ブログ記事2,071件
作家生活10周年を迎えた朝井リョウさんの新作を読みました。(本屋大賞ノミネートもされていましたね)タイトル「正欲」の意味は作中で名言されませんが、「自分の正義を振りかざしたい」欲なのではないかと読みながら考えさせられました。この物語に登場するのは絶対に人には言えない秘密を持つ男女とそのまわりにいる無遠慮な人たちです。無遠慮な人たちは自分が正しい、もしくは「普通」だということを微塵も疑わず、そして周りにもその「正しさ」を押しつけ
頑張ってもページが全然進まなくて内容もいまいち入ってこない本は諦めることにしましたそういう本こそ読むべきなんだろうけど…他に読みたい本もあるしごめんねヨルノヒカリ(単行本)[畑野智美]楽天市場1,980円${EVENT_LABEL_01_TEXT}【ヨルノヒカリ/畑野智美】家族を知らないヒカリと恋愛がわからない木綿子の同居生活。ま〜たイケメンのヒモっぽい男との同居生活の本読んじゃったわ(笑)可愛いインビジブルレイン(光文社文庫)[誉田哲也]楽天市場8
こんにちは元国際線CAnonでございます。いつもご覧下さりありがとうございます。たまにIはnstagramも→♡フォローしていただけると嬉しいです今日の読書は、聴く読書。朝井リョウの正欲。Audibleなら無料。毎月1500円でサブスクしてます。家事をしながら聴くのが好き。かなり面白かった。文字でもう一回読みたいかな。多様性が認められる世の傾向ではあるけれど、まだまだそれだけでは解決できない生き辛さを抱える人達は沢山いるんだろうな。朝井リョウ、
どうしても生きてる朝井リョウ2019/12/31★ひとことまとめ★がむしゃらにもがきながら生きている人に寄り添ってくれる作品です↓以下ネタバレ含みます↓作品読みたい方は見ないほうがいいかも【Amazon内容紹介】歩き続けるのは前に進みたいからではない。ただ止まれないから。それだけなのに。デビューから10年。進化し続ける著者の最高到達点。死んでしまいたい、と思うとき、そこに明確な理由はない。心は答え合わせなどできない。『健やかな論理』家庭、仕事、夢
死にがいを求めて生きているの朝井リョウ2019/04/17★ひとことまとめ★特に平成生まれの、私たち世代の人に読んでほしいです。激推し。↓以下ネタバレ含みます↓作品読みたい方は見ないほうがいいかも【Amazon内容紹介】誰とも比べなくていい。そう囁かれたはずの世界はこんなにも苦しい――「お前は、価値のある人間なの?」朝井リョウが放つ、〝平成〟を生きる若者たちが背負った自滅と祈りの物語植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介
正欲『桐島、部活やめるってよ』の原作などで知られる朝井リョウの柴田錬三郎賞受賞作を映画化したものです。息子が不登校になった検察官、ある秘密を抱えた販売員、心を閉ざして生活する大学生など、一見無関係な人々の人生が、ある事件をきっかけに交差し始める。何が普通か、現代社会では定義できなくなりました。いや、できないというより、定義してはいけない時代になったというのが正しいかもしれません。「個性の時代」と言われて久しいです。でも、掛け声ばかりで、実態が伴っていたわけでは
風と共にゆとりぬ(文春文庫)Amazon(アマゾン)風と共にゆとりぬ朝井リョウ読後感いい意味で何も残らない笑ったこんな人におすすめ気楽に読書を楽しみたい方いかがでしょうか。私は落ち込んでいる時に読みましたが笑えました朝井リョウさんエッセイ三部作の真ん中の作品から読んでしまいました時をかけるゆとり(文春文庫)Amazon(アマゾン)そして誰もゆとらなくなった(文春e-book)Amazon(アマゾン)
正欲(2023日本)監督/編集:岸善幸脚本:港岳彦原作:朝井リョウ製作:石井紹良、神山健一郎、定井勇二、飯島三智企画/プロデュース:中村優子撮影:夏海光造美術:井上心平音楽:岩代太郎出演:稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、山田真歩、坂東希、宇野祥平、渡辺大知①世界の見え方が変わる映画横浜に暮らす検事の寺井啓喜(稲垣吾郎)は、不登校になった息子の教育方針をめぐり妻と衝突を繰り返しています。広島のショッピングモールで働く桐生夏月(新垣結衣)は、中学の同級生だっ
幸せの形は人それぞれ。多様性の時代。自分に正直に生きよう。そう言えるのは、本当の自分を明かしたところで、排除されない人たちだけだ。「多様性」ってなんなんでしょうね。今日は、朝井リョウさんの『正欲』を読んだので、その感想や考えたことを残していこうと思います。本編に関するネタバレを含むので、お気をつけ下さい。発売されたのはちょうど1年前だったらしいです。「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな――」収めきれない刃を隠し持つ、危険な書下ろし
一宮市で結婚を真剣に考えている方を応援しているcasanです。以前、朝井リョウさんが、結婚された時に語られたことを当ブログの記事にしましたが、朝井リョウさんは、………………自分の考えや人生を誰かに預けてしまうと、その関係は不健康になるんじゃないか。「誰かのために」を続けていくと、いつか「あなたのためにこれだけやってあげた“のに”」「こんなに我慢してきた“のに”」女性が男性の“ために”料理を毎日作っていたとしたら、やがて「あなたのためにこんな
