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第90審/至高の検事26組から絶縁状を出されてしまった京極。面会に訪れるものもいるだろうに、京極はそれを弁護士の山城から聞かされたのだった。いつも落ち着いている京極が激怒、椅子を投げつけて暴れる。絶縁されたことに切れているというより、されるはずがないということのようだ。組長がじぶんの首を切るはずはない、誰か裏で絵を描いているやつがいると。事実、組長は京極を気に入っており、雁金はそれを説得することでこれを実現したのである。猛の件で構成員を私物化するようなふるまいをとったことを雁金は
第77審/至高の検事⑬京極の息子・猛をうっかり殺してしまった犬飼。当初は壬生がなにか知ってるのではくらいで九条を通じて連絡をとろうとしていた京極だったが、やがて逃亡中だった犬飼の連れふたりが捕まり、ぜんぶわかってしまう。逃げてきた犬飼は壬生と合流、九条と今後のことについて話し合っているところだ。といっても、京極の弁護もつとめる九条は、利益相反になるからということで、犬飼の弁護はできないという。だが、1年たって埋めた死体の死因わからないようになれば検察は起訴しない。だから、犬
第89審/至高の検事25嵐山と取引をして九条を売ることになった壬生。壬生は京極の武器を提出することで自首し、みずからの身を守るとともに、10年間京極を封印することに成功したわけである。と同時に、犬飼への逃亡示唆ということで九条についても告発、壬生はその取引の結果無事外に出れたわけである。烏丸のサポートもあり、伝家の宝刀20日カンモクパイで解放されたっぽい九条が壬生と会う。ダーチャみたいな謎の家である。いや、以前こんな描写があったような気も?壬生はご機嫌でプロテイン入りコーヒ
第486話/ウシジマくん72ウサギを殺されて、滑皮が「そういう男」だということを改めて認識した丑嶋は、無事だった高田が連れ逃げてきたウサギを、みずから始末する決意をするのだった。滑皮は、それが仮にウサギのような、一見すると些細な事物でも、相手のダメージになるとみれば、徹底した攻撃を加えてくる。だったら、弱みそのものをなくしてしまう以外、滑皮に勝つ方法はない。このような理屈である。しかし、それはやめたほうがいいだろう。前回くわしく考えたが、ウサギは丑嶋にとっての聖域であ
第491話/ウシジマくん77外国人たちがつぶされたプレス機、と同じかどうかよくわからないが、ともかく同じようにされつつあった丑嶋。柄崎は必死で目を覚ますように訴えかける。丑嶋は拒否したようだったが、潰される直前、丑嶋はついにヤクザになって出頭すると、敗北宣言をしたのだった。そのために盃を交わさなければならない。滑皮は柄崎に酒と盃を買って来いという。だが、いちばん近くのコンビニまで往復30分。新宿まで1時間半ということで、ギリ例の劉との商談に間に合わない。鳶田がそう
第490話/ウシジマくん76柄崎に「売られた」ことでついに滑皮に確保されてしまった丑嶋。滑皮は鳶田とともに、丑嶋拉致や豹堂殺害実行犯である外国人たちを始末する。豹堂の死体はあえてそのままにされている。その犯人として出頭するか、この場で死ぬか、丑嶋に残されている選択肢は少ない。外国人たちがごみを圧縮する機械のなかに投げ込まれる、ひとりは息があったようだが、どうやらリアクション要員だったっぽい。うえに鉄くずを大量にまいて、壁が倒れてくる感じだ。悲鳴とともに立方体
第489話/ウシジマくん75滑皮を殺す決意をした丑嶋。上手くいかないことは目に見えており、柄崎はなんとか彼を説得しようとしたが、丑嶋はかたくなだ。そうしたところで、目を覚ました丑嶋の目の前には銃口、例の外国人につかまって、丑嶋は滑皮の待つ廃棄物処理場につれてこられるのだった。同じ現場には柄崎もいる。震えて、なにかを考えているようだが、元気はない。滑皮にいわれて、柄崎は丑嶋の荷物を鳶田にわたす。ホテルを出るときにいっしょにもってきたのだ。銃と、札束と、水である。
