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新しいカメラ、初めて使ってみました。今までより、ずっと遠くが撮れる!でも慣れるまで大変そうです。色々分からないことが多くて。↑ピント合わせが…オートだと前よりうまく出来ない。設定苦手だけど、調べて頑張らないと~(^-^;作品紹介より犬たちとともに山を駆けめぐり、イノシシを狩るロッタこと六田賢司。無欲で純粋なこの若き猟師の前に立ちはだかったのは、暴力団と手を握った企業による悪辣な自然破壊だった。その魔手が、身重の妻と新聞記者である兄に及んだとき、ロッタは狼犬・シオ
王谷晶さんの『ババヤガの夜』のレビューになります。こちらは、柚木麻子さんの『BUTTER』と共に、ダガー賞翻訳小説部門にノミネートされている作品でもあるのですが、そのジャンルはバイオレンスアクションなので、少々読者を選ぶことになるかもしれません。『柚木麻子の『BUTTER』が海外で人気の理由』今海外で人気があるという柚木麻子さんの『BUTTER』。特にイギリスでは高い評価を得ており、2024年には日本人初の「WaterstonesBookof…ameblo.jp↑こちらは
一人飲みで生きていく/稲垣えみ子「さりげなく一人飲みが出来るヒト」にあこがれて、修行(?)を始めた著者。ドキドキしながら、ひとり居酒屋に飛び込んで“一人飲み”を実践する日々。見ず知らずの人の中での一人飲み。気まずい思いや恥ずかしい思いをすることもあったけど、傷だらけ(?)になりながら、何度目かの挑戦で自分の居場所を作るコツがわかってきた。それから先はもう、楽しくて楽しくて…。著者が"一人飲みの極意"を通して伝えたかった大切な事とは…。居酒屋で女性の一人飲みって、なかなか
中山祐次郎著『救いたくない命〜俺たちは神じゃない2。』麻布中央病院に勤務する剣崎啓介と松島直武は、日々、様々な患者を診て手術を行う医師。学生時代の恩師を診る事になったり、自分が病気になったり…。救急搬送されてきた患者が殺人犯だと知った時の葛藤。こんな奴、死なせればいい…とはならない。目の前にある命を救うだけ。そして、いつまでバリバリの外科医としてやっていくのか…など、松島の心の内も描かれていて、やはり現役の医者である中山さんだからこその面白さがありました。続編の3も出たみたい。楽
こんにちはさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。今日は、あれしてこれして……といろいろ予定があったのに……全て全滅娘ちゃん動けないみたい……仕方ないなああ、用事は全て娘ちゃん関係読了本📖です。優しいお話の印象のある瀧羽麻子さん🎵変わったタイトルだけどきっと優しいお話に違いない40代に入った小川暁生は、妻と二人の生活を気に入っている。ところがある日、妻が京都の実家に行ったきり、戻ってこない。彼女に縁のある場所を探る暁生だったが、どこへ
川が流れるようにシェリー・リードヴィクトリア・ナッシュは17歳。5年前に母、叔母、従兄を交通事故で亡くして以来、たったひとりで家族の世話をしてきた。祖父が始めた桃農園を切り盛りしながら、毎日繰り返される単調な日々。しかしある日、街の小さな交差点でひとりの男性と出逢ったことで、ヴィクトリアの人生が動き始める。1949年から1971年まで。喪失の痛みを抱えながら、川が流れるように人生を歩んだひとりの女性の物語。すごい作品を読んだ。ズドンと全身を揺さぶるような感慨。いろいろな想
本とカフェ、そして出会いの森敦賀「ちえなみき」で見つけた知の時間2024年に北陸新幹線が開業してから、敦賀駅前が新しくなった。新しくできた施設のひとつ、ちえなみきちょっとかわった本屋さん敦賀市知育・啓発施設「ちえなみき」書店でも図書館でもない、新たな知の賑わいへ。敦賀市の新たな知の賑わいの拠点として、3万冊の本に囲まれた市民の学びと交流の拠点を創出します。chienamiki.jpここ行くの、めっちゃ楽しみにしていた1階の書棚を階段から見ると
