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朝日新聞小説「人よ、花よ、」(13)終章「人よ、花よ、」542(2/25)~576(3/31)作:今村翔吾挿絵:北村さゆり感想とうとう迎えた最終章。連戦連勝で、和議のための下固めを万全にした多聞丸。年末に訪れた虎夜叉丸にも、必要な時には必ず力を貸してもらうと約束。これがあとになって効いてくる。そして親房による、帝を無視したまさかの「京攻め」の綸旨。戦は避けられぬと悟った多聞丸は帝に、吉野を捨てて紀伊への動座を進言。親房を抑え、それを受け入れた後村上帝。多聞丸は、帝と民を移
朝日新聞小説「人よ、花よ、」一章前半1(8/15)~25(9/8)作:今村翔吾挿絵:北村さゆりレビュー一覧連載前情報1前半1後半2345678910感想予習のおかげで、楠木正行がどういう人生を歩んだかのレイヤーは整った。そして物語は多聞丸(正行)の二十一歳から始まる。この小説も従来同様、弊ブログ「ブックマーク」の「羊と猫と私」でレビューが始まっている。こちらは毎日の連載状況をリアルタイムで熱く語っており、弊方とは賑わいが段違い。ご訪問あれ
楠正行御墓所は神社ではありませんが、四條畷神社が管理されているようですので、神社の一部と言うことで…この地は楠木正成の息子の楠木正行が、四條畷の戦いに敗れ、自害したところであり、死後ここに一族と共に合葬されたそうです。敷地内には、樹齢600年を超える大きな楠が大きく手を広げるようにして立っているのが、大迫力です。まるで、ここに埋葬された楠木正行を包み込み、守ってきたかのようでもあり、楠木正行そのもののパワーが溢れているかのようでもあり、ここにいると大きな力を頂けそうな気がしてきます。多分
もうじき、端午の節句ということで男の子のいるご家庭では、健やかな成長を願い、五月人形を飾り、武者幟、鯉のぼりを立てているかと思います。ということで、今回は意外にも多い島倉千代子さんが唄う武士、戦を題材にした曲を年代が古い順にご紹介します。まずは、八幡太郎を題材にした「あゝ八幡太郎」八幡太郎とは本名を源義家(1039-1106)といい、平安時代中期から後期の武将で、後に室町幕府を開く足利尊氏、鎌倉幕府を開く源頼朝の祖先です。八幡太郎は文武両道の武将として知られ武者幟にもよく描かれます。こ
この日の休日は、昼過ぎに人と会う約束があった。週末(7月7日)には、吉野の【金峯山寺】に『蛙飛び』行事を見学しに行く予定もあり、南朝ゆかりの【吉水神社】にも久しぶりに行くつもりだ。そこでこの日の朝、阪奈道路を通る時に以前から気になっていた【楠公(なんこう)寺】に行ってみよーーーって思いたったのだ名前からして楠木正成ゆかりの寺であるに違いないブロ友さんのtomoさんからも【楠公寺】って名前が出てたし昼からの約束までに、週末の吉野に行く前に、サクッと楠木正成ゆかりであるであろうお寺に、菊水