第85審/至高の検事㉑九条弁護のため、一時的に居候していた流木のもとを離れ(同じ事務所にいると、九条を告発した壬生の弁護を流木がしているから、利益相反になる)、独り立ちした烏丸。九条の事務所でそのまま仕事をするっぽい。電車のなかで舌打ちされて相手を暴行した船井という男が事務所にきている。「推しが尊い」と書かれたトレーナーみたいのを着ている。推しの服を着るのはわかるが、「推しが尊い」を背負って生きるというのは、なんかすごいな。「世界平和」みたいなことかな。すでに
第82審/至高の検事⑱40日ぶりくらいで九条の大罪が掲載だ!久しぶりすぎてこれまでの考察とかほとんど忘れてしまった。犬飼に逃亡を示唆した犯人隠避の疑いで九条が捕まったところだ。九条は独り言として指示をしていたし、録音などもないとおもうが、九条の指示で京極の武器をもって出頭した壬生がばらしたのである。壬生の意図はまだ不明だ。そこで九条は、かつてじぶんの事務所に居候をしており、反社についての価値観のちがいからたもとをわかり、いまは九条の師匠である流木のところでイソベンをして
第86審/至高の検事㉒九条の弁護士となった烏丸が九条と向き合う。すると、思い出すことがあると烏丸はいう。父親が殺された「東海道新幹線新横浜駅連続殺人」の事件だ。この担当検事が、九条の父、鞍馬行定なのだ(フルネームはたぶん初登場)。今回はその回想である。裁判は、殺したのか殺してないのかというところではなく、動機についてもめているところらしい。犯人はまず住居のアパートで、隣人の中林敏子を小野で殺した。なんでも、メールのなかみがツイッターにもれていて、それは中林がおしゃべりでばらし
第87審/至高の検事23伏見組が壬生の仲間を探してまわっているのを受け、壬生が捕まっている状況で、久我がかわりを務めてひとりひとり隠しているところだ。菅原はすでに韓国にわたっていて、久我にもはやく来いといっているが、壬生との約束があり、久我はなかなか逃げられない。しかし仲間から連絡を受けてホテルまで向かうところで、久我はついに伏見組に見つかってしまった。やりとりをしていた仲間はすでにつかまってぼこぼこにされており、いわれるがままにメッセージを送っていたようだ。若頭補佐の雁金
第93審/生命の値段②白栖医院長がSMのプレイルームみたいなところで楽しんでいるところだ。全裸で椅子に全身を固定させて、おしっこをがまんしている。いや、おしっことは限らないのか・・・近くにはムチムチの女王様がいて、そこでやれと命令している。が、どこか含みのある表情だ。部屋のドアにはサンダルがはさまっていて、しっかりしまっていないのである。そして、スマホをもった壬生が黙って去っていく。女王さまは前回壬生が白栖にいわれて呼んだ子で、彼女はおそらく壬生の指示を受けていてドアを開けておき
第88審/至高の検事㉔嵐山の人格攻撃を含む取調べときつい環境のせいで暗い記憶ばかり思い出してしまう九条。ノートに心情を記しつつ、あるところで突如ペンをガリガリかんでしまうのだった。前回の描写では、うつろな表情も含めて、狂気や崩壊のようなものが感じられたことはまちがいなく、そのように読んだし、それでまちがっているわけではないのだが、九条はおもったよりぜんぜん正気であり、ただ子どものころの癖が出てしまったというだけのことのようだ。とはいえ、かたいペンの先は細かく砕けていて、嚙むと
第480話/ウシジマくん66追い詰められ、迷いの先にこたえを見出せず、丑嶋は滑皮から預かっている銃をくわえるのだった。そこへタイミングよく柄崎の母・貴子から電話がかかってきたので、丑嶋はいったん気持ちを飲み込んで出る。今日は柄崎母の誕生日で、毎年丑嶋は参加してるみたい。だから、すき焼きの肉をたくさん買って、今年もくること前提で、柄崎母は準備を進めているのである。柄崎じしんも夕方にくるそうだ。柄崎から電話がないのは奇妙だが、すでにそのはなしはしてあるか、柄崎と柄崎母
