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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(美浜のウィンドプロファイラ2019.02.04「美浜のウィンドプロファイラへゆく」より)(a)本文で注意すべきところは、「温暖前線の通過」とあるところです。ある観測点を寒冷前線が通過した場合はその通過に伴い、時間の経過とともに寒冷前線面の高度が高くなるにしたがって、地上と寒冷前線面との間の「北よりの風の気層が」厚くなっていきますが、ある観測点において温暖前線通が通過する前の状態は上空に温暖前線面
こんばんは。今回は、図2(右)の白い破線で囲まれた停滞前線に伴う対流雲域についての問題です。本文中の空欄①〜⑧に入る適切な語句または数値を冒頭の指示に従って考えてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問2問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。15日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験2・問3(2)まず、問3(2)②について振り返りますと、記事から求めた降水の期間は16時34分〜20時39分、ということでした。次に湿数についてですが、学科試験をクリアされた方はご承知の通り、湿数とは気温から露点温度を差し引いた温度で表された値です。例えば湿数0℃は気温が露点温度と等しい状態ですから、言い換えますと空気が飽和している状態であると読み取ることができます。そこで、問3(2)②で求めた時間帯の気温と
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・一般知識(a)海塩粒子などの、水溶性のエーロゾルを凝結核として形成された微小の水滴は、化学物質が溶けた水、すなわち溶液として存在しています。この溶液に対する飽和水蒸気圧は純粋な水に対するそれよりも低い性質を持ちます。具体的に「一般気象学」p85にある内容を要約しますと、純水に対する飽和水蒸気圧は20.6hPaであるのに対して、純水1kgに0.1kgの食塩が溶けた溶液に対する飽和水蒸気圧は19.6hPa、0.3kgの食
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・一般知識気象業務法施行規則(予報事項等の記録)第12条の2法第十七条第一項の許可を受けた者は、予報業務を行つた場合は、事業所ごとに次に掲げる事項を記録し、かつ、その記録を二年間保存しなければならない。第1号予報事項の内容及び発表の時刻第2号法第十九条の二各号のいずれかに該当する者にあつては、予報事項に係る現象の予想を行つた気象予報士の氏名第3号気象庁の警報事項の利用者への伝達の状況(当該許可を受けた予報業務
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・一般知識【仮温度】仮温度とは、「ある湿潤空気に対して、同じ圧力、同じ密度をもつ乾燥空気の温度」と定義されます。これは、湿潤空気を同じ圧力、同じ密度をもつ乾燥空気にいわば置き換える操作を行うことを意味するのですが、どういう操作を行うのでしょうか。まず初めは仮温度について考えてみます。温度と圧力が同じの湿潤空気と乾燥空気の2つの空気塊があるとします。温度と圧力が同じなのですから2つの空気塊を分子量で見た場合に何が違うのか
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(a)流域雨量指数とは、河川の上流域に降った雨により、どれだけ下流の対象地点の洪水危険度が高まるかを把握するための指標です。流域雨量指数は、全国の約20,000河川を対象に、河川流域を1km四方の格子(メッシュ)に分けて、降った雨水が、地表面や地中を通って時間をかけて河川に流れ出し、さらに河川に沿って流れ下る量を、タンクモデルや運動方程式を用いて数値化したものです。流域雨量指数は、各地の気象台が発表する洪
こんばんは。今回は図10の15日12時における地上実況図についての問題です。まずは作図の問題で、解答図に992hPaの等圧線を1本の実線で、988hPaの等圧線を1本の破線で記入せよ、という内容です。気圧値や風向の分布w参考にしながら描いてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1解答図はこちら⇒気象業務支援センターHP「過去の試験問題」問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。29日分の考察編は次回更新
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験2今回は、本文を読みながら、空欄に入る適切な語句または数値を考えてみます。まず、『地上天気図によると、モンゴルには中心気圧(①)hPaの高気圧があって南東に10ノットで移動している。一方、北海道西部の渡島半島付近には中心気圧1006hPaの低気圧があって東北東へ25ノットで進んでいる。』とあります。(気象庁HP:知識・解説>天気予報等で用いる用語>全般気象情報などに用いるアジア・北西太平洋域の地名、海域名よ