こんにちは、こんばんわ。今更ながら、明けましておめでとうございます年明けから、卒業論文を書くのに奔走してまして、、、。久々のブログになってしまいました。今回紹介する本は、傲慢と善良婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。《解説・朝井リョウ》
こんばんは明日からの9月を前に朝晩の暑さが少しずつ和らいできましたね心なしか少し涼しくなってるようななってないような気のせいレベルかもしれませんが(⌒-⌒;)今日の空は筋雲が出てたり、、夏の入道雲と秋のすじ雲が混じり合ってる「行き合いの空」そして、今晩は大きな満月🌕ですね今ここにいますよどこからの景色でしょうか❓これが分かる方は京都ツウですタイトルの件春馬くんの事件がモデルってここではあえて事件と言われていること春馬くんのことは未だそんなスタ
朝井リョウの正欲を一気読みしてしまいました。東畑開人さんの巻末解説も素晴らしい。正欲(新潮文庫)[朝井リョウ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}読んだら分かるのですが、説明するのが凄く難しい作品です。端的に、すごく面白かったです。少しでも内容を話したら、ネタバレになってしまいそうな作品でもあり、正しい説明ができるのだろうか?という問いが、恐ろしくて書けないという感じです。世間一般に言われる正しい生き方ができない人たちの世の中の生きづらさを描いた作
『死にがいを求めて生きているの』朝井リョウ読みました螺旋プロジェクト平成時代白井友里子前田一洋坂本亜矢奈安藤与志樹弓削晃久南水智也の物語が絡み合う海族と山族の対立とそれぞれの登場人物を描くことで「ナンバーワンよりオンリーワン」多様性をみとめる時代の生きがいラストまでどうなっていくのかわからない人との比較をうまく利用しもやもやした心をうまく描いている朝井リョウ流石です螺
映画「正欲」を見てきました…う~ん、これ、感想が難しい作品でしたね…☆の数で評価をすると、4以上の大合格点映画になると思うんだけど、とにかく感想が伝えにくい…朝井リョウさんの原作作品、よく映画化されますよね?それだけのインパクトはあるよねって感じでしょうか?かなり、問題作のような気もしますけど…新垣結衣さん演ずる夏月の考え方・性的思考も、磯村勇斗君演ずる佳道の考え方・性的思考も、なんとなくわかるような気もするし、なんでなんだろ?と、不思議に思ってしまう気持ちもあります…二人とも
朝井リョウ原作。小学生の息子が東京拒否になった検事の寺井、ある秘密を抱えて孤独に生きている夏月、その中学校の同級生である佳道、男性恐怖症の八重子と彼女の興味を強く惹く同級生・大也。生きづらさを抱える人々を巡る物語。【ネタバレしています】水フェチという特殊な性的嗜好、登校拒否になりYouTubeにのめりこむ子どもとその母親、男性恐怖症の少女と孤独な少年という、いずれも<生きづらさを抱えている>人たちを描いているわけだが
こんばんは!Twitterのフォロワーさんで竜也さんファンのお友だちに教えていただきました!朝井リョウさんのエッセイ『風と共にゆとりぬ』に記載されている某俳優さんとのお話が、淳平君とのことじゃない?!って!ということで、早速、本屋さんでチェック!!最初、立読みかなー!って思っていたのですが、それがね、もうめちゃくちゃ面白くって!!本屋さんで、声出して笑いそうになったので、買ってきました!!朝井リョウさんが、溝端淳平さんのことを応援してくださっているのは、以前、雑誌『an・an』で
世の中には、自分が想像しきれない色々なことがあるんだよ。それでも「多様性」と言えますか?を突き付けられたような気がした。この話に登場する人は、「水」に興奮するとあったけど、いろんなフェチがあり、中には満たそうとするだけで犯罪になる人もいて、そういう人ってどうやって満たされるんだろうね。その人が満たされる権利ってどう考えたらいいんだろう。法律で、気持ちを制したり、利益(結婚できないとか)を制限したりしていいのかなあと度々考えます。答えはないけれど・・・。正欲(新潮文庫)[
今年に入り、ララさんのブログから『不適切にもほどがある』について知り、「クドカンの新しいドラマやってるんだー」と、緩くダラダラと配信で視聴しています。今週は早めに字幕翻訳を納品して、前から観たかった荻上直子監督の『波紋』を鑑賞しました。作品は息を吞むほどで、ひと言では語り尽くせない映画でした。木野花さんの演技筒井真理子さんの纏う上品さとかわいらしさ宮本まさ江さんの衣装の美しさ…荻上監督の映画、私は必ず2回以上は観るので、この作品も時間をおいて再鑑賞すると思います
何様朝井リョウ2019/08/20★ひとことまとめ★「何者」をもう一度読みたくなります!↓以下ネタバレ含みます↓作品読みたい方は見ないほうがいいかも【内容紹介】生きていくこと、それは、何者かになったつもりの自分に裏切られ続けることだ。光を求めて進み、熱を感じて立ち止まる。今秋映画公開予定『何者』アナザーストーリー集。光太郎が出版社に入りたかったのはなぜなのか。理香と隆良はどんなふうに出会って暮らし始めたのか。瑞月の両親には何があったのか。拓人を落と