「そして誰もゆとらなくなった」朝井リョウ文藝春秋既に第一作で、眼科医に気に入られていた朝井リョウ先生今度は痔の手術を執刀してくれた外科医(肛門専門クリニック)に気に入られプライベートでお食事に年上男性から好かれるところは変わらず他には…今作でも、結婚披露宴での余興に燃えまあまあ大掛かりな手品をする懲りない朝井リョウ先生前作では♪今夜はブギー・バックに乗せて替え歌を作家の柚木麻子と2人で披露するも会場をざわつかせて終了Ω\ζ°)チーン学生時代の思い出
ーあなたの無関心を、関心に変える1冊ーそんな本があったとしら、読んでみたい?帯分を考えていたら出版が現実味を帯びてきた(帯だけに)小説『すいか』の出版の準備は着々と。自主制作本の初売は、活版TOKYO2026/1/16、17、18を予定しております(意地でも間に合わせます)約100ページの推敲作業に目をしばしばさながら、販売方法をねりねり。毎日ブックの看板を背負い、すべて手売りでやってみるかと、小商い魂を奮い立たせ、Amazonや大手書店では買うことができない、街の小さな本屋さん、雑
おはようございますさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。読了本📖です。以前から好きな作家さん島本理生さん。切ない恋愛ものを書かせたら天下一品。あくまで個人の感想ですが弁護士の永遠子は33歳。結婚3年目の夫と問題のない関係性を保ちながら、18歳年上の実の叔父・遼一としばしば逢瀬を重ねている。しかし、夫が浮気相手を妊娠させたため離婚し、その後、惰性で付き合った若い恋人とも別れてしまう。ようやく子供の頃から抱く自らの叔父への歪な欲望に向き合った
程よく気温が上がり暖かくなってきたのに雨の日が多くなりそうな一週間雨もたまには降らないとね〜と思いながら久しぶりの雨続きにちょっと憂鬱です雨の日は基本好きなんですが休みの日に限る仕事の日はただただ憂鬱〜〜〜そんな雨の日にぴったり(??)なこんな一冊一次元の挿し木松下龍之介2025年『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞作ヒマラヤ山中にあるルークプンド湖で発掘された二百年前の人骨。遺伝人類学を学ぶ大学院生七瀬悠がDNA鑑定にかけたところ、四年前に失踪した妹紫陽のも
「烈風を斬れ」砂原浩太朗双葉社舞台は大阪、時代は関が原の戦いが終わり、大阪の陣が始まる気配が漂い始めている頃主人公は、豊臣秀次と旅芸人の母との間に生まれた「孫七郎」お腹に孫七郎を宿したまま秀次の元を離れる際に書付と脇差を証として渡された秀次の幼名と同じ名前の孫七郎、母親が勝手につけた名前本人が生まれたのは秀次が亡くなった後になる6歳の時に木村重成の元に預けられ密かに養育されていたが、密使として全国に散らばる牢人たちに大阪入りを説得するため、元は木村家の家臣で今は孫七郎の家臣となって
コチラは、ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^^リアンは、4人で活動しております。リアンではビーズアクセサリーキットを中心にアクセサリー販売していますhttps://lian.base.shop/たい焼きはどこから食べますか?長月天音さんの書き下ろし作品、楽しみました単行本も好きだけど、文庫ってやっぱり好きだなぁ『たい焼き・雑貨銀座ちぐさ百貨店』長月天音銀座のはずれにある、ちょっと変わった「ちぐさ百貨店」。千種綺羅の祖母美寿々が営むこの
「川のほとりに立つ者は」寺地はるな2022年あらすじ2020年夏カフェの店長を務める29才の清瀬は恋人の松木とすれ違いが続いていた。原因は彼の隠し事。そんなある日松木が怪我をして意識を失い病院に運ばれたと連絡を受ける。意識の回復を待つ間彼の部屋を訪れた清瀬は3冊のノートを見つける。そこにあったのは子供のような文字と無数の手紙の下書きたち。清瀬は松木とのすれ違いの"本当の理由"を知ることになり…松木が大切であろう清瀬に言えなかったこと。それが徐々に明かされていくと
