ブログ記事1,279件
「ハウスメイド」著者:フリーダ・マクファデン出版社:ハヤカワ・ミステリ文庫(2025/8/20)前科持ちのミリーが手に入れた、裕福な家庭でのハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。不可解な言動を繰り返す妻ニーナと、生意気な娘セシリア。夫のアンドリューはなぜ結婚生活を続けていられるのだろうか?ミリーは屋根裏部屋を与えられ、生活を始める。しかし、この部屋には……。そして、家族にまつわる真相が明かされるや、それまでに目にしたものすべてがひっくり返る。恐怖と衝撃のエ
ハヤカワミステリマガジンのミステリベスト10で堂々1位となった前作「ハウスメイド」。刊行当初からシリーズ化が予告され、ミステリファン界隈をざわつかせていた待望の続編がついに登場しました。本作の舞台は前作から4年後。裕福なギャリック家のハウスメイドとして雇われたミリーは、雇い主のダグラスから「何があってもゲストルームには入らないこと」を強く言い渡されます。「静養中の妻ウェンディを煩わせないため」という説明に納得したミリーでしたが、ある日、血に染まったガウンを見つけたことで夫の虐待を疑い始め
暖かくなってきました。明日の神戸の最高気温は15℃の予想です。少し寒さが戻ったり、また暖かくなったりしながら春が近づいてくるのでしょうね。「死が内覧にやってくる」アンデシュ・デ・ラ・モッツ&モンス・二ルソン著、久山葉子訳を読みました北欧のミステリーは面白いですよと教えてもらい、読み始めました。スタイリッシュなミステリーで、リズミカルに読み進めることのできる1冊です。最後の最後まで犯人が分からないドキドキが400ページ越えを軽い感覚にしてく
Netflixでアガサ・クリスティーの名作『セブンダイヤルズ』の配信が開始されました。全3話のリミテッドシリーズで、長すぎず短すぎずのちょうど良い尺でした。原作からはかなり大胆な改変が施されており、原作を読んでいたからこその驚きが随所にありました。舞台はロンドン郊外の壮大なカントリーハウス、チムニーズ館。パーティーの翌朝、朝寝坊の常習犯ジェリーを驚かそうと、友人たちが共謀して8個の目覚まし時計を彼の寝室に仕掛けます。しかし、いくらベルが鳴り響いてもジェリーは起きてきません。彼は睡眠薬
大晦日に紅白はともかく、元日は『相棒』スペシャル、が我が家の定番です。『相棒』は長寿番組だけあって内容も実にバラエティ豊かですが、私自身は、政治が絡む社会派ドラマより、謎解きに重点を置いた人間ドラマのほうが好みです。その点、今回の元日スペシャル「フィナーレ」は、まさに好みにドンピシャの“孤島の殺人”。冒頭から『そして誰もいなくなった』の本歌取りです。舞台は和歌山県沖合の孤島「聖島」。脅迫状を受け取ったミステリー作家・美作章介(段田安則)が、自身のイベントが開かれるホテルに右京を招待
11月25日発売のハヤカワミステリマガジン1月号で、恒例のミステリベスト10が発表されました!毎年、これと、週刊文春のベスト10をチェックして、読んでいなかった傑作を年末年始に読むのが楽しみでした。海外編について、思いつくまま感想を書いてみます。ベスト10冊のうち、8冊はブログにアップしているので、リンクを貼っておきます。最後に私的ベスト10も挙げてみました。1位『ハウスメイド』フリーダ・マクファデンこれはすごく意外でした。面白かったのは間違いないのですが、ベスト1かとい
「2時22分ゴーストストーリー」をシアタークリエで鑑賞してまいりました。2021年にロンドンで初演され、世界中で話題を呼んだ本作。待望の日本初上演となる今回は、加藤シゲアキさんをはじめとする4人の実力派キャストが、濃密な密室劇を繰り広げます。とにかく「ネタバレ厳禁」の箝口令が敷かれている作品ですので、物語の核心には触れず、その魅力を綴ってみたいと思います。舞台はロンドン郊外。サム(加藤シゲアキ)とジェニー(葵わかな)の夫婦は最近古い家を購入し、自分たちで増改築をしながら1歳の娘フ
🍑🍑🍑あしたは楽しいひな祭り🍑🍑🍑ルンルン🍸ミス🩷レモン🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋♪名探偵ポワロ♪ドラマ『名探偵ポワロ』〔負け犬〕から原作のミス・レモンなんだか原作のミス・レモンに近い無表情な絵になっちゃいました…とても有能秘書っぽいです✨初登場の『スペイン櫃の秘密』冒頭で“彼女は人間の形をした機械─精密無比な道具である”趣味はファイリングシステムの構築📁📁📁年は48歳で想像力の持ち合わせは全く無い❗️ヘイスティングスが去ったあとにミスレモンを迎えたと
