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※演芸に関する評価ですから、人それぞれ意見が違うことをご承知の上お読みください。「林家正蔵」さんという落語家がいます。この名前、由緒ある大名跡です。この人、昔の「林家こぶ平」さんで、昭和の爆笑王「林家三平」さんの長男です。タレントとしては好きだったんですが、正蔵襲名とともに本格的な落語家、それも、古典落語をやるようになり、ちょっとがっかりしました。実際の高座も何度か見ています。でも、いずれの回も、「この実力で主任をやっちゃだめでしょ」というレベルでして。とにかく「下手
自粛中、「圓生百席」を聴いている。今更ながら芸の極みに達しながらその人生を終えた三遊亭圓生の凄みを感じる。圓生を更に知りたくて自身の著書はもとより、作家や弟子の書いた著書を読破してきた。これ程ポピュラリティーのない人物も珍しいというかある意味清々しい。圓生関連本で、長く揃わないピースが有った。例の騒動で圓生の元を離れた三遊亭好生(春風亭一柳)の著「噺の咄の話のはなし」著者の悲劇的な最期により禁断の著として、希少価値価格で取引されている。先日何とかこの著
三遊亭まんとさんが5月に二ツ目に昇進し三遊亭萬都を名乗ります。同時に昇進する入船亭扇七さんと金原亭駒平さんと3人で、落語協会に昇進の挨拶をしたそうです。3人とも緊張している様子。緊張する3人の後ろには、柳亭市馬会長はじめ、林家正蔵、柳家小さん師匠が、実にリラックスして座っています。本当は、こんなに良い顔をしている若手です。おめでとうございます。ご活躍をお祈りします。