまずは、ファースト・アルバム、通称『ゆでめん』です。ご存
4thアルバム『YELLOWDANCER』の後半戦、最初の曲は、、8曲目『NerdStrut(Instrumental)』この曲は、源ちゃんがベース以外の楽器(マリンバ、ギター、ドラム、ピアノ、三線、オルガン)を全て演奏し、ベースのみ、敬愛する細野晴臣氏にお願いした、『本当に嬉しく、感慨深かった』という楽曲ちなみに、曲名の『NerdStrut』とは…と思って調べてみると、Nerd=『オタク』『変わり者』Strut=『支柱』『闊歩する』というよう
私が中高の頃、自身も含め多くのバンドを組んでいる奴らを見てきたが、どのバンドもベーシストはギタリストになれない奴が降格でベースを担当している感じだった。当時の中高にとってギターが花形であり、ベースは地味な存在。なり手も少なかった。プロのベースの良し悪しを語られることもあまりなかったと記憶する。ところーが、当時中高生が聴いてコピーしていたのはビートルズ、ツェッペリン、パープル等だが、これらは皆、ベーシストが一番楽器の上手い人が演っている節がある。特にビートルズは顕著で、世界最高峰のロックンロール・