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先日の公開講座では、お年玉にも心付けにも使える包み(ぽち袋)をご紹介。四方紅紙を使って、いろいろな熨斗(のし)の形を折り出した包みです。講座スタッフの方々と相談して「小熨斗(このし)包み」と命名致しました♪〜小熨斗包みいろいろ〜熨斗についての成り立ち、歴史などについての解説も致しましたが、熨斗あわびのことをスルメと思っている方が多かったのにはビックリ!〜「熨斗あわび包み」と本物の「熨斗あわび」〜山根折形礼法教室のパンフレットと熨斗あわび熨斗(のし)とは、熨斗
折り紙でパクパクと動くカラスのクチバシを作ってみました。ものをつかんで遊べます。作り方はこちら。https://youtu.be/eGcrj76nZtA
先日の「包み結びの歳時記講座」では、折り紙や折形から伝承の「兜」のカタチをご紹介。主に15cm四方にカットした半紙を使って、兜を折ってみました。そして、身近な半紙にもいろいろな種類があることもご紹介して、半紙による雰囲気の違いも感じて頂きましたよ💡〜兜尽くし〜「折り紙」や「折形」には、沢山の伝承の兜のカタチがあります。先人たちの知恵と発想力の豊かさに感服でございます💚楮とパルプから作成されたちょっと硬めの半紙で折ってみました。〜兜の色紙飾り〜
新型コロナウィルスの影響で、下記の櫻撫子塾の4月の公開レッスンは全て中止となりましたので、お知らせ致します。会場小津文化教室@日本橋4月9日(木)包み結びの歳時記講座4月21日(火)暮らしを彩る折形講座楽しみにされていた方々には申し訳ありませんが、今は不急不要の外出や会合は控えるべきと思い、中止を決定致しました。私も家に籠って仕事をしておりますが、自分の勉強のノートを整理したり、お稽古ごとの結びの復習をしたり、新しい企画を考えたりと空いた時間を楽しんで使っています
ちょっとお祝いごとがありまして、久しぶりに赤坂の菊乃井⭐️⭐️(ミシュラン)へ。いつも通りの菊乃井、季節を五感で楽しむことができましたので、この感動を少しだけ皆様にもお福分け♪〜菊乃井@赤坂〜本店の京都のお店はミシュランの三つ星。こちら赤坂店も二つ星。都心とは思えない風情でございます。〜お迎え花〜お玄関前の蹲(つくばい)には、お迎え花の白牡丹が…宵闇に浮かび上がります。〜折形発見❣️〜お玄関を入った近くの土壁に折形を発見💕もう、テンショ
4月の小津文化教室での折形講座のご報告です。5月の端午の節供にちなんで、端午の節供の解説と共に、山根折形礼法教室オリジナルの「端午の祝い包み」をご紹介いたしました。~「端午の祝い包み」~山根折形礼法教室オリジナル作品正面に兜を折り出したこの折形は、山根折形礼法教室の故山根章弘先生が考案されたものです。この折形は、ある和紙の大きさから考案されたものです。よって、使用する和紙の縦横の比率がわかっていないと折ることができない折形なんですよ。昔、和紙は大変貴重な
折形の中に、色紙を包む「色紙包み」というものがあります。そもそも「色紙」とは…?いろいろな色の紙のことを色紙(いろがみ)、または、和歌や俳句、書や絵などを書く方形の厚紙のことを「色紙」(しきし)と言います。~五色の色紙包み~七夕も近いので、五色の色紙包みを折ってみました。こちらは寸松庵(136mmx121mm)と言われる色紙で、大色紙の四分の一のサイズです。~絵を包んでみたり…~季節のご挨拶代わりに美しい色紙を差し上げるのは、いかがで
ここに一つ、やや謎めいたカタチの雛形が遺されている。すでに当方のウェブ・サイト<折形・無免許皆伝>、「第4集:各種胡麻塩包み(長方形から折り出すもの)」にて紹介済みではあるが、『小笠原流諸礼儀熨斗包折法標本』より。「節句胡麻塩」としか記されていないが、三月節句関連の一群に続いて、五月節句瓶子、菖蒲、ちまきの包みなどと並んで置かれていることから、端午の節句に関わるものであることは明らかだろう。であれば、この不可思議な形状は・・・、兜?そこで、少しばかり手を加えてみたのが次の図であ
このたび、折形に関する古典として名高い『包結記』に基づきつつ、前もって視野に収めておいた方がよかろう幾つかの基本形、またその応用例を並べ置くことにより、初めてこの書に/折形なるものに取り組んでみようとお考えの御仁の参考に資すべく、型紙に補助的解説を添え、整理を試みた。もっとも、採り上げたのは『つつみの記』に掲載されている18点のうちから、帯・渡し金・のし・木の花・草花・扇・玄猪餅・万用の8点のみ。折形の全体像を捉えるに充分と言い得る内容ではないが、この後、さまざまなカタチを整えてゆくための基