多和田葉子読売新聞朝刊小説2025STORY:研修生としてドイツの会社に入社したわたしは、自分のやりたいことは何かを考えながら、ドイツでの毎日を過ごしていく。感想:読売新聞朝刊小説。2023年の終わりから連載し、1年ちょっと続いた。外国の話が好きな自分は結構期待していたのだが、何となく小説全体が重々しく暗い印象が続くし、そこまで面白いわけでもなかったような…。多分、これは筆者である多和田葉子さんの実体験をもとにした、ちょっとノンフィクションめいた作品なのかな
こんにちはさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。あ〜しんど咳がとまらな〜いせっせと読書励んでます先週、初読み作家さんの本📖を挫折しました。芥川賞かと思ったわこれで挫折本がわかったらスゴい読みにくかったので潔く諦めました。作家さんごめんなさいで、今日の読了本📖です。面白かったです。天才詐欺師の一面はあんまりそそられなかったけど痛快ではありました。これは映像化しても良さそうです。こちらと併読していたものが2冊……明日には読み終わりそ
「織部の妻」諸田玲子角川書店室町幕府から織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と激動の時代を生き抜いた古田織部夫婦の物語千利休に見出され利休亡きあとは茶人としての地位を確立した古田織部とその妻、仙の生涯夫婦が命をかけて守り通したものとは?夫婦が昔の話を語り合うという会話形式で始まる(個人的には嫌い😣)が途中からは妻の一人語りになり読みやすくなる目まぐるしく政権が変わる時代の波を上手く渡る織部とその妻の目線で語られる話は、初めて知ることも多く無駄のない話がしっかりとした時系列で書かれているので読
人生はどこでもドアリヨンの14日間/稲垣えみ子海外で暮らしてみたいという夢を叶えるべく、ひとりフランスへと旅立った稲垣さん。いわゆる観光名所にも美食にも目を向けず、14日間ひたすら普段の自分の"生活"をし続ける。そんな目的でリヨンのアパートに滞在することに。あれこれと旅の準備はしない。全ては向こうで気のむくまま。言葉だってカタコトの英語しか出来ないけど、何とかなるさ!そんなだから、やはりのっけからハプニング続出で…(笑)「仕事」とはなんぞや?思うところあって
新聞の書評欄に掲載されていておもしろそうだったので借りてきました「うたかたの娘」綿原芹第45回横溝正史ミステリー&ホラー大賞受賞作です人魚伝説をテーマにした4編の連作小説です八百比丘尼の伝説は人魚の肉を食べてしまい不老不死になった比丘尼の話として伝えられていますがこの物語では不老不死プラス美しくなるというなんとも魅力的な誘惑に満ちたお話になってますしかし不老不死ということはどれだけ人を愛しても家族を作っても仲良くな
「牧谿の猿善人長屋シリーズ」西條奈加新潮社2月始めに読了していたすっかり忘れてた😅月に何冊も読むので、📖の画像を残しておかないと覚えていられないこれ、善人長屋シリーズなのよね第1作の善人長屋は読んだかもしれないけど、あまり好みじゃなかった?からか読書記録も無しで、こちらは第4作目4作目から読んでも分かるように人間関係とか説明がついているので、大丈夫深川にある千七長屋は善人長屋と呼ばれているが、住民はそれぞれに裏稼業を持っている「訳あり」な人達一話完結の短編集だけど、子供(
ペンギンにさよならをいう方法ヘイゼル・プライアスコットランドに暮らすヴェロニカ・マクリーディは86歳。ほんのちょっぴり物忘れの兆候はあるけれど(本人は全否定)、いたって元気。とは言えそろそろ自分が死んだ後のことを考えねばと、遺産の譲り先について考え始めた。ある日、ネイチャー系のテレビ番組でペンギンの特集を目にしたヴェロニカは、アデリーペンギンの研究プロジェクトが資金難に陥っていることを知る。それ以来ペンギンのことが気にかかっているヴェロニカ。ペンギンは遺産を送る相手として相応しい