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ここ数日、再三にわたって外側ラインと内側ラインの関連性について書いてますがラインと言えば、やはりアナトミートレイン!そこでもうひとつ、足の外側を最初からほぐすにはこのスパイラルライン(SPL)が大きなポイントになるのではないでしょうか。膝上あたりで走行が二手に分かれているのに着目してください。ハムストの方に、大腿部後面を通るやつと大腿筋膜張筋と腸脛靭帯のラインのように横側を通る2つ!これが走行にも違いがあるんです。エネルギーの方向です。と後頭部あ
2泊3日骨盤臓器脱手術後(LSC)の方の再診でした。1ヶ月後の診察で、下腹部に響くような鈍痛が継続するとの事でした。茶道をされている方で、痛みで座っていられないため見学をされたとのご相談でした。手術後の経過はよく、便秘や尿失禁も目立ってありません。創部も綺麗です。腹部所見も柔らかく、圧痛などありません。はたして?台上診で、両側の内閉鎖筋にトリガーポイント!かなりの圧痛でした。さらに内閉鎖筋の萎縮があり、廃用性の筋拘縮もありました。手術後、大事にしすぎて、身体を動かさない状況がM
本日は、骨盤筋筋膜性疼痛症候群(Myofascialpelvicpainsyndrome)の症状が強い方が数名。特徴的なのは「性交痛」「膀胱が下がっている」「陰部の沁みるような、腟の奥が痛いような」「GSMと思ってオイルで自分でマッサージ」など、すべての方が「内閉鎖筋」による「腟こり」症状でした。それも、ちょっと押しただけで「飛び上がるような痛み」を有している方ばかりでした。内閉鎖筋の痛みを体外から診断できる先生は、診断の達人と言えますが・・・^^「内閉鎖筋からの放散
膀胱炎のような症状で、診療所で尿検査すると「膀胱炎じゃありませんよ」って言われる方多いと思います。では?膀胱炎のような症状を発する原因となるのは、いろいろありますが圧倒的に多いのが「骨盤筋筋膜性疼痛症候群」です。海外ではMPPS(Myofascialpelvicpainsyndrome)として理学療法士の方々がよく啓蒙活動を行っています。筋筋膜性疼痛症候群は体表にあると診断しやすいですが、骨盤底の筋肉の診断はなかなか難しいため診断がつかず、気のせい、神経質などと言われてこられた方も
昨日重症の腹圧性尿失禁で超有名外科医の手術後、尿失禁は軽快されていた方。5年前よりトイレに行っても、すぐトイレに行きたくなる症状。スッキリ出た気がしない!少し良くなっていたが、最近症状がスッキリしないため受診。経会陰エコーでは尿道スリングは見事にはられ、膀胱壁の異常所見(膀胱の筋肉異常など)もありません。さすが超有名外科医!もうお察しの通り、「骨盤筋筋膜性疼痛症候群」腟こり!かなりの痛みがあり、ダイレクトな筋膜リリース時も軽く押すだけで飛び上がるような状態でした。それでも、