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皆様こんにちは。額の激しいシワの治療です。ヒアルロン酸やボトックスをしてますが何も改善しないとのことでした。今回、2回目の切除です。今回は眉毛隆起と前頭骨の陥凹についても修正しました。皮膚は斜切開で切除後、眉毛部位の繊維脂肪組織を弁状に挙上して前頭骨の陥凹部位に敷き込みました。良い感じです。瘢痕も目立たない体質ですので、思い切って2回目の手術をしました。眉間部の直線瘢痕は将来的にZ形成しようと思います。
眼瞼の形成手術です。ほぼ眼瞼下垂の手術なのですが、哲クリではただ上がっただけの目にはしません。自然に睫毛基部を露出させ、外側重瞼線を明瞭化させます。便宜上、『キワ出し』『ライン出し』として学術的では無いですが、お許し下さい。
下眼瞼外反変形に対しての再建方法はいくつかあります①瞼板の緩みに対して瞼板をブロックで切除する方法(Kuhnt-Szymanowski法:発音良く分からない)②長掌筋腱・側頭筋膜を移植する方法③軟骨移植④皮膚移植・粘膜移植⑤中顔面のリフトその人の状態にあった再建方法があります。外反と言えばKuhnt-Szymanowski法一択ではありませんので、その辺りはカウンセリングで精査しましょう。
ペリカン手術後、傷の経過です真皮縫合をしっかり行い、表皮を合わせます。しかし、瘢痕は生き物ですね。術後7ヶ月まで肥厚しています(肥厚性瘢痕)人でも動物でも、皮膚が切れたら修復機序が働きます。要するに繊維組織が少なからず出来ます。この多寡が人種、個人間でかなり違います。7倍くらい希釈したケナコルト(ステロイド)を2回くらい注射してかなり改善しました。傷が目立ちにくくなるのは嬉しいですね。根本は形成外科医なのだと思います。形成外科は好きですね。
皆様こんにちは。学会も終わって、今日は仕事です。上眼瞼の形成手術を行って7ヶ月です。挙筋腱膜は右のみ少々前転。皮膚切除、眼窩脂肪の癒着剥離と中央寄せ、吊り上げ固定、蒙古襞形成と結構ヘビーでした。ヒアルロン酸が入っていて本来はくぼみ目です。眼窩脂肪は奥にひきこまれていました。これを剥離して脂肪弁として前方に引き出せるようにしました。剥離しないと前方に出てきません。そこで脂肪が奥に戻らないように吊り上げました。切開面で眼窩脂肪を強引に癒着させます。固定は3日でした。生え際出たと
『目は隠せません』初回手術、クリニック選びが大切です。ハム目修正術後1年2ヶ月。瞼の中央で睫毛から11~12mmで切開していました。スッキリとした瞼にするために7mmくらいで切開線の位置を設定しました。予定外重瞼線の修正を行ったり、重瞼高を合わせたりなど、ここまで3回くらい微修正しています。だいぶ落ち着きました。二重切開は切って縫えば二重になる訳ではありません。どこのクリニックも同じ手術ではありません。初回手術から哲クリへ
ハム目の幅狭修正です睫毛から10mm以上で切開されていました。新設切開線は8mm程度に下げました。吊り上げ固定で新切開線で折れ込ませました。術後1ヶ月です。新旧の切開線が2本ある状態です。気にする人もいれば、気にしない人もいるでしょう。
抜糸時です。前回、画角がいまいちだったので再度取り直しました。『ペリカン手術』等の施術名で見かけますが鳥のペリカンを施術名に入れたくない気がします『頤下~下顎部の形成術』としておきましょう輪郭手術後の頤下~下顎部のたるみをきにしていました。脂肪吸引や、ハイフ、糸で改善は難しく、弛んだ広頚筋を直に引き締めました。皮膚、皮下脂肪も余ってましたので除去していますにほんブログ村
ハム目の定義がはっきりしません。重瞼幅が比較的広く、厚ぼったい二重のことを指すと考えています。左の切開線の位置が右より2mm程度、高位で切ってました下方で切開して、挙筋腱膜前転が確実でした。安定していたので、吊上げ固定や袋とじ縫合はしませんでした。余剰皮膚がありましたので、1.5mm程度切除すると、新旧2本の切開線は一本に見えます。+αで、ROOFを切除して、よりスッキリした目元になりましたにほんブログ村