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識今回のケースは日最高気温ですが、気温の他に、降水量、降雪量、風速といった具体的な数値で示す予報のことを、「量的予報」とよんでいます。この量的予報の精度評価には、平均誤差(ME)と二乗平均平方根誤差(RMSE)が用いられています。平均誤差(ME)とは、実況値から見た、予報値の系統的な偏りを示す指数のことをいいます。具体的には、予報値と実況値との差を求め、そのそれぞれの差を積算したものを予報回数で割ることによって求め
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。今回は考察が長くなりそうなので、①〜⑤を前半、⑥〜⑫を後半に分けることにしました。第65回試験・実技試験1今回と次回は、本文を読みながら空欄に入る適切な語句、数値などを考えてみます。まず、『図1によると、潮岬の南東110kmには中心気圧975hPaの(①)(②)台風第XX号があって北西へ6ノットの速さで進んでいる。』とあります。今回の実技試験1は、2023年8月14日21時を初期時刻とする、台風7号(2307号)を主とする内容にな
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(a)まず、台風(熱帯低気圧)の発生源について「一般気象学」p232、図8.23『1979年から1988年に発生した顕著な熱帯低気圧の経路』を見ながら考えてみます。図によりますと、赤道を挟んで南北の緯度5°くらいまでは台風がほとんど発生していないことがわかります。これは台風(熱帯低気圧)の渦の生成に必要なコリオリ力がこの付近では小さいためによるものです。したがって、本文の内容は正しいとなります。(b)一般的な台
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問7問題文では「気象災害に関する気象用語を用いて」とあります。気象災害に関する予報用語を用いた災害名については、気象庁HP:知識・解説>天気予報で用いる用語>気象災害に関する用語から覚えるしかありませんが、これを見ながら3つ適切な用語を考えてみますと、大雨による洪水による「洪水災害」大雨による浸水による「浸水害」大雨による土砂の移動による「土砂災害」が挙げられます。よって順不同で、洪水災害、浸水
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・一般知識(a)「一般気象学」p143、図6.12傾度風速と水平気圧傾度力の関係を見ながら考えてみます。地球上を水平移動する単位質量の空気塊を考えます。地球の自転による効果によって物体の移動速度に比例してコリオリ力が働きます。角速度Ωで自転している地球に固定された座標系上では、北半球の北緯φの地点を運動の速さVで水平移動する単位質量の空気塊に働くコリオリ力の水平成分の大きさは、2Ωsinφ×V=2Ωsin
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問4まず、問題に入る前に、初期時刻の台風が最盛期のときの700hPaの特徴として湿数と鉛直流、及び850hPaの気温について見てみます。【700hPa湿数】初期時刻(14日21時)の台風中心及び半径150海里の範囲を図4(上)に重ねてみますと、範囲のほぼ全域で網掛け域であり湿数3℃以下の湿潤域であることがわかります。【700hPa鉛直流】今度は、図3(下)に重ねてみます。ここでも範囲のほぼ全域で鉛直流が負
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識今回は、ウィンドプロファイラ観測において、4月のある日の9時の地上天気図の状況から天気図中にある(a)〜(d)の各地点はア〜エのどの高層風の時系列に当てはまるかという問題ですが、初めに「ウィンドプロファイラ」とはどういう観測機器なのかについて簡単に触れておきたいと思います。(美浜のウィンドプロファイラ2019.02.04「美浜のウィンドプロファイラへゆく。」より)ウィンドプロファイラは波長22
こんばんは。今回から第65回試験・実技試験2の問題に入ります。まずは2023年1月23日21時を初期時刻とする日本付近の気象概況についての穴埋め問題について、次回一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験2問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。13日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験2・問2図5(下)の千島近海に予想されている低気圧中心の位置を図7(上)に重ねてみますと、低気圧中心より北側は上昇流域、南側は下降流域になっていることがわかります。また、北側の上昇流域は、低気圧中心のすぐ北に-77hPa/hの極値を伴った強い上昇流域であり、南側の下降流域は低気圧中心のすぐ南西に+59hPa/hの極値を伴った強い下降流域となっています。解答では、低気圧中心付近の「鉛直流」とありますので、上昇流域と下降
こんばんは。今回は、図4(下)において、停滞前線にほぼ直交する線分ABに沿った図5の鉛直断面解析図についての問題です。まず初めの(1)では、図5より800hPaと900hPaの停滞前線面の位置の緯度を求め、さらに800hPaと900hPaの間の停滞前線の傾きを求めてみます。この最初の問題が後々の問題の解答に影響することが多いですので、確実に押さえておきましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1中国山地と台風でイメージとして「広戸風」を思い出しましたが、今回は直接的な関係はありません。広戸風については第39回試験・実技試験2で出題されていますのでチャレンジしてみてください。さて、鳥取県において降水量が多くなった理由ですが、まず、「台風の経路との関係」というところから考えてみます。図11に着目しますと、台風の経路は問6(1)の結果より、24時間前の中心位置から潮岬の東側を通過し、問5(2)で
