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黒澤明にしては珍しく小市民的な題材だが傑作。<ストーリー>市役所の市民課長の渡邊勘治(志村喬)は、毎日、書類の山を相手に黙々とハンコを押すだけの無気力な日々を送っていた。ある日、体調不良で受診した病院で医師(清水将夫)から胃潰瘍と告げられたが、勘治は他の患者との会話で胃ガンで余命いくばくもないと悟る。絶望した勘治はそのまま夜の街に出て、飲み屋で知り合った小説家(伊藤雄之助)と一緒に様々な歓楽に興じるが虚しくなるだけだった。翌朝、勘治は退職届を出しに来
堀川弘通監督橋本忍さんのオリジナル脚本の映画化。とっても面白いミステリー・サスペンス映画。記憶をたどってみたら10年前に記事をアップしていました。でももの凄く雑で酷すぎる記事でしたので今回は画像も入れてもう少し丁寧に・・・見事などんでん返しですのでネタばれ出来ないのが残念。ある夜、目黒の高級住宅地で殺人事件が起きる。被害者は弁護士会々長・宗方(千田是也)の妻・靖江(淡島千景)。直
<ストーリー>浪速大学医学部第一外科の東教授(東野英治郎)は定年退官となる自分の後任人事について頭を悩ませていた。助教授の財前五郎(田宮二郎)は最有力候補だが、スタンドプレーが多く、東は傲慢な財前を嫌っていた。財前は食道外科の若き権威者であり、次期教授になるため、義父で資産家の産婦人科医院院長の財前又一(石山健二郎)とともに事前工作を進め、医学部長の鵜飼教授(小沢栄太郎)を味方につけることに成功した。一方、東は自分の出身校東都大学の船尾教授(滝沢修)に依
庵野秀明・安野モヨコの夫妻をモデルにした短編アニメーション『監督不行届』(同名漫画が原作)の中で、カントクくんが「田宮二郎は良い!」と唸っていましたが、CS放送の「衛星劇場」で9月より「生誕90周年田宮二郎特集」が放送される事がアナウンスされました。その中でも注目されるのが、これまで再見の機会に恵まれなかった『イエロー・ドッグ』がラインナップされている事です。元々、大映の専属俳優だった田宮二郎。1961年からスタートした勝新太郎との共演作『悪名』シリーズ、1962年『黒の試走車』から始ま
(※長いです)映画「砂の器」を観た。加藤嘉がすごい、どうしても観てほしい、と、ひとりでBSテレビでやっていた映画「砂の器」を観た夫が言うので、録画を視聴。見終わっても、加藤嘉のつぶらな目が頭から離れない。主演は刑事役の丹波哲郎のほか重要な役どころの豪華俳優が出演しているというのに、頭の中は、加藤嘉ばかりが心に残ってしまう。とんでもないものを観てしまったと思った。1974年公開、松本清張原作、野村芳太郎監督、橋本忍、山田洋次脚本の大ヒット映画。映画版の筋はこう。東京、蒲田で男