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昨日のことを、書きます。帝、生後176日目の朝。朝は普段通りでした。私が目を覚ますと、いつものように枕元に座っていて。私の顔を、覗き込んでいました。ああよかった。この子は今日もまだ、生きている。帝くん♪と呼びかけると。カアァァーと、蚊の鳴くような声。衰弱しきって、力が入らないのでしょう。数日前からもう、ニャアとは言えなくなっていました。昨日の朝が普段と違っていたのは、朝ごはんを食べに来なかったこと。そして、繰り返し嘔吐があったこと。出てくるのは胃液だけ。嫌な
私が、冷たいんでしょうか?現実的で、冷静すぎるんでしょうか?今日は、本当はこの間の安楽死の事等のご質問に答えるつもりでいました。でも、今朝こんなコメントを頂戴して。帝の最後の日その1の、83番。写真は記録の為に撮影されたのでしょうか?それともブログに載せる為に撮影されたのでしょうか?どちらにせよ、目の前で帝君がグッタリ倒れているのに撮影されていた主様のお気持ちが私には理解しかねます。我が家もFIPで旅立った猫がいましたが、大切な家族の短く儚い命が今、消えそうな瞬間にカメラを手にするこ
この記事には、子猫の骸の写真があります。苦手な方は、この先ご注意ください。昨日は再び多くのご意見を賜りました。お礼申し上げます。死生観、宗教、文化的背景によって考え方が異なってもおかしくはありません。命の問題ですから、正解のない問題です。議論の余地は、大いにあって良い。でも、これだけは知っていただきたい。決めねばならない時が、来てしまうんです。その決断の瞬間は、まるで狂気。愛しているが故に、死なす。いや…殺す?こんな矛盾した決断が迫られる瞬間が、現実にあるんです。
猫伝染性腹膜炎の治療方法-皮下注射(Q&A)こんにちは〜猫でんちです!今回の記事で、猫ちゃんへの皮下注射のお話は最後です。よくある問い合わせ内容を1問1答形式で準備してみました!猫ちゃんへの皮下注射について準備編〜注射編までまだ読んでいない方は下のリンクを是非参考にしてください!猫ちゃんへの皮下注射についてのお話1、準備する物『猫伝染性腹膜炎治療初期-猫ちゃんへの皮下注射①準備する物』こんにちは、猫でんちです。今日から何回かに分けて猫伝染性腹膜炎(FIP)新薬の治
噂か、飼い主の主観か、客観的事実か?連載1回目、今日は日本のケースです。雑種より純血種の方がFIPになりやすい。FIPについて調べていると、そういった文章をよく目にします。でも、大抵それ以上は書いてない。どこまでそれは、客観的事実なんだろう?そう思って調べていて、見つけました。「品種別にみた我が国の家猫における抗猫コロナウイルス抗体の保有状況」動物臨床医学19巻(2010)2号この論文で疑問は氷解しそうです。FIPはFCoVが変異して発症します。この元凶であるF
車の中に常時セットしている移動用の猫キャリーです簡易トイレ付き猫たちは、出かけるときはいつもこのケージです2月27日の日曜日朝9時過ぎに家を出て札幌に向かいました札幌までは車で片道7時間1日で行って診察して帰るにはチャコの病状(体力)やダーリンの運転時間を考えてもちょっと厳しいということで猫と泊まれるホテルウィークリー札幌で一泊することにしましたトムもチャコも元気に部屋の中を探索していましたがチャコはまた食欲が落ちていて心配でした
薬を飲みきってから約1ヶ月経ち、今日再度受診して来ました。検査結果。。全ての数値が正常なんならちょっと太り気味(笑)とのことで、FIPの治療終了です!!元気モリモリ今日の治療費は7,040円治療費合計217,910円ついでに気になっていたことも相談してきました。●胃液を吐く➡️お腹が空いているんでしょう、とのこと。太ってるのに?!(笑)(気持ちはわかるけど、胃液を吐くほどの空腹って。。)●もう一匹のテンも最近オシッコの色が濃い➡️体重が減っていなければひとまず心配なし。
