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今回はNetflixで配信中の注目作『彼の真実、彼女の嘘』をご紹介します。WatchHIS&HERS|NetflixOfficialSiteTwoestrangedspouses—oneadetective,theotheranewsreporter—vietosolveamurderinwhicheachbelievestheotherisaprimesuspect.www.netflix.com本作はアリス・フィ
ジョディ・フォスターがネイティブなフランス語を操り、フランス映画初主演を果たした映画です。精神科医リリアンは、急逝した患者ポーラの死に疑念を抱きます。前回の面談では、自死を予感させる様子がまったく感じられなかったからです。カギとなる面談記録が何者かによって持ち去られ、リリアンの身には脅迫めいた嫌がらせまで起こります。彼女は元夫に協力を求め、事件の渦中へと飛び込んでいきます。と、こう書くと「素人探偵の犯人捜しもの」と思われるかもしれませんが、本作はそんなジャンルに縛られません。見
大人気「自由研究シリーズ」の著者、ホリー・ジャクソン初の大人向けミステリーです。27歳のジェットはハロウィンの夜、何者かに殴打され意識を失います。2日後に目覚めた彼女が告げられたのは、殴打によって脳内に動脈瘤が形成され「余命はあと1週間」という残酷な宣告でした。手術しても成功率は10%。ジェットは10%の賭けには乗らず、「自分を殺した犯人を自分で見つける」と決意し、幼なじみのビリーと共に事件を調べ始めます。冒頭のハロウィンパーティでの登場人物紹介から、帰宅直後の殴打事件、そして余
1.『裏切り』上裏切り上〈ケイト・リンヴィル〉シリーズ(創元推理文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}Amazon(アマゾン)で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}2.『裏切り』下裏切り下(創元推理文庫Mリ7-6)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}Amazon(アマゾン)で詳細を見
ドイツ人作家マルク・ラーベの、トム・バビロンシリーズ第2作『19号室』を読み終えました。『17の鍵』に続くシリーズ作品です。前作では、失踪した妹を追い続ける刑事トム・バビロンと、過去に深刻なトラウマを抱える臨床心理士ジータ・ヨハンスが協力し、トムの過去にもつながる事件を解決しました。今回はジータの過去につながる事件です。前作の事件から1年半後、ベルリン映画祭のオープニングで突如スクリーンに流れたのは本物の殺人映像……スナッフフィルムでした。被害者はベルリン市長の娘。映像の最後には、「次
同じ男に殺された3人の女性……ブレシア、メーガン、そしてスカイ。彼女たちはゴーストとなってこの世にとどまっています。犯人の男は、ハンサムで優しい「理想の独身男性」を演じながら次の獲物を狙っていますが、ゴーストとなった彼女たちは現実世界に対してあまりにも無力です。ブレシアは犯人のもとに、メーガンは朽ちてゆく自分の亡骸のそばに、スカイは愛する母親のもとに……それぞれの場所で事件の行方を見守るしかありません。殺害された時期も地域も異なる3人のゴーストは、やがて出会い、男の凶行を止めようと結束しま
「マーブル館殺人事件」著者:アンソニー・ホロヴィッツ出版社:創元推理文庫(2025/9/12)創元社HPより引用ギリシアでの生活に区切りをつけ、ロンドンに帰ってきたわたし、スーザン・ライランド。フリーランスの編集者として働いていたところ、予想だにしない仕事が舞いこんできた。若手作家が名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズを書き継ぐことになり、その編集を依頼されたのだ。途中までの原稿を読んだわたしは、作者が新作に自分の家族関係を反映しているのを感じる。ということはこ
「夜明けまでに誰かが」著者:ホリー・ジャクソン出版社創元推理文庫(2025/7/31)本作は2025年ミステリベスト10の中で、ハヤカワミステリマガジンで第2位、週刊文春で第2位、このミステリーがすごい!で第5位、という高順位を収めています。と言いつつ、実は未読でした。ピップの自由研究シリーズの結末が、どうしても私は受け入れられず、本作も手が出なかったのです。加えて、どうやらすごいサスペンスらしい…メンタル弱めの私はハラハラするのがほんとムリなので。しかし、これほど高評
三人目の牧師はアルフィーです。シーズン9の2話でウィルが旅立ち、3話から新しい牧師がやって来ます。赤いオープンカーで登場❗️アルフィー・コタラムです。演じるのはリシ・ナイール。インド系の方。アルフィーは産まれも育ちもイギリスなのですが、インドやパキスタンなどの国から来た移民と思われているのか、やたら「改宗したのか❓️」と聞かれます。アルフィーの正式な名前はアルフィエス。聖人からとられたようです。この名付けから彼の生い立ちがわかります。アルフィーは今までの牧師たちと違って、物静かで
ジョン・マクマホン『猟犬の誇り』をご紹介します。初めて読む著者の作品は、いつも期待と不安が半々です。しかし本作は、読み始めてすぐ「これは絶対おもしろいやつだ!」と確信しました。主人公はFBI捜査官のガードナー・キャムデン。殺人事件の身元確認のため現場を訪れた彼は、遺体が7年前の火災で死亡したはずの連続殺人犯だと知ります。さらに今度は、刑期を終えて出所したばかりの別の連続殺人犯が殺害される事件が発生。どうやら、「連続殺人犯」を殺して回る「連続殺人犯」が存在するらしい……。物語はガ
『暗殺の冬』はスウェーデンの作家クリストフェル・カールソンの、本邦初訳作品です。「十年に一度の傑作」という帯の文句に惹かれて読み始めました。その前に読んだのがノルウェー発『クライムキャスト』なので、図らずも北欧ミステリが続く形になりました。『クライムキャスト』にはあまり北欧特有の空気感を感じなかったのですが、本作は「王道の北欧ミステリ」。暗くて重厚で荒涼としており、怪異な伝説の影も潜んでいます。物語の主役は3人。そのうちの一人である「私」は、妻と離婚し、作家のキャリアにも行き詰ま