ブログ記事347件
『ゴジラ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』と続けてきた、ざっくり感想シリーズですが、今回からは『怪奇大作戦』にチャレンジしていきます。今では「ウルトラシリーズ」とは別の、円谷プロの傑作シリーズとして知られる『怪奇大作戦』。僕も本当に好きなシリーズなんです。永久欠番の24話も含めて、全26話のざっくり感想を綴っていきます。「怪奇大作戦」の挑戦Amazon(アマゾン)1,862円この本、めちゃ面白いのでオススメです。『怪奇大作戦』第1話~第13話ざっくり感想【第1
脚本:石堂淑朗監督:実相寺昭雄ゲスト:花ノ本寿、松川純子ほかストーリー・・・京都で、骨董品の壺を鑑賞していた男性が次々と奇怪な死を遂げる。SRIは町田警部と共に捜査協力を要請される。京都府警鑑識医によれば、被害者は全員、神経腺が変質していたと言う。特に視神経は完全に破壊されていた。的矢「5人が5人ともたまたま遺伝的に素質があったと言うことは?」鑑識医「考えられませんね」的矢たちが旅館に入ろうとした時、古美術商・市井商会の日野統三と言う男が声をかける。統三「亡
日本の特撮史上最高傑作とされる寺の炎上シーンの見られる第23話「呪いの壺」をお勧めします。冒頭良家のご隠居と思しき老人が豪邸の縁側で壺を覗くシーンあ゛――――――っ!!突如!!異様な音とともに老人の目が白化し絶命!!ショッキングな冒頭!!プップ――――――ッシーンは変わり、京都府警鑑識課とSRIのやり取り「解剖の結果が出ましたが・・・。ど~いうんですかな~、被害者の神経線が五人が五人ともみんな変質してるんです。視神経が完全に破壊されており、外観上の
日本人は三、という数字が何故か好きなようだ。芸能人においてもグループでもないのに同時期に活躍する若手を三人で束ねるのが大好きだ。御三家(橋幸夫、西郷輝彦、舟木一夫)とか三人娘(美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみ)から始まって現在に至るまで枚挙に暇がない。東宝において元祖三人娘の成功に気をよくしたのか、その後もスパーク三人娘(伊東ゆかり、中尾ミエ、園まり)、東宝スリーチャッピーズ(桜井浩子、中川ゆき、南弘子)などがいるが、スリーチャッピーズの少し前の三人娘が「東宝スリーペット」である。そのスリーペ
『怪奇大作戦』第14話~第26話ざっくり感想【第14話】「オヤスミナサイ」人里離れたコテージで起きた殺人事件。犯人は、まさかの牧さん!?しかも被害者は、その寸前に一度殺されているはずの男――という、『怪奇大作戦』の中でもミステリー色が強い作品。かなりヤバい立場に追い込まれているけど、今回ばかりは町田警部も味方に回って、牧の無実を信じている。対応が第7話の助さんと違うのは何故でしょう(笑)。真相は一人二役と睡眠中の催眠とを駆使した殺人の隠蔽だけど、ちょっと取
脚本:上原正三監督:飯島敏宏ゲスト:吉田義夫、高野浩幸、和久井節緒ストーリー・・・信州の鬼野村という山村で、村人が落ち武者の集団に襲われるという事件が発生した。襲われた青年は恐怖のあまり崖から落ちて重傷を負い、その事件は町田警部からSRIに知らされる。そしてSRIから三沢が現地に行くことになり、汽車に乗り鬼野村へと向かった。三沢は健一(高野浩幸)という少年に村まで案内してもらい、すっかり仲良くなる。被害者に話を聞くと、呪い墓を道路にしようとしたから呪われたのだ
脚本:若槻文三監督:鈴木俊継ゲスト:浜村純ストーリー・・・SRIの三沢は、学生結婚をした友人、鬼島夫妻の家に招かれていた。2年ぶりの再会に、和やかな雰囲気が流れるが、ふと三沢が家の周りで鬼島の父親を見かけたと話すと、二人の顔色が急に曇る。鬼島によれば、不仲の父親とは依然、別居していると言う。三沢はそのまま鬼島家に泊まることになるが、深夜、何者かが就寝中の三沢にナイフを持って襲いかかり、三沢は手の甲を切られてしまう。その頃、鬼島家の近くを帰宅途中のサラリーマンが、道