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お次の牧師はウィルです。最初にちょこっとでてきて、ウィンチェスターの牧師を引き継ぐのは3話目からです。2話まではシドニー・チェンバース牧師が出てきます。そして去って行きます。別れは寂しい😢⛪️ウィリアム・ダベンポートはシドニーとはタイプの違う牧師。演じるのはトム・ブリトニー。濃いイケメンです。バイクに乗り、ボクシングをし、ロックンロールを聴きます。信者に「ウィルと呼んで下さい」なんて言うものだから、夫人が卒倒しそうになります。※ちなみにこの頃はマグワイア夫人ではなく、チャプマン
ホロヴィッツの本を続けて読んだので、よい機会だから比較してみたい。『死はすぐそばに』と、この『マーブル館殺人事件』である。さすがはホロヴィッツ!どちらもまちがいなく面白い。面白いのだが、強く訴えたい注意事項が3つある。マーブル館殺人事件上〈カササギ殺人事件〉シリーズ(創元推理文庫)Amazon(アマゾン)マーブル館殺人事件下〈カササギ殺人事件〉シリーズ(創元推理文庫)Amazon(アマゾン)1.『マーブル館殺人事件』はシリーズ3巻目で
今回はNetflixで配信中の注目作『彼の真実、彼女の嘘』をご紹介します。WatchHIS&HERS|NetflixOfficialSiteTwoestrangedspouses—oneadetective,theotheranewsreporter—vietosolveamurderinwhicheachbelievestheotherisaprimesuspect.www.netflix.com本作はアリス・フィ
『ゲルマン・アムネシア』という言葉があります。マイケル・クライトンが提唱した概念で、「自分が詳しい分野の記事については情報の不正確さに気づくのに、知らない分野の記事はなぜか信じてしまう現象」を指します。この「認知の歪み」は、SNSやウィキペディアの説明を鵜吞みにしてしまう心理を的確に言い表しています。ダン・ブラウンの作品を読むとき、私はまさにこの現象に陥ります。ウィキペディア的な情報の嵐に飲み込まれ、「よくわからないけど、なんだかすごい!」と煙に巻かれてしまうのです。前作『
Netflixでアガサ・クリスティーの名作『セブンダイヤルズ』の配信が開始されました。全3話のリミテッドシリーズで、長すぎず短すぎずのちょうど良い尺でした。原作からはかなり大胆な改変が施されており、原作を読んでいたからこその驚きが随所にありました。舞台はロンドン郊外の壮大なカントリーハウス、チムニーズ館。パーティーの翌朝、朝寝坊の常習犯ジェリーを驚かそうと、友人たちが共謀して8個の目覚まし時計を彼の寝室に仕掛けます。しかし、いくらベルが鳴り響いてもジェリーは起きてきません。彼は睡眠薬
ハヤカワミステリマガジンのミステリベスト10で堂々1位となった前作「ハウスメイド」。刊行当初からシリーズ化が予告され、ミステリファン界隈をざわつかせていた待望の続編がついに登場しました。本作の舞台は前作から4年後。裕福なギャリック家のハウスメイドとして雇われたミリーは、雇い主のダグラスから「何があってもゲストルームには入らないこと」を強く言い渡されます。「静養中の妻ウェンディを煩わせないため」という説明に納得したミリーでしたが、ある日、血に染まったガウンを見つけたことで夫の虐待を疑い始め
「マーブル館殺人事件」著者:アンソニー・ホロヴィッツ出版社:創元推理文庫(2025/9/12)創元社HPより引用ギリシアでの生活に区切りをつけ、ロンドンに帰ってきたわたし、スーザン・ライランド。フリーランスの編集者として働いていたところ、予想だにしない仕事が舞いこんできた。若手作家が名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズを書き継ぐことになり、その編集を依頼されたのだ。途中までの原稿を読んだわたしは、作者が新作に自分の家族関係を反映しているのを感じる。ということはこ
「夜明けまでに誰かが」著者:ホリー・ジャクソン出版社創元推理文庫(2025/7/31)本作は2025年ミステリベスト10の中で、ハヤカワミステリマガジンで第2位、週刊文春で第2位、このミステリーがすごい!で第5位、という高順位を収めています。と言いつつ、実は未読でした。ピップの自由研究シリーズの結末が、どうしても私は受け入れられず、本作も手が出なかったのです。加えて、どうやらすごいサスペンスらしい…メンタル弱めの私はハラハラするのがほんとムリなので。しかし、これほど高評
