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「香炉峰の雪」とは、女性が機智に富んでいることの例えのことをいうそうです。これは清少納言の『枕草子』の中にある話が由来です。平安時代、一条天皇の正室である中宮定子が、清少納言に「少納言よ。香炉峰の雪いかならむ(どんなであろう)」問うたところ、清少納言は御簾を上げ、それで、中宮はお笑いになった。そういうお話です。どういうことかといいますと、中宮は「香炉峰の雪は簾を撥(かか)げて看みる」(香炉峰雪撥簾看)という白居易(772年〜846年)の詩をなぞなぞにして、清少納言がそれに見事機転を利かせて答
先日、テレビで久しぶりに『空海』をやっていたので、録画しておいた。最近、やけに染谷将太を目にする機会も多いので、なんだか懐かしくなったのもある。『『陰陽師0』を見て安倍晴明神社へ詣でる』ゴールデンウイーク1日目の昨日は普通に出勤でしたが、日曜日の今日はパパ上のお弁当を作って届けたあと、映画を見に。夫婦で映画を見に行くことは滅多になくて、これま…ameblo.jp白楽天の黄軒も久しぶりに見たいし、そういえば『太子妃ラプソディ』の張天愛も出てたんだった。なにより、猫に泣かされた記憶がある。
『源氏物語』の著者として有名な紫式部は一条天皇の中宮彰子に仕え、新楽府を進講しました。新楽府は白居易の『白氏文集』所収です。楽府は「がふ」と読みます。進講とは天皇や身分の高い人に対して講義をすることです。一条天皇に先に嫁いだのが中宮定子、後に嫁いだのが中宮彰子で、二人は従姉妹同士です。中宮定子に仕えたのは清少納言でしたね。『源氏物語』で引用されている漢籍の半数以上は、白氏文集からです。ある論文(※)によると、259例中154例、59.4%とされています。断トツの一位、非常に多いですね。『源
*:..。o○○o。..:*梶間和歌プロフィール小説梶間和歌YouTubeチャンネル歌集『生殖の海』のご購入はこちら歌をやり取りするfacebookグループ*:..。o○○o。..:*近日中にインスタグラムにて読者プレゼントを始めます*:..。o○○o。..:*蘭省(らむせい)の花のにしきの面影にいほりかなしき秋の村雨藤原定家拾遺愚草員外雑歌330三十一字歌藤原定家全歌集3121【現代語訳】宮中で図書を司る蘭省の、錦のごと
大河ドラマ『光る君へ』第6話「二人の才女」見ましたー。時は寛和元年(985年)。2話~5話の4話連続ずっと永観2年(984年)だったのが、ようやく1年進みましたw(といっても前回は冬だったから、数か月過ぎただけか…)冒頭は、泣きながら父の胸に飛び込んだまひろと為時の、前回の続きから。あの様子を見て「何があったのかは聞かぬ。ただ、もう左大臣家の集いには行かないで良い」との台詞…なんか、すごくズレた気遣いだなぁと思いました。確かに、道長と交流を深めていたことも、あの夜に
この度18年以上ぶりに降り立った松山ん地前記事は松山空港からJR松山駅へ移動しアンパンマンが出てきて終わっとうけどそのつづきをお送りするったい(´∀`)ノ◆岡山行特急『しおかぜ』と高松行特急『いしづち』JR予讃(よさん)線を走行し、香川県の宇多津(うたづ)駅で分割する特急列車画像はJR四国8000系🚃1~5号車がしおかぜ号で6~8号車がいしづち号ねいしづち号のがガラガラやけ、そちらの自由席を押さえていざ出発~の前に◆JR四国名物!?列車の縦列停車ひとつのホーム(1番のりば)に真
大河ドラマ「光る君へ」から白楽天の詩が気になり上巻を予約しました。既に予約している本が上限数で、1冊だけ。すぐに、予約完了のメールが来ましたなぜなら私が通っている図書館にある本だから上下揃っていました。予約なしで借りられたのね・・・。明日、下巻を探して借りてきます。