最近オババの正体が少しずつバレてきていて、なんだか恥ずかしいオババです。どうもここは恥ずかしがらずにサインでもするべきなのか?も~正体バレるんやったら真面目なコトしか書かれへんくなるやん。ちんちんさぁこの流れでしんみりなお話しちゃお今日は、FIPになったレオナルドのお話。『FIP~猫伝染性腹膜炎~』オレ、おむつ太郎。じゃなぁぁぁい!!オレの名前はレオナルド最近メリーズのオムツをつけ始めたからオババや旦那はんからメリーズって呼ばれてる。今日はオババと旦那は…ameblo.jp投薬
FIP治療薬GS−441524の価格を世界の水準に少し前に猫伝染性腹膜炎治療の世界の状況や歴史についてお話ししましたが、それを元にGS−441524の費用という少し現実的なお話しをしようと思います。まだ読んでいない方は、お時間がある時に読んでみてください^^FIP治療始まりの歴史と今後の方向性について『猫伝染性腹膜炎治療の始まりの歴史と今後の行くべき方向』猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療の歴史と今後の治療と思い何回かに分けて現在の海外を含めた世界的な猫伝染性腹膜炎の治療状況と様々
最近「猫伝染性腹膜炎にモルヌピラビルが効くよね」とか「猫伝染性腹膜炎にモルヌピラビルを使ってみた」と言う話をよく聞くようになった。確かに効果が出ている症例もいるみたい。モルヌピラビルがFIPに効くって言われると猫伝染性腹膜炎ウイルスを殺してくれる薬って勘違いしちゃう人もいると思
クリスマスも終わって、後はお正月を待つばかりですね。来年はもっと明るい希望に満ちた年になって欲しい⤴️。いつも寝るときは、このクッションで兄弟二匹仲良く収まってます。それはそうと、協力病院が増えたみたいですよ。兵庫県、埼玉県、北海道に増えて、全部で11病院になりました。協力病院のリストの最新はこちら。https://www.facebook.com/groups/656476648598496/?ref=shareFacebookグループ猫伝染性腹膜炎FIPCATJAPANの
入退院を何回かした時に‥先生が先生「も…これ以上は難しいかもしれない」と…16歳の体で…って私「16歳って、家にはなるより全然年上の子いますなるだってまだまだ…」そう話してたら母が止めました『これ以上なるに頑張れって言うのは酷な話…』って、母も泣きそうな顔でそう話していましたなるの体は5.5kgからたった…たった2週間で2kg台まで体重が落ちていました食べる事が大大大好きな子なのにご飯食べられなくなってあれだけ、ま
耐性・再発の猫伝染性腹膜炎の治療方法前回の記事でFIP治療中薬への耐性がついてしまうのかということをお話ししました。『FIP治療中の薬剤耐性について』猫伝染性腹膜炎治療中の薬剤耐性今回はFIPの治療中において5%程の確率で避けられない治療薬への耐性や再発についてお話ししようと思います。・・・猫でんちは、愛…ameblo.jpさて、今回は初回や再発治療中に思ったような経過にならない場合に、もしかして耐性がついたかも?という時にどのような治療を進めていくのかということをお話ししようと
おはようございます!今回は私の膀胱がんの話から少し離れて愛猫アマオウのことを書いてみます😽【アマオウが我が家に来てくれた!】アマオウ(オス3歳・猫種はミックス・キジ白柄)彼との出会いは2021年の12月29日。アマオウが1歳9ヶ月の時。横浜市のセンター北にある保護猫カフェケットシーさんのケージコーナーだった。アマオウは奄美大島でアマミノクロウサギ保護を目的とした奄美ノネコ管理計画により捕獲される。この計画はノネコと言われる野生猫を捕獲して1週間の命の期限をつけられて引き取り手がいなけ
この間まで、寒かったのにもう半袖って感じの季節ですね~~。お気に入りのベランダでごろごろです。少し前までは、布団虫~。猫のしっぽって、面白いですね。通常時...びっくりしたり、テンション上がると~狸のしっぽみたい。もふもふで癒されます~。