大人気「自由研究シリーズ」の著者、ホリー・ジャクソン初の大人向けミステリーです。27歳のジェットはハロウィンの夜、何者かに殴打され意識を失います。2日後に目覚めた彼女が告げられたのは、殴打によって脳内に動脈瘤が形成され「余命はあと1週間」という残酷な宣告でした。手術しても成功率は10%。ジェットは10%の賭けには乗らず、「自分を殺した犯人を自分で見つける」と決意し、幼なじみのビリーと共に事件を調べ始めます。冒頭のハロウィンパーティでの登場人物紹介から、帰宅直後の殴打事件、そして余
ジョン・マクマホン『猟犬の誇り』をご紹介します。初めて読む著者の作品は、いつも期待と不安が半々です。しかし本作は、読み始めてすぐ「これは絶対おもしろいやつだ!」と確信しました。主人公はFBI捜査官のガードナー・キャムデン。殺人事件の身元確認のため現場を訪れた彼は、遺体が7年前の火災で死亡したはずの連続殺人犯だと知ります。さらに今度は、刑期を終えて出所したばかりの別の連続殺人犯が殺害される事件が発生。どうやら、「連続殺人犯」を殺して回る「連続殺人犯」が存在するらしい……。物語はガ
ドイツ人作家マルク・ラーベの、トム・バビロンシリーズ第2作『19号室』を読み終えました。『17の鍵』に続くシリーズ作品です。前作では、失踪した妹を追い続ける刑事トム・バビロンと、過去に深刻なトラウマを抱える臨床心理士ジータ・ヨハンスが協力し、トムの過去にもつながる事件を解決しました。今回はジータの過去につながる事件です。前作の事件から1年半後、ベルリン映画祭のオープニングで突如スクリーンに流れたのは本物の殺人映像……スナッフフィルムでした。被害者はベルリン市長の娘。映像の最後には、「次
写真記憶(カメラアイ)という特殊能力とドールハウスというモチーフ。この魅力的な組み合わせからどんな世界が立ち上がるのかと、わくわくしながら本を開きました。第二次世界大戦で夫を亡くしたメープルに残された遺産は、わずか12ドル67セント。弁護士資格を持ちながらも、「女だから」という理由で職を得られず、家のローンの支払いに頭を悩ませる日々を送っています。そんな彼女が思いついたのが、趣味で作り続けてきたドールハウスを売ることでした。ところが、届け先で待っていたのは依頼主の死体。警察は自殺と
マルク・ラーベの、トム・バビロンシリーズ第3作『スズメバチ』を読み終えました!『17の鍵』、『19号室』に続く本作は、時系列的には前作の事件から8か月後を描いています。ベルリンで公演中だったロックスター、ブラッド・ギャロウェイが警察のゲストハウスで惨殺死体となって発見されます。トムは再び臨床心理士ジータと組んで捜査を進めますが、事件はトム自身をも巻き込む驚愕の展開へ……。今回も不穏なプロローグから始まり、そこから怒涛の3日間が幕を開けます。並行して描かれるのは、まだトムが幼かった
ジョディ・フォスターがネイティブなフランス語を操り、フランス映画初主演を果たした映画です。精神科医リリアンは、急逝した患者ポーラの死に疑念を抱きます。前回の面談では、自死を予感させる様子がまったく感じられなかったからです。カギとなる面談記録が何者かによって持ち去られ、リリアンの身には脅迫めいた嫌がらせまで起こります。彼女は元夫に協力を求め、事件の渦中へと飛び込んでいきます。と、こう書くと「素人探偵の犯人捜しもの」と思われるかもしれませんが、本作はそんなジャンルに縛られません。見
『このミステリーがすごい!2026年版』で第1位となった、リチャード・デミングの『私立探偵マニー・ムーン』。買ったものの、なかなか読み進められずにいます。なんと言いますか……「もっと早く会いたかったよ、マニー」という感じです。読了したらブログに書くつもりですが、その前に、同時代に活躍したフレドリック・ブラウンについて触れておきたくなりました。フレドリック・ブラウンと言うと、SF作家としての名声の方が大きいかもしれません。けれど私にとっては、何よりも短編ミステリーの名手です。中学生
ダーウィンの暗号Amazon(アマゾン)癌の治療法を追求するホアン・グティエレスは、地道なゲノム解析の研究が実り、何世代先もの生物の進化を予測することが可能になる、遺伝的アルゴリズムを発見する。しかし、「ダーウィンの暗号」と名付けたその研究結果が何者かによって悪用され、人類滅亡の危機を迎えようとしていた…。遺伝子組み換えによる癌治療が悪用されてパンデミックが起こるというテクノスリラー。ゲームの『バイオハザード』を思い浮かばせるようなホラーみたいな恐