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こんにちは。ガンプラ需要が急激に増えている事を知りショックを受けた、書道家で筆耕士の清水克信です。オレはミーハーだったのか…。インスタグラムのコメントから感じましたが、しんにょう(しんにゅう)が苦手な方が多いようです。※インスタから知ることがたくさんあります。そこで、今回はしんにょうの書き方をご紹介します。見本画像は毛筆で書いていますが、硬筆でも書き方は同じです。・しんにょうは最後に書く・しんにょうは3画・1画目の点・2画目の折れ・3画目⇒これらの関係は均等(赤丸)・3画目は少し2画
〝條〟字の文字の歴史を考えてみたいと思います。ちなみに〝條〟と〝条〟は同じ字です。〝條〟が旧字体で、字源的には白川静さんの字統に曰く、「〝攸〟は人の背後に水をかけて滌〈あら〉い、みそぎして身を清めること。そのとき身を滌う木の枝や葉を條という。」とあります。先ず説文篆文を見てみたいと思います。いわゆる〝條〟と同じ字形です。(説文篆文・條)隷書ではどうでしょう。後漢の「白石神君碑」(183)に出てくる〝條〟字を次に挙げます。「白石神君碑」は、白石山の神に霊験を祈ったことが書かれた石碑
東京銀座飾る創作アート書道教室・創作書道教室女子美卒書家の佐藤雅嵐(がらん)です初夏の薫りのする梅雨の合間の晴れの東京ん?初夏の薫り(かおり)ってなんだ?どんな薫り?雨に濡れた土の薫り?緑の青々とした薫り?晴れた日のお日さま?ものすごーく抽象的でわかるような、わからない。でも、初夏の薫り。という言葉で人それぞれ想い浮かべるイメージはありそうです来週からの展示会用に書いていた作品の中で香と薫両方ありますどちらも[かおり]と読みますが、
書道で古典を臨書していると、〝明〟字に良く出くわしますが、左側の偏の方が何か普段の〝日〟ではなくて〝目〟になっていることがほとんどです。例えば初唐の三大家の一人、欧陽詢の「九成宮醴泉銘」の〝明〟を見てみると、やはり〝目〟に。ここで〝明〟字の歴史をちょっと考えてみてみたいと思います。まずは紀元前に制定された小篆では、偏は人の顔みたいになっています(字源としては窓の形だそうです。白川静・字統参照)。この篆書形を受けて次は隷書の時代に。そこで隷書の事例を見てみると、例えば西暦153年立碑の乙瑛碑
一気に春になりました。花粉、黄砂…先日は部署の送別会でした。(お二人異動されるので)年度末〜年度初めはバタバタですLINE公式アカウントから筆文字アートオーダーの質問や、ブログ掲載作品購入希望など承っております↓『お気軽にお問い合わせください♪』先日、筆文字アートオーダーについてお知らせしましたが、↓『【筆文字アートオーダーについて】』筆文字アートオーダーについていつも期間限定で受付していた筆文字アー…ameblo.jp『【筆文字アートオーダーについて】』筆文字アートオーダ
甲骨文の文章は漢文の読み方にとても似ています。文法構造も似ていて、文字さえ分かれば意外と分かりやすい部分も多いのです。しかし漢文の読み方と違う部分も勿論存在します。先ず甲骨文は、亀の甲羅や牛の肩甲骨に甲骨文字を縦に彫っていくわけですが、その文を我々が今、文を読むのと同じく上から下に読んでいきます。ただその文が一行ならば問題ないのですが、二行以上ある場合、今と同じく右から左に読む場合と左から右に読む場合と二通りあるのです。これが甲骨文を読む際の大きな違いの一つです。右から左に読んで行く
後漢の隷書に〝開通褒斜道刻石〟というのがあります。刻石という名前がついていますが実際は磨崖の部類に入るものです。(開通褒斜道刻石)後漢の永平六年の記述があります。永平は明帝の年号ですが、西暦で言いますと63年になります。この〝開通褒斜道刻石〟の大人向け特別一日授業を来週に行います。お昼を挟んで4時間の授業です。読み下しと全ての文の意味は勿論、ここにある漢字の特徴を解説する授業です。更に草書の話も文字によっては行います。普段から古典の授業は行なっていますが、〝開通褒斜道刻石〟は初めて。
Instagramの#インスタ書道展に参加させていただきました。今回のお題は「桜」毎日通勤時に近所の公園の桜の木を見上げる。最近は日に日に蕾が膨らんでる開花も近い!こちらの顔彩で書きました♪↓呉竹絵の具顔彩耽美グラニュレーティングカラーズ5色MC20GN/5VAmazon(アマゾン)このところ、アート活動においてモヤモヤしたりグルグル🌀したり、なかなか進まへんなぁと凹んだりそれも良し!と落ち着こうとしたり。感情が安定しなかったけど、どうやら少しずつ