こんばんは。早速ですが、前回の続きを考えてみます。第65回試験・実技試験1次に、『台風第XX号には(⑥)警報が発表されており、停滞前線付近の波線で囲まれた領域には(⑦)警報が発表されている。』とあります。(気象庁HP:知識・解説>天気図について>アジア太平洋域実況天気図の説明より)まず、台風XX号についてですが、台風の南側に全般海上警報を示す[TW]の記号があります。これは上の一覧より海上台風警報で、台風による風が最大風速64ノット以上であることを表しています。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識(a)まず、本文中の「水蒸気の混合比が高度によらずほぼ一様な対流混合層」について「一般気象学」p155図6.24「地方時の正午ごろ、大気境界層内の温度、温位、風速、混合比の高度分布の模式図」を見ながら考えてみます。上図はその飽和水蒸気圧の値について模式的にグラフで表したものです。このグラフからわかることは、飽和水蒸気圧の値は温度が高温になるにつれて空気中に多くの水蒸気を含むことができることです。す
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・一般知識空気中では、その空気を構成する窒素や酸素、二酸化炭素などの原子や分子に加えて、雲粒やエーロゾルといった微粒子が浮かんでいます。太陽光線が入射してこれらに衝突しますと、いろんな方向に反射されて進んでいきます。このことを散乱とよんでいます。電磁波に衝突する粒子の大きさが、電磁波の波長の約1/10以下と十分に小さいときに起こる散乱を「レイリー散乱」とよんでいます。太陽光線に対して衝突する粒子の対象が空気を構成する原子や分
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・一般知識(a)成層圏において、酸素分子が波長約0.1〜0.32μmの紫外線を吸収しますと、2つの酸素原子に分裂することが起きます。この現象を光解離とよんでいます。これによって生じた酸素原子が酸素分子と結合してオゾン(O3)となることでオゾン層が形成されます。したがって、本文の内容は正しいとなります。(光解離気象庁HP「オゾン層とは」より)(b)先ほどの(a)で考察しましたように、成層圏オゾンの
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識3つの異なる年の2月の天候について、その3つが「冬型の気圧配置が例年より強かった年」、「北海道付近は低気圧の影響を受けやすく暖かい空気が流れ込みやすかった年」、「冬型の気圧配置が例年より持続しなかった年」としたときにまず、図A、B、Cにおいてどれに該当するのか考えてみます。(図A)平均気温平年偏差では全国的に気温が高く、特に東北から山陰にかけての日本海側において日照時間が長い傾向を示している特徴から、「冬型の
こんばんは。今回の専門知識は、流域雨量指数についての問題です。流域雨量指数とはどういう指標なのか、どのように算出されるかなどについて触れながら次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・専門知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。27日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。今回は、図7の館野の状態曲線を使った問題です。館野の1000hPaにある空気塊が、断熱的に東日本の脊梁山脈を越えて新潟県の1000hPaに達したときの気温と相対湿度を求める内容です。フェーン現象を状態曲線(エマグラム)を用いてそのように操作して求めるのか、次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問3問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。21日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。今回の一般知識は気象業務法より主に第24条の2以降の気象予報士に関する規定についての問題です。(a)〜(d)の各文で規定されているもの、されていないものはどれかについて次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・一般知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。25日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。今回は、図7(上)において、長さ1000km以上の西南西から東北東に延びる帯状の上昇流域が日本海付近、東日本の南東海上、および日本の南から東の海上にかけての計3列あることについての問題です。①と②の枝問があり、今回の①はこれらの3つの上昇流域に対応する図5(上)から読み取れる3つの強風軸の東経135°における高度を低い方から順に答えよ、という問題です。図5の500hPa面における強風軸とはどこにあたるのか、次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・実