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松本清張原作野村芳太郎監督(1974)松竹のご本、いろいろから裏話を。2回に分けました。清張さんの小説が読売新聞に連載されたのが昭和35年から36年。橋本忍脚本・野村芳太郎監督での映画化が企画されたのはまだ新聞連載中で映画が公開されるまで中断を含めて14年の歳月がかかっている。『砂の器』以前に橋本×野村のコンビは『張込み』『ゼロの焦点』の映画化で清張さんから高評価を得ておりこの映画化は清張さん側からの
八月十五日「終戦記念日」本日紹介したい作品は、直接的な戦争映画と言う訳ではありませんが、戦争による傷跡の深さを思い知らされる、あるテーマが含まれています。。逆に考えてみると、当時の映画(現代劇)で、戦争に全く関連しない様な映画なんてあったのでしょうか……?きっと皆無に等しいのでは。。?と、ふと思いつつ。。…………………数ある【松本清張】氏の作品の中でも、、恐らく『砂の器』『点と線』等に並ぶ傑作として有名なのではないでしょうか☝この作品の後に、多くのサスペンスドラマで使われる
おすすめの邦画は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう家にTVがないし映画館も全然行かないし、おすすめといえるほど映画も観ていないのだが、橋本忍繋がりで「砂の器」が観たいな…とふと思った(加藤剛主演の)。一度観ているはずなのだが、またちゃんと観直したいので。(「七人の侍」の方はアニメ「サムライ7」がキッカケで観ました。ちなみに「サムライ7」EDの「虹結び」は好き過ぎてCD買ったくらいの名曲です!!←「サムライ7」のEDは絵も素敵過ぎ)
推理小説の映画化のはずが、完成した作品は完全にスプラッター&ホラー!評価:★★★☆☆監督:野村芳太郎、脚本:橋本忍、撮影:川又昂、音楽:芥川也寸志と「砂の器」のスタッフが再結集し当時の松竹の最高の布陣なのだが、怨念や祟りを前面にしたストーリー、ホラー映画のような後半の展開、当初はイメージにピッタリと思われた渥美清の金田一耕助の今ひとつ感、など本格的な推理小説の映画化としては傑作というわけではない。ただし映画は大ヒットし、「たたりじゃ~」は流行語にもなった。