第92審/生命の値段①九条の逮捕・釈放を経て、新章で再開!ぜんたいに服の印象が黒っぽくなって変わっている。ずいぶん前のことになるが、釈放されてささやかなお祝いをしたとき、逮捕された人間にとって、たくさん接見に来てくれる弁護士がどれだけ心強いか理解した、といっていた。そして、よりいそう精進すると。そのことそれじたいは、理屈としては九条も知っていたはずである。それを実体験的に、肌で理解したというはなしだ。つまり、じぶんはまだ依頼人の立場からは遠いところにいたということを悟ったわけである
第97審/生命の値段⑥相楽と九条が駐車場で遭遇したところだ。烏丸との会話で法曹界の恥さらしと謗られ、それを九条が近くで聞いていたという状況である。九条は、「守銭奴弁護士」という相楽の噂についていう。ものを食べながら不敵な態度である。相楽としては、まず無礼だということもあるが、利益をあげるののなにが悪いというはなしだ。しかし九条は感想を述べたわけではない。世間の噂を教えてあげただけだ。相楽は九条が高級車に乗っていることをいう。ヤクザの金でそうして潤って、よくいえたなと。だが
第25審/自殺の心境③自殺した植田の件で、九条を追っている嵐山という刑事から電話がかかってくる。嵐山はそれを、壬生が金融屋から買い取って賃貸していた物件、というふうに言い換えて、すなわち「ヤクザ物件」だとわかっているのかと問う。九条は、違法ではなく正攻法の債権回収方法だという。問題なのは介入しているのがヤクザ(半グレ)だということで、結果としてそれで植田は自殺することになった。嵐山も法律的にどうこうというはなしをしたいのではない。「身の置き場に気をつけないとな」と、じぶんの存在
第91審/至高の検事27ブラックサンダーが釈放された九条を隠しきれない喜びとともに迎える。ブラックサンダーは烏丸が面倒をみていたので、烏丸もセットだ。お祝いに流木と薬師前も呼んでるということだ。そして、この日は母親の命日でもあるらしい。なんか、父親的なものとの確執にばかり目を向けてきたので、九条の母親がどうなっているのかというのは、意外と考えたことなかった。亡くなっていたのか。九条はブラサンといっしょにまず母親の墓参りに向かう。また雨が降っている。第10審、はじめて蔵人が
第96審/生命の値段⑤伏見組の報復から逃れ、別荘みたいなところに隠れている壬生を、伏見組に属する宇治が訪れているところだ。ふたりは旧知のなかで、9条破棄という信念で一致する盟友だ。宇治は、こんなところにいないではやく海外に身を隠すよう壬生にいっている。運営している介護施設や飲食店は、伏見組に吸収された久我がうまいことやっているらしい。だが、壬生はまだやることがあるというのだった。なんか壬生の顔つきが九条に似てきてるな。相楽が義父らとゴルフにきている。相楽も婿養子になっ
第94審/生命の値段③初登場の平川幸孝がおそらく不必要な入院をお年寄りに迫っているところだ。幸孝は白栖総合病院の医院長、雅之の次男で、正孝の弟である。名字がちがうのは、ちがう病院の平川に婿養子に入ったからだ。父が相楽弁護士のところに相談にいっているところで、兄弟が話し合う。次期医院長については、正孝が辞退したいとしているのを受けて、幸孝にはなしがいっているらしい。だが、彼は平川委員の婿養子、そうかんたんに首肯できることではない。そもそもなんで辞退したのかというところで、弟は兄の
第98審/生命の値段⑦白栖雅之医院長が検察に逮捕されたところだ。取り調べるのは九条の兄、鞍馬蔵人である。内容としては、ファクタリングということで、またややこしいが、支払われる予定になっている診療報酬を債権にしてファクタリング会社に買い取ってもらい、先にもらうということのようだが、そのことじたいは違法ではないという。ただ、その際に架空の請求書を発行してしまったようなのだ。つまり、債権を発行した時点では存在していなかった売上を捏造したということだろうか。期日までにファクタリング会社に
第95審/生命の値段④壬生と離れてから伏見組付けになっている久我である。家を出るときには、やるぞ!と口に出してやる気があるようだが、組でこなす雑務はモチベーションがどうとかいうものではない。いじめられながらトイレ掃除である。敬愛する壬生のことがあるから、がんばることができるというようなところみたいだ。ときどきでてくる半グレみたいなヤクザふたち組だ。介護施設で働いてたから便所掃除得意なんだろうと、掃除が不徹底であると責める。介護施設で働いてなくても久我はなんとなくていねいに掃除を