猫伝染性腹膜炎の治療方法-皮下注射(注射を打つ)こんにちは!猫でんちです。今回は待ちに待った!?注射を打つ方法についてのお話です。前回と前々回で準備するものと注射器に薬を入れる方法についてお話したので、この記事を初めて見る方はよろしければ参考にしてみてください^^猫ちゃんへの皮下注射についてのお話1、準備する物『猫伝染性腹膜炎治療初期-猫ちゃんへの皮下注射①準備する物』こんにちは、猫でんちです。今日から何回かに分けて猫伝染性腹膜炎(FIP)新薬の治療を行いながら
読者の皆さん。ご声援ありがとうございました。That’sexactlythelookIwant!Youcanstillstandup!#FIP帝の腹水が減ってます!そしてこの表情💪🕕FIPと診断されて1週間。私の帝はまだいけるんです。今日も一緒だよ😊#おはよう猫#枕元に猫#iphonexphotography.多くの励ましを頂戴し、お返事が追いつきません。全て拝読し、心強く感じております。ありがとうございます😊.#メインクーン#赤ちゃん猫#子猫#
こんにちは、院長の八木原です。この度、猫ちゃんの飼い主様からのご要望があり、当院でもFIP治療を開始することになりました。FIPは致死率ほぼ100%の病気として知られてきました。これはごくありふれたウイルスである猫腸コロナウイルスが猫ちゃんの体内で変異することにより発症します。発症すると、数日で死亡することもある恐ろしい病気です。FIPには胸水、腹水が貯留するウェットタイプ、内臓に肉芽腫性病変を作るドライタイプ、その両方からなる混合タイプがあります。従来、FIPの治療としてステロイ
今日は、ペット保険の質問に答えます。FIP発症から火葬まで、保険はどこまで助けとなってくれたのか。私の足、猫の引っ掻き傷だらけですね。よく寝ている間に、帝に攻撃されたものでした。帝はお迎えしたその日から、日本アニマル倶楽部のプリズムコールに入れていました。そこでは、保険の対象でした。一般的に考えて、対象外になるような病気ではないと思うんですけどね。ペット保険にご加入の読者さんは、今一度ご契約を確認されてもよろしいかと存じます。ご参考までに。日本アニマル倶楽部の保険で保
もう先週の話ですがこの前はだんなさんのことを書きました↓今回は我が家の猫ちゃんのこと左側の猫黒吉のことここ1ヶ月ほどあれ?食欲ないあれ?元気ないいやいやそんなことないかと続き4月10日頃からあきらかに元気はなく、ごはんのカリカリは食べずチュールは食べてたけれど水分もあまりとらずとなり風邪かな?と心配していて4月13日(土)病院へ熱39.5℃高め採血して補液と抗生剤の注射してもらう貧血もなく腎機能も悪くない「炎症反応による脱水」と先生より
今日は暖かかったですね。リモートワークで、出社する時間がなくなった分、運動不足解消のためにジョギングしてます😆。桜が咲いて、気持ちがいい季節です🎵。猫用マッサージを買ってみました😉アロ君は、うざがってる感じかな...😅。効果はあるのでしょうか...?ところで、協力病院が一気に増えたみたいです。北海道1件、宮城1件、神奈川1件、東京4件、千葉2件、埼玉1件、大阪1件、兵庫2件、広島1件、福岡1件ついに、九州にも協力病院ができました。九州に協力病院がなかったので、広島の協力病
帝がFIPを発症して以来、最も多かったご質問がこれです。FIPは、他の猫にもうつるのか?FIPはfelineinfectiousperitonitisの略、日本語では猫伝染性腹膜炎。伝染性というくらいですから。他の猫も感染してしまうのでは?と思いますよね、普通。それが、違うんです。他の猫に感染は、しないんです。そこが、ややこしい。FIPを発症する原因。それは猫腸コロナウイルス(CoV)が変異したもの、と言われています。CoV→FIPという変化が猫の体内で起こ
なぜ、どうしてFIPなんかに。それはあまりに、突然で…8月に入ってから、太ったな。当初はそれくらいに思っていました。だけど、腹部の膨らみ方が違う。比べてみましょうか。デブ猫の新之助は、脂肪。だから指で摘めます。帝の腹部は、まるで…水風船のよう。パンパンで、摘めるところがない。中に水が溜まっていると、素人でも想像できる。しかも、今週に入ってから急激に膨らんできたんです。今朝は盆休み明けの動物病院に、朝一で駆け込みました。帝を見るなり、獣医の顔が曇りました。私も、も