「マーブル館殺人事件」著者:アンソニー・ホロヴィッツ出版社:創元推理文庫(2025/9/12)創元社HPより引用ギリシアでの生活に区切りをつけ、ロンドンに帰ってきたわたし、スーザン・ライランド。フリーランスの編集者として働いていたところ、予想だにしない仕事が舞いこんできた。若手作家が名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズを書き継ぐことになり、その編集を依頼されたのだ。途中までの原稿を読んだわたしは、作者が新作に自分の家族関係を反映しているのを感じる。ということはこ
骨と作家たち(創元推理文庫)Amazon(アマゾン)著名な作家で大学教授だったモス・ヒューゴが亡くなって25年。その追悼式が開催される事となり、かつての教え子たちが集まるが、吹雪に襲われた大学の施設で不穏な空気が高まり、最初の犠牲者が…。雪の山荘で起きる殺人事件といえば、それだけでミステリファンの心をくすぐるものがあるかと思いますが、本作も某有名作品へのオマージュたっぷりなミステリ。現在と25年前の過去について、どちらも主人公のネルによって語られていくのですが、学生時代だ
奇術師ジョセフ・スペクターを探偵役とするシリーズ第1作です。順番が前後してしまいましたが、第2作『空に浮かぶ密室』は、2025年12月に当ブログで紹介済みです。空に浮かぶ密室レビュー舞台は1936年のロンドン、高名な心理学者リーズ博士が、自宅の書斎で殺害されます。現場は完全な密室状態。容疑者として浮かび上がるのは、博士の3人の患者たちと、博士の娘、そしてその婚約者です。元奇術師の探偵ジョセフ・スペクターが捜査に乗り出しますが、その最中、再び密室殺人が起こります。さらに殺人事件
ついに『科捜研の女』が最終回を迎えてしまいました。26年もの長きにわたり、お茶の間に科学捜査の醍醐味を届けてくれたことに、まずは純粋に感動しています。そして、26年間ずっと変わらず美しいマリコ様……。。思えばポワロや寅さん、杉下右京など、長寿番組の主役は皆さん容貌が変わりませんね。その裏には、想像を絶する努力が隠されているのだと感じます。今回の『ファイナル』は、誰もいない科捜研のオフィスで、マリコが静かに白衣を脱ぎ、そっと椅子に置くシーンから始まります。「あぁ、本当に最後なんだな」
エラリー・クイーンの国名シリーズが新しい翻訳になった。『シャム双子の謎』である。しかし、困った!なにを書いても、ネタバレにしかならない!強いてあげられることといえば…寒波がきた間に読んでいた。温かさが恋しかったのだが、「いや、これじゃないな」と思いつつの読書だった。エラリーにはそれがミンスパイのひと切れに見えて、思わずつばを飲みこんだ。(41頁)そうそう。国名シリーズには、終盤寸前になって、『読者への挑戦状』がある。けれどもこの『シャム双子の謎』に
真犯人はこの列車のなかにいる(ハーパーBOOKS)Amazon(アマゾン)自身の体験を元にミステリー作家としてメジャーデビューを果たしたアーネスト・カミンガム。まだ二作目も発表できていないにも関わらず、推理作家協会主催の50周年イベントに招かれ、豪華列車3泊4日の旅に出ることに。イベントには錚々たる作家たちが招かれていて、アーネストは萎縮するが、その旅の途中に作家の一人が殺害されてしまう。一般客も含めて列車の中には容疑者たる人物が多数いる中で、アーネストは二作目執筆へ
毎年恒例、昨年読んだ本の中で個人的に印象に残った作品、好きな作品の20作。そして、毎年述べていますが、順位はその日の気分によって変わるので、参考程度ということで。1位は『スパイたちの遺灰』マシュー・リチャードソン著/能田優訳スパイたちの遺灰(ハーパーBOOKS)Amazon(アマゾン)読んでいる間中ずっと楽しかった、新たなスパイ小説の傑作です。2位は『少年の君』玖月晞著/泉京鏡訳少年の君(新潮文庫シ44-1)
ドラマシャーロック・ホームズの冒険ベイカー・ストリート221Bベイカー街お隣りが📕本屋🤎🚪玄関前🚪2つある出入り口『シャーロック・ホームズの建築』村山隆司画作成エクスナレッジ刊【ベイカー街221Bの見取り図】を模写ハドソン夫人の経営する下宿🍳まかない付き🙉🫖✨大家のハドソンさんは1階に住んでいて上階を貸している中心の居間☕本棚がいっぱいある📚️下宿屋の2階ホームズ&ワトスンの居間🤎💚🚪入り口脇にある⚗️実験コーナー確かに!すぐ後ろ🚪からハ