第492話/ウシジマくん78(最終回)闇金ウシジマくん、最終話です。いつものあの歌舞伎町の光景。ニギニギとひとが行き交うなかで、丑嶋が取り立てをしている。丑嶋は、路上生活者にも容赦ない。建物の裏側みたいなところにいる女性っぽいひとは2万いくらかの金をどうにか用意したようだが、ふつうに道に横になっているおじさんからは1000円だけ回収している。酒とおでんを買うためにとっておいた金ということだが、借りた金は返せと丑嶋はいう。あとの展開も考えると、ほんの少し気になる
闇金ウシジマくん(13)(ビッグコミックス)Amazon(アマゾン)605円↓出会いカフェくん感想カテゴリ(PCのみ)http://ameblo.jp/tsucchini/theme-10007563540.html↓出会いカフェくん最終話http://ameblo.jp/tsucchini/entry-10142712197.htmlまとめっつっても、特に新しい感想はないのだけど…。とりあえずコミックス読みました。ふーむ…いくつか修正点があるにはあるな
最近、話題のニュースは裏事情が分からないことばかりで、闇を感じてしまう……だからなのかしら……?!『闇金ウシジマくん』(真鍋昌平著・小学館)が無性に読みたくなる。切れ味鋭い名言ばかりが並ぶ、超・名作漫画で、今日は「スーパータクシーくん」が読みたい気分。娘の値段10万円…売るか逃げるか?借金漬け保身クズドライバーの選択【第146話スーパータクシーくん⑫】前回の動画はこちらhttps://youtu.be/DXqOrgOGqs0「闇金ウシジマくん」が、YouTube漫画動画でもまた金
パピコに見る、読者モデルの生態2022.09.292019.01.10モデルと読者モデルは大きく違う。本来、読者モデルは職業ではなく、思い出作りのイベントだ。自分から雑誌に応募をして、自腹の数万円の服を着こみ写真をとってもらい、数千円のギャラをもらって帰る。人に見てもらい、褒めてもらって自分に価値があると思いたいからやっている。パピコもそんな読モの典型。稼げない+そこに集まる若い女性という構図には、悪い予感しかしない。読者モデルは仕事じゃなくて趣味。パヒコの価値基
第363話/ヤクザくん⑩鼓舞羅の件ですっかり評判を落とし、鳩山組長にも嫌味をいわれている熊倉は、誕生日に高い時計でも買ってご機嫌をとりたい。だから、彼らはヤクザなので、誰もがそうしているように、じぶんより下の位置にいるものに金を要求する。熊倉は滑皮に400万もってこいと命令したのだった。そして滑皮もまた、流儀にしたがい、建前は面倒を見ていることになっている丑嶋に金を要求するはずである。滑皮からの電話なんて舌打ちものだとおもうが、戌亥と食
『闇金ウシジマくん』は今週もおやすみ。来週から再開予定です。先週はバキもやすみだったし、なんか感想ぜんぜんやってない感じがすごいな~今日は先日12巻が発売されて、単行本でも完結をしたサラリーマンくん編について書こうかと。サラリーマンくんに関してはたぶんこれで最後になるとおもいます。とはいえ、テーマやキャラクターなどの分析は週刊連載時の感想でしつこいくらいやっているので、ここではとりあえず「通して読んでみた直観」ということに特化してみたいとおもいます。また後半が小堀の妄想なんじゃないかという説
第78審/至高の検事⑭九条の導きで犬飼は1年海外に隠れて死体の状態が変わったころに自首、壬生は預かっている京極の武器を警察にもっていって京極を封じ込め、というところでだいたいはなしがついたっぽいところ、壬生に大気中の菅原から電話がかかってきた。戦争がはじまるかもしれない状況で、兵隊を集めてもらっていたのだ。とりあえずそれは不要になるかもしれないタイミングだったが、しかし電話の持ち主は京極なのだった。呼び出された菅原が京極に電話を貸してしまったのだ。菅原と京極がいるのは、犬飼の