中顔面骨膜下リフト涙袋について。私は眼輪筋は除去しないので、涙袋が消失することはありません。術後1ヶ月ですのでまだまだ弱いです表ハムラとアプローチは何ら変わらないのです。表ハムラで眼輪筋を除去すれば涙袋は弱くなる、除去しなければほとんど変わらない。骨膜下リフトもそれと同じです。何故、骨膜下リフトすると涙袋が無くなると言った意見が跋扈しているのか........ま、宣伝が足りないからでしょう。と言うことで、表ハムラといっしょです。ついでに
皆様こんにちは。6月に入りました。今月はJSAPSの地方会が京都であります。これには参加しないと専門医の維持が大変になります。6月は閑散期なのですが、何だか色々と多忙です。ヒマが出来れば修正してるからですかね...................骨膜下リフトの6ヶ月です。頬は上がってますね。良いのではないでしょうか
術後4日目の経過。内出血はこの程度です。nasojugualgroove、malargrooveは中顔面が挙上するので目立たなくなるのは当たり前ですね。中顔面を上げれば良いのです。それだけなのです。クマの治療も色々ありますが、最終手段として、頬っぺたを骨膜ごと引き上げる。これもアリだと思います。ついでにほうれい線も浅くなる、jowlのダブつきも改善する、もちろんチークは上がる。良い方法だと個人的には思うのですが、プロデュース力が劣るのか、伝わらないのですよ。また、経過
中顔面骨膜下リフト術後3ヶ月チークは丸く、高い位置にあります。法令線、マリオネットラインまでスッキリしています。nasojugualgroove、malargrooveは中顔面が挙上するので目立たなくなるのは当たり前ですね。中顔面を上げれば良いのです。それだけなのです。クマの治療も色々ありますが、最終手段として、頬っぺたを骨膜ごと引き上げる。これもアリだと思います。良い方法だと個人的には思うのですが、プロデュース力が劣るのか、伝わらないのですよ。4枚目はダウンタイムの参
中顔面骨膜下リフト術後1ヶ月長期経過はまた載せます比較的、腫れてないほうだと思います。OgeeCurve出来てると思います。睫毛下切開は睫毛の0.5mmくらい下を切開しています。尾側の皮膚は皮膚面に対して20度くらいで斜切開します。斜切開しないと皮膚厚ギャップが線状瘢痕となることが多いです。本人様がおっしゃるには、上瞼が開き易くなったそうです。写真では眼瞼下垂が若干は改善していると思います。理屈としては、中顔面が挙上して眼窩に圧迫がかかり、それに伴い眼球自体も挙上したのだ
上眼瞼の形成手術、術後1年6ヶ月です。ま、眼瞼下垂症手術と同じです。腱膜を使っての重瞼作成ですから重瞼線は明瞭です。1年半経ちますが取れません。皮膚までの遊びを確保しているので食い込みません。
中顔面骨膜下リフト術後1ヶ月中顔面上げるとゴルゴ線が目立ちにくくなりました。これでもvolumeが足りないので、次回脂肪を移植しようと思います。
脂肪移植では吸収も多く、volume調節が難しいです。注入というのが最大のメリットですが、何回も手術はしたくないですね。そこで、鼠径部から皮膚を採取して陥凹部位に移植します。糸で誘導してしっかりと上下で緊張かけて固定します。真皮移植のほうが吸収は少ないと思います
いわゆるハム目の修正シリーズです。3枚ありますのでお願いいたします。蒙古襞をはるかに越えて睫毛から10mm以上の高さで『平行』に切られていました。『平行型』は平行に切って作るものではありません。また、患者さんも『平行』に切れば平行型になると考えている人もいます。高い位置で切開すると生え際は出ません。修正は睫毛から7~8mmで切り直しです。瞼板前組織が緩み過ぎてアイラインが描けない状態でしたので、余剰挙筋腱膜を目尻~目頭に配置しました。幅狭修正は難儀です。多くは吊り上げ固定
田中哲一郎onInstagram:"グラデーション処置術後3ヶ月鼻翼基部のスパイク(縫合糸痕)には良く効きますね。腫れることを想定して縫合しないといけません。Bite(つかみ)も大きすぎます。基本は皮下埋没縫合でしっかり段差を無くして、表面はずれない程度に結紮圧を緩く、Biteを小さく縫合します。Biteが大きく、結紮も締め込み過ぎるとこのようにスパイクが出来ます。高周波メスで突っ張りは切断して、カラーコントラスト差はドットの瘢痕を新たに入れて誤魔化します#形成外…1
こんにちはフェイスリフトです全部はお見せできませんSMASという表在性筋膜上を剥離していきます頬、下顎部は脂肪吸引を追加します
