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骨盤臓器脱(膀胱瘤)は、年齢とともに増えてくる女性特有のお悩みです。今回ご紹介するのは、50代の女性。ペッサリーで膀胱瘤を整復していたものの、残尿が多く自己導尿が必要かつ膀胱炎を繰り返されていた方です。治療開始時の状態骨盤底筋がうまく締められない内閉鎖筋に強い痛み腟炎を併発膀胱炎を繰り返すペッサリーは装着しているが、残尿が多く自己導尿をされていた「いろいろコントロールがつかない」ことに不安を感じられていました。治療の流れ①骨盤底リハビリテーション開始骨盤底筋の使い方を一
切痔の手術後、痛みが取れない理由―肛門の痛みはどこから来るのか?―30代の方。切痔のために数回手術を受けられ、傷は治っているのに、肛門まわりの痛みだけが取れないとのご相談です。仙骨ブロック注射をすると1週間ほど楽になるとのこと。「なぜ痛みが続くのか?」という疑問を抱え、当院のブログを読んで受診してくださいました。こうした方が増えており、しっかりと書き残しておく必要があると感じます。肛門の痛みを感じるのは「陰部神経」肛門の知覚をつかさどるのは、陰部神経(pudendalnerve)
7年前より、陰部痛や不快感のため、「座れない」、「眠れない」症状でたくさんの病院で相談され、最近では腟レーザー治療(インテイマレーザー)を受けられましたが、改善が得られないため相談にいらっしゃった50代女性。浅い部分では、海綿体筋、会陰横筋にトリガーポイント(圧痛点)、深い所では内閉鎖筋にかなり強いトリガーポイントがありました。(身体をのけぞるほど)痛みの局在がはっきりとしましたので、筋膜リリースとハイドロリリースを施行し、痛みのレベルが10から3まで減った事で、痛みの発症起点が「内閉鎖筋
「夜も眠れないほどの違和感と倦怠感が続く」「2年前から、いろいろな治療を試したけど、良くならない」そんな悩みを抱えていた男性が、当院にいらっしゃいました。彼はこれまでに、セルニルトン、エビプロスタット、漢方薬、ザルティアなどの薬物療法をはじめ、鍼灸や血管内治療など、数々のアプローチを受けてこられました。それでも症状は次第に悪化し、ついには睡眠にも支障をきたすほどに。慢性前立腺炎ではありませんでしたこれだけ「前立腺炎」と言われて治療を続けていたのに、実は――慢性前立腺炎(CP/CPPS
本日、日本橋骨盤底診療所に、なんと――東京科学大学解剖学教室室生暁先生(Dr.ムック)がいらっしゃいました!室生先生は、骨盤底解剖学の世界的トップランナー。YouTubeでは「Dr.ムック」として親しまれ、医師・看護師・理学療法士の間でも圧倒的な人気を誇る方です。Dr.ムックの2分で学ぶ解剖学新感覚の解剖学YouTubeチャンネルhttps://youtu.be/nS24cFD5cDgDr.ムック(解剖学研究者/医師/医学博士)▶︎医学部在学中に解剖学研究に興味を持ち、研究の道へ。解
最近、特にトリプタノールをスタートしてからお酒を全く飲んでいません当たり前か…うちにはワインやビールがあるのでたまに料理に使います置いていても飲めないから、せめて料理に。でも、今日の煮込み料理に、飲むために買った白ワインをとぽとぽ入れていて…めちゃくちゃ飲みたくなりましたお酒はすきですが、昔から量はあまり飲めません飲みながら食べるのが大好きです歯事件がすこーし落ち着いた頃、薬を飲むよりいいや、という気持ちで痛さや嫌なことを忘れられるような気がして、晩ご飯と一緒に飲