猫の飼い主が、最も聞きたくない3文字。FIP。秋生の癲癇。雛の慢性腎不全(と最近の原因不明の食欲不振)。実依のストルバイト結晶持ち。桃の停留睾丸(これは子猫の頃)。何かと病気持ちの我が家の猫の中で取り立てて何もないのが、この五郎。こちらは新之助、まだ6歳。五郎はこの春で推定9歳。二番目に長生きしている猫です。いくつになっても、甘えん坊。そして内弁慶な性格!五郎との相性問題で、隔離せざるを得なくなった猫は過去に何匹も…五月がまさにそうでした。五郎の親族か縁戚じゃな
猫ちゃんのFIP(猫伝染性腹膜炎)は非常に怖い病気であり、早期の発見、治療に結びつけたいものです。一方で、FIPの診断はなかなか難しいとも言われています。ここでは、FIPが疑われる猫ちゃんに対してどのような検査が行われるのか、また、どのような基準で診断されるのかなどについてご紹介していきます。多岐にわたる症状FIPの症状は多岐にわたりますが、まず初期症状としては以下のような点に注意します。・抗菌薬に反応しない発熱・食欲不振・元気がなくなるといったもので
闘病は、一喜一憂です。半日で容体が急変することだって、あります。今朝は、お腹のぽっこりが若干減ってきたように見えます。相変わらず水風船、触るとポヨポヨと弾力性はあるものの。薬が効いてきたのだと、思いたい!数日前の、こんなだった状態に比べれば。脂肪との違いは、素人でもはっきりとわかります。脂肪の場合はタプタプ、指で摘めます。腹水は摘めない。その一方で、今朝からごはんを食べません。用意し始めると、やっては来るんですよ。か細い声で、おねだりするんですよ。なのに、目の前に
昨日のFIP検査のご報告です。生後5ヶ月の子猫に下されるにはあまりに辛い現実でした。まず採血を行なって、全項目を検査。結果が出るまでの間に、超音波(エコー)検査を行いました。これは肝臓周辺。肝臓に異常は見られませんでした。黒く映っている部分が、腹水。上部のそら豆のような形状が、腎臓。こちらも問題はありませんでした。臓器の異常で腹水が溜まるケースでは、なさそうです。それにしても。どこを見ても、腹水で溢れている。腹部が水風船みたいにパンパンに張っているわけです。触れ
致死率が非常に高く、猫ちゃんにとって最も怖い病気であるFIP(猫伝染性腹膜炎)。この病気では、お薬を使った治療がメインです。ここではどのようなお薬を使い、具体的にはどのような治療を実施していくのかご紹介します。これまでは病気の進行を遅らせる「対処療法」が中心でしたが、近年では「克服する」方向での治療も出てきています。▶FIPの治療方針FIPの治療方法はいくつかあります。まず従来から実施されているのが、お薬による治療で、おもに次のようなものがあります。・抗ウイルス効果が期
【通院備忘録】ペッパーちゃん5月10日先週、外注検査に出してた検査結果が返ってきました。抗体価や蛋白分画はイマイチ決め手にはならなかったけど、胸水のPCRでコロナ陽性となってるので、ほぼFIPで間違いないみたいです。(そもそも胸水や血液にコロナは存在しないので、コロナ陽性ということはFECVじゃなくてFIPV)検体は胸水です。今日の血液検査結果は、白血球・SAA(炎症反応)下がった!FIP治療薬2回飲んでの効果か?ステロイドのおかげ??お会計はやてくんの治療に
また、コロナの患者が少しづつ増えてきてますね。収束する日はいつになるのでしょうか?自分は相変わらず在宅勤務です。ソイ君は仕事してると、こんな感じで膝にのってきます。夏は暑いので、やめてほしい...。毛布をかけてる感じで、本当~に暑い...。ソイ君は暑くないのかな...。膝にいない時は、弟猫のアロ君に乗っかったり...。スキンシップが好きな甘ったれ君です(^_^;)ごろごろして、よく階段から落ちないな...(・・;)それはそうと、MUTIANの協力病院が増えたみたいです。今ま