鼻翼変形術後4か月鼻翼縮小で修正を繰り返す度に外側鼻翼がどんどん外側に引っ張られたそうです。再建はVYadvancementflapの挙上以外は考えられませんでした。植皮はパッチになります。組織厚が合いません。腱膜採取して鼻翼ー鼻翼をループにかけても張力強くて戻ってしまうと思いました。で、VYです。外側鼻翼を切除してある程度は鼻翼縮小になりますが、ある切除量を超えると、綱引きの法則で、頬側に引っ張られます。それを切って修正しようとしてさらに組織欠損が広がったと考えられます。
中顔面骨膜下リフト。術後2ヶ月ほとんど弛みが無い人ですので、変化量が微細です。それでも、頬が上がって、下顔面がスッキリしていることがお分かりかと思います。下顎のラインもスッキリ・シャープになりました。2枚目は涙袋についてです。涙袋は眼輪筋の収縮によって強調されます。私は眼輪筋を除去しないので、涙袋は必ず元に戻ります。手術刺激によって一時的に麻痺してパ二くる人がいますが術後1ヶ月くらいから眼輪筋の収縮が回復して、術後3ヶ月くらいでほぼ元に戻ります。2枚目は涙袋についてです。
中顔面骨膜下リフト抜糸時長期経過はまた載せます比較的、腫れてないほうだと思います。OgeeCurve出来てると思います。睫毛下切開は睫毛の0.5mmくらい下を切開しています。尾側の皮膚は皮膚面に対して20度くらいで斜切開します。斜切開しないと皮膚厚ギャップが線状瘢痕となることが多いです。本人様がおっしゃるには、上瞼が開き易くなったそうです。写真では眼瞼下垂が若干は改善していると思います。理屈としては、中顔面が挙上して眼窩に圧迫がかかり、それに伴い眼球自体も挙上したのだ
中顔面骨膜下リフト涙袋について。私は眼輪筋は除去しないので、涙袋が消失することはありません。表ハムラとアプローチは何ら変わらないのです。表ハムラで眼輪筋を除去すれば涙袋は弱くなる、除去しなければほとんど変わらない。骨膜下リフトもそれと同じです。何故、骨膜下リフトすると涙袋が無くなると言った意見が跋扈しているのか........ま、宣伝が足りないからでしょう。と言うことで、表ハムラといっしょです。
中顔面骨膜下リフト術後6ヶ月チークは丸く、高い位置にあります。法令線、マリオネットラインまでスッキリしています。nasojugualgroove、malargrooveは中顔面が挙上するので目立たなくなるのは当たり前ですね。中顔面を上げれば良いのです。それだけなのです。クマの治療も色々ありますが、最終手段として、頬っぺたを骨膜ごと引き上げる。これもアリだと思います。良い方法だと個人的には思うのですが、プロデュース力が劣るのか、伝わらないのですよ。術後1ヶ月は眼輪筋が収縮し
中顔面骨膜下リフト術後1年半長期経過が出てきました経過良好です。今のところ、後戻った感じはありません。チークが上がって、クマは少なくなり、アゴのラインもスッキリしています。上がり過ぎてムンクになったと言ったような意見があります。この方も少々頬はこけたとおっしゃっています。しかし、メリットが遥かに勝るのでそこは気にならないそうです。『ムンクの叫び』ほど凹むことは無いと思いますよ。
中顔面骨膜下リフト術後2ヶ月お化粧していて申し訳ございませんまた、近い将来撮影します。チークは丸く、高い位置にあります。法令線、マリオネットライン、ジョールのラインまでスッキリしています。この辺りは、術後2ヶ月ということもあり、今後、多少は後戻るとは思います。上がり過ぎて、本人様も術後1ヶ月あたりは困惑していました。やっと馴染んできました。頬が伸びる方向ってどの方向でしょう.............?人間は立位の時は頬は重力方向に牽引されます。寝ている時は耳の方向に
中顔面骨膜下リフト術後4か月経過は良好です。正面写真ではなかなか伝わりにくいです。側面写真ではしっかりと中顔面が挙上していることがわかります。ついでに睫毛下切開の傷ですが、ここの尾側辺は必ず斜切開しましょう。皮膚面に対して直で切開すると皮膚厚が合わず目立つ傷になります
額が元々狭いので、頭髪内で切除しました。向かって右の眉毛下垂が多いので右を13mm、左を11mm切除しました。毛髪内の斜切開です。帽状腱膜下を剥離し、前頭筋を全部とは言いませんがかなり切除しました。